あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第018部 友よ、また…/はじめまして、こんにちは、さようなら

第004話 楽しもう/第004話 《アシュエット》偏開 歓迎会  

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第004話 楽しもう
「雪魔法お願い!」
晴海が雪山をイメージし雪魔法を発動させれば雪が盛り上がって行き斜面のある雪山へと変わる、晴海は成功したと喜び周囲からも拍手が贈られ照れくさそうに笑った。
「転移で頂上に向かえばいいのでは?」
「タナトス…分ってないぞ!遊ぶんだからそういうのはなしだ、ほらコーヒー、チカはミルク」
「おっさん、めんどくさそうな顔してんな。面白いことしようとしてるのに」
「……私には分かりませんから、ここにいますよ」
「なら、ウォル!ガキども連れて晴海達の所にいくぞ」
「ああ、タナトス、ここを頼む」
「……」
雪山はまだ分る、そこに向かう為の魔法具を用意するのが理解出来ないとタナトスはロッジの外に用意された椅子に座りウォルゾガからホットコーヒーを受け取る、いつも通りの好みの味だ。
保護者との一員として来ているので仕事は無し、大勢いる光景をつまらなさそうに眺めチカも呆れ返る、ウォルゾガの手を引き晴海達の元へ向かうチカ達を見送った。

「よく、来る気になったな」
「ええ、崇幸さんが新しく追加されたコーヒーをここで振る舞うと言うので来てみただけですよ。ここの雪は上質ですし見るのも愉快なのでは?」
ロッジの中の広く造られたカフェ、窓際の席に座りコーヒーを楽しむ蒐集家に大河が声を掛ければ崇幸に誘われて来ただけだという、大河は案外こいつもチョロいなと思いながら向かいに座るとゴーレムがメニュー表を持って来てくれるので蒐集家と同じ物を頼む。
「崇幸さんがここのカフェは飲み物の種類を豊富にすると言っていましたね、《アヴィラタン》からも新たに栽培を始めたコーヒー豆も先行してここに運ばれてくるそうです」
「ああ、ここは商会の保有地として開放されるからな。スキー場として限定メニューを豊富に用意するそうだ」
「そうですか」
ゴーレムが大河のコーヒーを運び、蒐集家はいつも嗤いを浮かべコーヒーを味わっている、まだ客は大河達しかいないので静寂が広がりBGMでもあった方がいいのかもしれないと思った。
『大河様、昼食後にスキー教室を開くそうです。スキーが得意であればコーチとして参加をと崇幸様からです』
「スノボでいいか?」
『勿論です』
「分かった」
風早から連絡が入り後で合流すると伝える、軽く軽食も追加しゆっくりとした時間を過ごした…。

第004話 《アシュエット》偏開幕 歓迎会
「カレーかあ、懐かしいな…それにこの艦も良いね」
「蒼夜さんの部屋も用意しました、空間も広げられます」
「外神君、最高!ありがとう、懐記ちゃんもカレー美味い!」
「どもども」
《異空鳥》に案内した蒼夜に収納空間に入れていたカレーライスとサラダ、オニオンスープと果物を出せば顔を綻ばせ嬉しそうに食べている…隣で少し前にカレーを食べたばかりのイフタークも普通に食べ、ノイズが呆れていた。
「懐記達の世界の飯って美味いよなー」
「そうだねー日本は食道楽の国だね、色んな国から来る物を日本風にアレンジしてそれをまた世界に発信するのが上手なんだよ。《アシュエット》もそれなりに食文化は進んでいると思うけどやっぱり日本には敵わないなーとしみじみ思ったよ」
フォンがリンゴもどきを齧りながら言えばぶんぶんと首を振る蒼夜、他の面々も同意し佳月だけは少し離れた場所にいる。
「みんなを色々案内したいんだけど、特に出発する日とは決めてないんだよね?」
「はい、次の異空への転移可能まで日数を要しますし」
「いつかは《アタラクシア》へ戻るって目標だけ立てた旅だわ」
「そっか、そっか。なら俺はこの世界で仲間がいるなら行ってみたい場所があるんだよね、1人でいくのはきついしパーティじゃないと色々と大変な場所なんだけど…色々あってパーティは組めないし」
「ダンジョン?」
「そう正解、最終階層に辿り着けばどんな願いも叶うとされている《アシュエット》最高峰のダンジョン無法地帯ダンジョン《ローレスエリア》に挑まない?神様もどういう場所なのか詳しくは分からないから調査としてもどうかな」
「無法地帯か…良い響きだ、同行しよう。ジラ行くぞ」
「私も是非、ジラ面白そうだな?」
「うわ、やるき満々。みんな行くならいいけど?」
蒼夜の誘いにマユラとシュリが眼をギラギラさせジラを誘い、ジラは引き気味だが皆が行くと言うなら行くかと言う。
「私は構わない」
「ちょっと気になるわ」
「一回全員で行ってみよう」
「だな、佳月も来るだろう?」
「…俺のスキルでダンジョン壊れるかも」
「攻撃受けなければ平気でしょー」
イシュターも懐記も興味があるらしいナチェも行くと言い、ギーギスは興味無さそうな佳月に声を掛け、佳月は二重反撃のスキルはダンジョン向きではないと言うがフェシェスタが気軽に言い肩を竦めた。
「是非、来て欲しいな。色々教えてほしいし俺のことも知って欲しい」
「……古橋 佳月《アンツクィア》に飛ばされた日本人、以上。《ローレスエリア》の最終階層は気になるから行く」
「そうこなくちゃ、明日俺が世話になっている宿に挨拶に行った後向かおう。今から時間があるなら水上市場があるから行ってみない?」
カレーを食べ終わり改めて佳月を誘えば佳月の連れない態度にめげずに誘い向かうと言ってくれたので蒼夜は顔を綻ばせ皆を水上市場へと誘った…。





あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~売れない男は異世界で夢を見るけど現実も見る~
track.032 ダンジョンでピクルス作り
「ピクルス作りたいんだ…瓶がない…土で壺…壺かあ…」
「瓶はありませんね流石に」
「どこ見てもない」
鍔騎がさっそくピクルス作りをしようと意気込んだが瓶がないと出来ないと眉を八の字にさせ、サックもガブも肩を竦めた。
『スライムの力を借りて魔石から瓶を作ってみました、確認してください』
「え、本当か?」
神器が言い収納空間からガラスのそうな素材の瓶が幾つか出され鍔騎ははしゃぐ、やや縦長で広口のガラスのような素材の密封性の高い蓋も正に鍔騎の理想の瓶だった。
「そう、これ!これが欲しかった!ありがとう!」
「これはすごい物ですね」
「これ1つで宝石とか買えそう」
『売るとどう産み出されたのか詮索され混乱を招くでしょう、本来魔石を加工して別の物に作り替えたりはしませんから』
サックもガブも同意する、鍔騎は瓶に喜びそれどころではない、じゃ早速野菜を切ってピクルス作りをしようとダンジョン内でピクルス作りが始まった…。
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