催眠術をかけたら幼馴染の愛が激重すぎる⁉

モト

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 そして驚くことに彼の性器は一度放っただけでは全然萎えていなかったのだ。
 セスは俺が黙りこくったことをよしとして、まだ残滓が残る俺の性器を舌全体で味わうように舐る。敏感な裏筋もカリも舌が這い、自分がどこがより感じるのか探られていく。

「やぁ……んあ、あ……つよ、い……あ、あ……溶け、る」

 彼の舌の熱さと厭らしさに無意識に腰をくねらせていると、尻に入っている指が動き始めた。性器を嬲られながら前立腺を擦られる快感は凄まじく、下腹部に力が入る。
 このままでは二度目もあっという間に極めてしまう。

「あん、あっ、セス……、出るっ、出ちゃうから、離せ……ん」

 彼の肩を何度も叩くと、ようやくセスはそこから顔を離した。でも、性器から距離は近くて息が吹きかかる。

「リュリュ、いっぱい出そう。そうしたら浮気もしたくならないだろう」
「んぁ……、あっ、だから、浮気じゃないってば! んあっ」

 きゅっと陰茎を強く掴まれた。

「ならば、何故催眠術をかけたいと言った? 催眠術がかかっている俺がそんなに良かったのか? 二度とそんな気が起きないようにしなくちゃな」

「⁉」


 セスの本性は、やはりとんでもなくヤキモチ焼きだ!
 セスはセスだというのに、この嫉妬深さ。
 でも、勘違いされたままなのは、自分の気持ちが軽んじて見られている様で不服だ。

「な、なんでって、セスが手を出してくれないからだろう。……恋人だから君とエッチしたいって思っても、いいだろう……ん」

 訴えている最中もセスの指が一本、二本と増えていき、前立腺を何度も擦ってくるから、腰が勝手に動いてしまう。でも、彼のもう片方の手は俺の陰茎をしっかりと強く掴んでいるから、そこに快感が籠る一方だ。

 強請るような視線を向けると、彼が俺に見惚れて惚けている。


「——か」
 か? 
「可愛くて悶絶死する」

 そう言ってセスは俺の陰茎から手を離し、俺の身体を抱きしめてくる。
 どんどこどんどこと太鼓みたいに大きな鼓動が伝わってきた。
 催眠術をかけてもかけなくてもやはり彼は彼だと実感する。

「はぁ、だからさ……いれてよ。セス」

 ————プツ……。

「──ん? 今、何かが切れた音がしたけど、なんの音だ? ──うわっ⁉」 

 セスが尻から指を抜き、俺の腰を掴み勢いよく引き寄せた。後孔に剛直の熱が触れる。

「ひゃあっ、んはっ」
「煽り過ぎだ! 俺はお前のことが物心つく頃から好きなんだぞ。ずっとずっと見ていた。そんな相手に強請られては我慢など出来るわけないだろう」


 その言葉でセスは最後までするつもりがなかったことを知る。

「いやあのなぁ、それなら俺だって長く……いや」

 恋の自覚がなかったから最後まで言葉を紡がなかった。

 その代わり彼をみつめて、股を左右に開いた。
 上手く誘えているか分からないが、セスから唾液を飲み込む音と荒い呼吸が聞こえる。
 彼の眉間や腹部に血管が浮き出て、何かを堪えるように全身に力を込めたあと、大きく深呼吸をして再び俺の尻に指を挿入した。

 彼は欲望に目をぎらつかせながらも、丁寧にたっぷりと俺の尻を解す。三本の指に翻弄されて俺の方が根を上げて懇願すると、ようやく剛直が自分の中に入ってきた。


 太い幹が狭い通りを押し拡げていく。

「ん、く……ん」

 たっぷり慣らされたおかげで痛みはなかった。ただ内臓を押し上げられる感覚が苦しく、俺は大きな背中に抱きついて爪を立てる。

 指とは違う圧倒的な存在感。
 それから自分を包み込むように抱きしめる腕。全部が彼に満たされてしまう。


「ああう、ん……、セスの形になっちゃいそ、う、うぅっん……」
「……っ、だから、そんなに煽るな。お前の中が気持ちよくて、壊しそうだ」
「壊──なら、我慢しろ」
「それは無理だ」

 即答する声に思わず笑うと、セスが破顔した。嬉しさが全面に押し出されているような表情。
 表情ひとつで単純な俺は彼をもっと受け入れたくなって、身体の力を抜いた。すると熱塊が指では到底届かない奥まで侵入し、ゆっくりと小刻みに動かし始めた。

「……ん、ん……」

 身体が徐々に大きさに慣れた頃には、中を穿たれる悦びに絶えず声が漏れてしまう。
 自分の性器から透明の雫が腹に零れて、透明の線を引いている。


「あ……あ、あ……俺、もう」

 射精感が強まり、肩に回した手の力を込めると、キスが降ってくる。
 甘くて情熱的なキスの中で互いに同時に果てた。


 はじめての行為に脱力していると、彼は俺を離しがたいというように抱きしめ何度も口づけてきた。
 しっとりとした腕の中は心地よくそのまま瞼が重くなっていった。

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