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第2章……迷宮都市編
52話……クリードの悩み相談室(下)
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なんとかその場は悩みを聞いてあげていただけだと押し通して詳細は語らずに済んだ。
サーシャとソフィアはそれで納得してくれたがアンナは終始ニヤニヤしていてたまに変なことを言ってくるので正直腹が立ってしまった……
それからみんなと別れて迷宮へ、昨日と同じように全員を連れて迷宮に入って小遣いを渡す。
露店へのおすそ分けは無しだ。
それでから今日も小走りで街に戻る。
夕食まで軽く剣を振りトレーニング。
夕食の時間になりサーシャたちが呼びに来たので共に食堂へ行き夕食を食べながらみんなの今日の行動を報告し合う。
全員特にこれと言った出来事も起こっていないようでそんなに話すこともなかった……
サーシャたちと別れ部屋に戻る。
ベッドに寝転がりさてどうしようかと考える。
いつもやっている光源の魔法を使いながら考えるがやることは無い。
風呂でも行こうかな……
体を起こして立ち上がろうとしたタイミングで扉をノックされた。
誰だろ? サーシャが風呂に誘いに来たのかな? それともケイトが愚痴りに来たのかな?
「はいはいどなた?」
特になんの警戒もせず扉を開くと、そこにはどこかで見た大男が立っていた。
えっと……
「夜分にすまない、少し話したいことがあるんだが……」
「えっと……間違ってたら申し訳ないけど、ディムだっけ?」
確かケイトのパーティの剣を持ってた方の戦士だよな?
「あぁ、覚えていてくれたのか、間違ってない」
「それは良かった。それで? 話したいことって?」
部屋に入る? とジェスチャーするがディムは首を横に振った。
「ここではちょっと……な。クリードさんこの後なにか予定はあるのか?」
「呼び捨てで構わないよ。予定は特に無いな、暇だから風呂でも行こうかと思ってたところだよ」
「それは申し訳ない、良ければ付き合ってくれないか? もちろん支払いは持つ」
ディムはクイッと盃を傾けるジェスチャーをしてきた。
飲みか……酒は得意じゃ無いんだけどなぁ……
「別にそれはいいけど俺あんまり酒は得意じゃないんだ。軽くなら付き合うよ」
「ありがたい。じゃあ下でクレイとロディも待っているから行こう」
ディムと一緒に1階に降りると言葉通りクレイとロディが俺たちを待っていた。
「お、クリードさん、来てくれたか」
「その説はお世話になりました」
クレイは軽く手を上げロディは深々と俺に向かって頭を下げた。
クレイもそれを見て慌てて頭を下げる。
「あー、いいよ気にしなくて。礼はもう受け取ってるし、出してくれるんだろ?」
2人に頭を上げさせて宿を出る。
公衆浴場とは違う方向へしばらく歩いて1件の酒場にたどり着いた。
「ここだ、クリードさんは酒が得意ではないとのことだからツマミの美味い店にしてみた」
ここに到着するまでに呼び捨てで構わないと言ったのだが命の恩人だしと受け入れてもらえなかったので好きに呼んでもらうことにしてある。
店内に案内され適当に注文する。
まず届いた酒を掲げて乾杯、しばらくは雑談が続いた。
しかしある瞬間に空気が変わってここから本題に入ることが予想できた。
「クリードの兄貴、話したいことってのはケイトのことなんすよ」
だろうね。
口を開いたのはクレイ、こいつの口調ってなんか軽いんだよね。
それに兄貴って同い年なはずなんだけどね?
「ケイトがクリードさんに剣を教えてるのも知っているし2人でグレートウルフを討伐したのも聞いている。その上で頼みがある」
言葉を続けたのはディム、ソフィアとは違った真面目さを感じる男だ。
「ケイトをクリードさんのパーティに入れてあげてもらえませんか?」
最後に口を開いたのはロディ。
ロディは誰に対しても敬語らしいので言及はしない。
「ケイトをうちに?」
「あぁ、恥ずかしい話ではあるが、俺たちではケイトの仲間としての力が全く足りていない」
「俺たちじゃ正直1対1じゃオークが限界、ハイオークと戦うなら最低でも2人は居ないと勝てないんよ」
「オーガに至ってはケイト抜きだと全員でかかっても勝てないでしょうね……」
「クリードさんたちからすればオークもハイオークも変わらないだろうが俺たちからすれば全然違う。クリードさんたちやケイトのレベルには全く及ばない……」
まぁ確かにオークもハイオークも変わらないけど……
でもソフィアもそんな感じだよ? ソフィアも一般職だからディムたちとそうは変わらないと思うんだけど……
「ちなみにディムたちのレベルは?」
「俺が31でクレイが30、ロディは29だったか? ハンスとミナもそれくらいだ」
「そうか……」
なら5階層時点でのソフィアアンナとのレベル差もあまり無いのになんでだろう?
これ以上聞くのはさすがに失礼か……
「正直ずっと感じてはいましたが今までなぁなぁで来てしまいました。ハンスとミナも冒険者を引退して村に戻ると言っていますので今が精算するタイミングなのかなと思うのです」
「なるほどね……それでもしケイトが抜けたとしてお前たちはどうするんだ?」
「俺らは俺らで冒険者続けるよ。3階層か4階層なら3人でも何とかなると思うし」
「そうだな、そこでレベルを上げて装備を整えて……いつかは5階層でも戦えるようになってケイトを驚かせようと思っている」
3人の目を順番に見ていくが……全員本気か……
「話は分かった。けど俺の一存で決められることでもないし明日仲間に確認してみるよ」
「恩に着る」
この場では決められないと答えると3人は揃って頭を下げた。
「でもそっちは大丈夫なのか? ケイトは頷くのか?」
サーシャたちは……多分大丈夫だと思うけど聞いてみないと分からない。
それよりケイトだ。
朝あれだけ悩んで泣いていたケイトがどんな答えを出すのか俺には分からない。
「それはこっちでなんとかする、クリードさんは確認を頼む」
「分かった、じゃあそういう事で」
話もとりあえず纏まったのでまた雑談に戻る。
みんなの失敗談を聞いて笑ったり、逆に初めて戦った時ゴブリンの返り血を浴びるのが嫌で腰が引けてリンに怒られた話をするとかなり場は盛り上がった。
「いやー兄貴も面白いっすわ! そろそろいい時間ですし……」
解散かな?
「クリードの兄貴ィ、コレは好きですかぃ?」
クレイは悪い笑みを浮かべながら周りから見えないように小指を立てて見せてきた。
ほぅ?
「クレイくぅん、ちょーっと俺には難しいから詳しく教えて貰えないかな?」
おそらく俺も同じような笑みを浮かべていることだろう。
「へへ、いい店あるんすよ」
「へぇ……ディムとロディは行くのか?」
「兄貴ィ、こんな真面目な顔しといて2人とも大好きですぜ?」
「クレイにだけは言われたくありませんね」
「そうだな」
2人もニヤニヤしながら会話に入ってくる。
「で、おいくらだい?」
「クリードさんの分は俺たちが払おう。ちなみに1人大体銀貨2枚くらいだな」
ふむふむ……
「それは……きみらが知ってる最高の店かな?」
「いや……そういう訳では……」
「ふむ? ところでその最高の店とは一見さんお断りかね?」
「そうだな」
「では言ったことは?」
「ある」
つまりディムたちと行けば俺も入れる、と。
「そこのお値段は?」
「1人……大銀貨2枚ほど……完全に予算オーバーだ……」
「ちなみに予算は?」
「大体1枚だな……」
なるほどなるほど……
「俺さぁ、思うんだけど」
「なにをだ?」
「さっきも言ったけど助けた分はお礼貰ってるからチャラ。今回呼び出された件もここの代金でチャラ。でもまだ残ってるんだよね」
「え? なんだろ?」
クレイは首を傾げるがまぁ分からないだろうね。今思いついたし。
「俺ってそういう店全然知らないからさ? その情報教えてもらう……かつ一見さんお断りの店に紹介してもらうとなるとそれなりの対価を払わないといけないと思うんだ」
「なるほど……この情報はそれなりの価値がありますよ? さらに紹介料もとなると……」
「お、おいロディ」
ロディは俺が何を言わんとしているのかわかった様子、伊達にメガネは掛けてないな。
対してクレイは分かってないようだ。
俺は【無限積載】から大銀貨を3枚取り出して3人に配る。
「これで足りるかね?」
「もちろんだ」
ニヤリとしながら大銀貨を受け取るディムとロディ。
そこでようやく俺の意図に気付いたのかクレイもニヤッと口角をあげた。
「これで全てチャラ、俺とお前らは対等だ」
自分の前にも大銀貨を2枚出現させる。
「ふふ……クリードさんは話がわかるお方のようだ。では……行こうか?」
飲み代を奢ってもらい俺たちは夜の闇に溶け込んで行った。
サーシャとソフィアはそれで納得してくれたがアンナは終始ニヤニヤしていてたまに変なことを言ってくるので正直腹が立ってしまった……
それからみんなと別れて迷宮へ、昨日と同じように全員を連れて迷宮に入って小遣いを渡す。
露店へのおすそ分けは無しだ。
それでから今日も小走りで街に戻る。
夕食まで軽く剣を振りトレーニング。
夕食の時間になりサーシャたちが呼びに来たので共に食堂へ行き夕食を食べながらみんなの今日の行動を報告し合う。
全員特にこれと言った出来事も起こっていないようでそんなに話すこともなかった……
サーシャたちと別れ部屋に戻る。
ベッドに寝転がりさてどうしようかと考える。
いつもやっている光源の魔法を使いながら考えるがやることは無い。
風呂でも行こうかな……
体を起こして立ち上がろうとしたタイミングで扉をノックされた。
誰だろ? サーシャが風呂に誘いに来たのかな? それともケイトが愚痴りに来たのかな?
「はいはいどなた?」
特になんの警戒もせず扉を開くと、そこにはどこかで見た大男が立っていた。
えっと……
「夜分にすまない、少し話したいことがあるんだが……」
「えっと……間違ってたら申し訳ないけど、ディムだっけ?」
確かケイトのパーティの剣を持ってた方の戦士だよな?
「あぁ、覚えていてくれたのか、間違ってない」
「それは良かった。それで? 話したいことって?」
部屋に入る? とジェスチャーするがディムは首を横に振った。
「ここではちょっと……な。クリードさんこの後なにか予定はあるのか?」
「呼び捨てで構わないよ。予定は特に無いな、暇だから風呂でも行こうかと思ってたところだよ」
「それは申し訳ない、良ければ付き合ってくれないか? もちろん支払いは持つ」
ディムはクイッと盃を傾けるジェスチャーをしてきた。
飲みか……酒は得意じゃ無いんだけどなぁ……
「別にそれはいいけど俺あんまり酒は得意じゃないんだ。軽くなら付き合うよ」
「ありがたい。じゃあ下でクレイとロディも待っているから行こう」
ディムと一緒に1階に降りると言葉通りクレイとロディが俺たちを待っていた。
「お、クリードさん、来てくれたか」
「その説はお世話になりました」
クレイは軽く手を上げロディは深々と俺に向かって頭を下げた。
クレイもそれを見て慌てて頭を下げる。
「あー、いいよ気にしなくて。礼はもう受け取ってるし、出してくれるんだろ?」
2人に頭を上げさせて宿を出る。
公衆浴場とは違う方向へしばらく歩いて1件の酒場にたどり着いた。
「ここだ、クリードさんは酒が得意ではないとのことだからツマミの美味い店にしてみた」
ここに到着するまでに呼び捨てで構わないと言ったのだが命の恩人だしと受け入れてもらえなかったので好きに呼んでもらうことにしてある。
店内に案内され適当に注文する。
まず届いた酒を掲げて乾杯、しばらくは雑談が続いた。
しかしある瞬間に空気が変わってここから本題に入ることが予想できた。
「クリードの兄貴、話したいことってのはケイトのことなんすよ」
だろうね。
口を開いたのはクレイ、こいつの口調ってなんか軽いんだよね。
それに兄貴って同い年なはずなんだけどね?
「ケイトがクリードさんに剣を教えてるのも知っているし2人でグレートウルフを討伐したのも聞いている。その上で頼みがある」
言葉を続けたのはディム、ソフィアとは違った真面目さを感じる男だ。
「ケイトをクリードさんのパーティに入れてあげてもらえませんか?」
最後に口を開いたのはロディ。
ロディは誰に対しても敬語らしいので言及はしない。
「ケイトをうちに?」
「あぁ、恥ずかしい話ではあるが、俺たちではケイトの仲間としての力が全く足りていない」
「俺たちじゃ正直1対1じゃオークが限界、ハイオークと戦うなら最低でも2人は居ないと勝てないんよ」
「オーガに至ってはケイト抜きだと全員でかかっても勝てないでしょうね……」
「クリードさんたちからすればオークもハイオークも変わらないだろうが俺たちからすれば全然違う。クリードさんたちやケイトのレベルには全く及ばない……」
まぁ確かにオークもハイオークも変わらないけど……
でもソフィアもそんな感じだよ? ソフィアも一般職だからディムたちとそうは変わらないと思うんだけど……
「ちなみにディムたちのレベルは?」
「俺が31でクレイが30、ロディは29だったか? ハンスとミナもそれくらいだ」
「そうか……」
なら5階層時点でのソフィアアンナとのレベル差もあまり無いのになんでだろう?
これ以上聞くのはさすがに失礼か……
「正直ずっと感じてはいましたが今までなぁなぁで来てしまいました。ハンスとミナも冒険者を引退して村に戻ると言っていますので今が精算するタイミングなのかなと思うのです」
「なるほどね……それでもしケイトが抜けたとしてお前たちはどうするんだ?」
「俺らは俺らで冒険者続けるよ。3階層か4階層なら3人でも何とかなると思うし」
「そうだな、そこでレベルを上げて装備を整えて……いつかは5階層でも戦えるようになってケイトを驚かせようと思っている」
3人の目を順番に見ていくが……全員本気か……
「話は分かった。けど俺の一存で決められることでもないし明日仲間に確認してみるよ」
「恩に着る」
この場では決められないと答えると3人は揃って頭を下げた。
「でもそっちは大丈夫なのか? ケイトは頷くのか?」
サーシャたちは……多分大丈夫だと思うけど聞いてみないと分からない。
それよりケイトだ。
朝あれだけ悩んで泣いていたケイトがどんな答えを出すのか俺には分からない。
「それはこっちでなんとかする、クリードさんは確認を頼む」
「分かった、じゃあそういう事で」
話もとりあえず纏まったのでまた雑談に戻る。
みんなの失敗談を聞いて笑ったり、逆に初めて戦った時ゴブリンの返り血を浴びるのが嫌で腰が引けてリンに怒られた話をするとかなり場は盛り上がった。
「いやー兄貴も面白いっすわ! そろそろいい時間ですし……」
解散かな?
「クリードの兄貴ィ、コレは好きですかぃ?」
クレイは悪い笑みを浮かべながら周りから見えないように小指を立てて見せてきた。
ほぅ?
「クレイくぅん、ちょーっと俺には難しいから詳しく教えて貰えないかな?」
おそらく俺も同じような笑みを浮かべていることだろう。
「へへ、いい店あるんすよ」
「へぇ……ディムとロディは行くのか?」
「兄貴ィ、こんな真面目な顔しといて2人とも大好きですぜ?」
「クレイにだけは言われたくありませんね」
「そうだな」
2人もニヤニヤしながら会話に入ってくる。
「で、おいくらだい?」
「クリードさんの分は俺たちが払おう。ちなみに1人大体銀貨2枚くらいだな」
ふむふむ……
「それは……きみらが知ってる最高の店かな?」
「いや……そういう訳では……」
「ふむ? ところでその最高の店とは一見さんお断りかね?」
「そうだな」
「では言ったことは?」
「ある」
つまりディムたちと行けば俺も入れる、と。
「そこのお値段は?」
「1人……大銀貨2枚ほど……完全に予算オーバーだ……」
「ちなみに予算は?」
「大体1枚だな……」
なるほどなるほど……
「俺さぁ、思うんだけど」
「なにをだ?」
「さっきも言ったけど助けた分はお礼貰ってるからチャラ。今回呼び出された件もここの代金でチャラ。でもまだ残ってるんだよね」
「え? なんだろ?」
クレイは首を傾げるがまぁ分からないだろうね。今思いついたし。
「俺ってそういう店全然知らないからさ? その情報教えてもらう……かつ一見さんお断りの店に紹介してもらうとなるとそれなりの対価を払わないといけないと思うんだ」
「なるほど……この情報はそれなりの価値がありますよ? さらに紹介料もとなると……」
「お、おいロディ」
ロディは俺が何を言わんとしているのかわかった様子、伊達にメガネは掛けてないな。
対してクレイは分かってないようだ。
俺は【無限積載】から大銀貨を3枚取り出して3人に配る。
「これで足りるかね?」
「もちろんだ」
ニヤリとしながら大銀貨を受け取るディムとロディ。
そこでようやく俺の意図に気付いたのかクレイもニヤッと口角をあげた。
「これで全てチャラ、俺とお前らは対等だ」
自分の前にも大銀貨を2枚出現させる。
「ふふ……クリードさんは話がわかるお方のようだ。では……行こうか?」
飲み代を奢ってもらい俺たちは夜の闇に溶け込んで行った。
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