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第二章 竜騎兵団の見習い
第十三話 報告と助言と混乱と(下)
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「……“血の女王”? なんですかそれ」
そう言って首を傾げるレネに、リヨンネは「やっぱり知らないんですね」と言った。
「なんですか。もったいぶらないで話して下さいよ」
「竜騎兵団にしばらく厄介になるわけだし、私は一応、行くところの評判や上の人達の情報を、なるべく事前に集めるようにしています」
リヨンネの一番上の兄で、商会を率いる並外れた記憶力を持つジャクセンを頼ってのことだった。そしてジャクセンは弟の頼みをいつも聞いてくれる。
そして今回も、ジャクセンはこの北方の竜騎兵団にいる人々の話を、噂話も含めて教えてくれた。
「ウラノス竜騎兵団長は、この竜騎兵団創設以来、最も優秀な竜騎兵だと言われている。武勇に優れた彼にはまったく悪い噂はない。清廉潔白の素晴らしい人物だ。見習い期間を短縮して卒業し、十代半ばで隊長職、その後歴代最年少で騎兵団長に就任したという、生ける伝説の人物だ」
レネは、団長室で会ったあの大柄の筋骨逞しい騎兵団長を思い浮かべた。真っ直ぐな瞳を持つ彼は、姿といい、声といい、現れるだけで他を圧倒するようなリーダーたる素質を持つ男だった。
「団長の竜は赤褐色竜で、これまた非常に強い竜だ。なんと火炎を放射して空を飛ぶことが出来る。通常、一頭が千兵に匹敵すると言われる竜だけど、彼の竜は万兵に匹敵すると噂されている。彼の竜単独で、他国の軍隊もやすやすと殲滅できるという話だ」
そんな一大戦闘兵器のような話を聞いたレネは、ただただ感心しきりに「はー、そうなんですか」と相槌を打つしかなかった。あまり興味はない。
「そしてウラノス騎兵団長のそばに仕えるエイベル副騎兵団長。彼は細剣の使い手で、この竜騎兵団では二番目に強い男だ」
レネは、エイベル副騎兵団長の姿を思い浮かべた。
騎兵団長のそばに控える、すらりとした長身の銀髪の青年騎兵だった。
煌びやかな彼の容貌と、彼がこの荒くれものどもの多い竜騎兵団で二番目に強いという事実がなかなか一致しなかった。
「エイベル副騎兵団長はそんなにお強いんですか」
「そうだ。そして彼が、“血の女王”と呼ばれている」
「随分と物騒な綽名ですね」
「そうだね。おっと、ここから先の話は、表ではあまり話さないでくれよ」
リヨンネはそう声を潜めて話し始めた。
「エイベル副騎兵団長は強い男には目がないんだ。彼は、強い男に必ず勝負を挑む。そして負けた男には興味はない。以前彼は、竜騎兵団に立ち寄る騎士達をいずれも血祭りにあげていた」
ああ、だから“血の”という言葉がつくのかと納得した。
だが、あんな高貴な百合の花のような姿の麗しい青年が、騎士達を血祭りにあげている姿は想像できなかった。
「そしてもし、エイベル副騎兵団長に勝つことができたのなら」
「できたのなら」
リヨンネはごくりと唾を飲み込んだ。
「副騎兵団長の“背中に乗ること”が出来るらしい」
思わず、レネの手からクッキーが落ちてしまった。それはテーブルの上で粉々に砕け散った。
「は?」
レネがあまりの話に、口を大きく開けたままの様子を見て、リヨンネは笑っていた。
「そんなに驚いたの? あーあ、こんなに零しちゃって」
そう言って、リヨンネはテーブルの上で砕け散ったクッキーの破片を拾い集める。
そしてまたしても“背中に乗る”という台詞を耳にしたレネは、真っ赤になって狼狽していた。
「そんな、副騎兵団長の“背中に乗る”って」
「へー、レネ先生もちゃんとその言葉の意味は知っているんだ。まぁ、あの綺麗な副騎兵団長が体を許してくれるってことだよ。それで、一時竜騎兵団に我こそはと赴く騎士達もいたんだって。でもいずれも、返り討ちにあったそうだよ」
「……………そうなんですか」
なんとなくあの美しい副騎兵団長が、他の騎士達にむやみやたらと体を許しているわけではないことにホッとする思いがあった。
あんなに綺麗な青年が、背中に誰かを乗せているなんて。
想像してしまったレネは黙り込んで、真っ赤になっていた。
「美しく気品もあって、副騎兵団長はまるで女王様のようだろう? それで相手を容赦なく血祭りするくらい強い。だから、影では“血の女王”と呼ばれている。今のところ、エイベル副騎兵団長に勝つことができたのは、ウラノス騎兵団長だけだと聞いている」
それを聞いて当然、気になったことをレネは聞いた。
「じゃあ、騎兵団長はエイベル副騎兵団長の背中に……」
「言っただろう。ウラノス騎兵団長はまったく真面目で浮わついた話の一つもない。彼は副騎兵団長の背中に乗ったことはないらしい」
なんだろう。少しだけがっかりした気持ちがレネにはあった。
団長室で見た、ウラノス騎兵団長とエイベル副騎兵団長の二人はとてもお似合いに思えたのだ。
「真面目一徹の騎兵団長だ。ちょっと面白くないよね」
「…………そうですね」
「ハハハハハ、そこは同意するんだ、レネ先生も」
そう言ってひとしきり笑った後、リヨンネは言った。
「じゃあ、私の話したいことも分かったかな?」
「……………」
まだ話の先が見えないレネは、首を傾げている。
そんな彼を見ながら、リヨンネはため息をついていた。
「本当に分からないの? バンナム卿だよ。バンナム卿は優秀な騎士だ。婚約者にこそ逃げられてしまったけど、彼はその優秀さゆえに侯爵にも認められていたんだ。彼は有能な騎士だった」
「え、待ってください」
「そんな優秀な騎士が、竜騎兵団に王子の供としてやってくる。そうなれば、“血の女王”だって当然目をつけるはずだよ」
その後レネは慌てふためき、涙目になって「“血の女王”に目を付けられるって、バンナム卿が大変じゃないですか!!」と言って、リヨンネの首根っこを掴んでグラグラと揺するなどしていた。
リヨンネはレネの剣幕に、そうした態度を予想していたけれど、首を絞められて咳き込んでいた。
「でも、もう来てから一月経っているのだろう? 今まで勝負を吹っ掛けられていないなら、まぁ、大丈夫なのかなー」
と適当なことをリヨンネは話していた。
だがその後、王子達がまたレネの部屋に立ち寄った時、レネ達は衝撃の言葉を聞いたのだ。
「エイベル副騎兵団長との勝負ですか? はい、申し込みを受けましたが断りました」
そう王子の護衛騎士バンナムは、なんてこともないようにあっさりと告げたのだった。
それにはリヨンネもびっくりして、バンナムの青い瞳を凝視していた。
「え、断ったの?」
「はい」
「副騎兵団長から勝負を挑まれたのか。何故、断ったんだ?」
問いかけるアルバート王子に、バンナムは説明した。
「殿下の許可なく、勝負を受けるわけには参りません。私の主は王子殿下です」
「なるほど」
王子も納得する。
「だが、もし、バンナム卿がエイベル副騎兵団長と勝負したいというのなら、僕は許可を与えてもよいが」
その王子の言葉に、バンナムは首を振った。
「私は現在、殿下の唯一の護衛騎士です。勝負で万が一があった場合、殿下の護衛がいなくなります」
その事に思い至っていなかったレネとリヨンネも「アッ」というような顔をした。
バンナム卿は、そうそう安請け合いをして勝負を受けるわけにはいかない立場であったのだ。
「そうか」
アルバート王子は少しだけ残念そうな顔をしていた。
「母上から、卿はとても強いと話を聞いている。いつか、卿の戦う姿を見せて欲しいものだ」
「殿下のご要望あれば、いつか必ず」
そう恭しく王子の護衛騎士は頭を下げたのだった。
その後、アルバート王子とバンナムが緑竜寮へと戻ったところで、リヨンネは「なるほど」と納得した様子でいた。
「それはそうだよね。バンナム卿は殿下の唯一の護衛騎士だった。もし勝負で何かあれば、殿下がお困りになる。当たり前か」
そしてレネもまたほっと一安心した様子だった。
“血の女王”と呼ばれる戦い好きで、負けた相手は血祭りにあげ、勝ったら背中に乗っても良いという美貌の副騎兵団長と、バンナムが勝負をしないという話に安心したのだ。
勝っても負けてもいいことなど何一つないと思われる勝負である。
それをバンナムが断ってくれていた。
「今日はよく眠れそうです。本当、安心しました」
「そうだね。でも、私も殿下じゃないけれど、一度バンナム卿が戦うところも見てみたいな。きっと彼はとても強いと思うよ」
「そうですよね!!」
「うん」
レネも頷き、リヨンネと笑顔で笑い合っていた。
二人はいつか、バンナムの戦う勇姿を見てみたいと思っていた。
そう、いつか。
ただそれは今ではなかったはずだった。
そう言って首を傾げるレネに、リヨンネは「やっぱり知らないんですね」と言った。
「なんですか。もったいぶらないで話して下さいよ」
「竜騎兵団にしばらく厄介になるわけだし、私は一応、行くところの評判や上の人達の情報を、なるべく事前に集めるようにしています」
リヨンネの一番上の兄で、商会を率いる並外れた記憶力を持つジャクセンを頼ってのことだった。そしてジャクセンは弟の頼みをいつも聞いてくれる。
そして今回も、ジャクセンはこの北方の竜騎兵団にいる人々の話を、噂話も含めて教えてくれた。
「ウラノス竜騎兵団長は、この竜騎兵団創設以来、最も優秀な竜騎兵だと言われている。武勇に優れた彼にはまったく悪い噂はない。清廉潔白の素晴らしい人物だ。見習い期間を短縮して卒業し、十代半ばで隊長職、その後歴代最年少で騎兵団長に就任したという、生ける伝説の人物だ」
レネは、団長室で会ったあの大柄の筋骨逞しい騎兵団長を思い浮かべた。真っ直ぐな瞳を持つ彼は、姿といい、声といい、現れるだけで他を圧倒するようなリーダーたる素質を持つ男だった。
「団長の竜は赤褐色竜で、これまた非常に強い竜だ。なんと火炎を放射して空を飛ぶことが出来る。通常、一頭が千兵に匹敵すると言われる竜だけど、彼の竜は万兵に匹敵すると噂されている。彼の竜単独で、他国の軍隊もやすやすと殲滅できるという話だ」
そんな一大戦闘兵器のような話を聞いたレネは、ただただ感心しきりに「はー、そうなんですか」と相槌を打つしかなかった。あまり興味はない。
「そしてウラノス騎兵団長のそばに仕えるエイベル副騎兵団長。彼は細剣の使い手で、この竜騎兵団では二番目に強い男だ」
レネは、エイベル副騎兵団長の姿を思い浮かべた。
騎兵団長のそばに控える、すらりとした長身の銀髪の青年騎兵だった。
煌びやかな彼の容貌と、彼がこの荒くれものどもの多い竜騎兵団で二番目に強いという事実がなかなか一致しなかった。
「エイベル副騎兵団長はそんなにお強いんですか」
「そうだ。そして彼が、“血の女王”と呼ばれている」
「随分と物騒な綽名ですね」
「そうだね。おっと、ここから先の話は、表ではあまり話さないでくれよ」
リヨンネはそう声を潜めて話し始めた。
「エイベル副騎兵団長は強い男には目がないんだ。彼は、強い男に必ず勝負を挑む。そして負けた男には興味はない。以前彼は、竜騎兵団に立ち寄る騎士達をいずれも血祭りにあげていた」
ああ、だから“血の”という言葉がつくのかと納得した。
だが、あんな高貴な百合の花のような姿の麗しい青年が、騎士達を血祭りにあげている姿は想像できなかった。
「そしてもし、エイベル副騎兵団長に勝つことができたのなら」
「できたのなら」
リヨンネはごくりと唾を飲み込んだ。
「副騎兵団長の“背中に乗ること”が出来るらしい」
思わず、レネの手からクッキーが落ちてしまった。それはテーブルの上で粉々に砕け散った。
「は?」
レネがあまりの話に、口を大きく開けたままの様子を見て、リヨンネは笑っていた。
「そんなに驚いたの? あーあ、こんなに零しちゃって」
そう言って、リヨンネはテーブルの上で砕け散ったクッキーの破片を拾い集める。
そしてまたしても“背中に乗る”という台詞を耳にしたレネは、真っ赤になって狼狽していた。
「そんな、副騎兵団長の“背中に乗る”って」
「へー、レネ先生もちゃんとその言葉の意味は知っているんだ。まぁ、あの綺麗な副騎兵団長が体を許してくれるってことだよ。それで、一時竜騎兵団に我こそはと赴く騎士達もいたんだって。でもいずれも、返り討ちにあったそうだよ」
「……………そうなんですか」
なんとなくあの美しい副騎兵団長が、他の騎士達にむやみやたらと体を許しているわけではないことにホッとする思いがあった。
あんなに綺麗な青年が、背中に誰かを乗せているなんて。
想像してしまったレネは黙り込んで、真っ赤になっていた。
「美しく気品もあって、副騎兵団長はまるで女王様のようだろう? それで相手を容赦なく血祭りするくらい強い。だから、影では“血の女王”と呼ばれている。今のところ、エイベル副騎兵団長に勝つことができたのは、ウラノス騎兵団長だけだと聞いている」
それを聞いて当然、気になったことをレネは聞いた。
「じゃあ、騎兵団長はエイベル副騎兵団長の背中に……」
「言っただろう。ウラノス騎兵団長はまったく真面目で浮わついた話の一つもない。彼は副騎兵団長の背中に乗ったことはないらしい」
なんだろう。少しだけがっかりした気持ちがレネにはあった。
団長室で見た、ウラノス騎兵団長とエイベル副騎兵団長の二人はとてもお似合いに思えたのだ。
「真面目一徹の騎兵団長だ。ちょっと面白くないよね」
「…………そうですね」
「ハハハハハ、そこは同意するんだ、レネ先生も」
そう言ってひとしきり笑った後、リヨンネは言った。
「じゃあ、私の話したいことも分かったかな?」
「……………」
まだ話の先が見えないレネは、首を傾げている。
そんな彼を見ながら、リヨンネはため息をついていた。
「本当に分からないの? バンナム卿だよ。バンナム卿は優秀な騎士だ。婚約者にこそ逃げられてしまったけど、彼はその優秀さゆえに侯爵にも認められていたんだ。彼は有能な騎士だった」
「え、待ってください」
「そんな優秀な騎士が、竜騎兵団に王子の供としてやってくる。そうなれば、“血の女王”だって当然目をつけるはずだよ」
その後レネは慌てふためき、涙目になって「“血の女王”に目を付けられるって、バンナム卿が大変じゃないですか!!」と言って、リヨンネの首根っこを掴んでグラグラと揺するなどしていた。
リヨンネはレネの剣幕に、そうした態度を予想していたけれど、首を絞められて咳き込んでいた。
「でも、もう来てから一月経っているのだろう? 今まで勝負を吹っ掛けられていないなら、まぁ、大丈夫なのかなー」
と適当なことをリヨンネは話していた。
だがその後、王子達がまたレネの部屋に立ち寄った時、レネ達は衝撃の言葉を聞いたのだ。
「エイベル副騎兵団長との勝負ですか? はい、申し込みを受けましたが断りました」
そう王子の護衛騎士バンナムは、なんてこともないようにあっさりと告げたのだった。
それにはリヨンネもびっくりして、バンナムの青い瞳を凝視していた。
「え、断ったの?」
「はい」
「副騎兵団長から勝負を挑まれたのか。何故、断ったんだ?」
問いかけるアルバート王子に、バンナムは説明した。
「殿下の許可なく、勝負を受けるわけには参りません。私の主は王子殿下です」
「なるほど」
王子も納得する。
「だが、もし、バンナム卿がエイベル副騎兵団長と勝負したいというのなら、僕は許可を与えてもよいが」
その王子の言葉に、バンナムは首を振った。
「私は現在、殿下の唯一の護衛騎士です。勝負で万が一があった場合、殿下の護衛がいなくなります」
その事に思い至っていなかったレネとリヨンネも「アッ」というような顔をした。
バンナム卿は、そうそう安請け合いをして勝負を受けるわけにはいかない立場であったのだ。
「そうか」
アルバート王子は少しだけ残念そうな顔をしていた。
「母上から、卿はとても強いと話を聞いている。いつか、卿の戦う姿を見せて欲しいものだ」
「殿下のご要望あれば、いつか必ず」
そう恭しく王子の護衛騎士は頭を下げたのだった。
その後、アルバート王子とバンナムが緑竜寮へと戻ったところで、リヨンネは「なるほど」と納得した様子でいた。
「それはそうだよね。バンナム卿は殿下の唯一の護衛騎士だった。もし勝負で何かあれば、殿下がお困りになる。当たり前か」
そしてレネもまたほっと一安心した様子だった。
“血の女王”と呼ばれる戦い好きで、負けた相手は血祭りにあげ、勝ったら背中に乗っても良いという美貌の副騎兵団長と、バンナムが勝負をしないという話に安心したのだ。
勝っても負けてもいいことなど何一つないと思われる勝負である。
それをバンナムが断ってくれていた。
「今日はよく眠れそうです。本当、安心しました」
「そうだね。でも、私も殿下じゃないけれど、一度バンナム卿が戦うところも見てみたいな。きっと彼はとても強いと思うよ」
「そうですよね!!」
「うん」
レネも頷き、リヨンネと笑顔で笑い合っていた。
二人はいつか、バンナムの戦う勇姿を見てみたいと思っていた。
そう、いつか。
ただそれは今ではなかったはずだった。
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