書き換えられた少年は異常な男に自らを運ぶ

五月雨時雨

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書き換えられた少年は異常な男に自らを運ぶ

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「君! これ落としてるよ!」

背中に向けられた言葉に、少年が振り返る。少年は自分を呼びとめた男の顔を見つめ、数歩近付いて右手で差し出されているスマートフォンを確認した上で男に返事を行った。

「そのスマホ、僕のじゃないです……」
「あれ? そうか……君が落としたように聞こえたんだけど気のせいだったか」

言いながら、男がスマホを差し出していた右手をスマホごとポケットにしまう。そして男は、少年に向かって穏やかな声音で問いかけた。

「君、申し訳ないんだけど交番の場所と、コンビニの場所を教えてくれるかな? おじさん仕事でここに来たから何処に何があるかが分からなくてね……」
「この路地裏の先にある商店街を左に抜けてすぐの場所に、交番もコンビニもありますよ」
「ありがとう、それじゃ失礼するよ」

男が向かっていた方に、自身がやってきた方向に指を指して説明した少年に小さく頭を下げて歩き去る男を見送る少年は、自らも男に対して頭を無言で下げつつ再び家への道を進み始めた。
リュックサックを揺らし、良いことをしたという思いを胸に募らせながら、少年は帰路に就いている。先程の何でもないやりとりの中で自分の思考が大きく作り変えられてしまっていることに気付かぬまま、少年は善行へのほんの小さな充足感を抱きつつ自宅と認識している場所に向かって足を動かしていく。
他人の持ち物である落とし物のスマホを迷い無く自身の懐にしまった男への違和感を持てず、脈絡無く交番の場所と共にコンビニの場所も尋ねてきた男への違和感も持てず、土地勘が無いと告げていながら地元の人間でも知らない者が多い裏路地を通っていた男への違和感も持てない。そんな状態に追いやられた少年は自宅であるマンションとは全く別の方向に位置する街外れの山の中に踏み入っている己にも違和感を持てず、とうとう少年は無自覚に書き換えられた自身を車で先回りしていた男の元へと、自身が開発したスマホ型の催眠装置を用いて好みの少年を攫い淫らなペットとして飼い慣らしている異常な男が隠れ住んでいる山奥の家屋へと、自らの足で送り届けてしまった。
玄関の扉を開け、靴を脱いで上がった少年はリュックサックを下ろし、纏っていた衣服を靴下だけを残して脱ぎ捨て、頭部の後ろで手を組み幼い男根を見せ付けるようながに股の体勢を取った。そうして、屈辱的で惨めな格好を躊躇い無く取った少年は、非道な装置で常識と思考を上書きされた哀れな少年は、愛しい主の男に可愛がられることへの幸福を膨らませつつ大きな声で帰宅を伝え服従を示す言葉を、はしたなく腰を振り乱しながら口にした。

「ただいま戻りましたっ、ご主人様っ! 今日から、たっぷりご主人様に可愛がって頂く○○ですっ! 今日からずっとここでご主人様に飼育して頂く、ペットの○○ですぅっ!」

へこへこと腰を振り、湧き上がる興奮で勃起した男根で太ももや腹部を叩き、これ以上無い悦びを味わいながら帰宅を伝えペット宣言を行う少年。その少年の声を部屋の奥で耳にした男はにっこりと微笑み、奉仕をさせていた少年達の口から男根を取り上げると逞しく張り詰めた男根を露出させたまま玄関へと足を運び、腰を振っている少年よりも先に男に捕らわれ身も心もペットに堕ちた少年達を首輪のリードを引いて従えながら、新たなペットとしてやって来た少年に向けて歓迎の言葉を笑顔で発した。

「ようこそ、○○。これから、ずーっとよろしくね。先輩ペットのこの子達と一緒にこれから毎日可愛がって、毎日毎日気持ち良いことをたくさん教えて、従順で淫乱なペットに育て上げてあげるからね……○○」
「はいっ、ご主人様ぁ。よろしくお願いしますぅっ」

蕩けた声で嬉しそうに言いながら腰の動きを速める少年を見つめ、大好きな主への男根に口での奉仕を加える至福の時間が終了したことに不満げな様子を見せつつも張り詰めた主の男根を物欲しげに見上げるだけで手を出しはせずにじっと我慢をしている良い子のペット達を見下ろす男は、ペット達を愛でる優しい笑みと狂った方法で少年達の全てを奪った支配者の笑みが混ざり合った表情を浮かべながら、更なる興奮を滾らせ男根の硬度と体積を引き上げさせていた。
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