神機妙算の神々

AGE・小説家となるもの

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終始の章

百舌鳥の巻

「……カイム?」
自然に入るのは百舌鳥のような鳥人間―――
そしてブラックホールを一瞬にして封じ込める実力者―――

この条件に当てはまるのは間違いなくカイムしかいない
「ダメじゃないか 依夜ちゃん」
カイムは笑顔で依夜を見返した

「ブラックホールを錬成して何がしたかったのか知らないけど」
軽く手を開くとそこにあったのはさっきまで暴れていたブラックホールがあった
握られていたためか先程より小さいサイズになっている
だが荒れ狂う風や剣はまだ激しくエネルギーはまだ収まっていないようにも思えた
流石というべきか力の底が見えない

「いけないねぇ 依夜ちゃん 能力はちゃんと制御しなきゃだよ?」
制御されたブラックホールを依夜の手に握るように乗せる
荒れ狂う力が直に伝わってきた
掌を大きく吸引し荒れ狂う風が痛めつけ剣が攻撃を加える
「こうすれば君の中へ行く」
依夜の指を小指から一本一本折るように動かした
一本折る毎に白光吸いの抵抗とブラックホールの影響箇所が攻めぎ合う
が何故か焦って開くような痛さでもない
全部の指が折られると依夜の手はブラックホールを包んでいる形になっていた
「こうっ…!ですか?」
依夜はブラックホールをグッと握り締める
ブラックホールを掌に押し込めるように強く強く握った

するとブラックホールは掌に溶け込み始めた
白光吸いと融合し始めているのか依夜の腕が小刻みに揺れる
「…ッッッ!!!!」
「そう もっと吸い込んで」
キュッとカイムは手を握る
するとブラックホールの勢いはまた弱まった
再度《有声掌握 コエノカタチ》が発動したようにブラックホールは静まりを見せている

「…………っあ゛!!!がぁ…………!!!」
完全に依夜の体にブラックホールが溶け込んで体の中で白光吸いと混じり始める
白光吸いがブラックホールを喰い始めブラックホールも白光吸いを喰らう
2つの星の争いが依夜の体を侵食し始めた
苦しい
とても苦しく辛い
体が内から壊されそうな痛みが身を走る
中心に全てが吸い込まれるような―――――そんな痛みが全身に響く

「苦しいかい?」
尚も笑顔でカイムは訊いた
「決ま………って゛…………ッッッア゛……!」
痛みに悶えまともに話せない
この調子だと声帯は引っ張られてないようだ
「まぁそうだろうね 君は神と融合してるわけだから」
「はぁ……っ……!?」

「君は神をブラックホールに変えたみたいだけど―――」

「それで“神性を殺せる”と思ったの?」
怖い笑顔でそう訊く
「神というのはこの世界を司る秩序的な存在だよ?幾らブラックホールが九次元だとしてもねぇ?神はいくつも上の存在だ」
肉体滅びしても神性は消え失せない
この世は四次元なのに対し神はそれより高次元にある
とはいえ唯一神が13次元程度の話なので神の神性は四次元以上13次元以下だ
今この世界にいる神血ゴットバーは実のところ四次元中に自身の意識や在り方を生み出した存在でしかなくその肉体の存在は現状この世の四次元をベースにしている
秩序維持や無限再生、能力の使用が可能なのはその上の次元に元々の神性があるからなのだ
故にこの四次元中の神は普通に死ねるし殺せる
ただ神性を残すから秩序は滅びず統べる事象が狂うことが無い

「君は一度荒振神スサノを殺したからって感覚麻痺してるよね 習合的神はそれぞれの伝承ごとに素戔嗚尊が存在してるから比較的簡単に殺せるんだよ」

「だって習合的神は人が生んだ解釈違いの塊だから半端な神性しか抱えてないんだ そもそも」
伝承が違えば正確な能力を自覚することや強力な行使が難しくなる
正確な秩序が人の解釈により歪められているのだから
習合することにより理解を得る形に改竄されているのだから
人間の生んだ歪んだ解釈の神 解釈違いの塊
それが習合神だ

「現実は非情だよ それは神の形をブラックホールという星として封じただけ 喰らえば神を喰ったも同義」

「神を喰った悪魔はどうなるのかなぁ?」
好奇心のようなそんな視線だった
苦しんでる依夜を前にその顔はとても悪魔のように笑顔だった
「アンッ……!ッタ………!」
依夜は歯を食いしばり睨んだ


「恨まれるようなこと言ったかな?無知にしてブラックホールを生んだ君の責任だよこれは」
「くっ……」
依夜は何も言い返せず押し黙る

「それにしても君は思ってたほど頭良くなさそうだね パズズ様から玩具取り上げて剣と暴風雨の秩序にブラックホールを加算して」
「見境なく襲う剣と風すべてに対策なんて取れないし神がそれで全滅したところで待ってるのは我々の死だと思うんだ」
有声掌握 コエノカタチ》は手を握ることを発動条件とする
秩序に音などない為、飛んでくる剣や風を2つずつ対処していくしかない
パズズの嵐は秩序の影響を受けてしまう
依夜はブラックホールを単体で抑えることができなかったことから見るに対処ができないだろう
対処できる者が少なすぎるのだ

「まぁでもさ、君がその秩序を握っていてくれるならその秩序は我々の武器になる 君は邪神となり秩序に干渉できるようになるんだ 秩序というものは使いようなんだよ 暴走させなければこっちのもの 君が飲み込めば全て助かる」
こちら側が対処できないのならそれは相手にとっても似たようなことになる可能性はある
対処できないのならそれを武器にすればいいのだ
もちろんそのまま暴走させる方法ではなく神性を簒奪する形で

「だから依夜、君か死んだら面白くないんだよ その痛みを乗り越えれば君は僕らにもっと貢献できるんだ」
「それぐらいできなきゃ置いてかれるよ 玩具を失ったバズズ様にも申し訳が立たないでしょ?」


「―――だから耐えてね 耐えて秩序を滅ぼそ?」
痛む依夜に一切干渉せずただ笑って笑ってカイムは見つめた
依夜の新生物化を期待して




「――――――――――――っあ……………!」
「トんじゃあダメでしょ 百舌鳥行け」
百舌鳥の百の声と嘴が依夜を攻撃する
意識が飛んだなら戻すだけだ
「やっぱり水かなぁ?早贄にはしたくないんだよね」
水なんて雨か唾液しかない けれどさっきのブラックホールで壊れかけているのに上を貫くのは危険性がありすぎる
窟全体が崩壊とかなったら面倒だ

「ー――ごぼぁッッッ…………ゴホッ……!ゴホッ……!」
「あ、起きた 頑張れ頑張れ」
「ふ……ざ…………ッけ……ん…な…………!!!」
痛みに堪えながらも依夜はいつまでもカイムを睨んでいた
痛いんだから気絶してたほうが楽だったんだろう
「眠ってたら適応なんてできないよ?僕に気をかける前に自分を気にしなよ」
「…………くっぅぅっっっ……!!」
片手をブラブラさせる
けれど依夜のその手はカイムに到達しない
腕の機能が完全に死んでいるんだろう
片腕はブラックホールに抉られ、もう一つは機能停止
依夜はカイムに抵抗する手を既に失っていた


「駄目だね 変に人と混ざると認識上に齟齬が生じてる やっぱり高次元の存在が人間に堕ちるなんて間違ってるんだ」
全身の力が抜けたような依夜を見て嘆いた
この四次元時空に神や悪魔のような高次元の存在が転生して人と交わり人の感性を得て
本来の神や悪魔を人で塗り替えるなんて自分を捨てることに直結するのに逃れようとする奴はそう見ない
カイムからすればそんなやつみんなバカだ

「宝を捨ててまで得たい人間の姿 楽しかった?」
カイムは首を傾げて訊く
「変わんないでしょ?神血ゴットバーを殺して、それを見た周りの人も巻き込んで殺す 魔王に服従し生きていくだけ 悪魔の時もやってたことだ」

「いくら環境が変わろうと僕らは誰かを殺して誰かを騙して魔王に従って そう生きてきた事は変わんないんだよ 逆に不便だったろ?人のように地に足付けて人のように前しか見れない目で人のように腕2本足2本でしか戦えない 悪魔を捨てて得たものは強化じゃあないよ」
それが悪魔の運命だ
人になっても高次元体であっても何も変わらない
意思が同じなんだから意識が同じなんだから
肉体が変わっただけで何も変わっていない
悪を良しとする集団が人に成ってもそれ以外の道を是として歩むか?
結果がコレ
悪魔らは再び悪の道を歩んだ
前世でもできるようなそんなそーんな悪行ばっか
なら次元数や種族特性なんて捨てずともやっていけたじゃん
「僕らは元々人を欺くために居たから人に神が生まれたからってどうにかなったんだよ 元々人間界は普通に行けたんだ」


「―――ちげぇよ」
「は?」
聞こえる声がいつもと違って野太い
依夜の居る方向から聞こえるのに依夜の声に聞こえない
「少なくとも………俺は良かったと思ってるぜ?カイムさんよ」
発声源は依夜の口から?
いや―――白光吸いの中から??

どこか聞き覚えのある声にカイムは聞き覚えがあった
もう死んだんだって聞いたんだけどな
「……神童のヤクザが口を出すのかい?」
「神童?忘れたなぁ そんな血筋のこと」
分からないといったように何処か抜けた口調が聞こえた

「阿修羅は帝釈天ライバルと殴り合うような悪神だぜ?」 
ニヤリとした顔をソイツは浮かべる
いつの間にかソイツはカイムの眼前に立っていた
依夜のいた場所にソイツは立っていた

「……そうだったね 君は僕の仲間の神だった」
「百舌あるからって記憶を捨てちゃあいけないぜ」
「御尤もだ」

「で、君は今更出てきて何がしたいの?」
何を言うかなんて分かっている
依夜関係の話を聞いて出てきたんだ
やりたいことも依夜関係の話だろう
「分かるだろ?スサノの野郎のせいでこっちが被害被りたくねぇんだ」
泰司は自信満々そうだ
「イジメによりできた絆ってのは深いもんだね それで僕の施策を止めようとしたんだ?」

「…俺難しいことはわかんねぇけどよ 運命も人生も未来も全部、全部自分で掴むもんだと思うんだ」
「バーカ コレだから脳筋は困る」
カイムはヤレヤレと両手を上げる
「運命は“ラプラス”に握られているし未来を作るには自分以外の誰かが不可欠だ かつ責は依夜にある 君がどうにかできることじゃない」
ラプラスの悪魔
粒子の位置と運動量を完全に把握し、物理法則に基づいて過去・現在・未来の全てを予測できる机上の存在
だが、机上だからって実現しない、そういう悪魔が実在しないと
―――――誰が決めた?
量子力学上では否定されたなんてここではあまり重要じゃあない
ラプラスの悪魔は習合で生まれた神のように“人に生み出されし悪魔”なのだから
量子力学登場で否定されるまでその説を信用するものがいたのなら悪魔はその時間だけ人の頭に存在したのだ
人は神を生める
神話という形で、宗教という形で
なら敵対勢力である悪魔が生めぬ理由はない
教えの起こりは信用から起こる
信用とは新たな概念を生むことに繋がるのである

「なら何で俺が出てくることを分かり得なかったみたいな顔してんだ?ラプラスに聞けば分かるんだろ?」
全てがラプラスにより分かるなら驚く必要がない
だって既に分かっていることなのだから
泰司と会話するなんて未来は見えていただろ?と
「秩序乱しのブラックホールが誕生したあとだ そうなる結末が見えてもその後は可能性しか出力できない お前が出てくる以外はラプラスに伝えられた通りの既定路線だ」
量子力学によって判明した粒子のランダム性
ラプラスの悪魔はただ粒子の位置と運動量を完全に把握したから粒子がこういう動きをすればこういう未来が訪れると“推測”している
ブラックホールにより今までと違う動きを起こせばその推測なんて余裕でサヨナラバイバイ
未定の動きの先をラプラスは“確定できない”

「へー じゃあこっからは」

「白紙の世界なんだ?」
泰司は企むようなニヤケ顔で拳を構えていた―――


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