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第三章 黄昏旅団所属『死神』のラムエルテ
初めての魔法訓練授業
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ラムエルテとの出会いから一日。
シャドウは教室で真面目に授業を受けていた。
「で、あるからして……火属性は水属性に弱く、水は土属性に弱い」
クーデリア教師の授業は、貴族の少年少女たちなら入学前にする予習で全て習っていることばかり。入学して半年は基礎授業と基礎訓練と決まっているから仕方がないが、教室内には退屈そうにしている生徒も多かった。
もちろん、シャドウは真面目に聞き、隣に座るヒナタも真面目に聞いている。
ラウラ、ソニアもクーデリアの話を聞いてウンウン頷いている。
「…………」
シャドウは、授業を聞きながら考えていた。
(ラムエルテ。黄昏旅団所属、『死神』の称号を持つ暗殺者……俺の手裏剣を黒いモヤのような力で消滅させ、自身の身体をも霧のように変えた。あの力、物理攻撃を無効化するのか? 対抗手段は? 忍術……地水火風でいけるか? あの霧、考えられるのは闇属性。無属性の可能性も高い)
思考が巡る。
ヒナタはシャドウを見ていた。
当然、ラムエルテのことは聞いている。今のところ怪しいのは二学年のセレーナの担任であるゲルニカ。一応、ゲルニカをラムエルテと過程し、ヒナタは調査を開始していた。
「えー、魔法は地水火風光闇の六属性。だが、身体に直接『テンプレート』を刻むことで、六属性を使えない代わりに一つの魔法を極限まで高めた状態で使用することができる。『テンプレート』の術式は多彩だ。地水火風光闇の理を超えた魔法を使役することもできる……その魔法を『無』属性という。主に、従者たちに多い傾向があるな」
シャドウは思う。
(無属性、か……そういやパワーズも無属性。魔法の凡庸性は失われるけど、独自のテンプレートを刻めば闇属性よりも強く有効な魔法を使うことができる)
分析は続く。いつの間にか、難しい表情をしていることにシャドウは気付いていない。隣に座るラウラがチラチラ見ていることも気付いていない。
「『無』属性で有名なのは、『虹色の魔法師』にして『武』の称号を賜ったアルトアイネス騎士爵家が有名だな。この一族は代々、アルトアイネス家秘伝の『身体強化』のテンプレートを身体に刻む。身体強化……このポピュラーな魔法だけで、虹色の名を冠する魔法師となった家だな。何度も陞爵の機会はあったそうだが、『王家の剣』であることを誇りとし、騎士爵のままという……おっと、話が逸れた」
シャドウの思考は続くのだった。
◇◇◇◇◇◇
「ね、シャドウくん。お腹でも痛いの?」
「へ?」
休み時間、次の授業は初めての魔法訓練。
訓練場に移動中、なぜか一緒に行こうとするラウラにそんなことを言われた。
「だって、すごく難しい顔してるし。大丈夫?」
「あ、いや……その、次の魔法訓練が緊張してさ」
「あ、そうなの? 大丈夫大丈夫。お家で訓練してきたんでしょ? その成果を見せるだけでいいんだよ~」
「あ、ああ」
妙ににこやかなラウラ。
すると、ラウラの隣にユアンが並んだ。
「あの、ラウラさん……」
「あ、ユアンくん。どうしたの?」
「その……い、一緒に行ってもいいかな?」
「うん!! えへへ、こうして並んで歩くの懐かしいね~」
「そ、そうだね」
ユアンは頬を染めてしどろもどろに、ラウラはにこにこしながら笑っていた。
(……離れたい)
完全に場違いなシャドウ。ヒナタを見ると涼しい顔だった。
◇◇◇◇◇◇
訓練場に移動すると、ラウラは別の女子たちの元へ。
どうやら人懐っこい性格は誰にでも発揮されるようだ。
すると、ユアンがシャドウに近づいて来る。
「やあ、シャドウくん」
「あ、どうも」
ユアンは笑っている……だがシャドウにはわかった。
「きみには負けない……ボクはずっと、彼女を想っていたんだ。いきなり現れたきみにだけは、負けたくない……!!」
「あ、いや……えっと」
「じゃあ、そういうことだから」
どういうことだっつーの。
シャドウはそう言いたかったが、言いたいことを言えて満足したように去るユアンに何も言えない。
すると今度は。
「お、に、い、ちゃんっ♪」
ニヤニヤしながらツインテールを揺らし、シェリアが近づいて来た。
周りには取り巻きの男子が四人もいる。女子も三人ほどいて、この七人が一年一組におけるシェリアの派閥と言ったところだろう。
シャドウは、かつて自分がハーフィンクス家の一員であり、追放されたことも全員で共有していると判断した。
「何か?」
事務的に、興味のない感じで言う。
「あのね、お兄ちゃん……魔法使えるようになったんだっ!! あたし、嬉しいなっ」
そう言い、シャドウの腕に抱き着き、すり寄って来る。
何人かの男子が羨ましそうにしていたが、シャドウにとっては嫌悪しかない。
「ね……クサナギ男爵って何? お兄ちゃん、爵位をどうやって手に入れたの?」
「アルマス王国で俺に親切にしてくれた貴族が、俺を養子にして後継に据えただけだ」
「ふーん。じゃあ、よかったじゃん」
「……は?」
シェリアは、ニヤニヤしながら言う。
「その人が死んだおかげで、お兄ちゃんってば貴族に戻れたんだね。この一年どうだった? 自分を拾ってくれた人が死んだおかげで、いい生活できたんじゃない?」
自分を拾ってくれた人が、死んだおかげ。
自分を拾い、育ててくれたハンゾウ。
楽しい生活。ずっと続けばいいと思っていた修行。
死んでくれたおかげ───何も知らないシェリアの言葉に、シャドウは一瞬だけキレた。
「───黙れ、殺すぞ」
「ひっ」
シェリアの背中に冷たい汗が流れ、シャドウから瞬間的に離れた。
今、ここでシェリアを殺す。本気で覚悟しかけてしまった。
未熟───いつの間にか後ろにいたヒナタが、シャドウの背に指を突き立てている。
「申し訳ございません。シェリア様、これ以上は」
「ま、まあいいけど。ふふん、いくら爵位持ってても、そんなの学園内じゃ意味なんてないもんね。ふふん、お姉ちゃんにも教えておこっ!!」
そう言い、逃げるように離れて行った。
シャドウは呼吸を整え、ヒナタに言う。
「……ごめん、助かった」
「十六歳の子供が放てるような殺気ではありません。一瞬だったのでバレてはいませんが……どうか気を確かに」
「ああ。師匠のことを侮辱されたからつい……俺も、修行が足りない」
「……はい」
ヒナタが離れると、担任のクーデリアが訓練場に到着。
シャドウたち生徒が整列すると、クーデリアは指揮棒のような『杖』を取り出して言う。
「ではこれより、魔法訓練の授業に入る。今日は一度目の授業だから、基礎的な魔法……それぞれが刻んんだ魔法式の初級術を使った的当てをする。六属性の初級魔法は知っているな? それぞれの属性を冠した『槍』だ。テンプレートを持っていないものはいるか?」
クーデリアの手には、小さなカードが何枚もあった。
シャドウは杖を取り出す。
「『無属性』の者は見学して構わん。見せたくないテンプレートもあるだろうしな」
すると、従者枠の生徒七割が見学へ。
どうやら全員が無属性らしい。主を守るための無属性魔法か、単純に手札を晒したくないだけなのか。
「では早速始めよう。ここから二十メートル先にある『的』に向かって魔法を放て。威力は任せるが、常識から外れるような破壊はするな。的に放つのは合計十発。威力、精密さ、魔法起動速度などチェックするからな……では最初に、シャドウ。きみに見せてもらおう」
「え、お、俺ですか?」
まさかの指名。
すると、ラウラ。
「シャドウくん、頑張って!!」
「ははは、女子の応援か。では前へ」
「……はい」
と、指定位置に立とうとすると、クーデリアが言う。
「む、シャドウ。靴ひもが解けているぞ」
「あ、すみません……すぐに結びます」
シャドウはしゃがみ───……靴ひもを結びながら印を結ぶ。
そして立ち上がり、杖を構える。
「では、始め!!」
「───(火遁、『火炎槍の術』)」
ボソッと呟くと、均一に配分された魔力が炎の槍となり、的に向かって飛んでいく。
火の槍は全て的に命中。シャドウは杖を下ろす。
「こんな感じです」
「……お前、本当に新入生か? 見事なまでに均等配分された魔力、命中率も素晴らしい……」
「……魔法が使えるようになって、訓練したので」
「ふむ。さすがだな」
どうやら誤魔化せたようだ。
内心でため息を吐き、シャドウはヒナタの元へ。
「お疲れ様です」
(……一番最初とか勘弁して欲しいよ。真ん中ぐらいで、他の連中が使うのに合わせた調整しようと思ってたのに)
そう呟くと、ヒナタはクスっと微笑んだ。
シャドウは教室で真面目に授業を受けていた。
「で、あるからして……火属性は水属性に弱く、水は土属性に弱い」
クーデリア教師の授業は、貴族の少年少女たちなら入学前にする予習で全て習っていることばかり。入学して半年は基礎授業と基礎訓練と決まっているから仕方がないが、教室内には退屈そうにしている生徒も多かった。
もちろん、シャドウは真面目に聞き、隣に座るヒナタも真面目に聞いている。
ラウラ、ソニアもクーデリアの話を聞いてウンウン頷いている。
「…………」
シャドウは、授業を聞きながら考えていた。
(ラムエルテ。黄昏旅団所属、『死神』の称号を持つ暗殺者……俺の手裏剣を黒いモヤのような力で消滅させ、自身の身体をも霧のように変えた。あの力、物理攻撃を無効化するのか? 対抗手段は? 忍術……地水火風でいけるか? あの霧、考えられるのは闇属性。無属性の可能性も高い)
思考が巡る。
ヒナタはシャドウを見ていた。
当然、ラムエルテのことは聞いている。今のところ怪しいのは二学年のセレーナの担任であるゲルニカ。一応、ゲルニカをラムエルテと過程し、ヒナタは調査を開始していた。
「えー、魔法は地水火風光闇の六属性。だが、身体に直接『テンプレート』を刻むことで、六属性を使えない代わりに一つの魔法を極限まで高めた状態で使用することができる。『テンプレート』の術式は多彩だ。地水火風光闇の理を超えた魔法を使役することもできる……その魔法を『無』属性という。主に、従者たちに多い傾向があるな」
シャドウは思う。
(無属性、か……そういやパワーズも無属性。魔法の凡庸性は失われるけど、独自のテンプレートを刻めば闇属性よりも強く有効な魔法を使うことができる)
分析は続く。いつの間にか、難しい表情をしていることにシャドウは気付いていない。隣に座るラウラがチラチラ見ていることも気付いていない。
「『無』属性で有名なのは、『虹色の魔法師』にして『武』の称号を賜ったアルトアイネス騎士爵家が有名だな。この一族は代々、アルトアイネス家秘伝の『身体強化』のテンプレートを身体に刻む。身体強化……このポピュラーな魔法だけで、虹色の名を冠する魔法師となった家だな。何度も陞爵の機会はあったそうだが、『王家の剣』であることを誇りとし、騎士爵のままという……おっと、話が逸れた」
シャドウの思考は続くのだった。
◇◇◇◇◇◇
「ね、シャドウくん。お腹でも痛いの?」
「へ?」
休み時間、次の授業は初めての魔法訓練。
訓練場に移動中、なぜか一緒に行こうとするラウラにそんなことを言われた。
「だって、すごく難しい顔してるし。大丈夫?」
「あ、いや……その、次の魔法訓練が緊張してさ」
「あ、そうなの? 大丈夫大丈夫。お家で訓練してきたんでしょ? その成果を見せるだけでいいんだよ~」
「あ、ああ」
妙ににこやかなラウラ。
すると、ラウラの隣にユアンが並んだ。
「あの、ラウラさん……」
「あ、ユアンくん。どうしたの?」
「その……い、一緒に行ってもいいかな?」
「うん!! えへへ、こうして並んで歩くの懐かしいね~」
「そ、そうだね」
ユアンは頬を染めてしどろもどろに、ラウラはにこにこしながら笑っていた。
(……離れたい)
完全に場違いなシャドウ。ヒナタを見ると涼しい顔だった。
◇◇◇◇◇◇
訓練場に移動すると、ラウラは別の女子たちの元へ。
どうやら人懐っこい性格は誰にでも発揮されるようだ。
すると、ユアンがシャドウに近づいて来る。
「やあ、シャドウくん」
「あ、どうも」
ユアンは笑っている……だがシャドウにはわかった。
「きみには負けない……ボクはずっと、彼女を想っていたんだ。いきなり現れたきみにだけは、負けたくない……!!」
「あ、いや……えっと」
「じゃあ、そういうことだから」
どういうことだっつーの。
シャドウはそう言いたかったが、言いたいことを言えて満足したように去るユアンに何も言えない。
すると今度は。
「お、に、い、ちゃんっ♪」
ニヤニヤしながらツインテールを揺らし、シェリアが近づいて来た。
周りには取り巻きの男子が四人もいる。女子も三人ほどいて、この七人が一年一組におけるシェリアの派閥と言ったところだろう。
シャドウは、かつて自分がハーフィンクス家の一員であり、追放されたことも全員で共有していると判断した。
「何か?」
事務的に、興味のない感じで言う。
「あのね、お兄ちゃん……魔法使えるようになったんだっ!! あたし、嬉しいなっ」
そう言い、シャドウの腕に抱き着き、すり寄って来る。
何人かの男子が羨ましそうにしていたが、シャドウにとっては嫌悪しかない。
「ね……クサナギ男爵って何? お兄ちゃん、爵位をどうやって手に入れたの?」
「アルマス王国で俺に親切にしてくれた貴族が、俺を養子にして後継に据えただけだ」
「ふーん。じゃあ、よかったじゃん」
「……は?」
シェリアは、ニヤニヤしながら言う。
「その人が死んだおかげで、お兄ちゃんってば貴族に戻れたんだね。この一年どうだった? 自分を拾ってくれた人が死んだおかげで、いい生活できたんじゃない?」
自分を拾ってくれた人が、死んだおかげ。
自分を拾い、育ててくれたハンゾウ。
楽しい生活。ずっと続けばいいと思っていた修行。
死んでくれたおかげ───何も知らないシェリアの言葉に、シャドウは一瞬だけキレた。
「───黙れ、殺すぞ」
「ひっ」
シェリアの背中に冷たい汗が流れ、シャドウから瞬間的に離れた。
今、ここでシェリアを殺す。本気で覚悟しかけてしまった。
未熟───いつの間にか後ろにいたヒナタが、シャドウの背に指を突き立てている。
「申し訳ございません。シェリア様、これ以上は」
「ま、まあいいけど。ふふん、いくら爵位持ってても、そんなの学園内じゃ意味なんてないもんね。ふふん、お姉ちゃんにも教えておこっ!!」
そう言い、逃げるように離れて行った。
シャドウは呼吸を整え、ヒナタに言う。
「……ごめん、助かった」
「十六歳の子供が放てるような殺気ではありません。一瞬だったのでバレてはいませんが……どうか気を確かに」
「ああ。師匠のことを侮辱されたからつい……俺も、修行が足りない」
「……はい」
ヒナタが離れると、担任のクーデリアが訓練場に到着。
シャドウたち生徒が整列すると、クーデリアは指揮棒のような『杖』を取り出して言う。
「ではこれより、魔法訓練の授業に入る。今日は一度目の授業だから、基礎的な魔法……それぞれが刻んんだ魔法式の初級術を使った的当てをする。六属性の初級魔法は知っているな? それぞれの属性を冠した『槍』だ。テンプレートを持っていないものはいるか?」
クーデリアの手には、小さなカードが何枚もあった。
シャドウは杖を取り出す。
「『無属性』の者は見学して構わん。見せたくないテンプレートもあるだろうしな」
すると、従者枠の生徒七割が見学へ。
どうやら全員が無属性らしい。主を守るための無属性魔法か、単純に手札を晒したくないだけなのか。
「では早速始めよう。ここから二十メートル先にある『的』に向かって魔法を放て。威力は任せるが、常識から外れるような破壊はするな。的に放つのは合計十発。威力、精密さ、魔法起動速度などチェックするからな……では最初に、シャドウ。きみに見せてもらおう」
「え、お、俺ですか?」
まさかの指名。
すると、ラウラ。
「シャドウくん、頑張って!!」
「ははは、女子の応援か。では前へ」
「……はい」
と、指定位置に立とうとすると、クーデリアが言う。
「む、シャドウ。靴ひもが解けているぞ」
「あ、すみません……すぐに結びます」
シャドウはしゃがみ───……靴ひもを結びながら印を結ぶ。
そして立ち上がり、杖を構える。
「では、始め!!」
「───(火遁、『火炎槍の術』)」
ボソッと呟くと、均一に配分された魔力が炎の槍となり、的に向かって飛んでいく。
火の槍は全て的に命中。シャドウは杖を下ろす。
「こんな感じです」
「……お前、本当に新入生か? 見事なまでに均等配分された魔力、命中率も素晴らしい……」
「……魔法が使えるようになって、訓練したので」
「ふむ。さすがだな」
どうやら誤魔化せたようだ。
内心でため息を吐き、シャドウはヒナタの元へ。
「お疲れ様です」
(……一番最初とか勘弁して欲しいよ。真ん中ぐらいで、他の連中が使うのに合わせた調整しようと思ってたのに)
そう呟くと、ヒナタはクスっと微笑んだ。
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