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外伝 その王子と恋に落ちたら大変です 第三章 再びの出会い
第六話 不満
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護衛のゲランが、馬を用意してくれた。
「街道沿いは治安が悪化しているという話を聞いた。避難民狙いのゴロツキも出ているらしい。乗り合い馬車も以前と違って安全とは言えない」
ユーリスとゲランがおのおの乗るための馬が用意された。二頭である。
だが、二頭の馬は、ユーリスを前に非常に興奮したようにいなないていた。
「どうしたんだ」
前足を上げて、逃げ出そうとする様子を見せる馬達に、ゲランは驚いていた。
それに、ユーリスの胸元の布袋の中にいた小さな黄金竜は、声にならぬ声で馬達に命じた。
(黙れ)
途端、馬達は口から泡を吹き出し、恐怖のあまり、まるで瘧にでもかかったように、ブルブルと震えながら立ち尽くす。
(大人しくしないと)
(喰うぞ)
「急に大人しくなったな」
だが、怯え切った様子が見られる。
ユーリスが馬の背に手をかけると、ビクンと大きく震えたが、馬は耐えている様子だった。
「大丈夫でしょうか」
「……今までこんな様子を見たことはないのだが」
護衛のゲランも不思議そうな顔をしていたが、このまま乗って行って様子を見ようということになった。
怯え切った馬達は、非常に不安そうな様子を見せていたが、時間が経つにつれて少し落ち着いてきた。
“恐怖の対象”が自分達に何もしないことを察したからだ。
ユーリスの胸元で、金色の小さな竜ウェイズリーは、キュイキュイと可愛らしく鳴いて、相変わらずユーリスに甘えている様子であった。それを見ていたので、ゲランは気が付くのが遅れた。
馬などの動物は、竜をとても恐れるものなのだ。
だから、ゲランが連れてきた馬達が、ユーリスの胸元に隠れるようにいる小さな黄金竜の存在に怯えたのだろうと分かったのは、少し後の事だった。
旅慣れていないユーリスの身を案じて、ゲランは、夜にはきちんとした宿に泊まり、ユーリスの身体を休ませるようにさせた。ウェイズリーは「私がユーリスを守るから、大丈夫だ」と言い張ったのだが、夜はユーリス、ゲランで一つの部屋に泊るようにした。強盗などの押し込みがあるかも知れない。その時に同室で無ければ、ゲランはユーリスを守り切れないと思ったからだ。
ゲランが一緒の部屋に泊ることによって、夜、ウェイズリーはユーリスと二人きりになれなくなった。そのことが、ウェイズリーにとって非常に不満であった。ウェイズリーは、ユーリスにいつも朝晩と(勝手に)チュッと口づけて愛を囁いていたのだ。それをゲランの前では嫌だと、恥ずかしがるユーリスが、本を盾にウェイズリーにそうさせまいと抵抗し始めたからだ。
小さな黄金竜が、ぷっくりと両方の頬を膨らませ、ピシピシと寝台のシーツを尻尾で叩いている様子を見て、ゲランは呆れていた。
「このちびっ子竜は随分と、ユーリス様に甘えてるんだな」
先ほども、就寝の時の口付けをと突進してきたウェイズリーを、ユーリスは本の一冊ではたき落としていた。寝台の上でぺったりと大の字に倒れた後、頬を膨らませ、シーツを尻尾で叩いて強い不満を表しているウェイズリー。
「甘えん坊で困ります」
「キュルルルキュルキュルルルルル!!!!(私が番を愛でて何が悪い!!!!)」
ユーリスにチュッと口づけすることが、ウェイズリーの毎日の大きな喜びであったのに。
ユーリスは手に持つ本で、コンとウェイズリーの頭を叩いた。
「私はお前の番ではないと、何度言えば分かるのだ」
「キュルルルルキュルキュル!!(お前は私の番なんだぞ!!)」
相変わらずそう言い張るので、ユーリスはまたウェイズリーの頭をコンコンコンコンと本で叩いていた。
小さな竜のウェイズリーは頭を押さえて「キュルルキュルキュル(やめろやめろ)」としゃがみこんでいた。そんな一人と一頭の様子を、ゲランは苦笑しながら見ていた。
そして、ゲランはユーリスに言った。
「ユーリス様は、シルヴェスター殿下に会いに行くんだろう?」
その言葉に、思わずユーリスは手を止めた。
どうしてそのことを気付かれたのだろうと、ユーリスはゲランを見つめると、護衛の男は肩をすくめた。
「シルヴェスター殿下が、イスフェラ皇国にいるという噂を俺も聞いたことがあった」
「…………私は知らなかった」
ユーリスがぽつりと言うのに、ゲランは申し訳なさそうな顔をする。
「ユーリス様の耳に入らないようにしていたからな」
「!!」
「今みたいに、殿下に会いにイスフェラ皇国へ行かれては困るからだよ」
その指摘に、ユーリスはみるみる頬を染めていた。視線を彷徨わせる。実際、いても立ってもいられず、居場所を教えられた後は、彼に会いに行くことにしていた。
「殿下がイスフェラ皇国にいることを知ったから、会いに行くんだよな」
「そうです」
ユーリスがそうしようとしていることを、父親であるバンクール商会長ジャクセンは知らないであろうとゲランは思っていた。
十六の時に恋人同士であったユーリスとシルヴェスター王子。その後別れ、別々の国で暮らしていた。離れた国にいながらも、ユーリスが別れた王子の行方を捜していた。彼は一途に王子の事をずっと想い続けていた。
「殿下に会ってどうするんだ」
再び会って、また共に愛を誓いあい、恋人同士に戻るのか。
そのゲランの問いかけに、ユーリスは少しだけ眉を寄せて言った。
「分かりません」
待つのはもう嫌だった。
だから、会いに行く。
それだけだった。
だから、それから先のことはまだ考えられなかった。
そして、ユーリスとゲランの会話を聞いていた黄金竜の雛ウェイズリーは、どうもそのシルヴェスター王子という人間が、ユーリスを今まで“寂しい気持ち”にさせていた奴なのだと理解した。ゲランと話している時、そのシルヴェスター王子の名を耳にしたユーリスが、どこか苦しそうな表情をしていたからだ。
「キュルルルキュルキュルルルキュルキュル?(シルヴェスター王子とは、ユーリス、お前のいったい何なのだ?)」
ユーリスの膝の上に座る、黄金竜の雛ウェイズリーは尋ねる。
ユーリスはまた困った顔をしてぽつりと答えた。整った眉を寄せて、絞り出すように言う。
「………………友人……だろうか」
五年間、一度も会うことの無かったシルヴェスター王子。
五年前は恋人であったと言えるだろう。
でも今は。
今の二人の関係は何なのだろう。
十六歳で別れて以来、時が経ち、自分もあの頃とは違う。少年であった姿から青年に変わっている。
シルヴェスター王子もきっと、五年前とは変わっているはずだ。
彼の心が、五年前から変わらず自分の元にあるとは限らない。
「キュルキュルルルルキュル(そうか、友人か)」
膝の上のウェイズリーは、ユーリスのその言葉にホッとしていた。
それから、ユーリスの顔を見上げて言った。
「キュルキュルキューキューキュルルルル(もし、ユーリス、お前に酷いことをする奴がいたら教えてくれ)」
「何故?」
「キュルキュルキュルルルキュルキュルルルキュルルルルル(番の身を守るのは、私の大事な務めだからな。お前が悲しんだりするのは嫌なのだ。私が必ずお前を守ってやる)」
小さな竜の癖に、大人ぶってそう言うウェイズリーが可愛くて、今まで困った顔をしていたユーリスは吹き出してしまった。ウェイズリーの頭を優しく撫でる。
「ウェイズリーは優しいな」
「キュルキュルキュルルルルルルキュルルル(私は番であるお前にだけ優しいのだぞ。お前を愛しているから当然だ)」
こんな小さな竜なのに、随分と背伸びしたことを言ってくれる。
おかしくて、可愛くて、ユーリスはまたウェイズリーの頭に軽く口づけを落として、ウェイズリーを有頂天にさせていた。
「街道沿いは治安が悪化しているという話を聞いた。避難民狙いのゴロツキも出ているらしい。乗り合い馬車も以前と違って安全とは言えない」
ユーリスとゲランがおのおの乗るための馬が用意された。二頭である。
だが、二頭の馬は、ユーリスを前に非常に興奮したようにいなないていた。
「どうしたんだ」
前足を上げて、逃げ出そうとする様子を見せる馬達に、ゲランは驚いていた。
それに、ユーリスの胸元の布袋の中にいた小さな黄金竜は、声にならぬ声で馬達に命じた。
(黙れ)
途端、馬達は口から泡を吹き出し、恐怖のあまり、まるで瘧にでもかかったように、ブルブルと震えながら立ち尽くす。
(大人しくしないと)
(喰うぞ)
「急に大人しくなったな」
だが、怯え切った様子が見られる。
ユーリスが馬の背に手をかけると、ビクンと大きく震えたが、馬は耐えている様子だった。
「大丈夫でしょうか」
「……今までこんな様子を見たことはないのだが」
護衛のゲランも不思議そうな顔をしていたが、このまま乗って行って様子を見ようということになった。
怯え切った馬達は、非常に不安そうな様子を見せていたが、時間が経つにつれて少し落ち着いてきた。
“恐怖の対象”が自分達に何もしないことを察したからだ。
ユーリスの胸元で、金色の小さな竜ウェイズリーは、キュイキュイと可愛らしく鳴いて、相変わらずユーリスに甘えている様子であった。それを見ていたので、ゲランは気が付くのが遅れた。
馬などの動物は、竜をとても恐れるものなのだ。
だから、ゲランが連れてきた馬達が、ユーリスの胸元に隠れるようにいる小さな黄金竜の存在に怯えたのだろうと分かったのは、少し後の事だった。
旅慣れていないユーリスの身を案じて、ゲランは、夜にはきちんとした宿に泊まり、ユーリスの身体を休ませるようにさせた。ウェイズリーは「私がユーリスを守るから、大丈夫だ」と言い張ったのだが、夜はユーリス、ゲランで一つの部屋に泊るようにした。強盗などの押し込みがあるかも知れない。その時に同室で無ければ、ゲランはユーリスを守り切れないと思ったからだ。
ゲランが一緒の部屋に泊ることによって、夜、ウェイズリーはユーリスと二人きりになれなくなった。そのことが、ウェイズリーにとって非常に不満であった。ウェイズリーは、ユーリスにいつも朝晩と(勝手に)チュッと口づけて愛を囁いていたのだ。それをゲランの前では嫌だと、恥ずかしがるユーリスが、本を盾にウェイズリーにそうさせまいと抵抗し始めたからだ。
小さな黄金竜が、ぷっくりと両方の頬を膨らませ、ピシピシと寝台のシーツを尻尾で叩いている様子を見て、ゲランは呆れていた。
「このちびっ子竜は随分と、ユーリス様に甘えてるんだな」
先ほども、就寝の時の口付けをと突進してきたウェイズリーを、ユーリスは本の一冊ではたき落としていた。寝台の上でぺったりと大の字に倒れた後、頬を膨らませ、シーツを尻尾で叩いて強い不満を表しているウェイズリー。
「甘えん坊で困ります」
「キュルルルキュルキュルルルルル!!!!(私が番を愛でて何が悪い!!!!)」
ユーリスにチュッと口づけすることが、ウェイズリーの毎日の大きな喜びであったのに。
ユーリスは手に持つ本で、コンとウェイズリーの頭を叩いた。
「私はお前の番ではないと、何度言えば分かるのだ」
「キュルルルルキュルキュル!!(お前は私の番なんだぞ!!)」
相変わらずそう言い張るので、ユーリスはまたウェイズリーの頭をコンコンコンコンと本で叩いていた。
小さな竜のウェイズリーは頭を押さえて「キュルルキュルキュル(やめろやめろ)」としゃがみこんでいた。そんな一人と一頭の様子を、ゲランは苦笑しながら見ていた。
そして、ゲランはユーリスに言った。
「ユーリス様は、シルヴェスター殿下に会いに行くんだろう?」
その言葉に、思わずユーリスは手を止めた。
どうしてそのことを気付かれたのだろうと、ユーリスはゲランを見つめると、護衛の男は肩をすくめた。
「シルヴェスター殿下が、イスフェラ皇国にいるという噂を俺も聞いたことがあった」
「…………私は知らなかった」
ユーリスがぽつりと言うのに、ゲランは申し訳なさそうな顔をする。
「ユーリス様の耳に入らないようにしていたからな」
「!!」
「今みたいに、殿下に会いにイスフェラ皇国へ行かれては困るからだよ」
その指摘に、ユーリスはみるみる頬を染めていた。視線を彷徨わせる。実際、いても立ってもいられず、居場所を教えられた後は、彼に会いに行くことにしていた。
「殿下がイスフェラ皇国にいることを知ったから、会いに行くんだよな」
「そうです」
ユーリスがそうしようとしていることを、父親であるバンクール商会長ジャクセンは知らないであろうとゲランは思っていた。
十六の時に恋人同士であったユーリスとシルヴェスター王子。その後別れ、別々の国で暮らしていた。離れた国にいながらも、ユーリスが別れた王子の行方を捜していた。彼は一途に王子の事をずっと想い続けていた。
「殿下に会ってどうするんだ」
再び会って、また共に愛を誓いあい、恋人同士に戻るのか。
そのゲランの問いかけに、ユーリスは少しだけ眉を寄せて言った。
「分かりません」
待つのはもう嫌だった。
だから、会いに行く。
それだけだった。
だから、それから先のことはまだ考えられなかった。
そして、ユーリスとゲランの会話を聞いていた黄金竜の雛ウェイズリーは、どうもそのシルヴェスター王子という人間が、ユーリスを今まで“寂しい気持ち”にさせていた奴なのだと理解した。ゲランと話している時、そのシルヴェスター王子の名を耳にしたユーリスが、どこか苦しそうな表情をしていたからだ。
「キュルルルキュルキュルルルキュルキュル?(シルヴェスター王子とは、ユーリス、お前のいったい何なのだ?)」
ユーリスの膝の上に座る、黄金竜の雛ウェイズリーは尋ねる。
ユーリスはまた困った顔をしてぽつりと答えた。整った眉を寄せて、絞り出すように言う。
「………………友人……だろうか」
五年間、一度も会うことの無かったシルヴェスター王子。
五年前は恋人であったと言えるだろう。
でも今は。
今の二人の関係は何なのだろう。
十六歳で別れて以来、時が経ち、自分もあの頃とは違う。少年であった姿から青年に変わっている。
シルヴェスター王子もきっと、五年前とは変わっているはずだ。
彼の心が、五年前から変わらず自分の元にあるとは限らない。
「キュルキュルルルルキュル(そうか、友人か)」
膝の上のウェイズリーは、ユーリスのその言葉にホッとしていた。
それから、ユーリスの顔を見上げて言った。
「キュルキュルキューキューキュルルルル(もし、ユーリス、お前に酷いことをする奴がいたら教えてくれ)」
「何故?」
「キュルキュルキュルルルキュルキュルルルキュルルルルル(番の身を守るのは、私の大事な務めだからな。お前が悲しんだりするのは嫌なのだ。私が必ずお前を守ってやる)」
小さな竜の癖に、大人ぶってそう言うウェイズリーが可愛くて、今まで困った顔をしていたユーリスは吹き出してしまった。ウェイズリーの頭を優しく撫でる。
「ウェイズリーは優しいな」
「キュルキュルキュルルルルルルキュルルル(私は番であるお前にだけ優しいのだぞ。お前を愛しているから当然だ)」
こんな小さな竜なのに、随分と背伸びしたことを言ってくれる。
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