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家族愛をコンビニ経営で確かめる4
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「今日から研修だ! がんばるぞ!」
「エイエイオー!」
安倍家のコンビニオーナーへの研修が始まった。安倍家は研修センターで、コンビニ経営の基礎を学ぶ。
「どうも、私が研修担当のザキヤマです。」
「て、どうみてもザキヤマ社長じゃん。」
「どこも人手不足なので。」
研修もザキヤマ社長が担当する。
「怪しい。詐欺じゃないだろうな?」
「帰ってもらっても結構ですよ。デイリーザキヤマとの契約解除、違約金を2000万円を払ってもらいますよ。」
「ふざけないで! なんで払わないといけないのよ!」
「残念。契約書を読まなかったんですか? 契約解除も違約金も書かれていますよ。これは裁判の証拠にもなる法的な書類です。安倍家のハンコも押されていますからね。」
コンビニの会社と個人のオーナーとの契約は理不尽なものなのだ。気軽にハンコを押してはいけません。
「そ、そんな!?」
「オヤジ!? なんで契約のハンコなんかを押しちゃったんだよ!」
「そうだ、そうだ。」
「おまえたちだって反論しなかったじゃないか!? 父さんだけを悪者にするな。」
「あなたたちやめなさい。わかったわ。研修を受けましょう。」
「そうこなくっちゃ。」
こうして安倍家は研修を受けることになった。
「まずはレジ打ちから練習しましょう。」
「レジか俺と兄貴は若いから大丈夫だな。」
「そだね。」
「私もレジくらいはできるわよ。」
「問題は、オヤジだな。」
こうしてレジ打ちの練習が始まった。軽やかにレジを打つ息子の晋一、晋二。
「いいですね。さすが20代。レジの操作なんかは簡単ですね。」
「任せとけ。」
「お茶の子さいさいだ。」
「奥さんはどうですか?」
「キャア!?」
その時、ザキヤマ社長が母、利子のお尻を触った。
「何するんですか!? やめてください!? セクハラですよ!?」
「セクハラ? 契約書を読まなかったんですか? 契約書に本部の人間には絶対服従と書いてありますよ。」
「セクハラは別です!」
「別じゃありません。セクハラではなく指導ですよ。それに役に立たないオーナーの旦那に愛想が尽きて、オーナーの奥さんと本部の担当者が浮気・不倫することはよくあることです。夫婦で12時間交代で店に立つんです。旦那がコンビニいる間に、オーナーの家で本部の人間と奥さんが愛し合っていても、旦那にはバレませんからね。これもコンビニ本部の人間の奥様へのサービスの一環です。それとも私を怒らせて、契約解除の違約金を払いますか?」
「負けた。」
母はコンビニ本部の言いなりになるしかなかった。
「クソジジイ! レジくらいできないのかよ! おまえなんか契約した時点で客じゃねえんだよ! 死ぬまで働いて金を稼げ! 半分はロイヤリティーで本部がもらってやるぜ! ケッケッケ!」
「何も言い返せない。」
契約解除と違約金で脅された安倍家。父の晋男がザキヤマ社長からパワハラを受けても、言い返すことはできない。
つづく。
「エイエイオー!」
安倍家のコンビニオーナーへの研修が始まった。安倍家は研修センターで、コンビニ経営の基礎を学ぶ。
「どうも、私が研修担当のザキヤマです。」
「て、どうみてもザキヤマ社長じゃん。」
「どこも人手不足なので。」
研修もザキヤマ社長が担当する。
「怪しい。詐欺じゃないだろうな?」
「帰ってもらっても結構ですよ。デイリーザキヤマとの契約解除、違約金を2000万円を払ってもらいますよ。」
「ふざけないで! なんで払わないといけないのよ!」
「残念。契約書を読まなかったんですか? 契約解除も違約金も書かれていますよ。これは裁判の証拠にもなる法的な書類です。安倍家のハンコも押されていますからね。」
コンビニの会社と個人のオーナーとの契約は理不尽なものなのだ。気軽にハンコを押してはいけません。
「そ、そんな!?」
「オヤジ!? なんで契約のハンコなんかを押しちゃったんだよ!」
「そうだ、そうだ。」
「おまえたちだって反論しなかったじゃないか!? 父さんだけを悪者にするな。」
「あなたたちやめなさい。わかったわ。研修を受けましょう。」
「そうこなくっちゃ。」
こうして安倍家は研修を受けることになった。
「まずはレジ打ちから練習しましょう。」
「レジか俺と兄貴は若いから大丈夫だな。」
「そだね。」
「私もレジくらいはできるわよ。」
「問題は、オヤジだな。」
こうしてレジ打ちの練習が始まった。軽やかにレジを打つ息子の晋一、晋二。
「いいですね。さすが20代。レジの操作なんかは簡単ですね。」
「任せとけ。」
「お茶の子さいさいだ。」
「奥さんはどうですか?」
「キャア!?」
その時、ザキヤマ社長が母、利子のお尻を触った。
「何するんですか!? やめてください!? セクハラですよ!?」
「セクハラ? 契約書を読まなかったんですか? 契約書に本部の人間には絶対服従と書いてありますよ。」
「セクハラは別です!」
「別じゃありません。セクハラではなく指導ですよ。それに役に立たないオーナーの旦那に愛想が尽きて、オーナーの奥さんと本部の担当者が浮気・不倫することはよくあることです。夫婦で12時間交代で店に立つんです。旦那がコンビニいる間に、オーナーの家で本部の人間と奥さんが愛し合っていても、旦那にはバレませんからね。これもコンビニ本部の人間の奥様へのサービスの一環です。それとも私を怒らせて、契約解除の違約金を払いますか?」
「負けた。」
母はコンビニ本部の言いなりになるしかなかった。
「クソジジイ! レジくらいできないのかよ! おまえなんか契約した時点で客じゃねえんだよ! 死ぬまで働いて金を稼げ! 半分はロイヤリティーで本部がもらってやるぜ! ケッケッケ!」
「何も言い返せない。」
契約解除と違約金で脅された安倍家。父の晋男がザキヤマ社長からパワハラを受けても、言い返すことはできない。
つづく。
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