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第018部 友よ、また…/はじめまして、こんにちは、さようなら
約束破壊1-3(蒐集家事変case1-3《悪夢龍》)
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「《悪夢龍》の血肉で造られた剣の本来の持ち主は《悪夢龍》ですが、私達が討伐完了寸前で逃げられました。剣は《悪夢龍》をおびき寄せる為の囮です…ですが、血肉を複数に分けおそらくこの世界最高峰の匠の手により打たれた剣は途方もない能力を持ってこの世に誕生しました」
「それが先ほどの不可思議な声の持ち主か」
『この鉄壁の防壁を誇る《黒鷺》の壁を破壊した人物の声を探りましたが一切手掛かりは掴めません、何者ですか?』
「さあ?強いて言えば魔的に美しい者ですね」
大きな穴が空いてしまった《黒鷺》のラウンジから会議室に移動し蒐集家は口を開く、デュスノアが不可思議な声だったと言い、風早は声の主を探ったが何も得る事は出来なかったと言う。
「声の主の居場所は?こんな矢を撃ってくる位だ、そ、遠くにはないだろう」
「さあ、この大陸にはいないと思いますよ」
『……』
その言葉に絶句する、白孔雀が咥えたままの矢はギョロギョロと目が動き続け気持ち悪い。
「蒐集家さん、声の持ち主の事は置いてその剣がある場所はどこかな?」
「《アウタイ王国》の外れの村ですよ、剣を護る番人にとして2名の子どもに金と力を与え村と剣の番人としての義務を放棄ないようにと約束をしたんです」
「その約束が破られたという訳だな」
「ええ、その様です」
『……《アウタイ王国》への転移が出来ません、妨害されています』
『瘴気だな、《アウタイ王国》周辺を瘴気が覆っている…妨害している…こんな事はありえない筈…』
蒐集家はいつも通り嗤う、崇幸、大河、千歳、詠斗はすぐにでも向かった方が言いと転移で向かうと決めたが、風早と神々の声に止まる。
「おい、瘴気というのは人に悪影響を与えると本に書いてあったが、瘴気を消す方法は?」
「ふ…はは……あの国は見捨てた方が良いですね、只の瘴気ではありません1度《悪夢龍》の剣が吸った瘴気を番人達かもしくはどちらかが放棄した事で放出されているんです。異界生物の血肉から産まれた剣が吸って戻した瘴気、国は今頃狂気の渦だと思いますよ?」
大河の質問に蒐集家は珍しく声を上げて嗤う…チリン…崇幸達もその姿に驚きつつ、千歳達は顔色を変えた。
「いけない!すぐに向かわないと!」
「風早!これで急いで《アウタイ王国》へ!」
『……申し訳ありません、向かいません』
『え?』
『皆様の身の安全が最優先です、危険な場所には連れて行けません』
「識、ゼロ、ナビ、ゲーテ、誰でもいい、俺達を運べ」
『ご、ごめんなさい、無理よ』
『申し訳ありません』
『すみません、皆様』
『ごめんねー』
千歳と詠斗が慌ててならば《黒鷺》で向かおうと決めるが、風早の拒否が入り大河が誰でも良いからと言えば全員が拒否、流石の崇幸も驚く。
「蒐集家さん、何かを隠しているんじゃないのか?」
「何かとは?」
「俺達に《アウタイ王国》に行って欲しくない何かがあるのか?」
「特には?船が無理なら陸路で向かえばいいのでは?転移で手前までは行けるでしょう?」
「風早、《黒鷺》で向かって下さい」
『マスター』
「綴君…」
崇幸の問いに嗤い肩を竦め、ならそうするかとすぐに手前まで転移をしようと決めた所穏やかな優しい声、現在《コレメキバ学院》の理事を務める綴が訪れた。
『…………皆様の安全の保障が出来ない命令は拒否が可能です』
「なら、善行ポイントを使います。僕達を《アウタイ王国》へ運んで下さい。お願いします」
「綴さん、何かあったの?学院は大丈夫なの?」
「はい…実は《アウタイ王国》へ帰っている生徒達が戻って来ないんです、お祭りがあるからと友人達を連れて…それを相談しに皆の元へ来たら立ち聞きになってしまいましたが異変が起きていると言うのであれば僕も行きます」
申し訳なさそうな顔をする綴は生徒たちの身を案じていた、風早はしばし無言を貫く、先に口を開いたのは神々だった。
『瘴気…通常の瘴気…でなければ…植物に吸わせる…』
『ふむ…手当たり次第植えてみるか…浄化魔法も使ってみて欲しい、外神達にも他の神々にも聞いてみよう』
『善行ポイントは1万ポイントを消費し《アウタイ王国》手前まで転移可能です、くれぐれも無茶や無理のし過ぎは厳禁です』
『此処からでは瘴気で見えないなのです、異質過ぎるのです、今の今まで気づかなったなのです』
神々も慎重な行動を心掛けるように言い頷く、変質した瘴気は生物にどんな影響を与えるか分からないので更にポイントを消費《アユズラーグ》の神と《アシュエット》の神の手を借り個人個人に瘴気を無効化する結界を簡易的だが用意すると言い少し待つよう言われその場で待機する事にした。
「綴さん、生徒達の情報を教えて欲しい」
「そうだな、生徒達を探すとなれば別行動になるだろうし」
「俺はこいつと魔剣がある村へ向かう」
「分かりました」
『皆様のスマートフォンに情報を転送しておきました、顔写真付きです』
「ありがとう、風早。現在《アウタイ王国》にいる生徒たちは13名です、首都のお祭り…を楽しんだ後は家族と合流して宿に泊まると…生徒達の生徒証にはGPS機能も付いていますが全員のGPSが反応しないんです」
千歳が共に行く面子をどうするか考えながら、生徒の情報をと言えば風早が既に送っていると言い詠斗達がすぐにスマートフォンを取り出し内容を確認する、綴はこんなことは今迄無かったと何処までも生徒達を心配していた。
「首都で生徒達を探すチームと魔剣がある村へ行く面々で分かれて行動しよう」
「後は誰に協力を仰ぐかだね…」
「魔人と数外個体魔王に協力を仰いでみては?異質な瘴気も耐えられるでしょう」
「だったら、カイムやヤハネ達にヴェリ達に頼もうか」
崇幸がチームで分かれようと言い、蒐集家が助言し詠斗が早速風早に呼んで貰う様に頼む、大河は勿論蒐集家を連れて行くつもりだが何を考えているのか欠片も解らなかった…。
「それが先ほどの不可思議な声の持ち主か」
『この鉄壁の防壁を誇る《黒鷺》の壁を破壊した人物の声を探りましたが一切手掛かりは掴めません、何者ですか?』
「さあ?強いて言えば魔的に美しい者ですね」
大きな穴が空いてしまった《黒鷺》のラウンジから会議室に移動し蒐集家は口を開く、デュスノアが不可思議な声だったと言い、風早は声の主を探ったが何も得る事は出来なかったと言う。
「声の主の居場所は?こんな矢を撃ってくる位だ、そ、遠くにはないだろう」
「さあ、この大陸にはいないと思いますよ」
『……』
その言葉に絶句する、白孔雀が咥えたままの矢はギョロギョロと目が動き続け気持ち悪い。
「蒐集家さん、声の持ち主の事は置いてその剣がある場所はどこかな?」
「《アウタイ王国》の外れの村ですよ、剣を護る番人にとして2名の子どもに金と力を与え村と剣の番人としての義務を放棄ないようにと約束をしたんです」
「その約束が破られたという訳だな」
「ええ、その様です」
『……《アウタイ王国》への転移が出来ません、妨害されています』
『瘴気だな、《アウタイ王国》周辺を瘴気が覆っている…妨害している…こんな事はありえない筈…』
蒐集家はいつも通り嗤う、崇幸、大河、千歳、詠斗はすぐにでも向かった方が言いと転移で向かうと決めたが、風早と神々の声に止まる。
「おい、瘴気というのは人に悪影響を与えると本に書いてあったが、瘴気を消す方法は?」
「ふ…はは……あの国は見捨てた方が良いですね、只の瘴気ではありません1度《悪夢龍》の剣が吸った瘴気を番人達かもしくはどちらかが放棄した事で放出されているんです。異界生物の血肉から産まれた剣が吸って戻した瘴気、国は今頃狂気の渦だと思いますよ?」
大河の質問に蒐集家は珍しく声を上げて嗤う…チリン…崇幸達もその姿に驚きつつ、千歳達は顔色を変えた。
「いけない!すぐに向かわないと!」
「風早!これで急いで《アウタイ王国》へ!」
『……申し訳ありません、向かいません』
『え?』
『皆様の身の安全が最優先です、危険な場所には連れて行けません』
「識、ゼロ、ナビ、ゲーテ、誰でもいい、俺達を運べ」
『ご、ごめんなさい、無理よ』
『申し訳ありません』
『すみません、皆様』
『ごめんねー』
千歳と詠斗が慌ててならば《黒鷺》で向かおうと決めるが、風早の拒否が入り大河が誰でも良いからと言えば全員が拒否、流石の崇幸も驚く。
「蒐集家さん、何かを隠しているんじゃないのか?」
「何かとは?」
「俺達に《アウタイ王国》に行って欲しくない何かがあるのか?」
「特には?船が無理なら陸路で向かえばいいのでは?転移で手前までは行けるでしょう?」
「風早、《黒鷺》で向かって下さい」
『マスター』
「綴君…」
崇幸の問いに嗤い肩を竦め、ならそうするかとすぐに手前まで転移をしようと決めた所穏やかな優しい声、現在《コレメキバ学院》の理事を務める綴が訪れた。
『…………皆様の安全の保障が出来ない命令は拒否が可能です』
「なら、善行ポイントを使います。僕達を《アウタイ王国》へ運んで下さい。お願いします」
「綴さん、何かあったの?学院は大丈夫なの?」
「はい…実は《アウタイ王国》へ帰っている生徒達が戻って来ないんです、お祭りがあるからと友人達を連れて…それを相談しに皆の元へ来たら立ち聞きになってしまいましたが異変が起きていると言うのであれば僕も行きます」
申し訳なさそうな顔をする綴は生徒たちの身を案じていた、風早はしばし無言を貫く、先に口を開いたのは神々だった。
『瘴気…通常の瘴気…でなければ…植物に吸わせる…』
『ふむ…手当たり次第植えてみるか…浄化魔法も使ってみて欲しい、外神達にも他の神々にも聞いてみよう』
『善行ポイントは1万ポイントを消費し《アウタイ王国》手前まで転移可能です、くれぐれも無茶や無理のし過ぎは厳禁です』
『此処からでは瘴気で見えないなのです、異質過ぎるのです、今の今まで気づかなったなのです』
神々も慎重な行動を心掛けるように言い頷く、変質した瘴気は生物にどんな影響を与えるか分からないので更にポイントを消費《アユズラーグ》の神と《アシュエット》の神の手を借り個人個人に瘴気を無効化する結界を簡易的だが用意すると言い少し待つよう言われその場で待機する事にした。
「綴さん、生徒達の情報を教えて欲しい」
「そうだな、生徒達を探すとなれば別行動になるだろうし」
「俺はこいつと魔剣がある村へ向かう」
「分かりました」
『皆様のスマートフォンに情報を転送しておきました、顔写真付きです』
「ありがとう、風早。現在《アウタイ王国》にいる生徒たちは13名です、首都のお祭り…を楽しんだ後は家族と合流して宿に泊まると…生徒達の生徒証にはGPS機能も付いていますが全員のGPSが反応しないんです」
千歳が共に行く面子をどうするか考えながら、生徒の情報をと言えば風早が既に送っていると言い詠斗達がすぐにスマートフォンを取り出し内容を確認する、綴はこんなことは今迄無かったと何処までも生徒達を心配していた。
「首都で生徒達を探すチームと魔剣がある村へ行く面々で分かれて行動しよう」
「後は誰に協力を仰ぐかだね…」
「魔人と数外個体魔王に協力を仰いでみては?異質な瘴気も耐えられるでしょう」
「だったら、カイムやヤハネ達にヴェリ達に頼もうか」
崇幸がチームで分かれようと言い、蒐集家が助言し詠斗が早速風早に呼んで貰う様に頼む、大河は勿論蒐集家を連れて行くつもりだが何を考えているのか欠片も解らなかった…。
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