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外伝 その王子と恋に落ちたら大変です 終章
第一話 白銀竜の魔法の継承者
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白銀竜の姉弟に記憶を改竄されたシルヴェスターは、自分の記憶の全てを取り戻していたが、それでもここ一年の記憶には少しばかり混乱があった。
ユーリスが、シルヴェスターのその混乱している記憶の部分を一つずつ、一緒に修正しようとしてくれる。そのことがシルヴェスターには非常に有難かった。
そして、白銀竜エリザヴェータに半壊させられた空中城。
黄金竜ウェイズリーは、空中城の惨状を目にして、それをしたエリザヴェータに対して怒り狂っていた。「キュルキュルキュイキュイキュルゥ!!(あの女は、罰してから珠にしてやるべきだった!!)」と言っていた。
しかし、空中城を半壊させた白銀竜はもうこの世にはいない。
怒りながらも、黄金竜ウェイズリーは自分の手で空中城の修復をするしかなかった。
※なお、白銀竜達に封印されていた黄金竜ウェイズリーは、白銀竜エリザヴェータが珠になったところで解放され、自由になっていた。
一通り空中城の修復が終わると、小さな黄金竜の姿になったウェイズリーは、番のユーリスの胸元に飛び込んで、胸元に頭を擦りつけ、「キュルゥキュルキュルキュルゥ(いっぱい働いたから疲れた。ユーリス労わってくれ)」と甘えて鳴いている。
その様子を見て、黄金竜ウェイズリーの中のシルヴェスターは呆れ(このエロ竜が!!)と思っていたが、ユーリスはウェイズリーに甘えられるのが嬉しいようで、ぎゅっとウェイズリーの小さな身体を抱きしめている。それどころか、ウェイズリーの頭頂に優しく口づけを落として、ウェイズリーを有頂天にさせていた。
小さな黄金竜ウェイズリーが、再び現れるようになって、喜んでいた者がもう一人いた。
ユーリスの副官セリムだった。
彼は、シルヴェスターが小さな黄金竜ウェイズリーに姿を変えて現れたのを見た時、号泣した。
そう。文字通り、号泣してダンと勢いよく両膝を床についていた。
「ヴォ……オォォ、ヴェイズリーが……ウェイズリーが生き返っで良かっだです!! 本当に、本当にあの時は申し訳ありませんでした!!」
両手も激しく床について、頭を下に下にと下げる。
そう。
セリムが“結界の指輪”を指にはめることによって、生じた結界で、小さな黄金竜は魔法が使えなくなり、白銀竜エリザヴェータに噛み殺された一件を言っているのだ。
黄金竜ウェイズリーは、頭を下げ、涙を滂沱と流し続けて謝罪しているセリムのそばまで飛んで行くと、こう言った。
「キュルキュルキュイキュイキュイキュルル(あれは私の鱗一枚に起きた出来事だ。気にするな)」
寛大な黄金竜の言葉を、ユーリスが通訳すると、セリムはなおも泣いていた。
「それでも、私のせいで、私のせいで……申し訳ありません」
「大丈夫だよ、セリム」
ユーリスもそう言って、小さな黄金竜を抱きしめながら、セリムに優しく言った。
「ウェイズリーもこうやって生きているから」
ただ、セリムにはそう言っていたが、実際には白銀竜の攻撃によって小さな竜が鱗に戻された時、そこに注いでいた黄金竜ウェイズリーの力の何分の一かが、失われてしまっていた。鱗を戻したとしても、以前よりも力が落ちている。
しかし、力が落ちているとはいえ、黄金竜である。他とは隔絶した能力の持ち主であることは変わらなかった。また時間をかけて、以前の強さを取り戻していくだろう。そのことにユーリスは不安はなかった。
それに、ユーリスはウェイズリーとシルヴェスター以外には伝えていないことがあった。
白銀竜の命の竜珠で復活したユーリス。
そのせいか、ユーリスには白銀竜の能力が移行していた。
力の落ちてしまった黄金竜ウェイズリーのそばに、白銀竜の能力を持つユーリスがいるのである。
他者からの攻撃を恐れる必要は、まったくなくなっていた。
シルヴェスターは、ユーリスが白銀竜の持つ魔法を使えるようになったと聞いた時、正直驚いた。
バンクール商会の嫡子として育ったユーリスは、どれほどの美貌、財を持っていたとしても平民であり、彼には生まれつき魔力が無かった。その彼が、白銀竜の竜珠による復活で、その身に魔力を帯び、魔法属性も持つようになったのだ。
まったく期待していない新しい能力が、ユーリスの身に、にわかに降って来たといっても良いだろう。
だがユーリスは「魔法を使わなくても、今まで困らなかったですから」と言って、しいて魔法を使おうとしていなかった。シルヴェスターは、ユーリスが魔法を使わないことには、理由があると感じていた。
白銀竜の魔法
その中には、他者の精神を支配する魔法も含まれる。
ユーリスは、その魔法の力を忌んでいた。
それはそうだろう。あれほどユーリスはひどい目に遭ったのだ。
自分と同じ目に、その魔法によって他者を遭わせようとは考えないはずだ。
しかし、魔法はひどく便利なものであり、自分の身を守るためにも、魔法の使い方を学んだ方が良い。
今は到底、使う気にはなれないだろうが、ゆくゆくはユーリスには魔法の使い方を覚えてもらい、使えるようになって欲しいとシルヴェスターは考えていた。
復活したユーリスに、時間は十分にあるのだから。これから先、気が変わることも十分考えられるし、魔法の能力を使いこなすための時間も十分あるのだ。
そして今度は決して、ユーリスの身にいかなる危険も生じないよう、黄金竜ウェイズリーもシルヴェスターも厳重に備えることにした。
(シルヴェスターと黄金竜ウェイズリーは、前回の教訓から、結果的に番の身を危険にさらしてしまった“融合”は二度としないと決意していた。そのため相変わらず二つの精神が、一つの肉体の中に収まる奇妙な状態が続いていた)
シルヴェスターもウェイズリーも、番のユーリスの身に数多くの“金色の芽”をまとわせ、かつ今度は自分達の力によってユーリスに“黄金竜の加護”を授けた。
そしてまた、寝台の上で睦み合いながらも、彼らはユーリスの下腹に、再び呪いの言葉を刻んだ。
ユーリスの呆れの眼差しを受けながらも、結局シルヴェスターも、黄金竜ウェイズリーも、そうすることを止めることは出来なかった。
ユーリスの真っ白い肌の上に刻まれた竜の古い呪いの言葉。
『この者、黄金竜の番なり。何人たりとも、手を出すことなかれ』
溺れるように、シルヴェスターも、黄金竜の男も、番の青年を愛し続けていた。
そして番の青年もまた、困ったように笑いながらも、溢れるほどの彼らの愛を受け止めるのだった。
ユーリスが、シルヴェスターのその混乱している記憶の部分を一つずつ、一緒に修正しようとしてくれる。そのことがシルヴェスターには非常に有難かった。
そして、白銀竜エリザヴェータに半壊させられた空中城。
黄金竜ウェイズリーは、空中城の惨状を目にして、それをしたエリザヴェータに対して怒り狂っていた。「キュルキュルキュイキュイキュルゥ!!(あの女は、罰してから珠にしてやるべきだった!!)」と言っていた。
しかし、空中城を半壊させた白銀竜はもうこの世にはいない。
怒りながらも、黄金竜ウェイズリーは自分の手で空中城の修復をするしかなかった。
※なお、白銀竜達に封印されていた黄金竜ウェイズリーは、白銀竜エリザヴェータが珠になったところで解放され、自由になっていた。
一通り空中城の修復が終わると、小さな黄金竜の姿になったウェイズリーは、番のユーリスの胸元に飛び込んで、胸元に頭を擦りつけ、「キュルゥキュルキュルキュルゥ(いっぱい働いたから疲れた。ユーリス労わってくれ)」と甘えて鳴いている。
その様子を見て、黄金竜ウェイズリーの中のシルヴェスターは呆れ(このエロ竜が!!)と思っていたが、ユーリスはウェイズリーに甘えられるのが嬉しいようで、ぎゅっとウェイズリーの小さな身体を抱きしめている。それどころか、ウェイズリーの頭頂に優しく口づけを落として、ウェイズリーを有頂天にさせていた。
小さな黄金竜ウェイズリーが、再び現れるようになって、喜んでいた者がもう一人いた。
ユーリスの副官セリムだった。
彼は、シルヴェスターが小さな黄金竜ウェイズリーに姿を変えて現れたのを見た時、号泣した。
そう。文字通り、号泣してダンと勢いよく両膝を床についていた。
「ヴォ……オォォ、ヴェイズリーが……ウェイズリーが生き返っで良かっだです!! 本当に、本当にあの時は申し訳ありませんでした!!」
両手も激しく床について、頭を下に下にと下げる。
そう。
セリムが“結界の指輪”を指にはめることによって、生じた結界で、小さな黄金竜は魔法が使えなくなり、白銀竜エリザヴェータに噛み殺された一件を言っているのだ。
黄金竜ウェイズリーは、頭を下げ、涙を滂沱と流し続けて謝罪しているセリムのそばまで飛んで行くと、こう言った。
「キュルキュルキュイキュイキュイキュルル(あれは私の鱗一枚に起きた出来事だ。気にするな)」
寛大な黄金竜の言葉を、ユーリスが通訳すると、セリムはなおも泣いていた。
「それでも、私のせいで、私のせいで……申し訳ありません」
「大丈夫だよ、セリム」
ユーリスもそう言って、小さな黄金竜を抱きしめながら、セリムに優しく言った。
「ウェイズリーもこうやって生きているから」
ただ、セリムにはそう言っていたが、実際には白銀竜の攻撃によって小さな竜が鱗に戻された時、そこに注いでいた黄金竜ウェイズリーの力の何分の一かが、失われてしまっていた。鱗を戻したとしても、以前よりも力が落ちている。
しかし、力が落ちているとはいえ、黄金竜である。他とは隔絶した能力の持ち主であることは変わらなかった。また時間をかけて、以前の強さを取り戻していくだろう。そのことにユーリスは不安はなかった。
それに、ユーリスはウェイズリーとシルヴェスター以外には伝えていないことがあった。
白銀竜の命の竜珠で復活したユーリス。
そのせいか、ユーリスには白銀竜の能力が移行していた。
力の落ちてしまった黄金竜ウェイズリーのそばに、白銀竜の能力を持つユーリスがいるのである。
他者からの攻撃を恐れる必要は、まったくなくなっていた。
シルヴェスターは、ユーリスが白銀竜の持つ魔法を使えるようになったと聞いた時、正直驚いた。
バンクール商会の嫡子として育ったユーリスは、どれほどの美貌、財を持っていたとしても平民であり、彼には生まれつき魔力が無かった。その彼が、白銀竜の竜珠による復活で、その身に魔力を帯び、魔法属性も持つようになったのだ。
まったく期待していない新しい能力が、ユーリスの身に、にわかに降って来たといっても良いだろう。
だがユーリスは「魔法を使わなくても、今まで困らなかったですから」と言って、しいて魔法を使おうとしていなかった。シルヴェスターは、ユーリスが魔法を使わないことには、理由があると感じていた。
白銀竜の魔法
その中には、他者の精神を支配する魔法も含まれる。
ユーリスは、その魔法の力を忌んでいた。
それはそうだろう。あれほどユーリスはひどい目に遭ったのだ。
自分と同じ目に、その魔法によって他者を遭わせようとは考えないはずだ。
しかし、魔法はひどく便利なものであり、自分の身を守るためにも、魔法の使い方を学んだ方が良い。
今は到底、使う気にはなれないだろうが、ゆくゆくはユーリスには魔法の使い方を覚えてもらい、使えるようになって欲しいとシルヴェスターは考えていた。
復活したユーリスに、時間は十分にあるのだから。これから先、気が変わることも十分考えられるし、魔法の能力を使いこなすための時間も十分あるのだ。
そして今度は決して、ユーリスの身にいかなる危険も生じないよう、黄金竜ウェイズリーもシルヴェスターも厳重に備えることにした。
(シルヴェスターと黄金竜ウェイズリーは、前回の教訓から、結果的に番の身を危険にさらしてしまった“融合”は二度としないと決意していた。そのため相変わらず二つの精神が、一つの肉体の中に収まる奇妙な状態が続いていた)
シルヴェスターもウェイズリーも、番のユーリスの身に数多くの“金色の芽”をまとわせ、かつ今度は自分達の力によってユーリスに“黄金竜の加護”を授けた。
そしてまた、寝台の上で睦み合いながらも、彼らはユーリスの下腹に、再び呪いの言葉を刻んだ。
ユーリスの呆れの眼差しを受けながらも、結局シルヴェスターも、黄金竜ウェイズリーも、そうすることを止めることは出来なかった。
ユーリスの真っ白い肌の上に刻まれた竜の古い呪いの言葉。
『この者、黄金竜の番なり。何人たりとも、手を出すことなかれ』
溺れるように、シルヴェスターも、黄金竜の男も、番の青年を愛し続けていた。
そして番の青年もまた、困ったように笑いながらも、溢れるほどの彼らの愛を受け止めるのだった。
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