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第三章 黄昏旅団所属『死神』のラムエルテ
氷の魔法師
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シャドウは、ルクレツィアを連れて自室に戻った。
部屋にはヒナタが戻っており、ルクレツィアを見て目を見開く。
「しゃ、シャドウ様……?」
「……ごめん」
いろいろな意味が込められた『ごめん』だった。
その『ごめん』を聞き、ヒナタは全てを理解した。
当然だが、ヒナタはルクレツィアについても調査をしている。ブリトラ侯爵家での迫害、粗末な扱い……その境遇はどこか、シャドウに似ているとも思っていた。
そして、そのシャドウがルクレツィアを連れ、部屋に来たのだ。
「あ、あの……ヒナタさん、だよね? その、ごめんなさい」
「理由なく謝る必要はございません。私は、ただの従者ですので」
「え、えっと~……それでも、ごめんなさい」
ルクレツィアは頭を下げた。
どれだけ認められなくても、嫌われても、家から見捨てられていても、ルクレツィアはブリトラ侯爵家の貴族なのだ。従者であるヒナタに頭を下げるなんて、ありえない。
シャドウはキリがないので切り上げた。
「そこまで。ルクレツィアさん……一つだけ、約束して欲しい」
「な、なにかな?」
「俺が言ったこと、そして……これから言うことを」
「シャドウ様、まさか……!!」
ヒナタは驚愕する。シャドウはヒナタを見て言った。
「ルクレツィアさんは、俺と同じなんだ。境遇もだけど……一番の理由は、その魔力だ」
「え? え? ま、魔力って……わたし、魔力量は普通だけど」
「確かに量は普通だ。でも、質は違う。ルクレツィアさんの魔力は、普通の人に比べて濃いんだよ。だから、普通の魔法式やテンプレートじゃ上手く反応しなかったんだ」
「こ、濃い? 濃さなんてあるの?」
「ある。俺も同じだから」
「……え、えっと」
オドオドするルクレツィア。シャドウ、ヒナタが普通ではないと、ようやく気付き始めた。
シャドウは言う。
「ここまで言った時点で、俺とヒナタはかなりのリスクを負っている。ルクレツィアさん、悪いけどもう引き返せないし、戻さないよ」
「え……」
ヒナタはまだ困惑しているが、シャドウは言った。
「ルクレツィアさん。きみには……『風魔七忍』に入ってもらう」
◇◇◇◇◇◇
風魔七人。
ハンゾウが育てた七人の弟子。のちの『黄昏旅団』の原型。
忍術こそ使えなかったが、ハンゾウが独自に与えた『魔法式』を操り、忍術と変わらない奇跡の魔法を行使する者たち。
ハンゾウ離脱後、六人はそれぞれ弟子を取り、新たな暗殺教団である『黄昏旅団』を作り上げた。
「ふうま、七人?」
「シャドウ様、本気ですか!?」
「ヒナタの言いたいこともわかる。でも、彼女……ルクレツィアさんなら」
「ですが……!!」
「あ、あの。意味はわからないけど、喧嘩はダメだよ?」
「……ッ」
ヒナタはルクレツィアを睨む。シャドウは止めた。
「ヒナタ」
「どうして……ただでさえ、勝ち目の薄い戦いなのですよ? こんな、素人を仲間にして、危険度を上げるようなことを……!! シャドウ様、あなたを見損ないました!!」
「……ごめん。本当にその通りだ。俺も未熟だ……未熟すぎる。ルクレツィアさんを自分に重ねて、思わず声を掛けてしまった……その時点で、もう引き返せない」
「……シャドウ様」
シャドウは、肩の力を抜き、天井を見上げた。
「ルクレツィアさん」
「は、はい」
「俺とヒナタは、ある目的があってこの学園に来た。きみにはその手伝いをしてほしい」
「お、お手伝い? うん、できることなら」
「この学園にいる『黄昏旅団』の人間を殺す」
「……え?」
ルクレツィアの笑顔が凍った。
そして、瞬間的にヒナタがルクレツィアの背後に回り、苦無を首に突きつける。
「ひっ」
「悪いけど、これを聞いた以上、もう逃がさない。どんな答えを出そうと、きみには聞いてもらうし、仲間になってもらう」
シャドウは、話した。
ハーフィンクス家での生活、森に捨てられたこと、ハンゾウとの出会い、修行……そして、ハンゾウが死に、最後の願いである『黄昏旅団』の潰滅。
そして、旅団を壊滅させるために、シャドウはヒナタと新たな『風魔七忍』を立ち上げたこと。
「ルクレツィアさん……きみには、三人目になってもらう」
「で、でもわたし……ど、どんくさいし、何もできないよ?」
「それでもだ。これからきみに『魔法式』を刻む。師匠が作った、属性同士を掛け合わせる忍術の研究の副産物……『氷』の魔法式を」
シャドウは、ポケットから透明なガラス玉を取り出す。
中には文字が刻まれていたが、シャドウには理解できない。
そして……冷や汗を流し、ヒナタに言う。
「…………これ、どうやって使うんだ?」
どこか重かった空気が、一気に消えた。
◇◇◇◇◇◇
魔法式は、専門の魔法師が宝玉に式を刻むことで完成する。
その『魔法式宝玉』は、クオルデン王国の『魔法教会』が厳重に管理しており、申請許可の出た貴族だけが、魔法教会に所属する監察官七名以上の立ち合いの元で埋め込まれる。
刻み方は至ってシンプル。宝玉に触れ、魔法式を起動させる暗号を言うだけ。
「……こんな感じですね」
「な、なるほど……ヒナタ、知ってた?」
「一応は」
床に座った三人は、なぜかルクレツィアから使い方を聞いていた。
ルクレツィアも逃げる気がなかったのか、今ではおっとりした雰囲気を取り戻し、話をしている。
「魔法式を刻むと、その属性の魔法の起動が容易になります。もちろん、他の属性の魔法も使えますが、基本的には宿した属性の魔法のみ使いますね」
「やっぱそうなのか……」
ヒナタの補足に納得するシャドウ。
ルクレツィアも頷き、シャドウに言う。
「シャドウくん」
「……ん?」
「その、あなたの境遇には同情します。でもわたし……いきなり、暗殺者なんて」
「普通はそうだよね。俺もそうだった……でも、もう逃がさない。この話を聞いた時点でね」
「だよね……」
「ルクレツィア様。もし逃げたり、他者にこのことを話せば、私があなたを殺しますので」
ヒナタは袖からリストブレードを展開して見せつける。
ギョッとするルクレツィアだが、シャドウが制する。
「ルクレツィアさん。俺たちのことは絶対に、誰にも言わないように……お願いします」
「……はい。きっと大丈夫です。わたし……嘘が得意ですから。痛いけど痛くないって嘘つけるし、自分を守るための嘘もいっぱいついてきましたから。でも、今は……あなたたちを守るための嘘も、いっぱい言えると思います」
「「…………」」
悲しい笑みだった。
口元しか見えないが、ルクレツィアもまた心に傷を負っている。
シャドウは、ルクレツィアに宝玉を差し出す。
「俺も、師匠に会って変われた。ルクレツィアさん、辛い嘘を言うだけの人生を変えるために……これを」
「……はい」
ルクレツィアは宝玉を受け取ると、シャドウとヒナタに言う。
「本当はわたし……魔法師に憧れていたの」
手に持つ宝玉が静かに輝きだす。
「いろんな物語を読んだの。中でも好きだったのは、正義の魔法師が、悪しき魔法師をやっつける物語……わたしも、こうなりたいって」
宝玉の中に浮かぶ文字が消え、ルクレツィアの中に吸い込まれていく。
「アサシン教団……そういわれると悪だけど、シャドウくんたちは違う気がする。だからわたしでよければ……お手伝い、します」
魔法式が吸い込まれると、ブワッと冷気がルクレツィアから放出された。
ルクレツィアは笑う。
「わぁ~……わかる。すっごく、わたしの中で安定してる……これが、魔法式なんだ」
「師匠は、属性同士を掛け合わせて新しい忍術を作る研究をしていた。一つの魔法式じゃダメでも、複数の魔法式を掛け合わせて刻めば、ルクレツィアさんみたいな濃い魔力でも安定して使えると思ったんだ……結果は、見ての通り」
するとヒナタが、数枚のチップを取り出した。
「こちら、『氷』属性のテンプレートです。通常の物と形が違うので、専用の杖も用意します。今の状態でしたら、基礎魔法くらいなら安定して使えるでしょう」
「あ、ありがとうございます」
「それと……差し出がましいようですが、髪、整えましょうか?」
「え……?」
「いえ、気になってまして……いいですか?」
「う、うん。お、お願いします」
こうして、ルクレツィアは『氷』を使うことのできる魔法師となった。
風魔七忍に、三人目が加わった瞬間でもあった。
部屋にはヒナタが戻っており、ルクレツィアを見て目を見開く。
「しゃ、シャドウ様……?」
「……ごめん」
いろいろな意味が込められた『ごめん』だった。
その『ごめん』を聞き、ヒナタは全てを理解した。
当然だが、ヒナタはルクレツィアについても調査をしている。ブリトラ侯爵家での迫害、粗末な扱い……その境遇はどこか、シャドウに似ているとも思っていた。
そして、そのシャドウがルクレツィアを連れ、部屋に来たのだ。
「あ、あの……ヒナタさん、だよね? その、ごめんなさい」
「理由なく謝る必要はございません。私は、ただの従者ですので」
「え、えっと~……それでも、ごめんなさい」
ルクレツィアは頭を下げた。
どれだけ認められなくても、嫌われても、家から見捨てられていても、ルクレツィアはブリトラ侯爵家の貴族なのだ。従者であるヒナタに頭を下げるなんて、ありえない。
シャドウはキリがないので切り上げた。
「そこまで。ルクレツィアさん……一つだけ、約束して欲しい」
「な、なにかな?」
「俺が言ったこと、そして……これから言うことを」
「シャドウ様、まさか……!!」
ヒナタは驚愕する。シャドウはヒナタを見て言った。
「ルクレツィアさんは、俺と同じなんだ。境遇もだけど……一番の理由は、その魔力だ」
「え? え? ま、魔力って……わたし、魔力量は普通だけど」
「確かに量は普通だ。でも、質は違う。ルクレツィアさんの魔力は、普通の人に比べて濃いんだよ。だから、普通の魔法式やテンプレートじゃ上手く反応しなかったんだ」
「こ、濃い? 濃さなんてあるの?」
「ある。俺も同じだから」
「……え、えっと」
オドオドするルクレツィア。シャドウ、ヒナタが普通ではないと、ようやく気付き始めた。
シャドウは言う。
「ここまで言った時点で、俺とヒナタはかなりのリスクを負っている。ルクレツィアさん、悪いけどもう引き返せないし、戻さないよ」
「え……」
ヒナタはまだ困惑しているが、シャドウは言った。
「ルクレツィアさん。きみには……『風魔七忍』に入ってもらう」
◇◇◇◇◇◇
風魔七人。
ハンゾウが育てた七人の弟子。のちの『黄昏旅団』の原型。
忍術こそ使えなかったが、ハンゾウが独自に与えた『魔法式』を操り、忍術と変わらない奇跡の魔法を行使する者たち。
ハンゾウ離脱後、六人はそれぞれ弟子を取り、新たな暗殺教団である『黄昏旅団』を作り上げた。
「ふうま、七人?」
「シャドウ様、本気ですか!?」
「ヒナタの言いたいこともわかる。でも、彼女……ルクレツィアさんなら」
「ですが……!!」
「あ、あの。意味はわからないけど、喧嘩はダメだよ?」
「……ッ」
ヒナタはルクレツィアを睨む。シャドウは止めた。
「ヒナタ」
「どうして……ただでさえ、勝ち目の薄い戦いなのですよ? こんな、素人を仲間にして、危険度を上げるようなことを……!! シャドウ様、あなたを見損ないました!!」
「……ごめん。本当にその通りだ。俺も未熟だ……未熟すぎる。ルクレツィアさんを自分に重ねて、思わず声を掛けてしまった……その時点で、もう引き返せない」
「……シャドウ様」
シャドウは、肩の力を抜き、天井を見上げた。
「ルクレツィアさん」
「は、はい」
「俺とヒナタは、ある目的があってこの学園に来た。きみにはその手伝いをしてほしい」
「お、お手伝い? うん、できることなら」
「この学園にいる『黄昏旅団』の人間を殺す」
「……え?」
ルクレツィアの笑顔が凍った。
そして、瞬間的にヒナタがルクレツィアの背後に回り、苦無を首に突きつける。
「ひっ」
「悪いけど、これを聞いた以上、もう逃がさない。どんな答えを出そうと、きみには聞いてもらうし、仲間になってもらう」
シャドウは、話した。
ハーフィンクス家での生活、森に捨てられたこと、ハンゾウとの出会い、修行……そして、ハンゾウが死に、最後の願いである『黄昏旅団』の潰滅。
そして、旅団を壊滅させるために、シャドウはヒナタと新たな『風魔七忍』を立ち上げたこと。
「ルクレツィアさん……きみには、三人目になってもらう」
「で、でもわたし……ど、どんくさいし、何もできないよ?」
「それでもだ。これからきみに『魔法式』を刻む。師匠が作った、属性同士を掛け合わせる忍術の研究の副産物……『氷』の魔法式を」
シャドウは、ポケットから透明なガラス玉を取り出す。
中には文字が刻まれていたが、シャドウには理解できない。
そして……冷や汗を流し、ヒナタに言う。
「…………これ、どうやって使うんだ?」
どこか重かった空気が、一気に消えた。
◇◇◇◇◇◇
魔法式は、専門の魔法師が宝玉に式を刻むことで完成する。
その『魔法式宝玉』は、クオルデン王国の『魔法教会』が厳重に管理しており、申請許可の出た貴族だけが、魔法教会に所属する監察官七名以上の立ち合いの元で埋め込まれる。
刻み方は至ってシンプル。宝玉に触れ、魔法式を起動させる暗号を言うだけ。
「……こんな感じですね」
「な、なるほど……ヒナタ、知ってた?」
「一応は」
床に座った三人は、なぜかルクレツィアから使い方を聞いていた。
ルクレツィアも逃げる気がなかったのか、今ではおっとりした雰囲気を取り戻し、話をしている。
「魔法式を刻むと、その属性の魔法の起動が容易になります。もちろん、他の属性の魔法も使えますが、基本的には宿した属性の魔法のみ使いますね」
「やっぱそうなのか……」
ヒナタの補足に納得するシャドウ。
ルクレツィアも頷き、シャドウに言う。
「シャドウくん」
「……ん?」
「その、あなたの境遇には同情します。でもわたし……いきなり、暗殺者なんて」
「普通はそうだよね。俺もそうだった……でも、もう逃がさない。この話を聞いた時点でね」
「だよね……」
「ルクレツィア様。もし逃げたり、他者にこのことを話せば、私があなたを殺しますので」
ヒナタは袖からリストブレードを展開して見せつける。
ギョッとするルクレツィアだが、シャドウが制する。
「ルクレツィアさん。俺たちのことは絶対に、誰にも言わないように……お願いします」
「……はい。きっと大丈夫です。わたし……嘘が得意ですから。痛いけど痛くないって嘘つけるし、自分を守るための嘘もいっぱいついてきましたから。でも、今は……あなたたちを守るための嘘も、いっぱい言えると思います」
「「…………」」
悲しい笑みだった。
口元しか見えないが、ルクレツィアもまた心に傷を負っている。
シャドウは、ルクレツィアに宝玉を差し出す。
「俺も、師匠に会って変われた。ルクレツィアさん、辛い嘘を言うだけの人生を変えるために……これを」
「……はい」
ルクレツィアは宝玉を受け取ると、シャドウとヒナタに言う。
「本当はわたし……魔法師に憧れていたの」
手に持つ宝玉が静かに輝きだす。
「いろんな物語を読んだの。中でも好きだったのは、正義の魔法師が、悪しき魔法師をやっつける物語……わたしも、こうなりたいって」
宝玉の中に浮かぶ文字が消え、ルクレツィアの中に吸い込まれていく。
「アサシン教団……そういわれると悪だけど、シャドウくんたちは違う気がする。だからわたしでよければ……お手伝い、します」
魔法式が吸い込まれると、ブワッと冷気がルクレツィアから放出された。
ルクレツィアは笑う。
「わぁ~……わかる。すっごく、わたしの中で安定してる……これが、魔法式なんだ」
「師匠は、属性同士を掛け合わせて新しい忍術を作る研究をしていた。一つの魔法式じゃダメでも、複数の魔法式を掛け合わせて刻めば、ルクレツィアさんみたいな濃い魔力でも安定して使えると思ったんだ……結果は、見ての通り」
するとヒナタが、数枚のチップを取り出した。
「こちら、『氷』属性のテンプレートです。通常の物と形が違うので、専用の杖も用意します。今の状態でしたら、基礎魔法くらいなら安定して使えるでしょう」
「あ、ありがとうございます」
「それと……差し出がましいようですが、髪、整えましょうか?」
「え……?」
「いえ、気になってまして……いいですか?」
「う、うん。お、お願いします」
こうして、ルクレツィアは『氷』を使うことのできる魔法師となった。
風魔七忍に、三人目が加わった瞬間でもあった。
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