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最終章……神の座を目指して
175話……同盟の締結
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盛大にフラグを立てた気もするが特に何かが起こるわけでも無く同盟締結の日が訪れた。
「ではレオ、頼むぞ」
「はい」
俺の前には皇帝と随伴する者が5名、その中には帝国皇太子とミュラー伯爵も居る。
皇太子殿下はジオルグという名前らしく、厳つい顔の皇帝とは違い柔和な笑みを絶やさないまさに王子様と呼ぶに相応しい少年だった。
ちなみに年齢は今年成人したばかりらしい。少年より青年と言った方が良かったかな?
今回同盟を締結する場所に選ばれたのは国境砦。
両国の国家元首が会談するには相応しくない気もしたが、同盟を結んでいない国にトップが行くのはどうなの? と言われてしまえば反論出来ないので気にしない方向で。
「では皇帝陛下、殿下、肩を」
「うむ」
俺から触れるのは不敬な気がしてならないので、皇帝に俺の肩を掴んでもらう。
随伴の人たちにも俺の体に触れておくように伝えて転移を発動、国境砦帝国領側へと移動した。
「本当に一瞬だの……」
「そういうものですので……」
驚く皇帝に一言断りを入れて今度は教国へと転移する。
「待っておったぞ、よろしく頼む」
「お待たせして申し訳ありません」
国王及び随伴員に同じように触れてもらう。
1人だけやけに俺に触れるのを躊躇している人が居たが、よく見ると王太子だった。
相変わらず影が薄い……いや、俺を避けてるだけかな。
国王御一行と共に国境砦教国領側へと到着、国境警備の兵に案内させて中へと入る。
「待たせたかな?」
「いや、待ってなどおらぬよ」
それからすぐに調印式は開始されたが、思っていた以上にあっさりと話は進み、お互いに締結書にサインして握手して終了……
もっとこう……色々あるかと思っていたんだけど……
1時間ほどで終わってしまった。
「ではクリード侯爵、戻ろうか」
「あ、はい……」
まぁこの場をスムーズに進めるための実務者級会議か。
【思念共有】を使える人材も居たのだし、こういうものだと思っておこう。
人や書類を運んでいた俺の活躍も大きかったはずだ。
むしろこの同盟は俺の手柄では?
これであの新侯爵仕事しないと後ろ指刺されることも無いだろう。よし。
王太子を除く国王御一行に帝国皇太子を加えて教国へと転移する。
明日、両国で同盟締結の記念式典が行われるので皇太子は帝国代表として王国側の式典に参加するのだ。
護衛は敢えて無し、両国の信頼関係をアピールする為らしい。
「ではクリード侯爵、ご苦労であったな。褒美を取らせたいが今は忙しかろう。国に戻り落ち着いてからとしようか」
「仰せのままに。それでは陛下、殿下、失礼致します」
挨拶をして退室、今度は皇帝たちを送らないと……
転移で国境砦へと戻りここに残るミュラー伯爵と少しだけ話してから皇帝御一行に教国王太子を加えて転移で帝都へと戻る。
しかし王太子はそろそろ俺と目が合う度にビクッとするのは辞めるべき。いい加減慣れて欲しい。
「苦労をかけたの」
「滅相もないことでございます」
「褒美は……そうだの、レオが気兼ねなく受け取れそうなものを用意した」
「それは……」
教国貴族としてあまり大っぴらに帝国皇帝から褒美を受け取るのもどうかと……
「安心せい。以前に迷宮攻略の許可を出したがこれは白紙に戻す」
「はぁ……」
罰ゲームじゃん。
「代わりに、帝国からの指名依頼として冒険者ギルドに迷宮攻略の依頼を出す。冒険者クリードとしてそれを受けよ」
なるほど、それなら抵抗なく受け取れる。
「お心遣い痛み入ります」
皇帝がここまで考えてくれていたことに自然と俺の頭は深く下げられた。
「本当なら娘を嫁にやろうかとも思うたが、いらぬであろう?」
「いえ……あの……その……」
「冗談だ。迷宮攻略の準備もあろう? 必要なものがあれば使用人に声をかけるといい、なんでも用意するでの」
「ありがとうございます」
「うむ、ではの」
「はい。失礼します」
そうして皇帝の執務室を辞した俺はよめーずの待つ部屋へと戻る。
「お疲れ様。やっと終わったわね」
「ありがとうリン。そうだね、これでようやく迷宮に行けるよ」
俺の中の元々の予定だととっくに攻略も終わってる頃なんだけどね。
まぁこれは言っても仕方ない。
「そういえば今回の同盟締結の褒美として迷宮攻略が帝国からの指名依頼扱いになったから。迷宮に向かう前に帝都ギルドで受注しておかないといけなくなったから」
「分かりました。いつ出発しますか?」
「そうだな、明日は同盟締結記念式典に参加しないといけないし、早速明後日には出発しようか」
今更迷宮攻略にそこまで準備するものも無いし……
その日は特に出掛けるでもなくのんびりと過ごして翌日、俺はサーシャを伴って帝国で行われる同盟締結記念式典に参加していた。
同盟国の貴族として唯一の参加者であるのに加え、世界を救った勇者、さらには先日行われた決闘の勝者ということでひっきりなしに帝国貴族からの挨拶を受けていた。
決闘って……見方によってはイリアーナを賭けた決闘に見えなくもないか?
まぁその決闘で俺がイリアーナを欲したことでどうやらかなりの好色と見られているらしい、挨拶に来る貴族が両国の関係強化の為にと妹や娘を俺の妻や愛人にどうかと紹介してくる。
いらないです。
そんなこんなで辟易していると、ようやく式典が始まるようだ。
まずは外務大臣からのアルマン教国と同盟を結んだよという報告。
続けて軍務大臣から同盟結んだから教国方面への備えを減らすよ、その分王国方面への警戒を強化するよという報告。
さらに経済産業大臣から関税だの教国商人が出入りするようになるなどの説明があった。
本当はしっかり聞いておかないといけないのだろうが、正直あまり興味が無いので頭に入らない。
こっそり周囲を伺ってみると、サーシャやほかの帝国貴族たちは真剣な面持ちで聞いている。当たり前か。
各大臣からの話が終わると我らが王太子殿下の登場だ。
「アルマン教国王太子、アレックス・アールマン・アッテムトです。この度は――」
へぇ、王太子ってアレックスって名前だったんだ……
ちゃんとした名前あったんだな……
王太子は堂々とした態度で挨拶と同盟締結の喜びを伝えて後ろへと下がった。
いつも俺に見せる態度とは真逆で見ていて別人かと思ってしまった。
なので王太子の話の内容はさっぱり覚えていない。
最後に皇帝からの挨拶があり、堅苦しい式典は終了、あとは貴族同士の歓談の場となった。
帝国貴族たちからの嫁押し付け攻撃を華麗に躱しつつ時間を潰す。
隣にいるサーシャはニコニコしているが雰囲気が怖い……
ようやく抜け出しても問題無さそうな空気となったのでそっと抜け出して部屋へと戻る。
「疲れた……」
「お疲れ様でした」
今日は部屋には誰も待っていない、俺たちが何時に戻るか分からないのでリンの部屋でお泊まり会を開くそうだ。
「レオ様、お嫁さんの件ですが……」
「なにか気になることあった? 全部上手く躱せたと思ったけど」
「いえ、私も現時点で帝国から迎えるのは反対ですが……教国貴族からあと数人ほど娶りませんか?」
「え?」
なんでよ。やだよ。
「レオ様は初代、これからクリード家は長く発展していかなければなりません」
「はぁ……」
そのために嫁を増やせと?
「まだクリード家には分家も家臣も存在しません。今後の発展を考えますと……」
「たくさん子供を増やせと?」
「そういうことです」
俺って領地もない名ばかり法衣だよな?
まぁ貴族になったからには家の存続が大切ってことは分かるけど……
「私たちもたくさん子供を産む覚悟はあります。それもレオ様次第ですけれど」
まぁ俺が抱かないと出来ないわね。他所から種貰ってこられても困るし。
「ですので、考えておいてください。以前リンさんから裕福な男性の義務と聞いているかと思いますが、これは貴族としての義務な側面もありますので」
「はぁ……」
種馬かよ……
まぁ? 男としては? それはそれで……とか思っちゃうクソ野郎ですけどもね?
子供って愛の結晶であって義務で作るものでも無いと思うんですがね……
「まぁそれは追々考えるとして……とりあえず1人目からかな?」
「レオ様……はい」
自然な感じでサーシャを風呂へと誘うことに成功した。
とりあえず話を逸らすことは出来たな……
「ではレオ、頼むぞ」
「はい」
俺の前には皇帝と随伴する者が5名、その中には帝国皇太子とミュラー伯爵も居る。
皇太子殿下はジオルグという名前らしく、厳つい顔の皇帝とは違い柔和な笑みを絶やさないまさに王子様と呼ぶに相応しい少年だった。
ちなみに年齢は今年成人したばかりらしい。少年より青年と言った方が良かったかな?
今回同盟を締結する場所に選ばれたのは国境砦。
両国の国家元首が会談するには相応しくない気もしたが、同盟を結んでいない国にトップが行くのはどうなの? と言われてしまえば反論出来ないので気にしない方向で。
「では皇帝陛下、殿下、肩を」
「うむ」
俺から触れるのは不敬な気がしてならないので、皇帝に俺の肩を掴んでもらう。
随伴の人たちにも俺の体に触れておくように伝えて転移を発動、国境砦帝国領側へと移動した。
「本当に一瞬だの……」
「そういうものですので……」
驚く皇帝に一言断りを入れて今度は教国へと転移する。
「待っておったぞ、よろしく頼む」
「お待たせして申し訳ありません」
国王及び随伴員に同じように触れてもらう。
1人だけやけに俺に触れるのを躊躇している人が居たが、よく見ると王太子だった。
相変わらず影が薄い……いや、俺を避けてるだけかな。
国王御一行と共に国境砦教国領側へと到着、国境警備の兵に案内させて中へと入る。
「待たせたかな?」
「いや、待ってなどおらぬよ」
それからすぐに調印式は開始されたが、思っていた以上にあっさりと話は進み、お互いに締結書にサインして握手して終了……
もっとこう……色々あるかと思っていたんだけど……
1時間ほどで終わってしまった。
「ではクリード侯爵、戻ろうか」
「あ、はい……」
まぁこの場をスムーズに進めるための実務者級会議か。
【思念共有】を使える人材も居たのだし、こういうものだと思っておこう。
人や書類を運んでいた俺の活躍も大きかったはずだ。
むしろこの同盟は俺の手柄では?
これであの新侯爵仕事しないと後ろ指刺されることも無いだろう。よし。
王太子を除く国王御一行に帝国皇太子を加えて教国へと転移する。
明日、両国で同盟締結の記念式典が行われるので皇太子は帝国代表として王国側の式典に参加するのだ。
護衛は敢えて無し、両国の信頼関係をアピールする為らしい。
「ではクリード侯爵、ご苦労であったな。褒美を取らせたいが今は忙しかろう。国に戻り落ち着いてからとしようか」
「仰せのままに。それでは陛下、殿下、失礼致します」
挨拶をして退室、今度は皇帝たちを送らないと……
転移で国境砦へと戻りここに残るミュラー伯爵と少しだけ話してから皇帝御一行に教国王太子を加えて転移で帝都へと戻る。
しかし王太子はそろそろ俺と目が合う度にビクッとするのは辞めるべき。いい加減慣れて欲しい。
「苦労をかけたの」
「滅相もないことでございます」
「褒美は……そうだの、レオが気兼ねなく受け取れそうなものを用意した」
「それは……」
教国貴族としてあまり大っぴらに帝国皇帝から褒美を受け取るのもどうかと……
「安心せい。以前に迷宮攻略の許可を出したがこれは白紙に戻す」
「はぁ……」
罰ゲームじゃん。
「代わりに、帝国からの指名依頼として冒険者ギルドに迷宮攻略の依頼を出す。冒険者クリードとしてそれを受けよ」
なるほど、それなら抵抗なく受け取れる。
「お心遣い痛み入ります」
皇帝がここまで考えてくれていたことに自然と俺の頭は深く下げられた。
「本当なら娘を嫁にやろうかとも思うたが、いらぬであろう?」
「いえ……あの……その……」
「冗談だ。迷宮攻略の準備もあろう? 必要なものがあれば使用人に声をかけるといい、なんでも用意するでの」
「ありがとうございます」
「うむ、ではの」
「はい。失礼します」
そうして皇帝の執務室を辞した俺はよめーずの待つ部屋へと戻る。
「お疲れ様。やっと終わったわね」
「ありがとうリン。そうだね、これでようやく迷宮に行けるよ」
俺の中の元々の予定だととっくに攻略も終わってる頃なんだけどね。
まぁこれは言っても仕方ない。
「そういえば今回の同盟締結の褒美として迷宮攻略が帝国からの指名依頼扱いになったから。迷宮に向かう前に帝都ギルドで受注しておかないといけなくなったから」
「分かりました。いつ出発しますか?」
「そうだな、明日は同盟締結記念式典に参加しないといけないし、早速明後日には出発しようか」
今更迷宮攻略にそこまで準備するものも無いし……
その日は特に出掛けるでもなくのんびりと過ごして翌日、俺はサーシャを伴って帝国で行われる同盟締結記念式典に参加していた。
同盟国の貴族として唯一の参加者であるのに加え、世界を救った勇者、さらには先日行われた決闘の勝者ということでひっきりなしに帝国貴族からの挨拶を受けていた。
決闘って……見方によってはイリアーナを賭けた決闘に見えなくもないか?
まぁその決闘で俺がイリアーナを欲したことでどうやらかなりの好色と見られているらしい、挨拶に来る貴族が両国の関係強化の為にと妹や娘を俺の妻や愛人にどうかと紹介してくる。
いらないです。
そんなこんなで辟易していると、ようやく式典が始まるようだ。
まずは外務大臣からのアルマン教国と同盟を結んだよという報告。
続けて軍務大臣から同盟結んだから教国方面への備えを減らすよ、その分王国方面への警戒を強化するよという報告。
さらに経済産業大臣から関税だの教国商人が出入りするようになるなどの説明があった。
本当はしっかり聞いておかないといけないのだろうが、正直あまり興味が無いので頭に入らない。
こっそり周囲を伺ってみると、サーシャやほかの帝国貴族たちは真剣な面持ちで聞いている。当たり前か。
各大臣からの話が終わると我らが王太子殿下の登場だ。
「アルマン教国王太子、アレックス・アールマン・アッテムトです。この度は――」
へぇ、王太子ってアレックスって名前だったんだ……
ちゃんとした名前あったんだな……
王太子は堂々とした態度で挨拶と同盟締結の喜びを伝えて後ろへと下がった。
いつも俺に見せる態度とは真逆で見ていて別人かと思ってしまった。
なので王太子の話の内容はさっぱり覚えていない。
最後に皇帝からの挨拶があり、堅苦しい式典は終了、あとは貴族同士の歓談の場となった。
帝国貴族たちからの嫁押し付け攻撃を華麗に躱しつつ時間を潰す。
隣にいるサーシャはニコニコしているが雰囲気が怖い……
ようやく抜け出しても問題無さそうな空気となったのでそっと抜け出して部屋へと戻る。
「疲れた……」
「お疲れ様でした」
今日は部屋には誰も待っていない、俺たちが何時に戻るか分からないのでリンの部屋でお泊まり会を開くそうだ。
「レオ様、お嫁さんの件ですが……」
「なにか気になることあった? 全部上手く躱せたと思ったけど」
「いえ、私も現時点で帝国から迎えるのは反対ですが……教国貴族からあと数人ほど娶りませんか?」
「え?」
なんでよ。やだよ。
「レオ様は初代、これからクリード家は長く発展していかなければなりません」
「はぁ……」
そのために嫁を増やせと?
「まだクリード家には分家も家臣も存在しません。今後の発展を考えますと……」
「たくさん子供を増やせと?」
「そういうことです」
俺って領地もない名ばかり法衣だよな?
まぁ貴族になったからには家の存続が大切ってことは分かるけど……
「私たちもたくさん子供を産む覚悟はあります。それもレオ様次第ですけれど」
まぁ俺が抱かないと出来ないわね。他所から種貰ってこられても困るし。
「ですので、考えておいてください。以前リンさんから裕福な男性の義務と聞いているかと思いますが、これは貴族としての義務な側面もありますので」
「はぁ……」
種馬かよ……
まぁ? 男としては? それはそれで……とか思っちゃうクソ野郎ですけどもね?
子供って愛の結晶であって義務で作るものでも無いと思うんですがね……
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