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エイト達は王国の事は他の皆に任せて先に拠点の町へと戻ってきた。
とりあえずはエイトを元に戻すために同じように女になってしまったダレンの元へと向かった。
ダレンは腹に深い傷を負っていてラルクがそばで手当てをしていた。
「ラルク、ダレンの様子は…」
カズキ達が駆けつけると
「ちゃんと傷口を押さえていたのが良かったようだ、一命は取り留めた」
その言葉を聞いてカズキ達はほっと胸を撫で下ろした。
「少し退いてくれ、軽くだが回復魔法をかける」
カズキがダレンの腹に手を当てるとダレンの顔色が良くなってきた。
「完全には傷は塞げないからな、安静にしとけよ」
「ああ、助かった。それで…エイト達がいて、戻ってきたと言うことは?」
ラルクが伺うように聞いてくるので片目を閉じてサムズアップしてやった。
「本当に本当か!?」
ラルクは信じられないと顔を覆った。
「お前達が諦めずにいてくれたおかげだ、ありがとう」
カズキは俯くラルクの肩に手を置くと…
「ちょっと…なんでそのひと…ないてんのよ…」
ダレンが目を覚ました。
「ダレンさん!」
エイトはダレンのそばに駆け寄るとベッドから顔をのぞかせる。
本当は抱きつきたいがダレンの怪我を思うと触れずにいた。
そんなエイトにダレンはポンと力なく頭に手を置いた。
「エイトも可愛い女の子になっちゃったわね…」
「僕は男だよ…ダレンさんは似合ってて綺麗だけど」
弱々しい感じが儚く美しいかった。
「ふふ、ありがとう…エイトは男の子がいいのね…」
ダレンはそういうと胸元をゴソゴソと漁るが捜し物が見当たらないようでため息をついた。
「はぁ…ちょっとラルク…胸のところに薬を隠したんだけど取ってくれない…指に力が入らないのよ…」
ダレンは動こうとするが傷が痛むのか顔を顰めた。
「こら!動くな!どこら辺だ?ポケットか?」
「だから胸よ」
ダレンは胸元を開いて胸を見せた。
「お、おい!」
ラルクは慌ててダレンの胸を布で隠した!
カズキ達を見ると目を逸らしている。
「こ、ここは女のナナミに頼むか?」
「私もと男よ?別に気にしないわ…まぁあなたが嫌なら誰でもいいけど…」
「そんな事はない!」
ラルクがそれを否定すると
「…じゃあお願い…」
ダレンは再び胸を出して目を閉じた。
ラルクはゴクッと唾を飲み込みそっと手を伸ばす。
カズキは慌ててエイトの目を隠した!
見ればクイーンの目はナナミが隠していた…
「んっ…ちょっとくすぐったいわ」
「しょ、しょうがないだろ!どこにあるんだ…」
「そこ…違う」
「わ、悪い!」
ラルクを見れば顔を真っ赤にしていた。
「あのねぇ…私男って覚えてる?」
「お前男の時でも十分に綺麗だっただろ!しかも今は胸あるし…女にしか見えないんだよ!」
ラルクは訳の分からないキレ方をした。
とりあえずはエイトを元に戻すために同じように女になってしまったダレンの元へと向かった。
ダレンは腹に深い傷を負っていてラルクがそばで手当てをしていた。
「ラルク、ダレンの様子は…」
カズキ達が駆けつけると
「ちゃんと傷口を押さえていたのが良かったようだ、一命は取り留めた」
その言葉を聞いてカズキ達はほっと胸を撫で下ろした。
「少し退いてくれ、軽くだが回復魔法をかける」
カズキがダレンの腹に手を当てるとダレンの顔色が良くなってきた。
「完全には傷は塞げないからな、安静にしとけよ」
「ああ、助かった。それで…エイト達がいて、戻ってきたと言うことは?」
ラルクが伺うように聞いてくるので片目を閉じてサムズアップしてやった。
「本当に本当か!?」
ラルクは信じられないと顔を覆った。
「お前達が諦めずにいてくれたおかげだ、ありがとう」
カズキは俯くラルクの肩に手を置くと…
「ちょっと…なんでそのひと…ないてんのよ…」
ダレンが目を覚ました。
「ダレンさん!」
エイトはダレンのそばに駆け寄るとベッドから顔をのぞかせる。
本当は抱きつきたいがダレンの怪我を思うと触れずにいた。
そんなエイトにダレンはポンと力なく頭に手を置いた。
「エイトも可愛い女の子になっちゃったわね…」
「僕は男だよ…ダレンさんは似合ってて綺麗だけど」
弱々しい感じが儚く美しいかった。
「ふふ、ありがとう…エイトは男の子がいいのね…」
ダレンはそういうと胸元をゴソゴソと漁るが捜し物が見当たらないようでため息をついた。
「はぁ…ちょっとラルク…胸のところに薬を隠したんだけど取ってくれない…指に力が入らないのよ…」
ダレンは動こうとするが傷が痛むのか顔を顰めた。
「こら!動くな!どこら辺だ?ポケットか?」
「だから胸よ」
ダレンは胸元を開いて胸を見せた。
「お、おい!」
ラルクは慌ててダレンの胸を布で隠した!
カズキ達を見ると目を逸らしている。
「こ、ここは女のナナミに頼むか?」
「私もと男よ?別に気にしないわ…まぁあなたが嫌なら誰でもいいけど…」
「そんな事はない!」
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ダレンは再び胸を出して目を閉じた。
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カズキは慌ててエイトの目を隠した!
見ればクイーンの目はナナミが隠していた…
「んっ…ちょっとくすぐったいわ」
「しょ、しょうがないだろ!どこにあるんだ…」
「そこ…違う」
「わ、悪い!」
ラルクを見れば顔を真っ赤にしていた。
「あのねぇ…私男って覚えてる?」
「お前男の時でも十分に綺麗だっただろ!しかも今は胸あるし…女にしか見えないんだよ!」
ラルクは訳の分からないキレ方をした。
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