『「稀世&三朗」のデートを尾行せよ!」謎の追跡者の極秘ミッション~偽りのチャンピオン・アナザーストーリー』

M‐赤井翼

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「ホテルランコッド大阪宿泊編」

「中之島 ホテルランコッド大阪④ 撮影会」

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「中之島 ホテルランコッド大阪④ 撮影会」

三脚を立てて撮った次の写真は、稀世はきれいに映っていたが、窓の外の背景はガラスにフラッシュが反射し、真っ白な反射光源となってしまっていて夜景が背景なのかただの室内なのかわからない写真になった。
「サブちゃん、スローシャッター機能を使ってみて。フラッシュで手前の私と背景の夜景で露出が違うから、シャッター速度を落とせば背景も映るからね。」
 稀世の指示に合わせてシャッタースピードをスローモードの「0.5秒」に設定し、フラッシュのアングルを変えることで稀世と背景のネオンがマッチする写真が撮れた。
「おー、これはいいですねぇ。でも、フラッシュが強すぎるのか稀世さんの鼻が白く飛んじゃってますね。何かいい手はないんでしょうか?」
 
稀世の指示でフラッシュの前にティッシュペーパーを二重に輪ゴムで止めて撮影した。前回真っ白に映っていた稀世の顔は肌色に近づいた。次は、湯船に入れる「水中ネオン管」を湯船に入れフラッシュ無しの1秒露出で撮影した。間接照明と湯船の下から怪しく稀世を照らすピンクやブルーのライトでぼんやりと写し出される輪郭が夜景のネオンと相乗効果で色目かしい写真が出来上がった。

次は間接照明の一つの角度を変え、夜景を背景にバスタブに腰掛ける稀世をうっすらと照らし出した状態でスローシャッターで撮影した。グラビアで見るような怪しい雰囲気の稀世に三朗は興奮し、「欲」が出て来た。
「稀世さん、他に面白い機能ないんですか?せっかくですから稀世さんをモデルにいろいろ撮らせてください。」
「じゃあ、夜景モードにポートレートの合わせ技でチャレンジしてみようか!「MODEモード」ボタン長押ししたら液晶画面にいろんなモードが出てくるから「夜景ナイト・ビュー・モード」と「ポートレート」をタップしてみて。後はカメラが対象物をサーチしてAIが最適なシャッタースピードと絞りを選択してくれるからね。」
稀世も一枚ごとにハイテンションで喜んでくれる三朗の笑顔にほだされてエンジンがかかってきた。
 
 三朗は稀世の指示に従い、液晶パネルをタップしてセッティングを進めていった。
「はい、セッティング終わりました。じゃあ、次はセクシーにバスタブの淵に腰を掛けてちょっと前かがみで色っぽいポーズをとってくださいね。あー、いいですねー!凄くセクシーですよ!はい、目線はこっちではなく、カメラの斜め下に向けてください。あぁ、最高です!じゃあ、何枚か撮りますね。はい、行きまーす!」
 「カシャッ」、「カシャッ」、「カシャッ」、「カシャッ」。少しずつポーズを変えながら連続で4回シャッターを切った。
「サブちゃん、どうやった?きれいに撮れてた?」
 稀世が尋ねると、三朗は三脚に乗ったデジカメの画面を再生モードにして、連写で撮った画像の一枚をタップして拡大すると固まった。
「えっ、何で白黒?それに稀世さんの「おっぱい」とあそこの「お毛毛」が…。」
 三朗は呟くとその場で鼻血を吹き出し、後ろに卒倒した。三朗の海パンの股間が不自然に盛り上がっていることに気付いた稀世は自分の指示にあいまいなところがあった事に気付いた。

 (サブちゃん、「夜景ナイトビューモード」やなく、「夜間撮影ナイト・フォトグラフィーモード」を選んでしもたんとちゃうか?まいったなこりゃ…。)稀世は鼻血を出して白目をむきつつも嬉しそうな顔をして仰向けに倒れたままの三朗の胸の上のデジカメの液晶モニターを見てため息をついた。
「あぁ、やっぱり間違えて「夜間撮影」を選んでしまってるわ…。赤外線撮影モードやから、下にサポーターとニップレスつけてへんかったから「おっぱいの先っちょ」も「下の毛」ももろ見えになってしもてるわ。きゃー、恥ずかしい…。サブちゃんが目を覚ましてまた見られる前に「消去」してしまわんとな…。
 ん!なんやこれ?私の後ろに発光点?場所的にはガラスにかかるカーテンを束ねる「タッセル」の位置やな…。もしかして…。」
 稀世はデジカメを手にすると「夜間撮影赤外線撮影モード」のまま、窓側に向けて数枚、シャッターを切った。

  更に反対の窓側にも回りバスタブの背景や室内の周辺物に向けてシャッターを押しまくった。(サブちゃん、放っておいてごめんやで。ちょっと先に「調べもの」させてもらうわな。)と心の中で謝り、スイート全体を「お休みモード照明」に切り替え最小限の照明に落とした後、ベッドルームやトイレ、ドレッサールームなどデジカメを持ち、暗闇の中で数十枚の写真を撮ってまわった。
 (やっぱり…。これは放っては置かれへんな。サブちゃんは休ませておいて私が動くしかあれへん…。)と、幸い長時間の撮影で肌は乾いていた三朗を抱っこしてキングサイズのベッドに寝かせ、布団をかけると内線でフロントに電話をかけた
「夜分遅くにすみません。キング・エグゼクティブ・スイートの長井です。支配人さんかそれに準ずる責任者さんに内々にお話があるのですが…。できれば室外でお願いします。この場ではちょっとお話しできない内容なのでお会いした時に…。」
 電話を終えると、稀世はドレッサールームのクローゼット・・・・・・の中でブラウスとパンツに着替えた。



「おまけ」
さあ、一部の読者さんには「お待たせしました」!
「お風呂撮影会」回でーす!

四の五の言わずイラストアップ!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ



















こんなところでよろしかったでしょうか~!
今日は文字数が少ない分イラストで頑張りましたよー!
!(⋈◍>◡<◍)。✧💓
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