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かりんとうもどきの恋心
真相
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さちから聞いたかりんとう屋の話をのぶが又三郎の寺子屋に結びつけて考えたのは、ほんのちょっとしたひらめきだった。
のぶから見れば又三郎は寺子を思いやるいい師匠にしか思えないから、ここのところ流れていた評判がどうにも不自然に思えたのだ。
もちろんどんなにいい人相手でも気に食わないと言う者はいるものだ。だとしても、急速に広まった又三郎の悪い噂と、隣町の寺子屋のいい評判……もしかしたら誰かが裏で糸を引いているのかもしれないと勘ぐったのである。
もちろん確証などなかったが、どうにもこうにも気にかかり、いてもたってもいられなくなり、晃之進に相談することにした。
晃之進は『また、捕物の真似事か?』とからかいつつも噂の出所を探ってくれた。
そして、ある人物に行き着いたと言っていたのが三日前。けれどのぶには詳細は伝えられなかった。
『のぶの予想はあたっていたかもしれねえ。ちょいとややこしいことになったから、兄上に相談してみる。詳細がわかるまでは、先生にも近所にも誰にも言うんじゃねえぞ』
そして決着をつけてくるから帰りが遅くなると言って出ていったのが昨日のこと。昨夜遅く帰ってきた晃之進からのぶは詳細を聞いた。
『どうやら一連の出来事は、又三郎先生のご実家が関わっていたようだ』
『え? ご実家……って国許の?』
意外すぎる話に、のぶは目を見開いた。
『いったいどういうことですか?』
夕餉を食べる晃之進に茶を淹れながら、のぶはさらに問いかける。もしあの悪い評判を誰かが意図的に流したのだとしたら、てっきりのぶは隣町の寺子屋に近しい者かと思っていた。又三郎の寺子たちは、あらかたあちらに移っていき、向こうは寺子で溢れているという話なのだから。
『隣町の寺子屋じゃなくて?』
『あっちの師匠は関係ねえよ。そもそも、あちらの師匠は年寄りで老後の趣味としてちょいとだけ受け入れるつもりだったんだと。それなのにどうしてか、わんさか子どもが来たんでてんてこ舞いらしい。大きい子はともかくとしてまだ小せえ子どもは、うるせえし、きつくやるしかねえって嘆いてたよ』
『そ、そうなんですか』
晃之進によると、聞き込みをはじめた早い段階で、誰かが意図的に流したものであることはわかったようだ。
隣町へ通って大人しくなったっていうどら息子の話も、又三郎に不満を持つ親の話も、誰ひとり具体的に誰なのかを知らなかったからだ。ただ"そういう者がいる"という話を聞いただけだったのだという。
そしてその話を辿っていくと、ある仙台藩士にたどり着いた。驚くべきことにその人物は又三郎の寺子の親だという。しかも彼の子は、寺子屋を替えていない。つまり、彼自身は又三郎に不満を持っていない、ということになる。
もしかしたらこれは、外からは預かり知らぬ藩内のなにかが関わっているのかもしれないと晃之進は考え、倉之助に相談したのである。
倉之助の幼馴染、飯田松之進は仙台藩士の家へ養子に入っている。
そして松之進のはからいで悪評を広めた人物と又三郎の会談が行われたのだという。晃之進は又三郎に頼まれて、付き添いとして出席した。
その人物が白状したのが、国許の又三郎の父親から頼まれたという話だった。
罪の意識を感じていた彼は、素直に頭を下げていたという。又三郎が子どもたちを大切に思ういい師匠であることは、近くで見ていてわかっていた。けれど、又三郎の父は彼にとって上役にあたる人物で、断ることはできなかった。
さらには、一度流れた噂には尾ひれがついてもはやどうすることもできなかった……
『でも、なぜ又三郎先生のお父上さまは、その方にそんなことを頼まれたのですか……?』
のぶは納得いかなかった。その人物が苦し紛れの嘘を言ったのではないか、と思うくらい妙な話だ。
自分の子が遠く離れた江戸で立派に寺子屋の師匠をしているのを喜びこそすれ、邪魔立てしようなんて意図が全く意味がわからない。
『おれも飯田さまのもそのあたりは不可解だったんだが、先生はあっさりとその話を飲み込めみたいだな。まあ、世の中にはいろんな親がいるからな』
仕事柄、世間をよく見てきた晃之進はそう言うがのぶにはまったく意味不明だ。とはいえ、又三郎が飲み込んだというならば、苦し紛れの嘘などはなかったのだ。
『それで、これから、どうするんですか?』
その人物は謝罪した。けれどそれで一件落着というわけにはいかないだろう。又三郎の寺子屋は、ぐんと寺子が減っている。元の状態に戻すには、件の人物からあれはでまかせだったと周囲に言ってらうくらいはしてもらわないと、とのぶは思う。それだってどれほどの効き目があるかはわからないが。
『いや、先生は、とくにはなにもしなくていいとおっしゃった』
『そんな……それじゃあ、先生の評判は落ちたままではないですか』
晃之進に言うことではないとわかりつつ憤るのを止められない。あんなに寺子思いの先生が世間に誤解されたままは、我慢ならない。
『まあそうだが。今更本当のことを明らかにするのがいいとは限らねえ。その、噂を広めた人物の子はまた寺子屋にいるだ。親が皆に嘘をついて先生に迷惑をかけていたと知ったらつれえだろう』
『……そう、ですね』
確かにその通りだ。
『下手をうったら子ども同士のいさかいになるかもしれねえだろ。先生はそれを心配されていて、そもそもは、自分の親がはじめたことだからと逆に頭を下げられていたよ。本当に寺子屋の師匠になるために生まれたようなお人だな』
感じいったように晃之進が言う。
どこまでも子ども思いの又三郎にのぶは胸が痛かった。彼を慕う寺子はたくさんいるのに、いったいなにがどうなってこんなことになるのだろう。ひどい親がいたものだと、見たこともない又三郎の親に腹が立った。
『ただ、おれが聞き込みをした限りでは移っていった子の親たちは後悔してる者が多かった。本当は戻してえが、先生に申し訳なくて今さら戻れねえと言っていた者もいた。それを先生にお伝えしたら、気にしなくていいから、子のことを一番に考えて決めてくださいとおっしゃってもらった。だから菊蔵にも手伝ってもらって声をかけることにするよ。先生はいつでも歓迎だとわかったら、案外すぐに戻るんじゃねえかな。飯田さまは、義母上にこの件をしっかりお伝えし松太郎は戻すと約束してくださった』
力強い言葉に、のぶは少し安堵する。菊蔵と晃之進が動くなら、うまくやってくれるだろう。
のぶから見れば又三郎は寺子を思いやるいい師匠にしか思えないから、ここのところ流れていた評判がどうにも不自然に思えたのだ。
もちろんどんなにいい人相手でも気に食わないと言う者はいるものだ。だとしても、急速に広まった又三郎の悪い噂と、隣町の寺子屋のいい評判……もしかしたら誰かが裏で糸を引いているのかもしれないと勘ぐったのである。
もちろん確証などなかったが、どうにもこうにも気にかかり、いてもたってもいられなくなり、晃之進に相談することにした。
晃之進は『また、捕物の真似事か?』とからかいつつも噂の出所を探ってくれた。
そして、ある人物に行き着いたと言っていたのが三日前。けれどのぶには詳細は伝えられなかった。
『のぶの予想はあたっていたかもしれねえ。ちょいとややこしいことになったから、兄上に相談してみる。詳細がわかるまでは、先生にも近所にも誰にも言うんじゃねえぞ』
そして決着をつけてくるから帰りが遅くなると言って出ていったのが昨日のこと。昨夜遅く帰ってきた晃之進からのぶは詳細を聞いた。
『どうやら一連の出来事は、又三郎先生のご実家が関わっていたようだ』
『え? ご実家……って国許の?』
意外すぎる話に、のぶは目を見開いた。
『いったいどういうことですか?』
夕餉を食べる晃之進に茶を淹れながら、のぶはさらに問いかける。もしあの悪い評判を誰かが意図的に流したのだとしたら、てっきりのぶは隣町の寺子屋に近しい者かと思っていた。又三郎の寺子たちは、あらかたあちらに移っていき、向こうは寺子で溢れているという話なのだから。
『隣町の寺子屋じゃなくて?』
『あっちの師匠は関係ねえよ。そもそも、あちらの師匠は年寄りで老後の趣味としてちょいとだけ受け入れるつもりだったんだと。それなのにどうしてか、わんさか子どもが来たんでてんてこ舞いらしい。大きい子はともかくとしてまだ小せえ子どもは、うるせえし、きつくやるしかねえって嘆いてたよ』
『そ、そうなんですか』
晃之進によると、聞き込みをはじめた早い段階で、誰かが意図的に流したものであることはわかったようだ。
隣町へ通って大人しくなったっていうどら息子の話も、又三郎に不満を持つ親の話も、誰ひとり具体的に誰なのかを知らなかったからだ。ただ"そういう者がいる"という話を聞いただけだったのだという。
そしてその話を辿っていくと、ある仙台藩士にたどり着いた。驚くべきことにその人物は又三郎の寺子の親だという。しかも彼の子は、寺子屋を替えていない。つまり、彼自身は又三郎に不満を持っていない、ということになる。
もしかしたらこれは、外からは預かり知らぬ藩内のなにかが関わっているのかもしれないと晃之進は考え、倉之助に相談したのである。
倉之助の幼馴染、飯田松之進は仙台藩士の家へ養子に入っている。
そして松之進のはからいで悪評を広めた人物と又三郎の会談が行われたのだという。晃之進は又三郎に頼まれて、付き添いとして出席した。
その人物が白状したのが、国許の又三郎の父親から頼まれたという話だった。
罪の意識を感じていた彼は、素直に頭を下げていたという。又三郎が子どもたちを大切に思ういい師匠であることは、近くで見ていてわかっていた。けれど、又三郎の父は彼にとって上役にあたる人物で、断ることはできなかった。
さらには、一度流れた噂には尾ひれがついてもはやどうすることもできなかった……
『でも、なぜ又三郎先生のお父上さまは、その方にそんなことを頼まれたのですか……?』
のぶは納得いかなかった。その人物が苦し紛れの嘘を言ったのではないか、と思うくらい妙な話だ。
自分の子が遠く離れた江戸で立派に寺子屋の師匠をしているのを喜びこそすれ、邪魔立てしようなんて意図が全く意味がわからない。
『おれも飯田さまのもそのあたりは不可解だったんだが、先生はあっさりとその話を飲み込めみたいだな。まあ、世の中にはいろんな親がいるからな』
仕事柄、世間をよく見てきた晃之進はそう言うがのぶにはまったく意味不明だ。とはいえ、又三郎が飲み込んだというならば、苦し紛れの嘘などはなかったのだ。
『それで、これから、どうするんですか?』
その人物は謝罪した。けれどそれで一件落着というわけにはいかないだろう。又三郎の寺子屋は、ぐんと寺子が減っている。元の状態に戻すには、件の人物からあれはでまかせだったと周囲に言ってらうくらいはしてもらわないと、とのぶは思う。それだってどれほどの効き目があるかはわからないが。
『いや、先生は、とくにはなにもしなくていいとおっしゃった』
『そんな……それじゃあ、先生の評判は落ちたままではないですか』
晃之進に言うことではないとわかりつつ憤るのを止められない。あんなに寺子思いの先生が世間に誤解されたままは、我慢ならない。
『まあそうだが。今更本当のことを明らかにするのがいいとは限らねえ。その、噂を広めた人物の子はまた寺子屋にいるだ。親が皆に嘘をついて先生に迷惑をかけていたと知ったらつれえだろう』
『……そう、ですね』
確かにその通りだ。
『下手をうったら子ども同士のいさかいになるかもしれねえだろ。先生はそれを心配されていて、そもそもは、自分の親がはじめたことだからと逆に頭を下げられていたよ。本当に寺子屋の師匠になるために生まれたようなお人だな』
感じいったように晃之進が言う。
どこまでも子ども思いの又三郎にのぶは胸が痛かった。彼を慕う寺子はたくさんいるのに、いったいなにがどうなってこんなことになるのだろう。ひどい親がいたものだと、見たこともない又三郎の親に腹が立った。
『ただ、おれが聞き込みをした限りでは移っていった子の親たちは後悔してる者が多かった。本当は戻してえが、先生に申し訳なくて今さら戻れねえと言っていた者もいた。それを先生にお伝えしたら、気にしなくていいから、子のことを一番に考えて決めてくださいとおっしゃってもらった。だから菊蔵にも手伝ってもらって声をかけることにするよ。先生はいつでも歓迎だとわかったら、案外すぐに戻るんじゃねえかな。飯田さまは、義母上にこの件をしっかりお伝えし松太郎は戻すと約束してくださった』
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