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2章〜フォレスト王国王都〜
閑話、ドラゴンと契約している俺の友達
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ドラゴンと契約したとても可愛くて賢い女の子。
それから最初の印象だった。今思えば、可愛いと思った時点で、一目惚れに近かったのかもしれん。
今日は父上に呼ばれて兄上と一緒に応接室に行った。
部屋に入ったら、とても可愛い子がいたんだ。俺と同じか少し下ぐらいか。とても可愛い。それしか言えないぐらい可愛いんだ!
父上がドラゴンと契約した者を紹介してくださると言う。
……はあ、ドラゴン??え、本当にドラゴンと契約した者はいるのか!?
そして父上の方に行ったが、女性は一人しかいなかった。
名前的に女性のはずなのだが……。この可愛い子しか女性はいない。
兄上もそう思ったのか父上に聞いていたが、本当にこの可愛い子がドラゴンと契約したらしい。
俺はどうも信じられなくて、「ドラゴンがいないではないか」と言ってしまった。
なのに、リティアは怒るでもなく、泣くでもなく、呆れたように、ドラゴンがここに入りきるはずがないと言った。
俺と同じか小さい子に呆れられた。その事実が俺の頭を真っ白にして、適当に「そうなのか!?」と言ってしまった。
だがリティアはそんな事気にせず、小さい姿のドラゴンを見せてくれると言ってくれた。
……衝撃だったんだ。人がドラゴンに変わって。ドラゴンって人になれるのか!?
そこばかりに気を取られていた。だからドラゴンの迫力が怖いとか鱗がかっこいいとか、そう言う事を言えなかった。
そして父上達も何故か驚いていた。ドラゴンの姿は見た事がなかったのだろうか。
リティアと一緒に遊ぶ約束を取り付けた。何故かリティアともっと一緒にいてみたいと思ったんだ。
遊ぶのが待ちきれなくて、リティアの泊まる客室に勢いよく入ってしまい、リティアを驚かしてしまった。
でもリティアと友達になれた。どうしよう。とても嬉しいんだ。何でだろう。
…名前を呼んでもらうと心臓がうるさいんだ。
そしてその後、とびっきりの笑顔を見てくれて、名前を呼んでもらう以上に心臓がうるさくなったんだ。
それに顔が熱くなっているのも自分で感じる。
だけどそれが何で起こるのか分からない。後で兄上に聞いてみようかな。兄上は物知りだからな。
そんな事を考えながら、庭園に三人で行った。
…木登り対決をつい言ってしまった。リティアも出来るらしい。あんまり出来る奴がいないから、リティアも出来ないかと思ったのに。
……。結果、リティアが一番だった。俺は最後。
兄上に負けるのはまだいい。だが、リティアに、年下のリティアに負けた。その事実が嫌だと思った。
よし、明日もリティアに挑もう。
次の日、木登り対決をしていたら、護衛が倒れて、そっちを向いていた。
だから、敵に人質として取られてしまった。
……俺の代わりにリティアが連れて行かれた。何であのままあいつら俺を連れて行かなかったんだ!!
そうすれば、リティアは連れて行かれなかったのに。
そもそも何でリティアで良かったんだ?普通そのまま俺だけか、リティアも一緒にだろう!?
…今はそんな事を考えても仕方ない。早く信頼できる人に教えに行かなくては!!
普通の騎士は裏切っているかもしれんから信頼出来る人じゃなくちゃ。
そうして俺は途中で会ったリティアの事をドラゴンに伝えた。
リティア、リティア、ごめん!!!俺が捕まらなかったらリティアは連れて行かれなかったのにっ…!
もっと強くなろう!!大切な人を守れるように。後悔しないように。
それから最初の印象だった。今思えば、可愛いと思った時点で、一目惚れに近かったのかもしれん。
今日は父上に呼ばれて兄上と一緒に応接室に行った。
部屋に入ったら、とても可愛い子がいたんだ。俺と同じか少し下ぐらいか。とても可愛い。それしか言えないぐらい可愛いんだ!
父上がドラゴンと契約した者を紹介してくださると言う。
……はあ、ドラゴン??え、本当にドラゴンと契約した者はいるのか!?
そして父上の方に行ったが、女性は一人しかいなかった。
名前的に女性のはずなのだが……。この可愛い子しか女性はいない。
兄上もそう思ったのか父上に聞いていたが、本当にこの可愛い子がドラゴンと契約したらしい。
俺はどうも信じられなくて、「ドラゴンがいないではないか」と言ってしまった。
なのに、リティアは怒るでもなく、泣くでもなく、呆れたように、ドラゴンがここに入りきるはずがないと言った。
俺と同じか小さい子に呆れられた。その事実が俺の頭を真っ白にして、適当に「そうなのか!?」と言ってしまった。
だがリティアはそんな事気にせず、小さい姿のドラゴンを見せてくれると言ってくれた。
……衝撃だったんだ。人がドラゴンに変わって。ドラゴンって人になれるのか!?
そこばかりに気を取られていた。だからドラゴンの迫力が怖いとか鱗がかっこいいとか、そう言う事を言えなかった。
そして父上達も何故か驚いていた。ドラゴンの姿は見た事がなかったのだろうか。
リティアと一緒に遊ぶ約束を取り付けた。何故かリティアともっと一緒にいてみたいと思ったんだ。
遊ぶのが待ちきれなくて、リティアの泊まる客室に勢いよく入ってしまい、リティアを驚かしてしまった。
でもリティアと友達になれた。どうしよう。とても嬉しいんだ。何でだろう。
…名前を呼んでもらうと心臓がうるさいんだ。
そしてその後、とびっきりの笑顔を見てくれて、名前を呼んでもらう以上に心臓がうるさくなったんだ。
それに顔が熱くなっているのも自分で感じる。
だけどそれが何で起こるのか分からない。後で兄上に聞いてみようかな。兄上は物知りだからな。
そんな事を考えながら、庭園に三人で行った。
…木登り対決をつい言ってしまった。リティアも出来るらしい。あんまり出来る奴がいないから、リティアも出来ないかと思ったのに。
……。結果、リティアが一番だった。俺は最後。
兄上に負けるのはまだいい。だが、リティアに、年下のリティアに負けた。その事実が嫌だと思った。
よし、明日もリティアに挑もう。
次の日、木登り対決をしていたら、護衛が倒れて、そっちを向いていた。
だから、敵に人質として取られてしまった。
……俺の代わりにリティアが連れて行かれた。何であのままあいつら俺を連れて行かなかったんだ!!
そうすれば、リティアは連れて行かれなかったのに。
そもそも何でリティアで良かったんだ?普通そのまま俺だけか、リティアも一緒にだろう!?
…今はそんな事を考えても仕方ない。早く信頼できる人に教えに行かなくては!!
普通の騎士は裏切っているかもしれんから信頼出来る人じゃなくちゃ。
そうして俺は途中で会ったリティアの事をドラゴンに伝えた。
リティア、リティア、ごめん!!!俺が捕まらなかったらリティアは連れて行かれなかったのにっ…!
もっと強くなろう!!大切な人を守れるように。後悔しないように。
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