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魔王と呼ばれる王子と悪魔と呼ばれる王子
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王宮の中には謁見の間という場所がある。
マリエ、エリオス、スクアーロ、レオ、クロ、トム、そして何故か
「なんで私もいるのよ!関わりないじゃない」
カナリアもそこへ向かっていた。
「うるせーぞ、情報屋」
スクアーロは少し面倒くさそうにカナリアに注意する。
「馬鹿みたいに大声出さないでください。情報屋」
眼鏡をくいっとあげながらカナリアに言うトム。
「何その情報屋って!!」
無言で黙って歩くクロに隣にいるトムは
「カナリアさん、スターローズの効力詳しかったからね。僕は見分ける事ができるから僕も呼ばれたんだよ。王様に会えるなんて凄く緊張するよね」
とカナリアに声をかけているトムにマリエは
「あ、あの、トッ!トムは私の横にいてちょうだいっ!」
真っ赤な顔でトムの裾を掴むマリエにトムはにっこり
「はい、マリエお嬢様」
そんな二人を見たカナリアは
「バカップルだわ…」と見て呆れていた。
エリオスはカナリアの横に歩き
「君、サン国の少ない情報をよく知ってるよね。スターローズといい。利用価値があるとみたから今は生かしてあげる」
だから黙ってついてこいという圧力をかけているエリオスにカナリアはブツブツ文句を言いながらついていった。
マリエは少し緊張した顔をしていた。そんなマリエにエリオスは
「マリエ嬢が緊張するなんて珍しいね」
「…これから国王様とお父様、いえ三大貴族も含めて会うのよ。気を引き締めないといけませんわ。私のお父様は仕事に対しては一切私情をいれず冷血な一面を持っています」
マリエ達は大きな扉の前に立った。このスター国の紋章が刻まれている扉の向こうには、国王が玉座に座り待っている。
コンコン
「…入れ」
ギィ…とドアを開けた瞬間
目の前には三大貴族の一人クリスタルティーン当主が仁王立ちしながら…
「お、お前達!む、娘はやらんぞ!この父を倒してからだ!いいか!?君達には父という気持ちがわからんかもしらんがな!マリエとマリアはそれはそれは可愛い娘なんだ!あれはまだマリエが2歳の頃だった!あの時マリエはー」
「……」
バタン!!!
無言で一度ドアを閉めたマリエ。
国王達がいるドアの向こうでは何やら騒いでいた。
「この馬鹿たれ!」
「あー、入ってきなさい」とリリス家当主の声が聞こえた。
もう一度マリエ達は部屋へ入ると先程の事がなかったかのように、国王は真ん中の椅子に座り三大貴族は威厳ある姿で立っていた。
エリオスは一番前に出て笑顔で国王に
「我が国の栄光と星の王に輝きあれ」
そうお辞儀をし後にいたマリエ達は続いて声をだし
「「輝きあれ」」
とお辞儀と挨拶をした。
「挨拶はよい。用件を言え」
国王はピリピリした空気を出す。
そんな王にマリエは少し震えながらも真っ直ぐ王の顔を見る。
スクアーロは
「ははっ、さすがエリオスの親父だなっ!」
とエリオスに声をかけていた。
「サン国の事ですわ。あそこにはスターローズが豊富だと確かな情報を得ましたわ」
「だからどうした」
マリエを睨む国王に隣にいたマリエの父は
「ウチの娘睨むな!」と喚いてた。
エリオスは一歩また一歩とマリエ達よりも更に王に近づいて話す。
「僕は頭の弱い貴方達の為に、色々資料を集めたんですよ。…黙って我々の言葉を聞いて欲しいものですね」
王は眉を曲げエリオスを睨む。
「私に何をして欲しいのだ」
「その王座から早く降りろ」
長い沈黙が続く。
「ふっ、ジョーダンですよ。父上」
「…冗談には聞こえんがな。エリオス担当直入に言う。サン国は一度戦争をした相手だ。今でも奴らは厄介な国だぞ」
「ですが、彼らと協定を結ぶ事でメリットはあります」
「あの娘の為か?」
エリオスは何も言わずに国王をただ見つめた。
国王は溜息を出しながら話を続ける。
「…特にあそこの国の第1王子は曲者だ。いつこの国を乗っ取るか常に考えているかもしれん。
サン国の第1王子アスラは“悪魔“と人々に恐れられている」
次期サン国の王となる絶対的な存在。
「なんだ、悪魔かよ。こっちは魔王だから!なっ!マリエ嬢!」
「ふふふ、私もスクアーロと同じ事を考えてしまったわ。
この国にも、曲者の王子がいますわ」
「たしかに、こちらの王子も負けてはいませんね」
クロは納得したと頷く。
「絶対的な存在といったらエリオス様もですもんね」
レオも特に違和感ないと納得。
「エリオス王子は強いですからねぇ」
ほのぼのとトムもウンウンと首を縦に振った。
「悪魔と魔王なら魔王が上かしら?攻略の場合どうするんだろーんーメモメモ!」
カナリアは何やら一人でぶつぶつ言っていた。
「皆んな。最近言いたい放題だね」
エリオスはそう呟いた。
マリエ、エリオス、スクアーロ、レオ、クロ、トム、そして何故か
「なんで私もいるのよ!関わりないじゃない」
カナリアもそこへ向かっていた。
「うるせーぞ、情報屋」
スクアーロは少し面倒くさそうにカナリアに注意する。
「馬鹿みたいに大声出さないでください。情報屋」
眼鏡をくいっとあげながらカナリアに言うトム。
「何その情報屋って!!」
無言で黙って歩くクロに隣にいるトムは
「カナリアさん、スターローズの効力詳しかったからね。僕は見分ける事ができるから僕も呼ばれたんだよ。王様に会えるなんて凄く緊張するよね」
とカナリアに声をかけているトムにマリエは
「あ、あの、トッ!トムは私の横にいてちょうだいっ!」
真っ赤な顔でトムの裾を掴むマリエにトムはにっこり
「はい、マリエお嬢様」
そんな二人を見たカナリアは
「バカップルだわ…」と見て呆れていた。
エリオスはカナリアの横に歩き
「君、サン国の少ない情報をよく知ってるよね。スターローズといい。利用価値があるとみたから今は生かしてあげる」
だから黙ってついてこいという圧力をかけているエリオスにカナリアはブツブツ文句を言いながらついていった。
マリエは少し緊張した顔をしていた。そんなマリエにエリオスは
「マリエ嬢が緊張するなんて珍しいね」
「…これから国王様とお父様、いえ三大貴族も含めて会うのよ。気を引き締めないといけませんわ。私のお父様は仕事に対しては一切私情をいれず冷血な一面を持っています」
マリエ達は大きな扉の前に立った。このスター国の紋章が刻まれている扉の向こうには、国王が玉座に座り待っている。
コンコン
「…入れ」
ギィ…とドアを開けた瞬間
目の前には三大貴族の一人クリスタルティーン当主が仁王立ちしながら…
「お、お前達!む、娘はやらんぞ!この父を倒してからだ!いいか!?君達には父という気持ちがわからんかもしらんがな!マリエとマリアはそれはそれは可愛い娘なんだ!あれはまだマリエが2歳の頃だった!あの時マリエはー」
「……」
バタン!!!
無言で一度ドアを閉めたマリエ。
国王達がいるドアの向こうでは何やら騒いでいた。
「この馬鹿たれ!」
「あー、入ってきなさい」とリリス家当主の声が聞こえた。
もう一度マリエ達は部屋へ入ると先程の事がなかったかのように、国王は真ん中の椅子に座り三大貴族は威厳ある姿で立っていた。
エリオスは一番前に出て笑顔で国王に
「我が国の栄光と星の王に輝きあれ」
そうお辞儀をし後にいたマリエ達は続いて声をだし
「「輝きあれ」」
とお辞儀と挨拶をした。
「挨拶はよい。用件を言え」
国王はピリピリした空気を出す。
そんな王にマリエは少し震えながらも真っ直ぐ王の顔を見る。
スクアーロは
「ははっ、さすがエリオスの親父だなっ!」
とエリオスに声をかけていた。
「サン国の事ですわ。あそこにはスターローズが豊富だと確かな情報を得ましたわ」
「だからどうした」
マリエを睨む国王に隣にいたマリエの父は
「ウチの娘睨むな!」と喚いてた。
エリオスは一歩また一歩とマリエ達よりも更に王に近づいて話す。
「僕は頭の弱い貴方達の為に、色々資料を集めたんですよ。…黙って我々の言葉を聞いて欲しいものですね」
王は眉を曲げエリオスを睨む。
「私に何をして欲しいのだ」
「その王座から早く降りろ」
長い沈黙が続く。
「ふっ、ジョーダンですよ。父上」
「…冗談には聞こえんがな。エリオス担当直入に言う。サン国は一度戦争をした相手だ。今でも奴らは厄介な国だぞ」
「ですが、彼らと協定を結ぶ事でメリットはあります」
「あの娘の為か?」
エリオスは何も言わずに国王をただ見つめた。
国王は溜息を出しながら話を続ける。
「…特にあそこの国の第1王子は曲者だ。いつこの国を乗っ取るか常に考えているかもしれん。
サン国の第1王子アスラは“悪魔“と人々に恐れられている」
次期サン国の王となる絶対的な存在。
「なんだ、悪魔かよ。こっちは魔王だから!なっ!マリエ嬢!」
「ふふふ、私もスクアーロと同じ事を考えてしまったわ。
この国にも、曲者の王子がいますわ」
「たしかに、こちらの王子も負けてはいませんね」
クロは納得したと頷く。
「絶対的な存在といったらエリオス様もですもんね」
レオも特に違和感ないと納得。
「エリオス王子は強いですからねぇ」
ほのぼのとトムもウンウンと首を縦に振った。
「悪魔と魔王なら魔王が上かしら?攻略の場合どうするんだろーんーメモメモ!」
カナリアは何やら一人でぶつぶつ言っていた。
「皆んな。最近言いたい放題だね」
エリオスはそう呟いた。
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