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第2章……迷宮都市編
36話……休憩
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出発の準備を終えてさぁボス部屋を探そう! となった時にサーシャがボス部屋はあっちだと指差した。
「そこの通路を進んで途中右に曲がればボス部屋があるそうです」
「なんで知ってるの? ミナかハンスに教えてもらったの?」
「実は……治療のお礼にとこれを頂きまして…… 」
サーシャが取り出したのは1枚の紙だった。
「これは……5階層の地図?」
「はい。ミナさんが作っていたそうです。この地図は予備だからと言ってましたね」
予備……落としたり戦闘の余波で破れたりした時用ってことか?
「そう……一応治療のお礼はケイトから貰ったんだけど、サーシャちゃんも貰ってたなら貰いすぎだったかしら?」
「え? リンさんなにを貰ったんですか?」
「クリードへの剣術指導と小さいミスリルよ」
リンが説明すると2人はあちゃー……みたいな感じになってしまった。
「まぁ最悪貰ったミスリル返せばセーフじゃない? ウルトが感知出来るようになったから返しても問題ないし」
「まぁ……そうね。街に戻ったら聞いてみましょう」
「それより聞きたいことがあるんだけど」
俺は中位職とはなんぞや? と質問した。
「この前上位職のことを説明したのは覚えてる?」
「覚えてるよ。俺みたいな召喚された勇者が就いてる職業で、ごく稀にこの世界の人間でも就職の儀で就くことがある職業だよね?」
一番最近なのは竜騎士まで覚えてるよ。
「そうね。ちなみにあたしやソフィアたちみたいな戦士や魔法使いって言うのは下位職、一般職なんて呼び方をするの。中位職って言うのは読んで字のごとくあたしたちより上で勇者たちより下の職業ね」
それは何となくわかる。
「ケイトの剣闘士やあたしが適当に言ったクリードの魔法剣士、サーシャちゃんの治癒士も中位職ね。これは一般職の人が何かのきっかけで昇進したり低確率で就職の儀で就くことができるわ」
適当だったのか。
治癒士も中位職なのか……なら魔法使いで光魔法に適性のある人が昇進する可能性があるってことかな?
「やっぱり強いの?」
「まぁレベルや技術次第と言いたいところだけど、素のステータスだと中位職の方が強いわね」
だろうね、そうじゃないと中位と下位区別する意味無くなっちゃうし。
「他に聞きたことはある?」
「他? うーん……あ、そうだ……さっきからリンの使う風魔法とか視えるようになってるんだけどなんでかな?」
そういえばそうだった。聞こうと思って忘れてたよ。
「風魔法が視える?」
「うん、風魔法って普通見えないよね? でもなんかさっきから風の刃ってやつ? が普通に視えるんだけどなんでかな?」
リンは大きくため息を吐きながら言う。
「ステータス開いてみなさい、そこに答え書いてると思うから」
「ステータス?」
あ、もしかして気付かないうちに新しいスキル取得してるとか?
「ステータスオープン」
◇◆
名前……レオ・クリイド レベル35
職業……トラック運転手
年齢……21
生命力……B 魔力……C 筋力………B 素早さ……C
耐久力……A 魔攻力……D 魔防力……C
スキル
【トラック召喚】【トラック完全支配】【魔法適性(雷、氷、水、風、光、音)】【瞬間加速】【瞬間停止】【自己再生】【魔力吸収】【気配察知】【剣術】【直感強化】【知覚強化】【剛腕】【魔力視】
◇◆
「おぉ……」
めっちゃ上がってる……9つもレベル上がってる……
でもステータスは筋力がCからBに上がってるだけで他は変化なし。
スキルは【魔力視】というのが増えている。
この効果で風魔法が視えるようになっていたのか……いつの間に覚えたんだろう……
「【魔力視】ね、名前の通り魔力を視認出来るようになるスキルよ。いいスキル覚えたじゃない」
魔力を視認出来るようになるのは助かる。
魔法の練習にも使えそうだ。
「これで満足かしら?」
「あ、うん、もう無いよ。ありがとう」
「じゃあ行きましょうか。またなにか気になったら聞きなさい」
分からないことだらけだからそう言って貰えるとありがたいな。
それから2時間程が経過した。
地図が正しければそろそろボス部屋にたどり着くはずだ。
広場を出てこれまでにかなりの数の魔物を倒してウルトに積み込んでいる。
大半がオーク、ハイオークでラッシュボアも少々、オーガは2時間歩いて2匹しか遭遇していない。
ケイトの言っていた通りこの階層でオーガの出現率は高くないようだ。
この出現率の低いオーガ4匹に囲まれていたケイトたちはどれだけ運が悪いのか……
それとミスリルだがこの階層では3キロの回収に留めている。
今後もケイトたちが採掘するだろうから壁面からかなり奥まったところにあるミスリルを中心に回収してある。
ちなみに単価だが、ミスリルはキロあたり大銀貨1枚が相場らしい。お高いですね……
そりゃミスリルの剣があの値段するわけだと納得した。
ついでにとリンが教えてくれたが魔鉱石はキロ大銅貨1枚だって。
1階層の違いで価値10倍とは恐れ入る。
「扉が見えてきたッス!」
前方を歩いているアンナの声で薄らと見えてきている扉に気がついた。
思ったより遠かったな。
「ちょっと疲れたわね……少し休憩してから挑みましょう」
「そうですね……少し休みたいです」
特に魔法使い組がお疲れのようだ。
ずっと前衛で戦っている2人も結構疲れているようだし休憩は必要だね。
「この階層には人も居ないようだし……そこの影でウルト大きくするから中で休もう」
その辺で休んでいたらまた魔物に襲われるからね。
そんなんじゃ気が休まらない。
「助かるわ……」
リンは割と本気で限界のようだ。
もう17時だし今日はここで終わってもいいんじゃなかろうか?
「そこの通路を進んで途中右に曲がればボス部屋があるそうです」
「なんで知ってるの? ミナかハンスに教えてもらったの?」
「実は……治療のお礼にとこれを頂きまして…… 」
サーシャが取り出したのは1枚の紙だった。
「これは……5階層の地図?」
「はい。ミナさんが作っていたそうです。この地図は予備だからと言ってましたね」
予備……落としたり戦闘の余波で破れたりした時用ってことか?
「そう……一応治療のお礼はケイトから貰ったんだけど、サーシャちゃんも貰ってたなら貰いすぎだったかしら?」
「え? リンさんなにを貰ったんですか?」
「クリードへの剣術指導と小さいミスリルよ」
リンが説明すると2人はあちゃー……みたいな感じになってしまった。
「まぁ最悪貰ったミスリル返せばセーフじゃない? ウルトが感知出来るようになったから返しても問題ないし」
「まぁ……そうね。街に戻ったら聞いてみましょう」
「それより聞きたいことがあるんだけど」
俺は中位職とはなんぞや? と質問した。
「この前上位職のことを説明したのは覚えてる?」
「覚えてるよ。俺みたいな召喚された勇者が就いてる職業で、ごく稀にこの世界の人間でも就職の儀で就くことがある職業だよね?」
一番最近なのは竜騎士まで覚えてるよ。
「そうね。ちなみにあたしやソフィアたちみたいな戦士や魔法使いって言うのは下位職、一般職なんて呼び方をするの。中位職って言うのは読んで字のごとくあたしたちより上で勇者たちより下の職業ね」
それは何となくわかる。
「ケイトの剣闘士やあたしが適当に言ったクリードの魔法剣士、サーシャちゃんの治癒士も中位職ね。これは一般職の人が何かのきっかけで昇進したり低確率で就職の儀で就くことができるわ」
適当だったのか。
治癒士も中位職なのか……なら魔法使いで光魔法に適性のある人が昇進する可能性があるってことかな?
「やっぱり強いの?」
「まぁレベルや技術次第と言いたいところだけど、素のステータスだと中位職の方が強いわね」
だろうね、そうじゃないと中位と下位区別する意味無くなっちゃうし。
「他に聞きたことはある?」
「他? うーん……あ、そうだ……さっきからリンの使う風魔法とか視えるようになってるんだけどなんでかな?」
そういえばそうだった。聞こうと思って忘れてたよ。
「風魔法が視える?」
「うん、風魔法って普通見えないよね? でもなんかさっきから風の刃ってやつ? が普通に視えるんだけどなんでかな?」
リンは大きくため息を吐きながら言う。
「ステータス開いてみなさい、そこに答え書いてると思うから」
「ステータス?」
あ、もしかして気付かないうちに新しいスキル取得してるとか?
「ステータスオープン」
◇◆
名前……レオ・クリイド レベル35
職業……トラック運転手
年齢……21
生命力……B 魔力……C 筋力………B 素早さ……C
耐久力……A 魔攻力……D 魔防力……C
スキル
【トラック召喚】【トラック完全支配】【魔法適性(雷、氷、水、風、光、音)】【瞬間加速】【瞬間停止】【自己再生】【魔力吸収】【気配察知】【剣術】【直感強化】【知覚強化】【剛腕】【魔力視】
◇◆
「おぉ……」
めっちゃ上がってる……9つもレベル上がってる……
でもステータスは筋力がCからBに上がってるだけで他は変化なし。
スキルは【魔力視】というのが増えている。
この効果で風魔法が視えるようになっていたのか……いつの間に覚えたんだろう……
「【魔力視】ね、名前の通り魔力を視認出来るようになるスキルよ。いいスキル覚えたじゃない」
魔力を視認出来るようになるのは助かる。
魔法の練習にも使えそうだ。
「これで満足かしら?」
「あ、うん、もう無いよ。ありがとう」
「じゃあ行きましょうか。またなにか気になったら聞きなさい」
分からないことだらけだからそう言って貰えるとありがたいな。
それから2時間程が経過した。
地図が正しければそろそろボス部屋にたどり着くはずだ。
広場を出てこれまでにかなりの数の魔物を倒してウルトに積み込んでいる。
大半がオーク、ハイオークでラッシュボアも少々、オーガは2時間歩いて2匹しか遭遇していない。
ケイトの言っていた通りこの階層でオーガの出現率は高くないようだ。
この出現率の低いオーガ4匹に囲まれていたケイトたちはどれだけ運が悪いのか……
それとミスリルだがこの階層では3キロの回収に留めている。
今後もケイトたちが採掘するだろうから壁面からかなり奥まったところにあるミスリルを中心に回収してある。
ちなみに単価だが、ミスリルはキロあたり大銀貨1枚が相場らしい。お高いですね……
そりゃミスリルの剣があの値段するわけだと納得した。
ついでにとリンが教えてくれたが魔鉱石はキロ大銅貨1枚だって。
1階層の違いで価値10倍とは恐れ入る。
「扉が見えてきたッス!」
前方を歩いているアンナの声で薄らと見えてきている扉に気がついた。
思ったより遠かったな。
「ちょっと疲れたわね……少し休憩してから挑みましょう」
「そうですね……少し休みたいです」
特に魔法使い組がお疲れのようだ。
ずっと前衛で戦っている2人も結構疲れているようだし休憩は必要だね。
「この階層には人も居ないようだし……そこの影でウルト大きくするから中で休もう」
その辺で休んでいたらまた魔物に襲われるからね。
そんなんじゃ気が休まらない。
「助かるわ……」
リンは割と本気で限界のようだ。
もう17時だし今日はここで終わってもいいんじゃなかろうか?
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