牢獄で男は逃げ場無き淫獄に打ちのめされる

五月雨時雨

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牢獄で男は逃げ場無き淫獄に打ちのめされる

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窓は無い、時計も無い、内部でどんなに音を立てようが外部にはその一切が届かない。そんな牢獄の中で、一人の男が絶え間無い歩行を強要されていた。衣服を身に着けることを許されず、一糸まとわぬ裸体に縄を打たれ、口枷のせいで抗議の言葉一つ紡げぬ状態で、男は黒い首輪に繋がれた縄を引かれながらの歩行を何時間にも渡って継続させられていたのだ。

「んっ、んぐっ……むぅ、むぐぅんっ」
「足の動きが鈍ってるぞ? 怠けずにちゃんと歩け」
「むっ、ぐむぅんっ……!」

疲労が蓄積した男の足が喋れぬ持ち主の代わりに許しを請うかの如く汗を飛ばしながらの痙攣を見せても、無慈悲な男達は容赦無く首輪を引いて歩行を促す。その力に抗いたくても、男は抗えない。二の腕と胸部を結ぶ縄を施され、背中で左右の手首をきつく縛り上げられたことで腕を拘束された男は数で大きく負けていることも合わせて抵抗らしい抵抗を何も行えず、口枷の隙間から疲弊色の呻きと共に唾液を零しながら狭い牢獄内を執拗に歩き回らされるしか無い。

「ほら、休むなっつってんだろ?」
「んぐっ、ぶむぁっ……」
「足をとめんな、動かし続けろ」
「っむぅ! んもっ、おぅぅ……っ!」

涙に濡れた目の焦点が合わなくなり、意識が朦朧とし始めても男達は許しを認めない。汗に濡れそぼった裸体を男が痛々しく震わせても、男達はその様を目にして黒い笑みを深めながら歩行を続けろと命令を下すのみだ。
一体何時まで歩かされるのだろう。すでに身体で知っているはずの答えを忘れきった思考で虚しく問いを思い浮かべながら、逆らえぬ男はただ従順に歩き続ける。もう歩きたくない、休みたい。本能から切羽詰まった願いを湧き上がらせながら、思考能力が失われていてもはっきりと覚えている男達への恐怖と屈服に突き動かされつつ男は足を前に運び続ける。
だが、そんな限界を超えた状況が永遠に続く訳は無い。体力と気力の枯渇に見舞われ、無意識に足の力が抜けきった男は崩れゆく裸体を男達の腕に支えられながら、言い付けを守らなかった罰の開始を宣告された。

「勝手に寝ようとするなんて、悪い子だ。そんな子にはきついお仕置きだよ」
「いつものように俺達全員でたっぷり可愛がって、命令を守らなかったらどうなるかを改めて教え込んであげるからねぇ……?」
「んぐっ、あむぅ……ぶ、ふぶっ……」

男達が牢獄の床に、壁に立て掛けてあった数枚の薄桃色のマットを手早く敷く。その敷かれたマットを目にしても、マットの方へと汗塗れの裸体を追いやられても反応を示せない程に憔悴させられた哀れな男は、これから始まる淫猥な仕置きに絶望することも出来ぬまま男根を滾らせた残忍な男達の慰み者として、マットの上へと転がされるのだった。




男を苦しめ触り心地の良い汗に塗れさせる為の歩行が仕置きに置き換わってから数時間。マットと男一人を残して再び扉を施錠された牢獄の前で、男達は別れの言葉を一方的に放つ。

「それじゃあ俺達はまた明日来るからな。それまで、良い子に反省してるんだぞ?」
「明日は久しぶりに玩具で可愛がってやるからな。ちゃんと体力回復させて、思いっきりよがり狂えるようになっておけよ?」
「んじゃ、お休み。良い夢見ろよー」

返事は無い。あるわけが無い。マットの上で胸部と膝で裸体を支えた体勢のまま失神し、汗のみならず精液にも汚し抜かれた裸体をピクピクと跳ねさせながら牢獄の格子の方に向かって高く掲げた尻穴から十数人分の物が混ざり合った精液を足の間で揺れる萎えた己の男根に向かって垂れ流している男は、男達の声すらも聞こえていない。
そんな惨めな姿で意識を失った男に改めて興奮を掻き立てられながら男達は明日の凌辱に期待を寄せつつ牢獄の前を離れ、無残な状態のまま一人きりで牢に放置された男は呼吸の度に鼻腔を犯す精液の匂いと零れ落ちる精液が腸壁と男根を緩く擦る刺激が生む悦楽に苛まれながら、夢の中でも淫らに苦しみ逃げ場の無い淫獄に今夜も心と身体を打ちのめされていくのだった。
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