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「東海道57次デート編」
「東海道54次目 伏見宿「伏見稲荷」」
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「東海道54次目 伏見宿「伏見稲荷」」
「マグロ祭」の次の火曜日午前6時半、前日の嵐のような大雨から一転、雲一つない秋晴れの天気だった。稀世は小さめのリュックを背負い、折り畳みのバスケットを持って向日葵寿司の入り口の前に立っていた。引き戸には「誠に勝手ながら本日休業させていただきます。なお、水曜日は定休日につき次回営業は木曜日のランチからになります。よろしくお願いいたします。店主」と書かれた張り紙がされている。
「稀世さん、お待たせしました。がおっ!今日もめちゃくちゃかわいいです!キュン死にしそうになりました。って何言うてんねん…。思わず本音が漏れてしもた…。すみません、すぐ車まわしてきますからあと2分待っててくださいね。」
引き戸を開けるなり、三朗から一方的に褒め言葉をかけられた稀世は何も言えずに立ちつくした。(きゃーっ、朝から「ナチュラルメイク小顔仕様」のユーチューブ見ながら1時間頑張った甲斐があったわ!サブちゃんに「今日もかわいい」って言われちゃった!ウキウキ!)と一気に顔が紅潮し、心拍数が上がった。
三朗は言葉通り、2分で愛車の軽バンに乗り向日葵寿司の前に戻ってきた。稀世の持つバスケットを後部座席の床に置き、クーラーバックをその横に置いた。
「じゃあ、出発しましょう!まずは京都の伏見稲荷で良かったんですよね!」
「うん、私、行ったことあれへんねん。こんど「メディアクリエイト」の仕事で「大阪万博2025」に向けて「東海道57次で大阪街おこし!」っていう「守口・門真盛り上げネットワーク協議会」の特集やるから予習がてら見ておきたいねん。
せっかく誘ってくれたデートやのに「仕事」を持ち込んでごめんな。」
「ぜんぜん、ノープロですよ!稀世さんと一緒に行けるだけで僕は満足ですから。もちろん「伏見稲荷」は「家内安全」だけでなく「商売繁盛と「五穀豊穣」の神様でもありますから「飲食店」にとっても大事な「神様」です。じゃあ出発しますよ!」
車は「第二京阪門真インターチェンジから第二京阪道路に入り、一路、旧東海道の京都の次の宿である54次目の「伏見宿」にある伏見稲荷に向けて走り出した。早朝の自動車専用道路は空いており、カーナビが示す到着予想時間どおり、「上鳥羽インターチェンジ」まで一気に走り抜けた。
インターを降りて京都外環状線に入ると若干、車は増えたが門真市駅東商店街から約50分で伏見稲荷に到着した。
稀世は取材時に使う「資料」を見ながら三朗に解説をした後、クイズを出した。
「さて、私が大好きなサブちゃんの作る「たけのこご飯のおいなりさん」でも使われている「お揚げ」のことを「いなり」と言いますが、ここ伏見稲荷の狛犬の代わりに神社を護っている「眷属」と呼ばれるキツネ像は何を咥えているでしょうか?」
三朗は「巻物」、「稲穂」、「鍵」、「玉」と答えを知っていたが嬉しそうに「外す」のを待っている稀世の笑顔に忖度してわざと間違えて答えた。
「いなり寿司!いや、油揚げかな?」
「ぶっぶー!サブちゃんも私と同じ間違いやね!私も「お揚げさん」やと思っててん。私ら「気が合う」んかもしれへんね。てへへ。」
と可愛く照れながら答えの解説をしてくれた笑顔に三朗は「ドキッ」とした。
さらに稲荷大神と5柱の神について解説し、全国に3万社あるといわれている「お稲荷さん」の「総本宮」であることや建立は西暦711年になることに加えて「千本鳥居」と言われるが鳥居の寄贈が多く、今では「約1万基」の鳥居があることを三朗に説明しながら神社内の説明書きの看板と風景をカメラに収めてまわった。
楽しくおしゃべりをしながら最初の鳥居のトンネルを抜けたところにある奥社奉拝所にある伏見稲荷の人気スポットの「おもかる石」灯篭にやってきた。2基ある灯篭の前にやや長めの列ができていた。並んで順番を待つ間に
「サブちゃん、この「おもかる石」は灯篭の前で願い事を念じて灯篭の上の宝珠石を持ち上げた時に予想より軽く感じれば願いが叶うんよ。」
と解説するうちに一番前になり、頷き三朗は灯篭に手を合わせた。
「稀世さんともっと仲良くなれますように。あわよくば、こんな僕ですが稀世さんに好きになってもらえますように…。」
三朗は無意識のうちに心の声が「肉声」として漏れていることに気づかないまま、宝玉石に両手を添えた。(サブちゃん、「すっと」持ち上げて!私はサブちゃんのこといまでも十分大好きやで!)と心で祈った。
三朗が宝玉石を持ち上げようとした瞬間、明らかに表情が曇った。(えっ、サブちゃん、「重い」って感じてるの?)と稀世が思った瞬間、三朗と目が合った。
「ふんっ!」
三朗は口をつぐむと頬を膨らまして真っ赤になって一気に頭上に石を持ち上げ、3秒持たずに灯篭の上に石を戻し、稀世にやせ我慢の笑顔を向けた。
「あぁ、「軽い」もんですね。はぁはぁはぁ…。」
その時、今日最初の事件が起こった。
隣の灯篭の列にビデオカメラを片手に持った白人女と大声で「ラッキー・オア・アンラッキー・ジャッジメント・アメイジングストーン!」と叫びながら男の外国人客が列を守らず、横入りで列を割ってきた。
男は、困った顔の次の順番を待っていた老夫婦を無視して
「イエース・アイ・キャーン!ベリーライト!アイ・ウィル・ビー・ミリオネラユーチューバー!」
と両手で宝珠石を持ち上げては自分の頭の上に乗せたり、カメラを持った女の頭に乗せようとしたりやりたい放題で挙句の果てに、手を滑らせて宝玉石を地面に落としそのまま行こうとしたのを目にして稀世に「怒りの電流」が流れた。
「おいコラ!「神様の石」に対して何を失礼なことしてんねん!神様に謝れ!」
と稀世は言うなり、男の襟首を持ち引き寄せると片手で宝玉石を軽々と持ち上げ、男の頭の上に石を乗せた。重みで男の首がぐっと下がった。
「ドゥー・ユー・フィール・ライト・オア・ヘビー?」
稀世はグッと力を入れて男の頭を押さえつけると男は抵抗するものの、石の重みに加わった稀世の腕力でどんどんと押し付けられ。正座から一気に土下座の体勢になった。再び、稀世が圧力を加えて尋ねた。
「ライト・オア・ヘビー?ファット・ドゥー・ユー・ヒアー・フロム・ゴッヅ・ワード?」
「ヘルプ!ヘルプ!ビー・キルド・バイ・モンスター!ソーリー!ソーリー!プリーズ・ヘルプ・ミー!」
男に泣きが入った瞬間、周りにできた日本人の人混みから拍手が湧いた。駆けつけてきた警備員に最前列に並んでいた老夫婦が事情を説明すると、「文化財破損の罪の可能性があります。詰め所まで一緒に来てください」と警備員は自動翻訳機に吹き込み男に聞かせると、女と共に迷惑ユーチューバーはすごすごと連れていかれた。
その様子をスマホでずっと映し続けていたものがいることに稀世も三朗も気づいてはいなかった。
人混みの後ろから「もしかしてこの間のUCWWプロレス大会の優勝者の正義の女子レスラー安稀世選手じゃないの?」と声がかかると、周りで皆、スマホで検索しだした。
「あっ、ほんとだ!」、「実物は写真よりもっとかわいい!」、「一緒にいる男の人は恋人なの?」と騒ぎが大きくなったので、慌てて稀世は
「神様、この場を無事に逃がさせてください!」
とお願いすると「軽ろやかに」片手で宝玉石を灯篭の上に乗せると三朗の手を引いて人混みを抜け出し、三ツ辻、四ツ辻へ稲荷山を上がるのをあきらめ、千本鳥居を逆走し、本殿を横目に
「神様、失礼を許してくださーい!」
と100円を賽銭箱に投げ入れながら叫ぶと、駐車場に走っていった。
「おまけ」
お稲荷さんコスプレの「けも耳稀世ちゃん」(笑)。
↑これ生成してる時に「検温」の看護師さんに見られて恥ずかしかった(笑)。
お稲荷さんの「罰」が当たりませんように!(。-人-。)
「マグロ祭」の次の火曜日午前6時半、前日の嵐のような大雨から一転、雲一つない秋晴れの天気だった。稀世は小さめのリュックを背負い、折り畳みのバスケットを持って向日葵寿司の入り口の前に立っていた。引き戸には「誠に勝手ながら本日休業させていただきます。なお、水曜日は定休日につき次回営業は木曜日のランチからになります。よろしくお願いいたします。店主」と書かれた張り紙がされている。
「稀世さん、お待たせしました。がおっ!今日もめちゃくちゃかわいいです!キュン死にしそうになりました。って何言うてんねん…。思わず本音が漏れてしもた…。すみません、すぐ車まわしてきますからあと2分待っててくださいね。」
引き戸を開けるなり、三朗から一方的に褒め言葉をかけられた稀世は何も言えずに立ちつくした。(きゃーっ、朝から「ナチュラルメイク小顔仕様」のユーチューブ見ながら1時間頑張った甲斐があったわ!サブちゃんに「今日もかわいい」って言われちゃった!ウキウキ!)と一気に顔が紅潮し、心拍数が上がった。
三朗は言葉通り、2分で愛車の軽バンに乗り向日葵寿司の前に戻ってきた。稀世の持つバスケットを後部座席の床に置き、クーラーバックをその横に置いた。
「じゃあ、出発しましょう!まずは京都の伏見稲荷で良かったんですよね!」
「うん、私、行ったことあれへんねん。こんど「メディアクリエイト」の仕事で「大阪万博2025」に向けて「東海道57次で大阪街おこし!」っていう「守口・門真盛り上げネットワーク協議会」の特集やるから予習がてら見ておきたいねん。
せっかく誘ってくれたデートやのに「仕事」を持ち込んでごめんな。」
「ぜんぜん、ノープロですよ!稀世さんと一緒に行けるだけで僕は満足ですから。もちろん「伏見稲荷」は「家内安全」だけでなく「商売繁盛と「五穀豊穣」の神様でもありますから「飲食店」にとっても大事な「神様」です。じゃあ出発しますよ!」
車は「第二京阪門真インターチェンジから第二京阪道路に入り、一路、旧東海道の京都の次の宿である54次目の「伏見宿」にある伏見稲荷に向けて走り出した。早朝の自動車専用道路は空いており、カーナビが示す到着予想時間どおり、「上鳥羽インターチェンジ」まで一気に走り抜けた。
インターを降りて京都外環状線に入ると若干、車は増えたが門真市駅東商店街から約50分で伏見稲荷に到着した。
稀世は取材時に使う「資料」を見ながら三朗に解説をした後、クイズを出した。
「さて、私が大好きなサブちゃんの作る「たけのこご飯のおいなりさん」でも使われている「お揚げ」のことを「いなり」と言いますが、ここ伏見稲荷の狛犬の代わりに神社を護っている「眷属」と呼ばれるキツネ像は何を咥えているでしょうか?」
三朗は「巻物」、「稲穂」、「鍵」、「玉」と答えを知っていたが嬉しそうに「外す」のを待っている稀世の笑顔に忖度してわざと間違えて答えた。
「いなり寿司!いや、油揚げかな?」
「ぶっぶー!サブちゃんも私と同じ間違いやね!私も「お揚げさん」やと思っててん。私ら「気が合う」んかもしれへんね。てへへ。」
と可愛く照れながら答えの解説をしてくれた笑顔に三朗は「ドキッ」とした。
さらに稲荷大神と5柱の神について解説し、全国に3万社あるといわれている「お稲荷さん」の「総本宮」であることや建立は西暦711年になることに加えて「千本鳥居」と言われるが鳥居の寄贈が多く、今では「約1万基」の鳥居があることを三朗に説明しながら神社内の説明書きの看板と風景をカメラに収めてまわった。
楽しくおしゃべりをしながら最初の鳥居のトンネルを抜けたところにある奥社奉拝所にある伏見稲荷の人気スポットの「おもかる石」灯篭にやってきた。2基ある灯篭の前にやや長めの列ができていた。並んで順番を待つ間に
「サブちゃん、この「おもかる石」は灯篭の前で願い事を念じて灯篭の上の宝珠石を持ち上げた時に予想より軽く感じれば願いが叶うんよ。」
と解説するうちに一番前になり、頷き三朗は灯篭に手を合わせた。
「稀世さんともっと仲良くなれますように。あわよくば、こんな僕ですが稀世さんに好きになってもらえますように…。」
三朗は無意識のうちに心の声が「肉声」として漏れていることに気づかないまま、宝玉石に両手を添えた。(サブちゃん、「すっと」持ち上げて!私はサブちゃんのこといまでも十分大好きやで!)と心で祈った。
三朗が宝玉石を持ち上げようとした瞬間、明らかに表情が曇った。(えっ、サブちゃん、「重い」って感じてるの?)と稀世が思った瞬間、三朗と目が合った。
「ふんっ!」
三朗は口をつぐむと頬を膨らまして真っ赤になって一気に頭上に石を持ち上げ、3秒持たずに灯篭の上に石を戻し、稀世にやせ我慢の笑顔を向けた。
「あぁ、「軽い」もんですね。はぁはぁはぁ…。」
その時、今日最初の事件が起こった。
隣の灯篭の列にビデオカメラを片手に持った白人女と大声で「ラッキー・オア・アンラッキー・ジャッジメント・アメイジングストーン!」と叫びながら男の外国人客が列を守らず、横入りで列を割ってきた。
男は、困った顔の次の順番を待っていた老夫婦を無視して
「イエース・アイ・キャーン!ベリーライト!アイ・ウィル・ビー・ミリオネラユーチューバー!」
と両手で宝珠石を持ち上げては自分の頭の上に乗せたり、カメラを持った女の頭に乗せようとしたりやりたい放題で挙句の果てに、手を滑らせて宝玉石を地面に落としそのまま行こうとしたのを目にして稀世に「怒りの電流」が流れた。
「おいコラ!「神様の石」に対して何を失礼なことしてんねん!神様に謝れ!」
と稀世は言うなり、男の襟首を持ち引き寄せると片手で宝玉石を軽々と持ち上げ、男の頭の上に石を乗せた。重みで男の首がぐっと下がった。
「ドゥー・ユー・フィール・ライト・オア・ヘビー?」
稀世はグッと力を入れて男の頭を押さえつけると男は抵抗するものの、石の重みに加わった稀世の腕力でどんどんと押し付けられ。正座から一気に土下座の体勢になった。再び、稀世が圧力を加えて尋ねた。
「ライト・オア・ヘビー?ファット・ドゥー・ユー・ヒアー・フロム・ゴッヅ・ワード?」
「ヘルプ!ヘルプ!ビー・キルド・バイ・モンスター!ソーリー!ソーリー!プリーズ・ヘルプ・ミー!」
男に泣きが入った瞬間、周りにできた日本人の人混みから拍手が湧いた。駆けつけてきた警備員に最前列に並んでいた老夫婦が事情を説明すると、「文化財破損の罪の可能性があります。詰め所まで一緒に来てください」と警備員は自動翻訳機に吹き込み男に聞かせると、女と共に迷惑ユーチューバーはすごすごと連れていかれた。
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人混みの後ろから「もしかしてこの間のUCWWプロレス大会の優勝者の正義の女子レスラー安稀世選手じゃないの?」と声がかかると、周りで皆、スマホで検索しだした。
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「神様、この場を無事に逃がさせてください!」
とお願いすると「軽ろやかに」片手で宝玉石を灯篭の上に乗せると三朗の手を引いて人混みを抜け出し、三ツ辻、四ツ辻へ稲荷山を上がるのをあきらめ、千本鳥居を逆走し、本殿を横目に
「神様、失礼を許してくださーい!」
と100円を賽銭箱に投げ入れながら叫ぶと、駐車場に走っていった。
「おまけ」
お稲荷さんコスプレの「けも耳稀世ちゃん」(笑)。
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