解れきった穴は男根で更に甘くいたぶられる

五月雨時雨

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解れきった穴は男根で更に甘くいたぶられる

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「あぁっ、んぁぁぁっ!! も、やら……イぐっ、まら、イっ、ぐぅぅぅぅぅっ!!」

地下室中に響き渡る甘い絶叫を放ちながら、床に敷かれた分厚い黒色のマットの上で肉体を痛々しく痙攣させながら、すねの付近に密着させられそこから離れられないよう黒のガムテープで厳重に括り付けられてしまった手を激しく無意味にもがかせながら、青年がもう何十度目かも分からない絶頂へと追い立てられた。
絶頂の証である精液を残さず搾り出された男根が、透明な蜜を噴き出させながら苦しげに脈打つ。その脈打ちに合わせて肉体をガクガクと跳ねさせ自身の汗と淫らな体液に濡れた衣服をぐちゅぐちゅと鳴らした青年が、より切羽詰まった勢いで自身の足に縛り付けられた手を動かし、淫猥な苦悶と拘束からの脱出を試みる。
だが、青年はその必死さも虚しく苦悶と拘束からはどうやっても抜け出せない。肌の色が見えなくなるほど執拗に巻き付けられたテープは幾ら力を加えても緩む気配すら見せず、自由を奪われた手足では恥部に与えられた残酷な機械を振り払いたくても振り払えない。
行動を制限され地獄からの逃走を不可能にされた哀れな青年は尻穴を奥深くまで満たす形で挿入され、青年自身の衣服であるボクサーパンツとジーンズによって抜け落ちないように固定された極太のアナルバイブがもたらす腸内への淫らな殴り付けに為す術無く追い詰められ、限界を超えた絶頂を繰り返し迎えさせられるしか無いのだ。

「あぁっ! うぁぁぁ……! だじゅ、げで……くる、ひっ……もぉやら! イぐのやらぁぁぁっ!!」

前の絶頂の余韻がまだ消えていない肉体を無理矢理に絶頂させられ、青年は甲高い悲鳴を上げて身を苦しげによじらせた。だが、無感情なバイブはとまってくれない。びしょびしょに濡れたパンツとジーンズの中で容赦無く駆動し解れきった腸内を無慈悲に掻き毟るバイブは青年の悶絶など意に介さずに首を荒く振り続け、達したばかりの青年を休み無く次の絶頂へと、断続的な絶頂へと上り詰めさせていく。

「ひ、はぁぁんっ! まら、イぐぅ……イぐっ、ひぐっ、ひきゅぅぅぅっ……!!」

一体何時まで、このままイき狂わされるのだろう。一人きりの地下室で、淫らに嬲られ続けるのだろう。
終わりの見えない淫獄に恐怖と絶望を募らせながら、また絶頂へと追い詰められていく青年。自分を縛り地下室に放置した男が戻ってきたことを示す扉の音にも、その男が背後に立って無言で自分を観察していることにも気付けぬまま、快楽を極めていく惨め極まりない青年。そんな青年に向かって愉悦の表情を浮かべていた男は、戻ってきてから五回目の絶頂に青年が至った直後に無言の鑑賞をやめて行動を開始し、素早くしゃがんで濡れそぼった青年のボクサーパンツとジーンズに手を掛けるとそのまま何の躊躇いも無く掴んだ衣服をずり下ろした。

「んひぃぃぃぃっ!! はひっ、ふ、あぁぁぁっ!?」

突然に衣服をずり下ろされた青年の恥部が、粘液の糸を引きながら外気に晒される。その感覚に困惑の鳴き声を上げる青年の尻穴が、押さえ付ける衣服の圧迫が消えたことで自重によって抜け落ちていくバイブを留める力を完全に失った緩みきった尻穴がだらしない音を立てながらバイブをひり出していき、ぶぽんっという間抜けで一際大きな排出音を立ててバイブが吐き出されると同時に、情けなく開ききり丸見えとなった腸内を背後の男の目にさらけ出し始めた。

「ふ、くひっ、は、へっ、おぉぉっ……!」

長時間自分をいたぶっていたバイブが離れた事実を悦ぶことも出来ずに、青年は抜け落ちるバイブがもたらした腸壁への摩擦とぽっかりと開いた尻穴を襲う冷気に身を震わせ苦悶の呻きを小刻みに漏らす。
その小刻みな呻きと身の震えに連動してヒクヒクと蠢く蕩けきった青年の体内を細めた目で味わい、衣服をずり下ろしたことでより濃くなった青年の淫臭を嗅いで興奮を高めつつ残忍に微笑んだ男は、欲望を滾らせ硬く勃起した自身の男根を取り出し未だ閉じきっていない青年のみっともない尻穴にそれをねじ込み始めた。

「んぎぃっ!? あ、あ、やぁ! やめて、ゆるじで! やぁ、いや、あぁぁぁっ!!」

バイブとは違う感触が生み出す尻穴への圧迫で我に返り、ようやく男の存在を認識した青年は怯えに染まった懇願を放ちながら、男根の挿入を拒んでじたばたと暴れる。
もちろん、手足を縛られた身体で暴れても有効な抵抗にはならない。尻穴に意識を集中しても口を開いた穴は男根を拒絶出来ず、度重なる絶頂で感度を異常なまでに増幅させられた青年の尻穴は嫌がる心とは裏腹にすんなりと男根を飲み込み、嬉しがるような収縮で男根に歓迎を示しながら堪らない悦楽を覚え始めてしまった。
バイブよりも残忍で、屈辱的で、尊厳を根底から破壊される、淫らな幸福に満ちた肛虐の始まりだ。

「あぁっ、ひあぁぁ!! だべっ、りゃべぇぇぇっ!! ひぐ、イぐイぐぅ!! イっちゃ、あぁ、とまんにゃい! イぐのっ、とまらにゃいぃぃぃっ!!」

的確に弱点を亀頭で抉られ、我慢さえも許されずにイきまくる滑稽な青年を好き勝手に犯し抜く男は何も言葉を発さずに己の欲望が満たされるまで腰を振り続け、逆らえぬ青年を魂が抜ける程の絶頂地獄へと心からの愉しみを抱きながら叩き堕としていくのだった。
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