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深川めし疑惑
疑惑の深川めし
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「それにしても、子はかすがいとはよく言ったもんだね。あのぼうやが来てから、こうさんの姿を家でもよく見かけるようになった。湯屋にもよくふたりで来るから、うちの連れ合いがびっくりしてるよ」
店じまいをするのぶの傍らで、麦湯を啜りながら大きな声で捲し立てるように話しているは、近くの裏店に住む建具屋の妻、つねだ。
彼女は口を開けば噂話か、嫌味しか言わないのでこの界隈では少し邪険にされている。
のぶに関する不名誉な噂、駆け落ちしてまで一緒になったのに、亭主がうちにいつかない可哀想な女だという陰口を率先して触れ回っていたのは彼女である。
朔太郎がここへ来てからは、「のぶさんはこの子を大切にしなければいけないよ。子が産めない上に、大事な男の子をいじめたのなればバチがあたるからね」とことあるごとに嫌味を言う。
正式に朔太郎を引き取る前は適当にあしらっていたが、今はそうもいかないのがつらいところだ。子ども同士は仲良しで、よく裏の通りで遊んでいるからだ。
「それで、あっちの寺子屋の先生はどうだい? のぶさんがわざわざ遠くまで行かせるくらいだ、さぞかしあっちは立派な学問をおしえるのだろう」
ここのところちょいちょい店にやってくるのは、この話をしたいからだ。彼女はのぶがこのあたりの子が通っている西念寺の寺子屋へ朔太郎を入れず、又三郎のところへ入れたことが気に食わない。
「のぶさんはぼうやを育てるのに熱心だから、西念寺の寺子屋じゃ、足りないのはわかるけど」
「つねさん、何度も言ってるじゃないですか。朔太郎を伊勢崎町へやったのは西念寺さんのところが足りないからとかそういう理由じゃないって。朔太郎はうちの人の親戚筋の子ですから、私の一存では決められなかったんですよ」
「どうだかね。去年はのぶさん、この辺りの寺子屋の評判を聞いて回っていたじゃないか」
「それはそうですけど」
わが子をどの寺子屋へ通わせるのが一番いいか悩むのは当たり前ではないだろうか。それでなくてものぶは朔太郎を四歳の頃に引き取った。自ら生んで育てていたほかの母親たちより知らないことが多いはずで、その中で寺子屋選びは責任重大だと気合が入っていたのだ。
「でもまああたしに言わせれば、侍の子も、町人の子もいっしょくたって言うのはどうかと思うよ。なんてったって、目的が違うんだからさあ」
とはいえ、六人の子を育てているつねの意見はあなどれない部分もある。
朔太郎をあそこへ入れようと決めたのは倉之助の意見に従ったからだ。それで間違いなどあるわけがないと思うけれど、そう言われるとなにやら不安になってくる。
「お侍は学問が必要だけど、町人の子には必要ないだろ」
「そのあたりも先生が、ひとりひとりに合わせておしえてくださるって話なんですが」
「どうだかね。先生は侍だろ? どうしてもそっちよりになるんじゃないかな? あ、でも坊やはその方がいいのか? ややこしいね。なんでもぼうやと同じ時期に入った同い年の侍の子はもういろはほとんど終わっているって話だ。どうしてもそっちに肩入れしちまうんじゃないのかね?」
「まさかそんな。先生をそんなふうに言わないでくださいな」
万が一にでも朔太郎に聞かれたらと思い、のぶは声を固くした。
それにしてもいったいどんなからくりでこんな話を仕入れてくるのだろう。のぶより詳しいではないかと、半ば驚き半ば呆れながらそう言うと、つねは「ま、さぞかし立派に育つんだろうよ」と吐き捨てて麦湯を飲み干し帰っていった。
嫌味と噂話から解放されて、のぶはほっとすると同時に、今聞いたばかりの話の内容にもやっとした。
もうひとりの同い年の子はもういろはが終わりそうなのか。
数日前に猫の絵を嬉しそうに描いていた朔太郎は肝心のいろはの方はまだまだで、それこそ"いろは"の三文字もおぼつかないくらいだった。そもそもそれほどやる気もないようで、本人はまったく気にしていない。わからなくても問題ないといった様子だった。
通い出したばかりだし、こんなものだと晃之進は言っていたけれど。
三毛猫を上手に描けたと喜んでいる場合ではなかったのかも……
そんなことを考えながら通りに目をやったのぶは、おや?と首を傾げる。
「よみうり~よみうり~」と渋い声で歌うように声をあげる読売の足元に、三毛猫が寝転がっている。
朔太郎のことを考えていたからだろう。あの上手な絵と重なった。
やや大きな耳と尻のところの三本線、鋭い目つき……
じっと見つめる視線の先で三毛猫は大あくびをひとつして、すっくと立ち上がる。そして八幡宮の方へ歩き出す。
のぶは猫から目を離さずに、店を閉めて通りへ出た。
三毛猫は、すいすいと往来の中を縫うように富岡八幡宮の前を通り過ぎる。そして『深川めし』と染め抜かれた薄黄色の暖簾の掛かる店の中へ、勝手したる様子で入っていった。
中から「あら、いらっしゃい」という声が聞こえる。
深川めしとは、あさりのむき身を薄味の出汁で炊き、あつあつの飯にぶっかけて食べる江戸前湾の漁師たちに人気の料理である。
この店の猫ならば、猫違いということになるだろうが、飼っているのなら、『いらっしゃい』と声をかけるのは少し不自然……
などと考えながら暖簾を睨んでいたのぶは、そこから出てきた人物に目を剥いて慌てて隣の家の陰に隠れる。
倉之助だ。
猫を追いかけている間に、いつのまにか、りんの知り合いが倉之助を見たというあたり入船町まで来ていたようだ。
暖簾をくぐった倉之助は、通りを八幡宮の方へゆうゆうと歩いていく。
その様子からは後ろめたいことなどなにもないように思える。
「お待ちください、安居さま」
何者かに呼びかけられて足を止め振り返る。
深川めし屋の暖簾をくぐり女が彼に駆け寄った。
のぶは壁に貼り付かんばかりに身を寄せる。冷たい汗が背中を伝い、ばくばくと心の臓が音を立てた。
まさかと思っていたが、りんの勘はあたっていたのだろうか。
女は暖簾と同じ色の前掛けをしている。のぶより少し上くらいの姿勢のいい美しい人だった。
ふたりの会話はわからないが、女が文のようなものを倉之助に手渡すと、彼はそれを大事そうに懐にしまった。
りんが言っていた文だろうか?
女が丁寧に頭を下げると、倉之助は八幡宮の方へ向きなおりゆうゆうと去っていった。
のぶはその場に立ち尽くす。
そんなつもりはなかったが、あっけなく、倉之助の文の相手を突き止めてしまった。
目の前を、例の三毛猫が満腹そうな顔で歩いていくが、もう追いかけることはできなかった。
店じまいをするのぶの傍らで、麦湯を啜りながら大きな声で捲し立てるように話しているは、近くの裏店に住む建具屋の妻、つねだ。
彼女は口を開けば噂話か、嫌味しか言わないのでこの界隈では少し邪険にされている。
のぶに関する不名誉な噂、駆け落ちしてまで一緒になったのに、亭主がうちにいつかない可哀想な女だという陰口を率先して触れ回っていたのは彼女である。
朔太郎がここへ来てからは、「のぶさんはこの子を大切にしなければいけないよ。子が産めない上に、大事な男の子をいじめたのなればバチがあたるからね」とことあるごとに嫌味を言う。
正式に朔太郎を引き取る前は適当にあしらっていたが、今はそうもいかないのがつらいところだ。子ども同士は仲良しで、よく裏の通りで遊んでいるからだ。
「それで、あっちの寺子屋の先生はどうだい? のぶさんがわざわざ遠くまで行かせるくらいだ、さぞかしあっちは立派な学問をおしえるのだろう」
ここのところちょいちょい店にやってくるのは、この話をしたいからだ。彼女はのぶがこのあたりの子が通っている西念寺の寺子屋へ朔太郎を入れず、又三郎のところへ入れたことが気に食わない。
「のぶさんはぼうやを育てるのに熱心だから、西念寺の寺子屋じゃ、足りないのはわかるけど」
「つねさん、何度も言ってるじゃないですか。朔太郎を伊勢崎町へやったのは西念寺さんのところが足りないからとかそういう理由じゃないって。朔太郎はうちの人の親戚筋の子ですから、私の一存では決められなかったんですよ」
「どうだかね。去年はのぶさん、この辺りの寺子屋の評判を聞いて回っていたじゃないか」
「それはそうですけど」
わが子をどの寺子屋へ通わせるのが一番いいか悩むのは当たり前ではないだろうか。それでなくてものぶは朔太郎を四歳の頃に引き取った。自ら生んで育てていたほかの母親たちより知らないことが多いはずで、その中で寺子屋選びは責任重大だと気合が入っていたのだ。
「でもまああたしに言わせれば、侍の子も、町人の子もいっしょくたって言うのはどうかと思うよ。なんてったって、目的が違うんだからさあ」
とはいえ、六人の子を育てているつねの意見はあなどれない部分もある。
朔太郎をあそこへ入れようと決めたのは倉之助の意見に従ったからだ。それで間違いなどあるわけがないと思うけれど、そう言われるとなにやら不安になってくる。
「お侍は学問が必要だけど、町人の子には必要ないだろ」
「そのあたりも先生が、ひとりひとりに合わせておしえてくださるって話なんですが」
「どうだかね。先生は侍だろ? どうしてもそっちよりになるんじゃないかな? あ、でも坊やはその方がいいのか? ややこしいね。なんでもぼうやと同じ時期に入った同い年の侍の子はもういろはほとんど終わっているって話だ。どうしてもそっちに肩入れしちまうんじゃないのかね?」
「まさかそんな。先生をそんなふうに言わないでくださいな」
万が一にでも朔太郎に聞かれたらと思い、のぶは声を固くした。
それにしてもいったいどんなからくりでこんな話を仕入れてくるのだろう。のぶより詳しいではないかと、半ば驚き半ば呆れながらそう言うと、つねは「ま、さぞかし立派に育つんだろうよ」と吐き捨てて麦湯を飲み干し帰っていった。
嫌味と噂話から解放されて、のぶはほっとすると同時に、今聞いたばかりの話の内容にもやっとした。
もうひとりの同い年の子はもういろはが終わりそうなのか。
数日前に猫の絵を嬉しそうに描いていた朔太郎は肝心のいろはの方はまだまだで、それこそ"いろは"の三文字もおぼつかないくらいだった。そもそもそれほどやる気もないようで、本人はまったく気にしていない。わからなくても問題ないといった様子だった。
通い出したばかりだし、こんなものだと晃之進は言っていたけれど。
三毛猫を上手に描けたと喜んでいる場合ではなかったのかも……
そんなことを考えながら通りに目をやったのぶは、おや?と首を傾げる。
「よみうり~よみうり~」と渋い声で歌うように声をあげる読売の足元に、三毛猫が寝転がっている。
朔太郎のことを考えていたからだろう。あの上手な絵と重なった。
やや大きな耳と尻のところの三本線、鋭い目つき……
じっと見つめる視線の先で三毛猫は大あくびをひとつして、すっくと立ち上がる。そして八幡宮の方へ歩き出す。
のぶは猫から目を離さずに、店を閉めて通りへ出た。
三毛猫は、すいすいと往来の中を縫うように富岡八幡宮の前を通り過ぎる。そして『深川めし』と染め抜かれた薄黄色の暖簾の掛かる店の中へ、勝手したる様子で入っていった。
中から「あら、いらっしゃい」という声が聞こえる。
深川めしとは、あさりのむき身を薄味の出汁で炊き、あつあつの飯にぶっかけて食べる江戸前湾の漁師たちに人気の料理である。
この店の猫ならば、猫違いということになるだろうが、飼っているのなら、『いらっしゃい』と声をかけるのは少し不自然……
などと考えながら暖簾を睨んでいたのぶは、そこから出てきた人物に目を剥いて慌てて隣の家の陰に隠れる。
倉之助だ。
猫を追いかけている間に、いつのまにか、りんの知り合いが倉之助を見たというあたり入船町まで来ていたようだ。
暖簾をくぐった倉之助は、通りを八幡宮の方へゆうゆうと歩いていく。
その様子からは後ろめたいことなどなにもないように思える。
「お待ちください、安居さま」
何者かに呼びかけられて足を止め振り返る。
深川めし屋の暖簾をくぐり女が彼に駆け寄った。
のぶは壁に貼り付かんばかりに身を寄せる。冷たい汗が背中を伝い、ばくばくと心の臓が音を立てた。
まさかと思っていたが、りんの勘はあたっていたのだろうか。
女は暖簾と同じ色の前掛けをしている。のぶより少し上くらいの姿勢のいい美しい人だった。
ふたりの会話はわからないが、女が文のようなものを倉之助に手渡すと、彼はそれを大事そうに懐にしまった。
りんが言っていた文だろうか?
女が丁寧に頭を下げると、倉之助は八幡宮の方へ向きなおりゆうゆうと去っていった。
のぶはその場に立ち尽くす。
そんなつもりはなかったが、あっけなく、倉之助の文の相手を突き止めてしまった。
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