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外伝 その王子と恋に落ちたら大変です 第九章 蝶の夢(上)
第二十四話 待つ人々(上)
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ユーリスは、空中城の大きな寝台の上で眠り続けていた。
ユーリスの副官であるセリムは、毎日、ユーリスの様子を見守り続けた。そしてそれは、掌にのるほどの小さな黄金竜ウェイズリーも一緒で、ウェイズリーはユーリスのそばにいつもいて、ユーリスのそばから片時も離れなかった。
ユーリスの側近であるセリムは、シルヴェスター国王が、黄金竜ウェイズリーと“同化”していることを知っていた。国民には伏せられていたが、ユーリスが黄金竜の手によって人ならざるものに変えられていることも、セリムは知っていた。
本当なら、食事もとらずに眠り続けるユーリスの身体は、衰弱していくはずである。でも、ユーリスは瘦せ衰えることなく、スヤスヤと安らかな表情で眠り続けている。それはやはり、黄金竜がユーリスの身体を人ならざるものに変えたせいだろうか。
セリムがぽつりと「ユーリス殿下はご飯も食べていないし、寝たままですが大丈夫なんでしょうか」と心配そうに言うと、小さな黄金竜の雛ウェイズリーは、何故か胸を張り、「キュルキュルキュー」と偉そうに言っていた。
それはまるで「心配ないぞ」と言っているように聞こえたので、セリムはなおも尋ねた。
「黄金竜は魔法を使えるというから、お前が魔法を使ってユーリス殿下が痩せないようにしているのか」
そう尋ねると、人語を解するらしい黄金竜は、胸を張ったままコクリコクリと頷く。
それで、根が単純であるセリムは「お前は凄いな!! 黄金竜は寝ている人にも栄養を与えることが出来るのか」と感心したように言って、小さな黄金竜の頭を撫でてやる。黄金竜は気持ち良さそうに頭を撫でられるままになっていた。
「……でも、お前は何なんだろう。シルヴェスター国王陛下は黄金竜と一緒になっているんだろう? だからシルヴェスター国王陛下と一緒になっている黄金竜じゃないということになる」
ゴルティニア王国の王城にシルヴェスター国王がそのままいるとするならば、彼と一体化している黄金竜は王城にいることになる。セリムはルドガー王子が黄金竜であることも知っていた。
その二頭と違う黄金竜(やたら小さい雛)が新たに現れたことになる。
「まさか、知らぬ間にユーリス殿下がお前を産んだのか!?」
その言葉に、目の前の黄金竜の雛は、小さな牙をカチカチと鳴らして、目を釣り上げていた。
シルヴェスター国王と同化している黄金竜ウェイズリーが、番のユーリスの身を守るため、その力を分け与えて作った小さな黄金竜であることを、セリムは知らなかった。本当ならそのあたりの話は、ルドガーがセリムに対して説明すべきことであったが、ルドガーはそうすることなくすでに王城へと戻ってしまっていた。
「なんだよ、怒ってどうしたんだよ」
セリムは小さな黄金竜が怒っている理由が分からなかったが、とりあえず、この小さな黄金竜が敵ではないことは確かだと思っていた。何故なら、小さな黄金竜の雛は常にユーリスのそばにいて、甘えて鳴いて、ユーリスが目覚めるのを待っている雰囲気があったからだ。
「早く、ユーリス殿下が目覚めるといいな」
そう言うと、小さな黄金竜の雛も「キュルルゥ(そうだな)」と同意するように鳴いた。
言葉は分からずとも、黄金竜の雛の言いたいことはセリムにも伝わってきた。
そうして、空中城でセリムも、小さな黄金竜の雛もユーリスの目覚めを待ち続けた。
時折、ルドガーが空中城にやってきて、ユーリスに会いにくるが、ユーリスが相変わらず目覚めないことを確認すると、ルドガーは深刻な表情で考え込んでいた。
一カ月経っても、二カ月経っても、ユーリスは目覚めることはなかった。
セリムは、ルドガーに「シルヴェスター国王は、どうしてユーリス殿下の様子を見に来て下さらないのですか」とルドガーに尋ねる。
それは、シルヴェスターの記憶が白銀竜に操作されて、ユーリスとの過去の記憶が別の記憶に上書きされているためだった。セリムも、王城の人々や自分の記憶がおかしくなっていたことを知っていたため、恐らく、シルヴェスター国王も白銀竜達に何かされているのだろうと察していた。
でも、そのことを息子であるルドガーが放置していることはおかしい。
「ルドガー殿下なら、なんとかできるのではないですか」
責めるような口調でセリムから言われるが、ルドガーは眉間に皺を寄せて小さな唸り声を上げる。
「……できるなら、そうしている」
ユーリスが眠りについて一カ月経ったところで、ルドガーは、白銀竜達に言ったのだ。
約束通り、一月もの間、黄金竜シルヴェスターのそばに、白銀竜エリザヴェータとコンラートを迎え入れ、仕えさせたのだ。約束は果たしたのだから、シルヴェスターの記憶を元通りにして、立ち去って欲しいと伝えた。
しかし、白銀竜達は否と言った。
それどころか、こうも述べたのだ。
「陛下の番のユーリスは姿を消してそれっきりじゃありませんか」
ルドガーは、ユーリスを空中城へ眠らせたまま避難させた。そして目覚めないため、ユーリスは空中城から動くことができない。
「陛下をお一人にすることは出来ませんわ」
白銀竜エリザヴェータはハッキリとそう述べた。彼女は、王城から立ち去って以来、現れることのない番ユーリスを非難する口調だった。
「番でありながら、陛下のおそばを離れるなど、わたくしには全く考えられません」
「お前達が、ユーリスをシルヴェスターから引き離すことを望んだからじゃないか!!」
ルドガーが怒りに声を上げると、エリザヴェータは微笑みを浮かべて答える。
「ええ。わたくし達はユーリス殿下が、陛下から少しの間、離れて下さることを望みました。でも、戻って来ないのはユーリス殿下の問題でしょう」
ユーリスが目覚めないのは、この白銀竜達のせいではないかと一瞬、ルドガーは思ったが、それを見越したのか、エリザヴェータは即座に否定した。
「わたくし達の魔法は、今、この王城の中でしか効力はありません。強い精神操作の魔法を掛け続けるというのは、非常に難しいことなのです」
エリザヴェータは嘘は述べていないようだった。
実際、王城から連れ出したセリム達は、ユーリスの記憶を取り戻していたからだ。
それなら何故、ユーリスの目が覚めないのか、ルドガーには理解できない。
「ユーリス殿下がいない間、わたくし共が陛下をお助け致します」
それは白銀竜達の宣言のような言葉だった。
そして黄金竜ルドガー一人だけでは、白銀竜二頭と、白銀竜に今は精神の影響を受けているシルヴェスターを加えた状態では、彼らに敵わない。
「お前達は嘘をつくのか」
そう吐き捨てるように言うルドガーに、今までエリザヴェータのそばで黙ったままだった弟のコンラートが、口を開いた。
「嘘はついていないよ、ルドガー。一月の間、陛下のおそばに僕達を置いてくれるようしてくれたルドガーに僕達はとても感謝している。でも、姉さんの言葉は間違えていない。番のユーリス殿下が現れないなら、僕達は陛下のおそばから離れることは出来ない。お一人にしてしまうのは……可哀想だから」
ルドガーはコンラートを睨みつける。
「お前達は、ジャクセンを生き返らせるという約束だって果たしていない」
コンラートは頷く。
「今はね」
「ジャクセンをいつ、生き返らせるというんだ。約束しただろう、コンラート。だから僕はお前達に力を貸したんだぞ。それなのに、ユーリスがいないからといって、ユーリスのいた場所をお前達は乗っ取ってどうするつもりだ」
聞き分けの無い子供を見るように、コンラートは視線をルドガーに向けた。
そして言った。
「君にも伝えたはずだ。ジャクセンを生き返らせるためには時間が必要だと」
ルドガーはきつく奥歯を噛み締める。
「じゃあ、いつまで僕は待てばいいんだ。お前がそう言うから、僕はユーリスを眠らせて、シルヴェスターのそばにお前達がいられるようにしたんだ。僕はジャクセンのために、ユーリス達を裏切ったんだ」
「裏切ったわけじゃないでしょう。いつか、僕と姉さんはユーリス殿下に僕達のいるこの場所だって明け渡すつもりです。シルヴェスター陛下もお返しする。ユーリス殿下がいない間、陛下のおそばで、お仕えしているだけです」
「詭弁を言うな!!」
「ルドガー、僕は嘘を言っていない」
コンラートは静かに言った。
エリザヴェータなどは「それに、番のユーリスがいなくても、陛下は何の問題もなく、変わらずお過ごしですよ」と述べた。それで、ルドガーはなおも腸が煮えくり返るような怒りを感じていたのだった。
ユーリスの副官であるセリムは、毎日、ユーリスの様子を見守り続けた。そしてそれは、掌にのるほどの小さな黄金竜ウェイズリーも一緒で、ウェイズリーはユーリスのそばにいつもいて、ユーリスのそばから片時も離れなかった。
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本当なら、食事もとらずに眠り続けるユーリスの身体は、衰弱していくはずである。でも、ユーリスは瘦せ衰えることなく、スヤスヤと安らかな表情で眠り続けている。それはやはり、黄金竜がユーリスの身体を人ならざるものに変えたせいだろうか。
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それはまるで「心配ないぞ」と言っているように聞こえたので、セリムはなおも尋ねた。
「黄金竜は魔法を使えるというから、お前が魔法を使ってユーリス殿下が痩せないようにしているのか」
そう尋ねると、人語を解するらしい黄金竜は、胸を張ったままコクリコクリと頷く。
それで、根が単純であるセリムは「お前は凄いな!! 黄金竜は寝ている人にも栄養を与えることが出来るのか」と感心したように言って、小さな黄金竜の頭を撫でてやる。黄金竜は気持ち良さそうに頭を撫でられるままになっていた。
「……でも、お前は何なんだろう。シルヴェスター国王陛下は黄金竜と一緒になっているんだろう? だからシルヴェスター国王陛下と一緒になっている黄金竜じゃないということになる」
ゴルティニア王国の王城にシルヴェスター国王がそのままいるとするならば、彼と一体化している黄金竜は王城にいることになる。セリムはルドガー王子が黄金竜であることも知っていた。
その二頭と違う黄金竜(やたら小さい雛)が新たに現れたことになる。
「まさか、知らぬ間にユーリス殿下がお前を産んだのか!?」
その言葉に、目の前の黄金竜の雛は、小さな牙をカチカチと鳴らして、目を釣り上げていた。
シルヴェスター国王と同化している黄金竜ウェイズリーが、番のユーリスの身を守るため、その力を分け与えて作った小さな黄金竜であることを、セリムは知らなかった。本当ならそのあたりの話は、ルドガーがセリムに対して説明すべきことであったが、ルドガーはそうすることなくすでに王城へと戻ってしまっていた。
「なんだよ、怒ってどうしたんだよ」
セリムは小さな黄金竜が怒っている理由が分からなかったが、とりあえず、この小さな黄金竜が敵ではないことは確かだと思っていた。何故なら、小さな黄金竜の雛は常にユーリスのそばにいて、甘えて鳴いて、ユーリスが目覚めるのを待っている雰囲気があったからだ。
「早く、ユーリス殿下が目覚めるといいな」
そう言うと、小さな黄金竜の雛も「キュルルゥ(そうだな)」と同意するように鳴いた。
言葉は分からずとも、黄金竜の雛の言いたいことはセリムにも伝わってきた。
そうして、空中城でセリムも、小さな黄金竜の雛もユーリスの目覚めを待ち続けた。
時折、ルドガーが空中城にやってきて、ユーリスに会いにくるが、ユーリスが相変わらず目覚めないことを確認すると、ルドガーは深刻な表情で考え込んでいた。
一カ月経っても、二カ月経っても、ユーリスは目覚めることはなかった。
セリムは、ルドガーに「シルヴェスター国王は、どうしてユーリス殿下の様子を見に来て下さらないのですか」とルドガーに尋ねる。
それは、シルヴェスターの記憶が白銀竜に操作されて、ユーリスとの過去の記憶が別の記憶に上書きされているためだった。セリムも、王城の人々や自分の記憶がおかしくなっていたことを知っていたため、恐らく、シルヴェスター国王も白銀竜達に何かされているのだろうと察していた。
でも、そのことを息子であるルドガーが放置していることはおかしい。
「ルドガー殿下なら、なんとかできるのではないですか」
責めるような口調でセリムから言われるが、ルドガーは眉間に皺を寄せて小さな唸り声を上げる。
「……できるなら、そうしている」
ユーリスが眠りについて一カ月経ったところで、ルドガーは、白銀竜達に言ったのだ。
約束通り、一月もの間、黄金竜シルヴェスターのそばに、白銀竜エリザヴェータとコンラートを迎え入れ、仕えさせたのだ。約束は果たしたのだから、シルヴェスターの記憶を元通りにして、立ち去って欲しいと伝えた。
しかし、白銀竜達は否と言った。
それどころか、こうも述べたのだ。
「陛下の番のユーリスは姿を消してそれっきりじゃありませんか」
ルドガーは、ユーリスを空中城へ眠らせたまま避難させた。そして目覚めないため、ユーリスは空中城から動くことができない。
「陛下をお一人にすることは出来ませんわ」
白銀竜エリザヴェータはハッキリとそう述べた。彼女は、王城から立ち去って以来、現れることのない番ユーリスを非難する口調だった。
「番でありながら、陛下のおそばを離れるなど、わたくしには全く考えられません」
「お前達が、ユーリスをシルヴェスターから引き離すことを望んだからじゃないか!!」
ルドガーが怒りに声を上げると、エリザヴェータは微笑みを浮かべて答える。
「ええ。わたくし達はユーリス殿下が、陛下から少しの間、離れて下さることを望みました。でも、戻って来ないのはユーリス殿下の問題でしょう」
ユーリスが目覚めないのは、この白銀竜達のせいではないかと一瞬、ルドガーは思ったが、それを見越したのか、エリザヴェータは即座に否定した。
「わたくし達の魔法は、今、この王城の中でしか効力はありません。強い精神操作の魔法を掛け続けるというのは、非常に難しいことなのです」
エリザヴェータは嘘は述べていないようだった。
実際、王城から連れ出したセリム達は、ユーリスの記憶を取り戻していたからだ。
それなら何故、ユーリスの目が覚めないのか、ルドガーには理解できない。
「ユーリス殿下がいない間、わたくし共が陛下をお助け致します」
それは白銀竜達の宣言のような言葉だった。
そして黄金竜ルドガー一人だけでは、白銀竜二頭と、白銀竜に今は精神の影響を受けているシルヴェスターを加えた状態では、彼らに敵わない。
「お前達は嘘をつくのか」
そう吐き捨てるように言うルドガーに、今までエリザヴェータのそばで黙ったままだった弟のコンラートが、口を開いた。
「嘘はついていないよ、ルドガー。一月の間、陛下のおそばに僕達を置いてくれるようしてくれたルドガーに僕達はとても感謝している。でも、姉さんの言葉は間違えていない。番のユーリス殿下が現れないなら、僕達は陛下のおそばから離れることは出来ない。お一人にしてしまうのは……可哀想だから」
ルドガーはコンラートを睨みつける。
「お前達は、ジャクセンを生き返らせるという約束だって果たしていない」
コンラートは頷く。
「今はね」
「ジャクセンをいつ、生き返らせるというんだ。約束しただろう、コンラート。だから僕はお前達に力を貸したんだぞ。それなのに、ユーリスがいないからといって、ユーリスのいた場所をお前達は乗っ取ってどうするつもりだ」
聞き分けの無い子供を見るように、コンラートは視線をルドガーに向けた。
そして言った。
「君にも伝えたはずだ。ジャクセンを生き返らせるためには時間が必要だと」
ルドガーはきつく奥歯を噛み締める。
「じゃあ、いつまで僕は待てばいいんだ。お前がそう言うから、僕はユーリスを眠らせて、シルヴェスターのそばにお前達がいられるようにしたんだ。僕はジャクセンのために、ユーリス達を裏切ったんだ」
「裏切ったわけじゃないでしょう。いつか、僕と姉さんはユーリス殿下に僕達のいるこの場所だって明け渡すつもりです。シルヴェスター陛下もお返しする。ユーリス殿下がいない間、陛下のおそばで、お仕えしているだけです」
「詭弁を言うな!!」
「ルドガー、僕は嘘を言っていない」
コンラートは静かに言った。
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