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外伝 その王子と恋に落ちたら大変です 第八章 永遠の王の統べる王国
第十一話 親善旅行へ(5)
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ハルヴェラ王国へ到着したユーリスとルドガーは、国賓としてもてなされた。王宮内の一等良い客室へ案内され、到着した翌日には二人を歓迎する宴が開かれる。ハルヴェラ王国の全ての高位貴族達が一堂に会するそれは華やかな宴だった。ユーリスとルドガーもまた、ゴルティニア王国から持参した素晴らしい衣装を身にまとい、出席する。ユーリスは、ラウデシア王国有数の富豪バンクール家の後継ぎとして教育を受けてきた若者であり、彼はその教育の甲斐もあって、まったく物おじせずに貴族達と会話することが出来た。元から華やかな美貌と優雅な物腰を持つ若者であったから、たちまち、ハルヴェラ王国の社交界でも注目の的となる。
そんなユーリスを、ルドガーは誇りに思い、ユーリスのそばにルドガーはいつもぴったりとついていた。そしてユーリスもまた、幼いルドガーのことを優しく気遣い、何かと彼をフォローしている。二人の親子の仲睦まじい姿を周囲の人々は温かな視線で見つめている。
公式では、ルドガー王子は、シルヴェスター王子とユーリスの“養子”とされている。
男同士で婚姻した場合、家の存続のために親族から“養子”を迎えることが一般的であった。シルヴェスター王子とよく似ているルドガー王子は、シルヴェスター王子のラウデシア王家の血筋から迎えたのではないかと噂されている。そして養子となったルドガーは、よくユーリスに懐いている。
リン王太子妃は、五歳のルドガー王子に、彼と年齢が比較的近い、九歳のエリザベス王女、七歳のエルマー王子、六歳のクリスティ王女を引き合わせた。自身の三人の子供達には、ルドガー王子とよく遊んであげるように言い聞かせる。特に年齢の一番近いクリスティ王女は、ルドガーと引き合わされた時から、ルドガーのことをとても気に入っていた。綺麗な金髪に青い瞳のルドガーは、クリスティ王女が持つ絵本の中から抜け出た王子様の姿そのものだったからだ。
クリスティ王女付きの女官達は「クリスティ王女殿下とルドガー王子殿下はとてもお似合いのご様子」「ゴルティニア王国の王子殿下とクリスティ王女殿下はご身分の釣り合いも良い」と密かに囁き合い、何かとルドガー王子とクリスティ王女を引き合わせようとしている。
そのことに気が付いたルドガーは、内心、人間の子供達の相手をすることは非常に「面倒くさい」と思っていたが、不満を人前で口にしてはならないことは弁えていた。生まれてまだ一年も経たない雛竜であったが、黄金竜ウェイズリーに比べれば、ルドガーは人間社会に順応しているといえる。ルドガーがそのように順応して、人間社会で生きていくことを親のユーリスやシルヴェスター王子が望んでいるとルドガーは理解していた。そして、そうすることを、祖父ジャクセンもまた望んでいる。
このハルヴェラ王国での公務の間、ルドガーは祖父ジャクセンのことを考えまいとしていた。考えてしまえば、会いたいとの想いが募ってしまう。ラウデシア王国のジャクセンの屋敷の、ジャクセンの仕事部屋に置かれた椅子に座って、彼の仕事をする様子を眺めたい。召使達からほんのりと甘い砂糖の入ったミルクのカップを受け取りたい。そして、ジャクセンの膝の上にのせられ、頭を優しく撫でてもらいたい。
でも、今、それは叶えられない。
我慢するしかないのだ。
黄金竜ウェイズリーなら、我慢が利かず、番のユーリスのそばにひとっ飛びしてしまうだろう。実際、あの竜は、夜な夜な、ユーリスの寝床に忍び込んでは、ルドガーに追い出されていたのだから。
(ウェイズリーなんて嫌いだ)
ユーリスもまた、ルドガーの手で追い出されるウェイズリーを見て、切なそうな悲しそうな表情をしている。ルドガーを注意した手前、ウェイズリーと一緒にいることは出来ないとユーリスも分かっていたからだ。でも、あの二人は愛し合っている。
だから、ウェイズリーが嫌いだった。
無意識にルドガーが、不機嫌な顔をしていたのだろう。
それに気が付いた年かさのエリザベス王女が言った。子供達は、まだ幼い子供ということもあって互いを敬称をつけずに呼び合っていた。
「どうしたの、ルドガー」
「別に、なんでもないです」
今、ルドガーとエリザベス王女、エルマー王子、クリスティ王女は、王宮の庭園でお茶をしていた。円形のテーブルには白いテーブルクロスが掛けられ、その上にはケーキとお煎餅、温かなお茶が並べられている。リン王太子妃は、異世界のお菓子の一種である米を使った焼き菓子、煎餅を推していたものだから、煎餅もまたケーキと一緒に供されていたのだ。
だからルドガーは、煎餅を掴むとバリンとそれを歯で噛み砕いた。
「……変わった味だ」
醤油味の煎餅を手に持つルドガーが眉を寄せてそう言うと、エリザベス王女が「それがいいと言う人も多いの」と笑って言う。
「お煎餅には、ニホン茶が合うのよ」
クリスティ王女がそう言うと、よく気の利く女官が、すかさずニホン茶というものを淹れてくれた。
陶器の器の中の緑色のお茶を不思議なものでも見るように、ルドガーは見つめ、それからそれを啜った。
「草の味がする」
「草を食べたことがあるの? ルドガー」
クリスティ王女が尋ねるので、ルドガーは「ない」と答えた。
それにコロコロと笑うクリスティ王女は愛らしい。
リン王太子妃の子供達は皆、周囲の人々によく可愛がられ、愛されている者特有の明るさがあった。
当初から人間の子供達の相手は「面倒くさい」と思っているルドガーだったが、彼らはルドガーにとても気を遣っていることが分かる。だから、次第にルドガーも彼らの存在に慣れていった。
そしてその様子に喜んでいたのは、ユーリスだった。
ユーリスはユーリスで、ルドガーのそばにいるだけでなく、ハルヴェラ王国に来て以来、リン王太子妃にハルヴェラ王国内を連れ回されている。政務に係る難しい話の時などは、ユーリスはルドガーを王宮に置いていき、リン王太子妃の子供達とよく交流するようにさせていた。
ルドガーは子供達と王宮の庭でお茶をしたり、散歩をしたり、時にゲームをしたりと、同年の人間の子供達と過ごすことを覚えていった。
でも時折、ルドガーは空を見上げ、遠い空の向こうにいるはずの、大好きな祖父のことを想うのだった。
そんなユーリスを、ルドガーは誇りに思い、ユーリスのそばにルドガーはいつもぴったりとついていた。そしてユーリスもまた、幼いルドガーのことを優しく気遣い、何かと彼をフォローしている。二人の親子の仲睦まじい姿を周囲の人々は温かな視線で見つめている。
公式では、ルドガー王子は、シルヴェスター王子とユーリスの“養子”とされている。
男同士で婚姻した場合、家の存続のために親族から“養子”を迎えることが一般的であった。シルヴェスター王子とよく似ているルドガー王子は、シルヴェスター王子のラウデシア王家の血筋から迎えたのではないかと噂されている。そして養子となったルドガーは、よくユーリスに懐いている。
リン王太子妃は、五歳のルドガー王子に、彼と年齢が比較的近い、九歳のエリザベス王女、七歳のエルマー王子、六歳のクリスティ王女を引き合わせた。自身の三人の子供達には、ルドガー王子とよく遊んであげるように言い聞かせる。特に年齢の一番近いクリスティ王女は、ルドガーと引き合わされた時から、ルドガーのことをとても気に入っていた。綺麗な金髪に青い瞳のルドガーは、クリスティ王女が持つ絵本の中から抜け出た王子様の姿そのものだったからだ。
クリスティ王女付きの女官達は「クリスティ王女殿下とルドガー王子殿下はとてもお似合いのご様子」「ゴルティニア王国の王子殿下とクリスティ王女殿下はご身分の釣り合いも良い」と密かに囁き合い、何かとルドガー王子とクリスティ王女を引き合わせようとしている。
そのことに気が付いたルドガーは、内心、人間の子供達の相手をすることは非常に「面倒くさい」と思っていたが、不満を人前で口にしてはならないことは弁えていた。生まれてまだ一年も経たない雛竜であったが、黄金竜ウェイズリーに比べれば、ルドガーは人間社会に順応しているといえる。ルドガーがそのように順応して、人間社会で生きていくことを親のユーリスやシルヴェスター王子が望んでいるとルドガーは理解していた。そして、そうすることを、祖父ジャクセンもまた望んでいる。
このハルヴェラ王国での公務の間、ルドガーは祖父ジャクセンのことを考えまいとしていた。考えてしまえば、会いたいとの想いが募ってしまう。ラウデシア王国のジャクセンの屋敷の、ジャクセンの仕事部屋に置かれた椅子に座って、彼の仕事をする様子を眺めたい。召使達からほんのりと甘い砂糖の入ったミルクのカップを受け取りたい。そして、ジャクセンの膝の上にのせられ、頭を優しく撫でてもらいたい。
でも、今、それは叶えられない。
我慢するしかないのだ。
黄金竜ウェイズリーなら、我慢が利かず、番のユーリスのそばにひとっ飛びしてしまうだろう。実際、あの竜は、夜な夜な、ユーリスの寝床に忍び込んでは、ルドガーに追い出されていたのだから。
(ウェイズリーなんて嫌いだ)
ユーリスもまた、ルドガーの手で追い出されるウェイズリーを見て、切なそうな悲しそうな表情をしている。ルドガーを注意した手前、ウェイズリーと一緒にいることは出来ないとユーリスも分かっていたからだ。でも、あの二人は愛し合っている。
だから、ウェイズリーが嫌いだった。
無意識にルドガーが、不機嫌な顔をしていたのだろう。
それに気が付いた年かさのエリザベス王女が言った。子供達は、まだ幼い子供ということもあって互いを敬称をつけずに呼び合っていた。
「どうしたの、ルドガー」
「別に、なんでもないです」
今、ルドガーとエリザベス王女、エルマー王子、クリスティ王女は、王宮の庭園でお茶をしていた。円形のテーブルには白いテーブルクロスが掛けられ、その上にはケーキとお煎餅、温かなお茶が並べられている。リン王太子妃は、異世界のお菓子の一種である米を使った焼き菓子、煎餅を推していたものだから、煎餅もまたケーキと一緒に供されていたのだ。
だからルドガーは、煎餅を掴むとバリンとそれを歯で噛み砕いた。
「……変わった味だ」
醤油味の煎餅を手に持つルドガーが眉を寄せてそう言うと、エリザベス王女が「それがいいと言う人も多いの」と笑って言う。
「お煎餅には、ニホン茶が合うのよ」
クリスティ王女がそう言うと、よく気の利く女官が、すかさずニホン茶というものを淹れてくれた。
陶器の器の中の緑色のお茶を不思議なものでも見るように、ルドガーは見つめ、それからそれを啜った。
「草の味がする」
「草を食べたことがあるの? ルドガー」
クリスティ王女が尋ねるので、ルドガーは「ない」と答えた。
それにコロコロと笑うクリスティ王女は愛らしい。
リン王太子妃の子供達は皆、周囲の人々によく可愛がられ、愛されている者特有の明るさがあった。
当初から人間の子供達の相手は「面倒くさい」と思っているルドガーだったが、彼らはルドガーにとても気を遣っていることが分かる。だから、次第にルドガーも彼らの存在に慣れていった。
そしてその様子に喜んでいたのは、ユーリスだった。
ユーリスはユーリスで、ルドガーのそばにいるだけでなく、ハルヴェラ王国に来て以来、リン王太子妃にハルヴェラ王国内を連れ回されている。政務に係る難しい話の時などは、ユーリスはルドガーを王宮に置いていき、リン王太子妃の子供達とよく交流するようにさせていた。
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