S級ハッカーの俺がSNSで炎上する完璧ヒロインを助けたら、俺にだけめちゃくちゃ甘えてくる秘密の関係になったんだが…

senko

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第3章

第 33 話:立ち止まって初めて見えたもの

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「東城?こんな時間にどうしたんだ」

 俺は麦茶のコップを片手に、スマホを耳に当てた。

 雨音が窓ガラスを叩く音が、東城の声に混じって聞こえてくる。

「今日倒れたって聞いたよ」

「耳が早いな」

「正直驚いた」

 俺は雨粒がキッチンの窓を流れていくのを眺めながら、東城の言葉を聞いていた。

「みんなに迷惑かけてしまった」

「バカ言うな」

「でも、部活も活動停止になって、学園祭も...」

 東城が遮る。

「そんなの、どうでもいいだろ」

 俺は東城の言葉に戸惑った。

「でも...」

「黒瀬、お前さ」

 東城の声が少し厳しくなる。

「お前が倒れて、一番困るのは誰だと思う?」

 俺は答えに困った。

 一番困るのは、生徒会だろうか。

「生徒会...とか?」

「違うよ」

 東城が即座に否定する。

「お前のことを大切に思ってる人たちだ」

 その言葉に、俺は胸を突かれたような気がした。

「東城...」

「俺もそうだ」

 東城が静かに言う。

「お前が倒れたって聞いた時、正直めちゃくちゃ心配した」

 雨音が一段と強くなった。

 俺は東城の言葉を反芻しながら、自分がどれだけ視野が狭くなっていたかを思い知らされた。

「明日、お見舞い行ってもいいか?」

「え?」

 東城の提案に、俺は少し驚いた。

「でも、東城は部活があるだろ?」

「夏休みだから、練習は午前中だけだよ」

「そうか...」

「それに、お前と話したいこともあるしな」

 東城の声に、何か特別な意味が込められているような気がした。

「分かった。ありがとう」

「じゃあ、また明日」

 電話を切った後、俺はキッチンの椅子に座り込んだ。

 今日一日のことを振り返ると、俺は本当に多くの人に支えられていることを実感した。

 でも、そのことに気づくまでに、俺は一体何をしていたのだろう。



 翌日の午後1時、俺は自分の部屋で本を読んでいた。

 といっても、全然集中できない。

 文字を追っているだけで、内容が頭に入ってこない。

 母親に「今日は絶対に安静」と言われて、PCも触らせてもらえない状況だった。

 こんなに何もしない時間を過ごすのは、いつ以来だろう。

 窓の外では、昨夜の雨が上がって、強い夏の陽射しが地面を照らしている。

 湿気が立ち上る様子が、窓ガラス越しにゆらゆらと見える。

 そんな時、インターホンが鳴った。

「和人、お客さんよ」

 母親の声が階下から聞こえてくる。

 俺は本を閉じて、ゆっくりと一階に降りた。

 玄関には、三上と天野が並んで立っていた。

 三上は小さな紙袋を、天野は大きな保温バッグを手に持っている。

「黒瀬先輩、お疲れさまです」

 三上が深々と頭を下げる。

「和人くん、お疲れさま」

 天野も続けて挨拶する。

「二人とも、わざわざありがとう」

 俺たちはリビングに移動した。

 母親がお茶を用意してくれて、二人は緊張した様子でソファに座る。

 その時、階段から足音が聞こえてきた。

「お兄ちゃん、誰か来てるの?」

 現れたのは俺の妹、凜花だった。

 中学3年生の凜花は、俺とは正反対に社交的で、いつも友達に囲まれている。

「凜花、挨拶しなさい」

 母親が注意すると、凜花は二人の前に立った。

「初めまして、黒瀬凜花です」

「あ、初めまして。三上柚葉です」

 三上が慌てたように立ち上がって挨拶する。

「天野光です。よろしくお願いします」

 天野も丁寧に挨拶すると、凜花の目が輝いた。

「え!天野光さん?あの雑誌に出てる?!」

 凜花が興奮して声を上げる。

「私、ファンです!『SevenPop』の表紙、めちゃくちゃ可愛かったです!」

「ありがとう」

 天野が嬉しそうに微笑む。

「凜花ちゃんも、とても可愛いわね」

「本当ですか?」

 凜花が頬を赤らめる。

 それから俺を振り返った。

「お兄ちゃんの友達が家に来るなんて、しかも美少女2人!」

 凜花の声が少し震える。

「なんか、お兄ちゃんの成長を感じて泣いてしまいそう!」

 凜花が目を潤ませながらにっこりと笑う。

「凜花!」

 俺は慌てて妹を制止したが、凜花は意に介さない。

「三上さんもすっごく可愛い!」

 母親が苦笑いしながら凜花を諭す。

「凜花、お客様にご迷惑をおかけしちゃだめよ」

「大丈夫です」

 三上が小さく微笑む。

「凜花さん、すごく可愛らしいですね」

 凜花が二人を見比べて、少し考え込むような表情をした。

「本当に失礼な質問だったら申し訳ないんですが」

 そして遠慮がちに口を開く。

「もしかして、お二人のうちどちらかとお兄ちゃんは...」

「凜花!」

 俺は慌てて立ち上がったが、天野と三上が顔を見合わせた。

 天野が苦笑いしながら答える。

「まだそういう関係じゃないよ」

「でも、将来的には...」

 三上が小さな声で呟く。

「分からないですね」

 凜花がきょとんとした表情で首をかしげる。

「え?お兄ちゃんがモテ期??なに、世界滅ぶの?」

 その失礼な言葉に俺は苦笑し、天野と三上も頬を染めて俯いている。

「あの、凜花や母さんがいると落ち着かないから」

 俺は二人に提案した。

「よかったら、俺の部屋で話さない?」

「いいんですか?」

 三上が遠慮がちに聞く。

「もちろん」

 俺たちは二階の俺の部屋に移動した。

 机の上にはPCやプログラミングの本が整然と並んでいる。

「わあ、和人くんの部屋」

 天野が興味深そうに見回す。

「すごくきちんと整理されてるのね」

「黒瀬先輩らしいです」

 三上も同意する。

 俺は自分の部屋を見られることに少し照れた。

 三上が持参した紙袋から小さなタッパーを取り出した。

「あの、クッキー焼いてきました」

 天野も保温バッグから色とりどりのタッパーを取り出す。

「私は色々とおかずを作ったの」

 俺は二人の心遣いが嬉しくて、でも同時に申し訳ない気持ちにもなった。

「先輩も、もう無理しないでくださいね」

 三上が心配そうに言う。

「今度から、つらい時は『つらい』って言ってくださいね!絶対ですからね!」

 俺は昨日の保健室でのやり取りを思い出した。

 三上も、天野と同じことを言っている。

「分かった」

 俺は素直に答えた。

「ちゃんと言う」

 しばらくして、天野が部屋に戻ってきた。

 それから30分ほど、俺たちは穏やかな時間を過ごした。

 三上のクッキーを食べながら、天野の手作りおかずの話を聞いて。

 二人とも、俺への想いが込められた差し入れだった。

「そろそろ帰ります」

 三上が時計を見て言った。

「長居しすぎちゃったね」

 天野も同意する。

「二人とも、本当にありがとう」

 俺は心からそう言った。

 玄関まで見送ると、二人は手を振って家を出た。

 母親が俺の肩を叩く。

「和人、いい友達ができたわね」

「そうだな」

 俺は素直に答えた。

 本当に、いい友達ができた。

 俺がドアを閉めて振り返ると、凜花が慌てて階段を駆け下りてきた。

「あ、もう帰っちゃった?」

「今、帰ったところだよ」

「あー、残念」

 凜花が少し寂しそうな表情を見せる。

 俺は自分の部屋に戻った。



 家を出て門の前まで来ると、私と柚葉ちゃんは自然に足を止めた。

「今日はありがとうございました」

 柚葉ちゃんが私に頭を下げる。

「一緒に来てくれて心強かったです。1人だと緊張しちゃってたと思うので…」

「こちらこそ」

 私は柚葉ちゃんを見つめた。

 私たちの関係は複雑だけれど、でも和人くんを大切に思う気持ちは同じなんだ。
 その時、後ろから声をかけられた。

「天野さん!三上さん!」

 振り返ると、凜花ちゃんが慌てて家から飛び出してきた。
 息を切らせて、でも一生懸命な表情で。

「凜花ちゃん?」

 私は戸惑った。
 何か忘れ物でもあったのかな。

「あの、ちょっといいですか?」

 凜花ちゃんが私たちの前に立った。
 その表情がさっきまでの明るさとは違って、真剣になっている。

「うちの兄のことなんですけど」

 凜花ちゃんが声を落とす。
 私は胸がドキドキした。
 和人くんのこと?

「お兄ちゃんって、陰気でプログラミングオタクで、友達もいなくて、どうしようもないんです」

 凜花ちゃんの言葉に、私は苦笑する。
 そんな風に自分の兄を紹介するなんて、どれだけ心配しているんだろう。

 柚葉ちゃんも私と同じような表情をしている。

「でも」

 凜花ちゃんが続ける。
 その瞳に、深い愛情が宿っているのを私は見た。

「すごく優しいところもあるんです。私が困った時は、いつも助けてくれるし」

 私は凜花ちゃんの言葉を聞いて、涙が出そうになった。
 この子は、お兄ちゃんのことが大好きなんだ
 欠点も含めて、全部ひっくるめて。

「だから、どうか今後も仲良くしてあげてください」

 凜花ちゃんが深々と頭を下げる。
 私は慌てて凜花ちゃんの肩に手を置いた。

「頭を上げて、凜花ちゃん」

 私は凜花ちゃんの手を握った。
 小さくて温かい手。
 この手で、きっと和人くんをたくさん支えてきたんだろう。

「私、和人くんのことが大好きだから。これからもずっと、大切にする」

 私は心の底からそう言った。
 柚葉ちゃんも頷いてくれる。

「私もです。黒瀬先輩は私にとって、とても大切で特別な人ですから」

「本当ですか?」

 凜花ちゃんの瞳が潤んでいる。

「約束する」

 私は微笑んだ。
 凜花ちゃんの表情がパッと明るくなった。

「よかった。お兄ちゃん、いい人たちに出会えて」

 私は凜花ちゃんを見つめながら思った。
 和人くんは、本当に素敵な妹を持っているんだな。

 そして、こんなに愛されているんだ。
 私も、凜花ちゃんに負けないくらい、和人くんを大切にしていこう。

 柚葉ちゃんと一緒に。



 夕方の5時頃、再びインターホンが鳴った。

 今度は東城だった。

 いつものバスケ部のジャージではなく、私服のTシャツとハーフパンツ姿。

 手にはコンビニの袋を持っている。

「よう、黒瀬」

 東城の笑顔は、いつものように明るかった。

 でも、その目の奥に、何か深い思慮が宿っているのを俺は感じた。

「東城、わざわざありがとう」

 リビングに案内すると、凜花がまた現れた。

「あれ、今度は誰?」

 凜花が東城を見上げて、一瞬固まった。

「うわ、イケメン!」

「凜花!」

 俺は頭を抱えたが、東城は爽やかに笑った。

「君が凜花ちゃんか。黒瀬からよく聞いてるよ」

「お兄ちゃんが私の話を?」

「『妹は俺とは正反対に社交的で友達が多い』って」

 東城が俺を見て苦笑いする。

 凜花が俺を見つめる。

「お兄ちゃんって、こんなにカッコいい友達がいたんだ」

「凜花、そろそろ部屋に戻りなさい」

 母親が現れて凜花を諭したが、凜花は最後に振り返った。

「お兄ちゃん、今日一日で本当にたくさん友達が来たね」

 にっこりと笑って階段を上がっていく。

「面白い妹だな」

 東城が笑う。

「まあな」

 俺は苦笑いした。

「お客さんいっぱい来たんだな」

 東城がテーブルの上のタッパーを見て笑う。

「三上と天野が一緒に来てくれた」

「いいなあ。俺なんて、コンビニのアイスしか持ってきてない」

 東城が袋からアイスクリームを取り出す。

 俺の好きなバニラ味だった。

「ありがとう」

 俺たちは縁側に出て、アイスを食べながら夕風に当たった。

 夏の夕方特有の、少し涼しくなった風が頬を撫でていく。

 遠くで虫の鳴き声が聞こえ始めている。

「いい風だな」

 東城が空を見上げる。

「久しぶりに、こんな風にぼーっとしてる気がする」

「東城も忙しいもんな」

「まあな。でも、それは俺が選んだことだから」

 東城がアイスを舐めながら言う。

「黒瀬はどうだ?今回のこと、どう思ってる?」

 俺は東城の問いに考え込んだ。

 どう思っているか。

 正直、まだ整理がついていない。

「分からない」

 俺は正直に答えた。

「何が正解だったのか、何が間違いだったのか」

「そうか」

 東城が頷く。

「俺さ、中学の時にバスケで県大会出たんだ」

 東城が話し始める。

「その時、俺は絶対にエースになりたかった」

 東城の声に、どこか懐かしさが混じっている。

「でも、俺は補欠だった。同じポジションに才能のある先輩がいたからな」

「才能なあ」

「焦ったんだ」

 東城がアイスの棒を見つめる。

「このままじゃダメだ。すぐに上手くならないと、って」

 俺は東城の話に聞き入った。

「それで、めちゃくちゃ練習した。朝も夜も、休みの日も」

「わかるな」

 東城が苦笑いする。

「それで無理しすぎて、靭帯やっちゃったんだ」

 俺は息を呑んだ。

 東城にも、そんな過去があったのか。

「で、その時に先輩に言われたんだ」

 東城が俺を見る。

「『お前は急に変わろうとしすぎだ』って」

 その言葉に、俺は胸を突かれた。

「急に変わろうとするのは、実は一番楽な道なんだって」

「楽な道?」

「そうだ」

 東城が頷く。

「だって、考えなくていいだろ?ただがむしゃらにやってたら、なんとかなるって思ってるんだから」

 俺は東城の言葉を反芻した。

 確かに、俺も考えることを放棄していたかもしれない。

 ただひたすら、コードを書き続けることで、何かが変わると思っていた。

「でも、本当に大変なのは、毎日少しずつ積み重ねることなんだ」

 東城が続ける。

「それには時間がかかるし、地味だし、すぐに結果は出ない」

「でも、それが本当の成長なんだよ」

 俺は東城の言葉に、深く納得した。

 俺がやっていたのは、成長ではなく、ただの逃避だったのかもしれない。

「俺、ずっと楽な道を選んでたのかもしれない」

「そうだと思う」

 東城がはっきりと言う。

「でも、それに気づけたんだから、もういいだろ」

 東城が俺の肩を叩く。

「急がなくていい。毎日ちょっとずつでいいから、前に進んだらいいんだ」

 その言葉に、俺の心が軽くなった。

 急がなくてもいい。

 毎日少しずつでいい。

 それが本当の意味での成長なんだ。

「ありがとう、東城」

「何が?」

「色々と」

 俺は心からそう言った。

 東城は俺の初めての、男友達だった。

 そして、俺に大切なことを教えてくれた人でもあった。

「これからも、よろしく頼む」

「こちらこそ」

 東城が笑う。

「また膝壊さないようにな」

 俺たちは縁側で話し続けた。

 バスケのこと、勉強のこと、将来のこと。

 そして、本当に大切なものについて。

 東城が帰った後、俺は一人で縁側に残っていた。

 夕風が心地よく、久しぶりに心が穏やかだった。

 時計を見ると、もう午後8時を回っている。

 そろそろ部屋に戻ろうと立ち上がった時、俺のスマホに着信があった。

 画面を見ると、見知らぬ番号だった。

 こんな時間に誰だろう。

 迷ったが、通話ボタンを押した。

「はい、黒瀬です」

「あ、繋がった。お疲れさまです」

 聞こえてきたのは、聞き覚えのある声だった。

 生徒会長の佐々木先輩だった。

「佐々木先輩?こんな時間にすみません」

「いえいえ、こちらこそ。体調はいかがですか?」

「おかげさまで、大分よくなりました」

「それは良かった。実は、お話があって」

 佐々木先輩の声に、何か特別な響きがあった。

「お話?」

「アプリの件なんですが...」

 俺は身構えた。

 やはり、活動停止になったことで迷惑をかけているのだろうか。

「すみません、ご迷惑をおかけして」

「違います」

 佐々木先輩がきっぱりと言った。

「学園祭アプリの話を他校の生徒会にもしたんですが」

「はい」

「そうしたら皆さん、うちの学校でも導入したいと」

 俺は驚いた。

 まだ完成もしていないアプリが、他校でまで必要とされているなんて。

「でも、まだ完成していませんし...」

「それは問題じゃないんです」

 佐々木先輩の声が興奮気味になる。

「黒瀬くんの考えたシステムそのものが評価されているんです」

 俺は混乱した。

 なぜ、未完成のアプリが評価されているのだろう。

「今度、詳しくお話しできればと思うのですが...」

 佐々木先輩の提案に、俺は戸惑った。

 活動停止中なのに、こんな話をしてもいいのだろうか。

 でも、気になるのも事実だった。

「分かりました。お時間をいただければ」

「ありがとうございます。」

 電話を切った後、俺は縁側で呆然としていた。

 他校からの問い合わせ。

 評価されているシステム。

 一体、何が起こっているんだろう。

 明日になれば分かることだが、今夜は眠れそうにない。

 空を見上げると、雲の切れ間から星がいくつか見えた。

 今度は、ちゃんと見ることができた。
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