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第七章 紫
第118話 「マチルダ・ノエルズ」
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アイリスの根城から脱出することを決めた私は、窓のふちに手足をかけ、身を乗り出す。
そのまま地面にすとんと着地し、改めて辺りを見渡した。
月は雲に覆われ、暗闇が広がっている。
――何も見えない。
だが、暗黒龍に見つかる訳にはいかないので、明かりをつけることは出来ない。
目を凝らしていると、遠くの方にぼんやりと三つ、明かりが灯っているのが見える。
小さな集落があるのかもしれない。
私は、明かりの見える方向に足を向け、荒野を一人、歩き出したのだった。
歩いている途中で、三つあった明かりは一つに減ってしまった。
もう夜も遅い。みな眠る時間なのだろう。
私は最後に一つだけ残っている明かりを目指して、急ぐ。
しばらく歩いて、ついに明かりの灯る家にたどり着いた。
遠くから明かりを見た限りでは、集落になっているかと思ったのだが……予想に反してそこにあったのは、小さな家がひとつ。
荒れ野にぽつんと佇む一軒家――何だろう、少しだけ嫌な感じがする。
だが、他に建物も見えない。
私は深呼吸をすると、扉をノックしたのだった。
バタバタバタッ!
途端に家の中から大きな足音が聞こえてきて、扉が開く。
「あの、夜分にしつれ――」
「中に入れっ! 早くっ!」
ろくに挨拶をする間もなく、私は家主の老女に腕を掴まれて家の中に引き入れられたのだった。
扉が閉まったその途端――
「バウワウッ! ワウッ!」
犬が吠えるような大きな声が外から聞こえてきて、老女は私を引っ張って急ぎ扉から離れる。
ドンッ! ドンッ!
タックルするような音と衝撃が続き、扉がガタガタと揺れる。
「ひっ……な、なに?」
「しっ、静かに。しばらくすれば収まる」
私が思わず声を上げると、家主の老女は片手を挙げて制した。
窓に引かれたレースのカーテン越しに、黄色く光る瞳が二対、見えている。
――遠くに見えていた明かりのうち二つは、この瞳の光だったのか。
動きやすそうなパンツスタイルで、ベージュのブラウスに身を包んだ老女は、片方の手には杖を持ち、揺れ続ける扉を睨み付けている。
髪には白いものが多く混じってはいるが、長い金髪をシニョンに纏めている。
眼鏡の奥に隠された青い瞳は鋭く理知的で、只人ではない雰囲気を醸し出していた。
それから数分もすれば、老女が言ったように扉の揺れは収まったのだった。
「ふう……落ち着いたか」
「あ、あの」
「それで、あんたは誰なんだい? なぜ一人で、こんな所に?」
「……私は、パステル・ロイドと申します。夜分に突然、申し訳ありません。あの……ここは一体どの辺りなのですか?」
「……ここは捨てられし荒れ野。聖王国の西方に広がる砂漠の入り口さ」
「砂漠……」
聖王国西方の砂漠。
確か、地の精霊レアが数百年前に魔物化してしまった際に出来た砂漠だ。
「この先西側には熱砂の大地しかない。オアシスまでは、歩いて二日以上かかる――何の装備も乗り物も持たぬ常人には抜けられん。
東にはドラゴンの巣。北は死の山、南は千尋の谷だ。――さあ、吐け。あんたは何処から来た」
老女は杖を私に突きつけ、鋭く問いかける。
当然だが、やはり警戒されているようだ。
「わ、私は、ファブロ王国から攫われて来たんです。隙を見て逃げ出して来たんですけど、こっちの方に明かりが見えたので、人がいるかもって……、突然ごめんなさいっ」
「……嘘は言っていないみたいだね。いいだろう、一晩ぐらいなら泊めてやろう。ただし、おかしな真似をしたらすぐに追い出すぞ」
「は、はい……ありがとうございます」
老女は、ここに一人で暮らしているのだろうか。
それにしては物が少なく、必要最低限の家具と日用品しか置いていない。
なのに床には、この家にそぐわないほど立派なカーペットが敷いてある。
「あんた、攫われたとか言ってたね。――アイリスの仕業か?」
「……! そうです! お婆さんは、アイリス王女を知っているのですか?」
「――マチルダ。マチルダ・ノエルズ」
「え?」
「私の名だ。婆さんは心外だ」
「ご、ごめんなさい。マチルダ様」
私がそう言うと、マチルダは僅かに頷いた。
「それで、パステルだったか。あんたは何故アイリスに狙われた?」
「えっと、それは……長い話になるんですけど」
「――構わん。私もこの家に監禁されている身だ。時間はたっぷりある」
マチルダはそう言うと、テーブルを顎で示す。
――マチルダも、監禁されている?
どこか記憶に引っかかる部分を感じながらも、私はマチルダの示した二人用のテーブルへと向かう。
マチルダはキッチンに向かい、ケトルからカップに白湯を注ぐ。
私の前に白湯を置くと、自分はエールの瓶を棚から取り出し、栓を開けた。
「さて。話してくれるな?」
「……はい」
そうして、私はマチルダの鋭い瞳の圧力に負け、『虹の巫女』のこと、そして王国の置かれている状況について、話したのだった。
「……なるほど。あんたも、被害者の一人ってわけだな。独りよがりの聖王の」
マチルダは、長いため息をつく。
私は、話しながら再びセオが心配になってきて、指をきゅっと握って俯いた。
「……今度は私が話す番だね」
マチルダが、ゆっくりと口を開く。
私が俯いていた顔を上げると、マチルダの顔には、予想外の表情が浮かんでいた。
――マチルダは、静かに、激怒している。
その表情に、私の心が――否、誰かの心が、恐怖を感じたように少しだけざわめいた。
「私はね。ノエルタウンという小さな街と、それを取り巻く地域の領主なのさ」
「ノエルタウン……」
マチルダの言葉に、私はようやく思い出した。
ノエルタウンの領主が、聖王都に行ったきり帰ってこなくて、街が不安に満ちていたことを。
降精霊祭の際には、街の人たちも大きな不安を抱えていたが、それをフレッドの手紙が解消したのだった。
光の精霊は無事街に降りてきて、年に一度の特別な祭事は、無事成功に終わったのだ。
そして、ノエルタウンの領主の監禁事件には、調香の巫女フローラが関わっていると聞いた。
「マチルダ様は、情報屋のフローラに捕まったのですか?」
「ああ、そうさ。その理由が何だか、あんたは知っているか?」
「いいえ」
「――そうか。ならば見せてやろう。こっちに来な」
マチルダは立ち上がると、杖の先でカーペットの端を捲り上げていく。
カーペットが全て捲られると、そこにあったのは。
「……氷の、床?」
「そうだ。代々ノエルズの本家は氷の精霊、分家は雷の精霊の加護を得ていてな。その中でも氷の力が突出していたのが私だった。フローラは、以前までは氷の魔石を使っていたようだが、それが壊れてしまったらしくてな。魔石を新たに探すよりも、氷の魔法を使える人間を連れてきた方が手っ取り早い。それで連れて来られたのが私だ」
「でも、どうして氷の床を?」
「――地面の下で冷やすのが、手っ取り早いのさ。少ない魔力で簡単に保冷出来るからね」
マチルダが杖で氷の床の中央を、指し示す。
私がその部分を覗き込むと、中には――
「……棺桶……?」
小さな棺桶が、氷漬けで安置されていたのだった。
そのまま地面にすとんと着地し、改めて辺りを見渡した。
月は雲に覆われ、暗闇が広がっている。
――何も見えない。
だが、暗黒龍に見つかる訳にはいかないので、明かりをつけることは出来ない。
目を凝らしていると、遠くの方にぼんやりと三つ、明かりが灯っているのが見える。
小さな集落があるのかもしれない。
私は、明かりの見える方向に足を向け、荒野を一人、歩き出したのだった。
歩いている途中で、三つあった明かりは一つに減ってしまった。
もう夜も遅い。みな眠る時間なのだろう。
私は最後に一つだけ残っている明かりを目指して、急ぐ。
しばらく歩いて、ついに明かりの灯る家にたどり着いた。
遠くから明かりを見た限りでは、集落になっているかと思ったのだが……予想に反してそこにあったのは、小さな家がひとつ。
荒れ野にぽつんと佇む一軒家――何だろう、少しだけ嫌な感じがする。
だが、他に建物も見えない。
私は深呼吸をすると、扉をノックしたのだった。
バタバタバタッ!
途端に家の中から大きな足音が聞こえてきて、扉が開く。
「あの、夜分にしつれ――」
「中に入れっ! 早くっ!」
ろくに挨拶をする間もなく、私は家主の老女に腕を掴まれて家の中に引き入れられたのだった。
扉が閉まったその途端――
「バウワウッ! ワウッ!」
犬が吠えるような大きな声が外から聞こえてきて、老女は私を引っ張って急ぎ扉から離れる。
ドンッ! ドンッ!
タックルするような音と衝撃が続き、扉がガタガタと揺れる。
「ひっ……な、なに?」
「しっ、静かに。しばらくすれば収まる」
私が思わず声を上げると、家主の老女は片手を挙げて制した。
窓に引かれたレースのカーテン越しに、黄色く光る瞳が二対、見えている。
――遠くに見えていた明かりのうち二つは、この瞳の光だったのか。
動きやすそうなパンツスタイルで、ベージュのブラウスに身を包んだ老女は、片方の手には杖を持ち、揺れ続ける扉を睨み付けている。
髪には白いものが多く混じってはいるが、長い金髪をシニョンに纏めている。
眼鏡の奥に隠された青い瞳は鋭く理知的で、只人ではない雰囲気を醸し出していた。
それから数分もすれば、老女が言ったように扉の揺れは収まったのだった。
「ふう……落ち着いたか」
「あ、あの」
「それで、あんたは誰なんだい? なぜ一人で、こんな所に?」
「……私は、パステル・ロイドと申します。夜分に突然、申し訳ありません。あの……ここは一体どの辺りなのですか?」
「……ここは捨てられし荒れ野。聖王国の西方に広がる砂漠の入り口さ」
「砂漠……」
聖王国西方の砂漠。
確か、地の精霊レアが数百年前に魔物化してしまった際に出来た砂漠だ。
「この先西側には熱砂の大地しかない。オアシスまでは、歩いて二日以上かかる――何の装備も乗り物も持たぬ常人には抜けられん。
東にはドラゴンの巣。北は死の山、南は千尋の谷だ。――さあ、吐け。あんたは何処から来た」
老女は杖を私に突きつけ、鋭く問いかける。
当然だが、やはり警戒されているようだ。
「わ、私は、ファブロ王国から攫われて来たんです。隙を見て逃げ出して来たんですけど、こっちの方に明かりが見えたので、人がいるかもって……、突然ごめんなさいっ」
「……嘘は言っていないみたいだね。いいだろう、一晩ぐらいなら泊めてやろう。ただし、おかしな真似をしたらすぐに追い出すぞ」
「は、はい……ありがとうございます」
老女は、ここに一人で暮らしているのだろうか。
それにしては物が少なく、必要最低限の家具と日用品しか置いていない。
なのに床には、この家にそぐわないほど立派なカーペットが敷いてある。
「あんた、攫われたとか言ってたね。――アイリスの仕業か?」
「……! そうです! お婆さんは、アイリス王女を知っているのですか?」
「――マチルダ。マチルダ・ノエルズ」
「え?」
「私の名だ。婆さんは心外だ」
「ご、ごめんなさい。マチルダ様」
私がそう言うと、マチルダは僅かに頷いた。
「それで、パステルだったか。あんたは何故アイリスに狙われた?」
「えっと、それは……長い話になるんですけど」
「――構わん。私もこの家に監禁されている身だ。時間はたっぷりある」
マチルダはそう言うと、テーブルを顎で示す。
――マチルダも、監禁されている?
どこか記憶に引っかかる部分を感じながらも、私はマチルダの示した二人用のテーブルへと向かう。
マチルダはキッチンに向かい、ケトルからカップに白湯を注ぐ。
私の前に白湯を置くと、自分はエールの瓶を棚から取り出し、栓を開けた。
「さて。話してくれるな?」
「……はい」
そうして、私はマチルダの鋭い瞳の圧力に負け、『虹の巫女』のこと、そして王国の置かれている状況について、話したのだった。
「……なるほど。あんたも、被害者の一人ってわけだな。独りよがりの聖王の」
マチルダは、長いため息をつく。
私は、話しながら再びセオが心配になってきて、指をきゅっと握って俯いた。
「……今度は私が話す番だね」
マチルダが、ゆっくりと口を開く。
私が俯いていた顔を上げると、マチルダの顔には、予想外の表情が浮かんでいた。
――マチルダは、静かに、激怒している。
その表情に、私の心が――否、誰かの心が、恐怖を感じたように少しだけざわめいた。
「私はね。ノエルタウンという小さな街と、それを取り巻く地域の領主なのさ」
「ノエルタウン……」
マチルダの言葉に、私はようやく思い出した。
ノエルタウンの領主が、聖王都に行ったきり帰ってこなくて、街が不安に満ちていたことを。
降精霊祭の際には、街の人たちも大きな不安を抱えていたが、それをフレッドの手紙が解消したのだった。
光の精霊は無事街に降りてきて、年に一度の特別な祭事は、無事成功に終わったのだ。
そして、ノエルタウンの領主の監禁事件には、調香の巫女フローラが関わっていると聞いた。
「マチルダ様は、情報屋のフローラに捕まったのですか?」
「ああ、そうさ。その理由が何だか、あんたは知っているか?」
「いいえ」
「――そうか。ならば見せてやろう。こっちに来な」
マチルダは立ち上がると、杖の先でカーペットの端を捲り上げていく。
カーペットが全て捲られると、そこにあったのは。
「……氷の、床?」
「そうだ。代々ノエルズの本家は氷の精霊、分家は雷の精霊の加護を得ていてな。その中でも氷の力が突出していたのが私だった。フローラは、以前までは氷の魔石を使っていたようだが、それが壊れてしまったらしくてな。魔石を新たに探すよりも、氷の魔法を使える人間を連れてきた方が手っ取り早い。それで連れて来られたのが私だ」
「でも、どうして氷の床を?」
「――地面の下で冷やすのが、手っ取り早いのさ。少ない魔力で簡単に保冷出来るからね」
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