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第1章
第10話:世界はこんなにも
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君が消えた世界はひどく静かだった。
翌日、天野光は学校を休んだ。
その次の日も、そのまた次の日も、彼女が教室に現れることはなかった。
太陽を失ったクラスは、どこか薄暗く活気がない。
いや、他のクラスメイトはすぐに日常を取り戻していた。
彼女がいたはずの席を空席として認識し、また新しいゴシップに夢中になる。
世界は何も変わらない。
変わってしまったのは、俺の世界だけだ。
俺は抜け殻のようになっていた。
学校にいても、家にいてもただぼんやりと時間が過ぎるのを待つだけ。
あれだけ楽しかったプログラミングも、今はただの無意味な文字列にしか見えない。
PC を開き、黒い画面に並ぶコードを眺める。
かつてこの世界は完璧だった。
裏切らないロジックだけの美しい世界。
でも今はどうだ。
この無機質なテキストのどこにも、彼女の弾むような声も、屈託のない笑顔も、不器用な優しさも、存在しない。
『知りたくなかった』
『もう、やめて』
彼女の最後の言葉が、呪いのように俺の頭にこびりついて離れない。
中学の時と同じだ。
俺はまた同じ間違いを犯した。
論理と事実だけを突きつければ人は傷つく。
分かっていたはずなのに。
彼女と話しているうちに忘れてしまっていた。
彼女が俺の世界を少しだけ色鮮やかなものに変えてくれていたから。
null として彼女の隣にいることが俺の唯一の居場所になっていたから。
その繋がりを俺は自らの手で断ち切ってしまった。
彼女を助けたいなんて、おこがましいにもほどがある。
俺はただの自己満足な偽善者だ。
彼女の世界からノイズを取り除こうとして、彼女の世界そのものを、破壊してしまった。
胸にぽっかりと穴が空いたような喪失感。
この正体不明の痛みは一体何なんだろう。
ただのバグ修正のはずだった。
一つの案件が失敗に終わっただけ。
プロジェクトの終了。それ以上でも、それ以下でもないはずだ。
なのになぜ、こんなにも心が痛い?
数日間、俺は答えの出ない問いをただ繰り返していた。
PC の前に座っても一行もコードは進まない。
目を閉じれば浮かんでくるのは彼女の姿ばかりだ。
図書室で、俺に屈託なく笑いかけた顔。
ゲームの中で楽しそうに俺の名前を呼ぶ声。
そして、夕暮れの踊り場で見た苦痛に歪んだ泣き顔。
その一つ一つを思い出すたびに、胸の痛みが定義できないエラーのようにじくじくと広がっていく。
これは論理的じゃない。合理性がない。
プロジェクトの失敗でこんな感傷に浸るなど俺らしくもない。
だが、思考すればするほど俺の心は一つの結論へと導かれていく。
もう一度彼女に会いたい。
天野光に会って話がしたい。
彼女の声が、聞きたい。
彼女の笑顔が、見たい。
このどうしようもなく非論理的でバグだらけの衝動。
――ああ、そうか。
これが世間で言うところの「好き」という感情なのか。
その答えにたどり着いた瞬間、視界が開けた気がした。
今まですべてがモノクロだった俺の世界に色が灯る。
そうだ。俺は彼女が好きだった。
だから、裏アカウントの存在が許せなかった。
だから、図書室で困っている彼女を放っておけなかった。
だから、彼女が泣いているのを見て自分の無力さに絶望した。
すべてが繋がった。
俺の行動原理はバグ修正などという無機質な言葉で片付けられるものじゃなかった。
ただ、好きな女の子を助けたかった。それだけだったんだ。
だが、同時にどうしようもない後悔と無力感が、俺を暗闇に引き戻す。
もう、彼女との繋がりはどこにもない。
俺は彼女を傷つけ、拒絶された。
今さら俺に何ができる?
論理は、事実は、時に人を傷つける刃になる。
俺が証明してしまったじゃないか。
PC の画面に映る自分の情けない顔。
俺は本当に何もできないのか?
このまま彼女が壊れていくのを、ただ見ていることしかできないのか?
中学の時のように、また誰かを傷つけて自分も壁の内側に閉じこもるのか。
いやだ。
それだけはもう絶対にしたくない。
ならどうする。
俺にできることは何だ。
俺が持っているのは、この指と、キーボードと、プログラムの知識だけだ。
慰めの言葉も、気の利いた励ましも、俺には作れない。
――本当に、そうか?
ふと、頭にある考えが浮かんだ。
論理と事実が刃になるならその使い方を変えればいい。
人を傷つけるためじゃない。人を追い詰めるためじゃない。
人を、その心を救うための「事実」を俺が作り出せばいい。
自己満足だっていい。偽善者だって構わない。
それでも、俺は彼女に笑っていてほしい。
その笑顔を見るためなら、俺はなんだってできる。
俺は、PC に向き直った。
カタカタとキーボードを叩く音が、静かな部屋に響き始める。
それはもうただの仕事じゃない。
俺の生まれて初めての誰かのためのプログラムだった。
◇
それから数日間、俺は PC の前に齧り付いていた。
学校にいる時間以外は、食事も睡眠も最小限にしてひたすらコードを書き続けた。
机の傍らには、ミルクコーヒーの缶が空になって積み上がっていく。
俺はまず、世界中の SNS やブログ、ニュースサイトを巡回するクローラーを開発した。
そして、収集した膨大なテキストデータの中から「天野光」というキーワードが含まれる投稿だけを抽出する。
次に、その一つ一つの投稿を自作の自然言語処理 AI に読み込ませた。
これは俺が今まで作り上げてきたプログラムの中でも最高傑作と呼べるものだ。
AI は文脈や単語のニュアンスを理解し、その文章が「好意的」なものか「悪意的」なものかを驚異的な精度で判定する。
悪意あるノイズを一つ残らずフィルタリングしていく。
誹謗中傷、心ないゴシップ、無責任な憶測。
それらすべてが俺の作ったフィルターによって、デジタルの藻屑となって消えていく。
そして残ったもの。
それは、彼女への純粋な温かい応援の言葉だけだった。
最後に、それらの言葉を表示させるための Web ページを作成する。
デザインなんてしたことがない。
不格好で、お世辞にも綺麗とは言えないページ。
でも、そこには俺の持てるすべての技術と想いを詰め込んだ。
背景は、静かな夜空をイメージした深い藍色。
そして、世界中から集められた無数の優しさが、そのページの上で一つ一つ小さな星のように、キラキラとまたたきながらゆっくりと流れていく。
それは、悪意に満ちた世界の中で彼女の味方がこんなにもたくさんいるという、紛れもない「事実」だった。
俺が作り上げた、彼女を救うための優しい事実。
これが、今の俺にできる精一杯だった。
俺は、完成したページの URL をコピーする。
そして、震える指で彼女のメインアカウントにダイレクトメッセージを送った。
もう一度拒絶されるのが怖かった。
でも、ここで何もしなければきっと一生後悔する。
メッセージは送らない。
ただ URL だけを貼り付ける。
あとは、彼女がこのメッセージを開いてくれるのを祈るだけだ。
絶望の淵にいる君へ。
この世界中の優しさが、届きますように。
翌日、天野光は学校を休んだ。
その次の日も、そのまた次の日も、彼女が教室に現れることはなかった。
太陽を失ったクラスは、どこか薄暗く活気がない。
いや、他のクラスメイトはすぐに日常を取り戻していた。
彼女がいたはずの席を空席として認識し、また新しいゴシップに夢中になる。
世界は何も変わらない。
変わってしまったのは、俺の世界だけだ。
俺は抜け殻のようになっていた。
学校にいても、家にいてもただぼんやりと時間が過ぎるのを待つだけ。
あれだけ楽しかったプログラミングも、今はただの無意味な文字列にしか見えない。
PC を開き、黒い画面に並ぶコードを眺める。
かつてこの世界は完璧だった。
裏切らないロジックだけの美しい世界。
でも今はどうだ。
この無機質なテキストのどこにも、彼女の弾むような声も、屈託のない笑顔も、不器用な優しさも、存在しない。
『知りたくなかった』
『もう、やめて』
彼女の最後の言葉が、呪いのように俺の頭にこびりついて離れない。
中学の時と同じだ。
俺はまた同じ間違いを犯した。
論理と事実だけを突きつければ人は傷つく。
分かっていたはずなのに。
彼女と話しているうちに忘れてしまっていた。
彼女が俺の世界を少しだけ色鮮やかなものに変えてくれていたから。
null として彼女の隣にいることが俺の唯一の居場所になっていたから。
その繋がりを俺は自らの手で断ち切ってしまった。
彼女を助けたいなんて、おこがましいにもほどがある。
俺はただの自己満足な偽善者だ。
彼女の世界からノイズを取り除こうとして、彼女の世界そのものを、破壊してしまった。
胸にぽっかりと穴が空いたような喪失感。
この正体不明の痛みは一体何なんだろう。
ただのバグ修正のはずだった。
一つの案件が失敗に終わっただけ。
プロジェクトの終了。それ以上でも、それ以下でもないはずだ。
なのになぜ、こんなにも心が痛い?
数日間、俺は答えの出ない問いをただ繰り返していた。
PC の前に座っても一行もコードは進まない。
目を閉じれば浮かんでくるのは彼女の姿ばかりだ。
図書室で、俺に屈託なく笑いかけた顔。
ゲームの中で楽しそうに俺の名前を呼ぶ声。
そして、夕暮れの踊り場で見た苦痛に歪んだ泣き顔。
その一つ一つを思い出すたびに、胸の痛みが定義できないエラーのようにじくじくと広がっていく。
これは論理的じゃない。合理性がない。
プロジェクトの失敗でこんな感傷に浸るなど俺らしくもない。
だが、思考すればするほど俺の心は一つの結論へと導かれていく。
もう一度彼女に会いたい。
天野光に会って話がしたい。
彼女の声が、聞きたい。
彼女の笑顔が、見たい。
このどうしようもなく非論理的でバグだらけの衝動。
――ああ、そうか。
これが世間で言うところの「好き」という感情なのか。
その答えにたどり着いた瞬間、視界が開けた気がした。
今まですべてがモノクロだった俺の世界に色が灯る。
そうだ。俺は彼女が好きだった。
だから、裏アカウントの存在が許せなかった。
だから、図書室で困っている彼女を放っておけなかった。
だから、彼女が泣いているのを見て自分の無力さに絶望した。
すべてが繋がった。
俺の行動原理はバグ修正などという無機質な言葉で片付けられるものじゃなかった。
ただ、好きな女の子を助けたかった。それだけだったんだ。
だが、同時にどうしようもない後悔と無力感が、俺を暗闇に引き戻す。
もう、彼女との繋がりはどこにもない。
俺は彼女を傷つけ、拒絶された。
今さら俺に何ができる?
論理は、事実は、時に人を傷つける刃になる。
俺が証明してしまったじゃないか。
PC の画面に映る自分の情けない顔。
俺は本当に何もできないのか?
このまま彼女が壊れていくのを、ただ見ていることしかできないのか?
中学の時のように、また誰かを傷つけて自分も壁の内側に閉じこもるのか。
いやだ。
それだけはもう絶対にしたくない。
ならどうする。
俺にできることは何だ。
俺が持っているのは、この指と、キーボードと、プログラムの知識だけだ。
慰めの言葉も、気の利いた励ましも、俺には作れない。
――本当に、そうか?
ふと、頭にある考えが浮かんだ。
論理と事実が刃になるならその使い方を変えればいい。
人を傷つけるためじゃない。人を追い詰めるためじゃない。
人を、その心を救うための「事実」を俺が作り出せばいい。
自己満足だっていい。偽善者だって構わない。
それでも、俺は彼女に笑っていてほしい。
その笑顔を見るためなら、俺はなんだってできる。
俺は、PC に向き直った。
カタカタとキーボードを叩く音が、静かな部屋に響き始める。
それはもうただの仕事じゃない。
俺の生まれて初めての誰かのためのプログラムだった。
◇
それから数日間、俺は PC の前に齧り付いていた。
学校にいる時間以外は、食事も睡眠も最小限にしてひたすらコードを書き続けた。
机の傍らには、ミルクコーヒーの缶が空になって積み上がっていく。
俺はまず、世界中の SNS やブログ、ニュースサイトを巡回するクローラーを開発した。
そして、収集した膨大なテキストデータの中から「天野光」というキーワードが含まれる投稿だけを抽出する。
次に、その一つ一つの投稿を自作の自然言語処理 AI に読み込ませた。
これは俺が今まで作り上げてきたプログラムの中でも最高傑作と呼べるものだ。
AI は文脈や単語のニュアンスを理解し、その文章が「好意的」なものか「悪意的」なものかを驚異的な精度で判定する。
悪意あるノイズを一つ残らずフィルタリングしていく。
誹謗中傷、心ないゴシップ、無責任な憶測。
それらすべてが俺の作ったフィルターによって、デジタルの藻屑となって消えていく。
そして残ったもの。
それは、彼女への純粋な温かい応援の言葉だけだった。
最後に、それらの言葉を表示させるための Web ページを作成する。
デザインなんてしたことがない。
不格好で、お世辞にも綺麗とは言えないページ。
でも、そこには俺の持てるすべての技術と想いを詰め込んだ。
背景は、静かな夜空をイメージした深い藍色。
そして、世界中から集められた無数の優しさが、そのページの上で一つ一つ小さな星のように、キラキラとまたたきながらゆっくりと流れていく。
それは、悪意に満ちた世界の中で彼女の味方がこんなにもたくさんいるという、紛れもない「事実」だった。
俺が作り上げた、彼女を救うための優しい事実。
これが、今の俺にできる精一杯だった。
俺は、完成したページの URL をコピーする。
そして、震える指で彼女のメインアカウントにダイレクトメッセージを送った。
もう一度拒絶されるのが怖かった。
でも、ここで何もしなければきっと一生後悔する。
メッセージは送らない。
ただ URL だけを貼り付ける。
あとは、彼女がこのメッセージを開いてくれるのを祈るだけだ。
絶望の淵にいる君へ。
この世界中の優しさが、届きますように。
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