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初めてのデート編
沙織視点
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誰もいない夜の公園で2人
「いただきます」
「……いただきます」
満天の星を眺めながら食べるカップラーメンは
「んー」
美味しかった。
「本当にすみません」
一方の佐藤くんは申し訳なさそうにズルズル麺をすすっていた。
「気にしなくていいよ」
2人で楽しくお店で食事をするはずだったのに
なんで私たちは公園でカップラーメンをすすっているのか。それは30分前。
………
……
…
「すみません。忘年会でいっぱいです」
「えっ」
もう何軒目になるのかどこへ行っても
「忘年会でいっぱいです」
「うそ」
席が空いていなくてどこも断られてしまった。
………
……
…
「ごめんなさい」
いつまでも申し訳なさそうに謝る佐藤くん。
「大丈夫。気にしてないから」
そんな佐藤くんの頭をあやすように私は撫でた。
(かわいい)
いつも隙がないくらいどんな仕事も完璧にこなしてしまう佐藤くんってイメージしかなかったからまさか
「ぅぅ」
こんなにヌケてる一面があって意外にも打たれ弱いーーそんな姿が見られただけでもものすごく嬉しい。だって社内の人は誰も見たことがないだろうから。
「ごめんなさい」
「いいよ」
私は嬉しくて笑みが溢れた。
(かわいい)
「いただきます」
「……いただきます」
満天の星を眺めながら食べるカップラーメンは
「んー」
美味しかった。
「本当にすみません」
一方の佐藤くんは申し訳なさそうにズルズル麺をすすっていた。
「気にしなくていいよ」
2人で楽しくお店で食事をするはずだったのに
なんで私たちは公園でカップラーメンをすすっているのか。それは30分前。
………
……
…
「すみません。忘年会でいっぱいです」
「えっ」
もう何軒目になるのかどこへ行っても
「忘年会でいっぱいです」
「うそ」
席が空いていなくてどこも断られてしまった。
………
……
…
「ごめんなさい」
いつまでも申し訳なさそうに謝る佐藤くん。
「大丈夫。気にしてないから」
そんな佐藤くんの頭をあやすように私は撫でた。
(かわいい)
いつも隙がないくらいどんな仕事も完璧にこなしてしまう佐藤くんってイメージしかなかったからまさか
「ぅぅ」
こんなにヌケてる一面があって意外にも打たれ弱いーーそんな姿が見られただけでもものすごく嬉しい。だって社内の人は誰も見たことがないだろうから。
「ごめんなさい」
「いいよ」
私は嬉しくて笑みが溢れた。
(かわいい)
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