522 / 711
外伝 その王子と恋に落ちたら大変です 第四章 黄金竜の雛は愛しい番のためならば、全てを捧げる
第二十五話 彼の願い(中)
しおりを挟む
再びウェイズリーが現れたのは、レイヴン城の遥か上空で、そこは今まさに次元の穴が生じて、そこから何かが現れ出ようとしていた。灰色の雲が折り重なる中、雷光が小さく散り、只事ではない不気味な雰囲気が漂っている。
すぐにウェイズリーは、前の時と同じように、何かが次元を渡ってやって来ようとしていることを察した。だからウェイズリーは、その身でもって次元の穴の中へと突っ込んでいったのだった。
小さな黄金竜の雛は、レイヴン城の遥か上空に空いた次元の穴に猛烈な勢いで突っ込み、そこから湧き出ようとしていた魔の者達を、口から噴き出した猛烈な火炎で焼き尽くした。
そのまま穴を抜け、人の世界から、魔の領域へ飛んで行く。
金色の翼をはためかせ、金色の両眼を持つ小さな竜は、灰色の空に無数に散らばっていた、異形の者達の存在に気が付くと、彼らをかたっぱしから攻撃していった。
その者達は、サトー王国についている魔の者達だった。次元の穴を通じて人の界へ渡り、旧カリン王国の領土を取り戻そうという命を受けた者達であり、言うなれば、シルヴェスター達クランの者達の敵である。ひいては、ユーリスの敵でもある。
番が心安らかに暮らしていくことこそ、黄金竜が望むことであった。
だから、全ての敵は殲滅しなければならない。
黄金竜の雛ウェイズリーは、目に入る敵の全てを魔法で空から落とした。歯向かってくる敵の全てを噛み殺し、引き裂いていく。何百、何千という屍が積み上げられていく。小さな一頭の黄金竜でありながらも、その力は絶大であった。
その力の強大さを感じ取った魔の者達は「聞いていた話と違う」と、黄金竜の雛のあまりの強さに恐れ慄き、逃げ惑い始める。サトー王国についている魔のやんごとなき三公からは、黄金竜が旧カリン王国の人間達を庇護している話は聞いていない。
その時、ウェイズリーは、はたと気が付いて空を振り返る。
レイヴン城の部屋の中に残したユーリスの近くに、魔族が現れたことを感じたのだが、すぐさまユーリスのそばに付けていた“金色の芽”がその魔族を切り刻んでいく。
ウェイズリーの金色の瞳が怒りに輝いた。
もう二度と、自分の番に手を出す気にもなれないほど、滅び尽くすしかないと思った。
ウェイズリーは翼をはためかせ、なおも口から火炎を吹き出させ、魔の領域を壊しにかかった。
彼を止められるものはいなかった。
それは、容赦のない虐殺、殲滅であった。
灰色の空から、魔族達の手や足がバラバラとなった、異形の死骸が雨のように降り注いでいく。
その小さな金色の竜は怒り狂い、絶大なる力で魔の者達を殺し尽くしていた。
魔族達も抵抗しようにも、力の桁が違い過ぎた。
投げつける刃も届かず、魔法の一撃も通さず、それはまさしく怒りに任せてバラバラと魔の者達を簡単に壊していく。
魔の領域にいる魔族達は、恐怖に震え、とにかく逃げろ逃げろと、空を駆けていく。それを怒りに狂った小さな黄金竜の雛が、どこまでも追いかけていっていた。
ユーリスは城の自室の中で、目の前に現れた魔族も自分の周りに生えている“金色の芽”が瞬殺する様子を見て驚いていた。
ウェイズリーの“金色の芽”
それが自分を守ろうとしている。
だから驚くことはあっても、恐怖は感じなかった。
城の中で叫び声が聞こえる。
自分以外の場所にいるクランの仲間の元にも魔族が出現しているらしい。
ユーリスは自分を包むように蠢く“金色の芽”に、「クランの仲間も助けてやってくれないか」と声を掛けたが、それらはユーリスの身を守ることのみ命じられているようで、他の仲間を助けに行く様子は見えない。ユーリスは困ったような顔をした後、彼は立ち上がり、仕方ないので自分の方から城を荒らす魔族の元へ行くしかないと思った。
そして彼は城の魔族の出現している場所の一つ一つを歩いてまわり、自分の周りに生え、敵を瞬殺する“金色の芽”を魔族の前にさらけ出したのだ。当然、ユーリスを守るため眼前の敵を倒そうとする“金色の芽”。クランの仲間達は、ユーリスの周囲に不思議な“金色の芽”が現れており、それが長く蠢いて、魔族達を斬り裂いていく様子を目撃した。
「な……なんなんだ、ユーリス、それは」
クランの仲間達が腰を抜かしてその様子を眺める。
ユーリスは「魔法の一種です。私を守るように働いています。貴方達には危害を加えないから安心して下さい」と落ち着いた様子で告げた。
今も階段のそばにいる出現した魔族の一人を、ユーリスの足元からグンと伸びた“金色の芽”が、その身体を斬り裂いていった。
まさしく瞬殺であった。
それを副クラン長フィアも当然目撃していた。彼も目を見開き、ユーリスに怖れすら感じながら問いかける。
「それが、君の加護の力なのか?」
問いかけに、ユーリスはキラキラと輝く“金色の芽”にその身を囲まれながら、頷いた。ユーリスは白い手を伸ばし、“金色の芽”にそっと触れる。
「そうです」
ただそれだけを告げ、後は何も口にすることはなかったのだった。
城内の魔族の一人一人を“金色の芽”で倒していったユーリスは、それが終わると、とりあえず城の大広間の椅子の一つに座って待機していた。
副クラン長フィアは、魔族を瞬殺するユーリスの加護、その“金色の芽”を驚き恐れて眺めていた。下手なことを言ってユーリスの機嫌を損ねたら、その“金色の芽”が自分にも飛んでくるのではないかと思うほどであったのだ。
だが怖い者知らずなのは、ユーリスの同僚の“経理担当兼冒険者”のイルムである。彼はユーリスの座る椅子のそばまでいって、ユーリスの周りをうねうねと蠢く“金色の芽”を、どこか憧れるような眼差しで見つめていた。
「ユーリス様、コレ、凄いですね!! 俺、触ってもいいですか」
「…………いや、止めた方がいいから」
慌ててユーリスがイルムを止めに掛かる。イルムは羨ましいようにその“金色の芽”をじっと真近で見つめていた。
「すごく綺麗じゃないですか。うわぁ、ユーリス様の周りが金色に輝いていて、どこか神々しいです!!!!」
実際、美貌の青年であるユーリスの周囲を、キラキラと輝く“金色の芽”が取り囲むその様子は、素晴らしい光景であった。
「加護って、ユーリス様ご自身の魔法の力なのですか」
「違う。私に付けられている加護のようだ」
「すごい加護ですね。ユーリス様を全方面から守る最強の加護じゃないですか。この加護を付けてくれた人は、本当にユーリス様のことを大切にしているんですね!!!!」
その言葉に、ユーリスは黄金竜の雛ウェイズリーの姿を思い出した。
小さな竜の雛は、確かにどんな時でも自分を守り、何よりも大切にしようとしていた。
自分のことを、番だと言い張り、自分を愛していた。
「そうですね」
イルムの言葉に、静かにユーリスが頷いていた時、城の大広間の入口の方から悲鳴と叫び声が聞こえてきた。
すぐにウェイズリーは、前の時と同じように、何かが次元を渡ってやって来ようとしていることを察した。だからウェイズリーは、その身でもって次元の穴の中へと突っ込んでいったのだった。
小さな黄金竜の雛は、レイヴン城の遥か上空に空いた次元の穴に猛烈な勢いで突っ込み、そこから湧き出ようとしていた魔の者達を、口から噴き出した猛烈な火炎で焼き尽くした。
そのまま穴を抜け、人の世界から、魔の領域へ飛んで行く。
金色の翼をはためかせ、金色の両眼を持つ小さな竜は、灰色の空に無数に散らばっていた、異形の者達の存在に気が付くと、彼らをかたっぱしから攻撃していった。
その者達は、サトー王国についている魔の者達だった。次元の穴を通じて人の界へ渡り、旧カリン王国の領土を取り戻そうという命を受けた者達であり、言うなれば、シルヴェスター達クランの者達の敵である。ひいては、ユーリスの敵でもある。
番が心安らかに暮らしていくことこそ、黄金竜が望むことであった。
だから、全ての敵は殲滅しなければならない。
黄金竜の雛ウェイズリーは、目に入る敵の全てを魔法で空から落とした。歯向かってくる敵の全てを噛み殺し、引き裂いていく。何百、何千という屍が積み上げられていく。小さな一頭の黄金竜でありながらも、その力は絶大であった。
その力の強大さを感じ取った魔の者達は「聞いていた話と違う」と、黄金竜の雛のあまりの強さに恐れ慄き、逃げ惑い始める。サトー王国についている魔のやんごとなき三公からは、黄金竜が旧カリン王国の人間達を庇護している話は聞いていない。
その時、ウェイズリーは、はたと気が付いて空を振り返る。
レイヴン城の部屋の中に残したユーリスの近くに、魔族が現れたことを感じたのだが、すぐさまユーリスのそばに付けていた“金色の芽”がその魔族を切り刻んでいく。
ウェイズリーの金色の瞳が怒りに輝いた。
もう二度と、自分の番に手を出す気にもなれないほど、滅び尽くすしかないと思った。
ウェイズリーは翼をはためかせ、なおも口から火炎を吹き出させ、魔の領域を壊しにかかった。
彼を止められるものはいなかった。
それは、容赦のない虐殺、殲滅であった。
灰色の空から、魔族達の手や足がバラバラとなった、異形の死骸が雨のように降り注いでいく。
その小さな金色の竜は怒り狂い、絶大なる力で魔の者達を殺し尽くしていた。
魔族達も抵抗しようにも、力の桁が違い過ぎた。
投げつける刃も届かず、魔法の一撃も通さず、それはまさしく怒りに任せてバラバラと魔の者達を簡単に壊していく。
魔の領域にいる魔族達は、恐怖に震え、とにかく逃げろ逃げろと、空を駆けていく。それを怒りに狂った小さな黄金竜の雛が、どこまでも追いかけていっていた。
ユーリスは城の自室の中で、目の前に現れた魔族も自分の周りに生えている“金色の芽”が瞬殺する様子を見て驚いていた。
ウェイズリーの“金色の芽”
それが自分を守ろうとしている。
だから驚くことはあっても、恐怖は感じなかった。
城の中で叫び声が聞こえる。
自分以外の場所にいるクランの仲間の元にも魔族が出現しているらしい。
ユーリスは自分を包むように蠢く“金色の芽”に、「クランの仲間も助けてやってくれないか」と声を掛けたが、それらはユーリスの身を守ることのみ命じられているようで、他の仲間を助けに行く様子は見えない。ユーリスは困ったような顔をした後、彼は立ち上がり、仕方ないので自分の方から城を荒らす魔族の元へ行くしかないと思った。
そして彼は城の魔族の出現している場所の一つ一つを歩いてまわり、自分の周りに生え、敵を瞬殺する“金色の芽”を魔族の前にさらけ出したのだ。当然、ユーリスを守るため眼前の敵を倒そうとする“金色の芽”。クランの仲間達は、ユーリスの周囲に不思議な“金色の芽”が現れており、それが長く蠢いて、魔族達を斬り裂いていく様子を目撃した。
「な……なんなんだ、ユーリス、それは」
クランの仲間達が腰を抜かしてその様子を眺める。
ユーリスは「魔法の一種です。私を守るように働いています。貴方達には危害を加えないから安心して下さい」と落ち着いた様子で告げた。
今も階段のそばにいる出現した魔族の一人を、ユーリスの足元からグンと伸びた“金色の芽”が、その身体を斬り裂いていった。
まさしく瞬殺であった。
それを副クラン長フィアも当然目撃していた。彼も目を見開き、ユーリスに怖れすら感じながら問いかける。
「それが、君の加護の力なのか?」
問いかけに、ユーリスはキラキラと輝く“金色の芽”にその身を囲まれながら、頷いた。ユーリスは白い手を伸ばし、“金色の芽”にそっと触れる。
「そうです」
ただそれだけを告げ、後は何も口にすることはなかったのだった。
城内の魔族の一人一人を“金色の芽”で倒していったユーリスは、それが終わると、とりあえず城の大広間の椅子の一つに座って待機していた。
副クラン長フィアは、魔族を瞬殺するユーリスの加護、その“金色の芽”を驚き恐れて眺めていた。下手なことを言ってユーリスの機嫌を損ねたら、その“金色の芽”が自分にも飛んでくるのではないかと思うほどであったのだ。
だが怖い者知らずなのは、ユーリスの同僚の“経理担当兼冒険者”のイルムである。彼はユーリスの座る椅子のそばまでいって、ユーリスの周りをうねうねと蠢く“金色の芽”を、どこか憧れるような眼差しで見つめていた。
「ユーリス様、コレ、凄いですね!! 俺、触ってもいいですか」
「…………いや、止めた方がいいから」
慌ててユーリスがイルムを止めに掛かる。イルムは羨ましいようにその“金色の芽”をじっと真近で見つめていた。
「すごく綺麗じゃないですか。うわぁ、ユーリス様の周りが金色に輝いていて、どこか神々しいです!!!!」
実際、美貌の青年であるユーリスの周囲を、キラキラと輝く“金色の芽”が取り囲むその様子は、素晴らしい光景であった。
「加護って、ユーリス様ご自身の魔法の力なのですか」
「違う。私に付けられている加護のようだ」
「すごい加護ですね。ユーリス様を全方面から守る最強の加護じゃないですか。この加護を付けてくれた人は、本当にユーリス様のことを大切にしているんですね!!!!」
その言葉に、ユーリスは黄金竜の雛ウェイズリーの姿を思い出した。
小さな竜の雛は、確かにどんな時でも自分を守り、何よりも大切にしようとしていた。
自分のことを、番だと言い張り、自分を愛していた。
「そうですね」
イルムの言葉に、静かにユーリスが頷いていた時、城の大広間の入口の方から悲鳴と叫び声が聞こえてきた。
13
あなたにおすすめの小説
腐男子♥異世界転生
よしの と こひな
BL
ある日、腐男子で新卒サラリーマン・伊丹トキヤの自室にトラックが突っ込む。
目覚めたトキヤがそこで目にしたのは、彼が長年追い続けていたBL小説の世界――。しかも、なんとトキヤは彼が最推しするスパダリ攻め『黒の騎士』ことアルチュール・ド・シルエットの文武のライバルであり、恋のライバルでもあるサブキャラの「当て馬」セレスタン・ギレヌ・コルベールに転生してしまっていた。
トキヤは、「すぐそばで推しの2人を愛でられる!」と思っていたのに、次々と原作とは異なる展開が……。 ※なろうさん、カクヨムさん、Caitaさんでも掲載しています。
【本編完結】異世界で政略結婚したオレ?!
カヨワイさつき
BL
美少女の中身は32歳の元オトコ。
魔法と剣、そして魔物がいる世界で
年の差12歳の政略結婚?!
ある日突然目を覚ましたら前世の記憶が……。
冷酷非道と噂される王子との婚約、そして結婚。
人形のような美少女?になったオレの物語。
オレは何のために生まれたのだろうか?
もう一人のとある人物は……。
2022年3月9日の夕方、本編完結
番外編追加完結。
魔王に転生したら、イケメンたちから溺愛されてます
トモモト ヨシユキ
BL
気がつくと、なぜか、魔王になっていた俺。
魔王の手下たちと、俺の本体に入っている魔王を取り戻すべく旅立つが・・
なんで、俺の体に入った魔王様が、俺の幼馴染みの勇者とできちゃってるの⁉️
エブリスタにも、掲載しています。
転生したらスパダリに囲われていました……え、違う?
米山のら
BL
王子悠里。苗字のせいで“王子さま”と呼ばれ、距離を置かれてきた、ぼっち新社会人。
ストーカーに追われ、車に轢かれ――気づけば豪奢なベッドで目を覚ましていた。
隣にいたのは、氷の騎士団長であり第二王子でもある、美しきスパダリ。
「愛してるよ、私のユリタン」
そう言って差し出されたのは、彼色の婚約指輪。
“最難関ルート”と恐れられる、甘さと狂気の狭間に立つ騎士団長。
成功すれば溺愛一直線、けれど一歩誤れば廃人コース。
怖いほどの執着と、甘すぎる愛の狭間で――悠里の新しい人生は、いったいどこへ向かうのか?
……え、違う?
BLゲームの展開を無視した結果、悪役令息は主人公に溺愛される。
佐倉海斗
BL
この世界が前世の世界で存在したBLゲームに酷似していることをレイド・アクロイドだけが知っている。レイドは主人公の恋を邪魔する敵役であり、通称悪役令息と呼ばれていた。そして破滅する運命にある。……運命のとおりに生きるつもりはなく、主人公や主人公の恋人候補を避けて学園生活を生き抜き、無事に卒業を迎えた。これで、自由な日々が手に入ると思っていたのに。突然、主人公に告白をされてしまう。
【完結】婚約破棄したのに幼馴染の執着がちょっと尋常じゃなかった。
天城
BL
子供の頃、天使のように可愛かった第三王子のハロルド。しかし今は令嬢達に熱い視線を向けられる美青年に成長していた。
成績優秀、眉目秀麗、騎士団の演習では負けなしの完璧な王子の姿が今のハロルドの現実だった。
まだ少女のように可愛かったころに求婚され、婚約した幼馴染のギルバートに申し訳なくなったハロルドは、婚約破棄を決意する。
黒髪黒目の無口な幼馴染(攻め)×金髪青瞳美形第三王子(受け)。前後編の2話完結。番外編を不定期更新中。
悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!
ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。
らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。
なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。
弟のために悪役になる!~ヒロインに会うまで可愛がった結果~
荷居人(にいと)
BL
BL大賞20位。読者様ありがとうございました。
弟が生まれた日、足を滑らせ、階段から落ち、頭を打った俺は、前世の記憶を思い出す。
そして知る。今の自分は乙女ゲーム『王座の証』で平凡な顔、平凡な頭、平凡な運動能力、全てに置いて普通、全てに置いて完璧で優秀な弟はどんなに後に生まれようと次期王の継承権がいく、王にふさわしい赤の瞳と黒髪を持ち、親の愛さえ奪った弟に恨みを覚える悪役の兄であると。
でも今の俺はそんな弟の苦労を知っているし、生まれたばかりの弟は可愛い。
そんな可愛い弟が幸せになるためにはヒロインと結婚して王になることだろう。悪役になれば死ぬ。わかってはいるが、前世の後悔を繰り返さないため、将来処刑されるとわかっていたとしても、弟の幸せを願います!
・・・でもヒロインに会うまでは可愛がってもいいよね?
本編は完結。番外編が本編越えたのでタイトルも変えた。ある意味間違ってはいない。可愛がらなければ番外編もないのだから。
そしてまさかのモブの恋愛まで始まったようだ。
お気に入り1000突破は私の作品の中で初作品でございます!ありがとうございます!
2018/10/10より章の整理を致しました。ご迷惑おかけします。
2018/10/7.23時25分確認。BLランキング1位だと・・・?
2018/10/24.話がワンパターン化してきた気がするのでまた意欲が湧き、書きたいネタができるまでとりあえず完結といたします。
2018/11/3.久々の更新。BL小説大賞応募したので思い付きを更新してみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる