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2章〜フォレスト王国王都〜
56、突き刺さる視線の主は
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……そろそろ言ってもいいかな?
私に視線がずっと刺さってる!!
二日前から街に行くと視線がずっと気になる。だけど私以外は気づいていないのか、何のそぶりも見せない。
強いフェアディ達も気付いていないらしい。だってフェアディ達は視線に気付いたら私に言ってくれるだろからね。
そうなると、何故私だけに視線を向けるのかが分からない。
街だけならまだしも森の中であるここでも視線を感じるなんて、視線を向けている人は只者ではないよね……。
さてどうしよう。一応私は気付いていないフリをしている。
ここで念話でフェアディ達に話すのもありだと思うけど、話すとフェアディ達は警戒をしそうなんだよね。
うん。何もして来ない限り様子見かな。
実害が無ければいいもんね。
そう思った矢先、視線を向けて来る人が私達の前に姿を現した。
ええぇ~。メンドクサ……。そのままスルーしたいよぅ。だけどフェアディ達は警戒態勢。
これはスルー出来ないヤツだ。ハァ、と溜息をしてしまったけれど、私は悪くない。
『お前は何者だ。お前人ではないな。むしろ、聖よりの者……』
「あたしは火の精霊王。その女の子、皆と違うでしょ?だから気になって追いかけてみたんだ」
……軽っ!理由軽っ!!いろいろ考えていた私がバカみたい。
「で?何で姿を現したんだ?」
「そりゃあね。面白そうだったからに決まってるよっ!」
「『ええぇ』」
私とルビクルの言葉が被った。
「で?何をしたいんだ?」
コムクなんだか絶極的だね。
「その女の子。リティア、だっけ。リティア、私と契約して?」
「え~」
どうしよう。私は別にどっちでもいいんだけどな。
《皆どうする?》
《俺は別に契約してもいいと思うぞ》
《……我もいいぞ。あやつは精霊王の一人だからな。仲間なら得になる》
《ボクも悪い人?精霊?ではないと思うのでいいと思いますぅ》
なら契約した方がいいね。
「貴方の名前はサラン。これからよろしくね?」
「うん!あたしの名前はサラン。火の精霊王。こちらこそ、これからよろしくね!」
私達の周りが光った。
「じゃあこのギルドカードに魔力流して。後従魔の証何色にする?」
「あたしは火属性だからね。赤色にして」
「分かった~。どこに着ける?」
「じゃあ小指に」
「分かった~。指ね。……指っ!?」
え、指にも着けられるのか、この従魔の証。流石に細すぎない?まあ物は試しだよね。とりあえず着けてみよう。
つ、着けれた!指なんてとっても細いのに。従魔の証、高性能過ぎない!?
いや、まあいい事何だけどね?
私に視線がずっと刺さってる!!
二日前から街に行くと視線がずっと気になる。だけど私以外は気づいていないのか、何のそぶりも見せない。
強いフェアディ達も気付いていないらしい。だってフェアディ達は視線に気付いたら私に言ってくれるだろからね。
そうなると、何故私だけに視線を向けるのかが分からない。
街だけならまだしも森の中であるここでも視線を感じるなんて、視線を向けている人は只者ではないよね……。
さてどうしよう。一応私は気付いていないフリをしている。
ここで念話でフェアディ達に話すのもありだと思うけど、話すとフェアディ達は警戒をしそうなんだよね。
うん。何もして来ない限り様子見かな。
実害が無ければいいもんね。
そう思った矢先、視線を向けて来る人が私達の前に姿を現した。
ええぇ~。メンドクサ……。そのままスルーしたいよぅ。だけどフェアディ達は警戒態勢。
これはスルー出来ないヤツだ。ハァ、と溜息をしてしまったけれど、私は悪くない。
『お前は何者だ。お前人ではないな。むしろ、聖よりの者……』
「あたしは火の精霊王。その女の子、皆と違うでしょ?だから気になって追いかけてみたんだ」
……軽っ!理由軽っ!!いろいろ考えていた私がバカみたい。
「で?何で姿を現したんだ?」
「そりゃあね。面白そうだったからに決まってるよっ!」
「『ええぇ』」
私とルビクルの言葉が被った。
「で?何をしたいんだ?」
コムクなんだか絶極的だね。
「その女の子。リティア、だっけ。リティア、私と契約して?」
「え~」
どうしよう。私は別にどっちでもいいんだけどな。
《皆どうする?》
《俺は別に契約してもいいと思うぞ》
《……我もいいぞ。あやつは精霊王の一人だからな。仲間なら得になる》
《ボクも悪い人?精霊?ではないと思うのでいいと思いますぅ》
なら契約した方がいいね。
「貴方の名前はサラン。これからよろしくね?」
「うん!あたしの名前はサラン。火の精霊王。こちらこそ、これからよろしくね!」
私達の周りが光った。
「じゃあこのギルドカードに魔力流して。後従魔の証何色にする?」
「あたしは火属性だからね。赤色にして」
「分かった~。どこに着ける?」
「じゃあ小指に」
「分かった~。指ね。……指っ!?」
え、指にも着けられるのか、この従魔の証。流石に細すぎない?まあ物は試しだよね。とりあえず着けてみよう。
つ、着けれた!指なんてとっても細いのに。従魔の証、高性能過ぎない!?
いや、まあいい事何だけどね?
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