9 / 1,104
第一部 不毛の大地開拓 頑張ろう編
8 《不毛の地》
しおりを挟む
宇宙の様な穴をゆっくり滑って行くように落ちる、今度は行き先が決まっているせいか、少し楽しめた。
「ここが、《不毛の地》…本当に何もない…寒いかな?」
広大な枯れた大地が広がる、風すらなく寒々しさを覚えるが、スキル異常状態無効が発動しているせいか、寒さは感じない。
「あ、ステータスオープン」
時永 詠斗 : 不老不死 肉体年齢 21歳 担う者
所持魔法
土魔法 水魔法 火魔法 風魔法 浄化魔法 転移魔法
スキル
状態異常無効 無限収納(時間停止) ステータス隠蔽 攻撃無効※
自動マッピング
固有スキル
園芸ショップ
善行ポイント
10,500pt
「まずは、この気になっていたになうもの?これは何だろう、神様達は何も言ってなかったけど」
指で文字部分を押してみる、担う者:神々から与えられし2つ名 貴方が神の助けとなった者である証 と文字が示す。
「なるほど、担うって…どんな意味だっけ?」
すぐには出て来ない、今は生活の基盤を整えるのが先と優先順位を作り、次は自動マッピングを押す。
「あーこれ便利ー」
スマホの地図の様に現在地が赤矢印、その他周辺に何があるか…今は特に何もないが、表示される。
「指でスライドしたら他の範囲も見れたりなんて…出来た!」
スライドしても平面しかない、暫く上にスライドさせるとようやく平面が終わり濃い緑色に染まった場所が出てくる。
どうやら、森の様に見える。
「森…ますば食料や寝る場所の確保行ってみよう、転移魔法なら森の近くまで行けるよね」
地図の場所を見ながら、その場所に一瞬で行くイメージを頭に浮かべ、「転移魔法」と口にする、ゆらり景色が歪み瞬く間に景色が正常に戻る。
「はぁー、本当に魔法使いになった」
感無量目の前には、鬱蒼とした森、背後には何もない大地、正しく転移魔法は、成功していた。
「鑑定してみようかな、善行ポイントを変えよう」
ステータス画面を開き、鑑定:500pt 無限収納(ウィンドウ表示:300pt)を交換し、残るポイントは9900ptと表示される。
頭の中で鑑定とイメージすると、鑑定:《不毛の地》に最も近い森 生物は少ない と表示される。
「ざっくりだなぁ、よしまずは食料と寝床の確保。行ってみよう」
普通に日本で暮らしていたら、森にまず入ろうなんて思わない、食料も寝場所も金を支払えば手に入るがここは違う、全てを自力で入れなければならない、さあと意気込みいざ森へと足を踏み入れた。
「やはり視づらい」
詠斗を見送り《アタラクシア》の内の詠斗を視るため、5名の神が《アタラクシア》を探るが靄がかっていてよく視えずにいた。
「森へと移動してる」
「あの森は生物には棲み辛い環境だ、危険な物はない。その代わり捕食者がいない為植物が独自の生態を成している」
「彼にとっては良い環境とも言えます」
「ふむ、この森の先に村があるな。地図に印を付けておこう」
5名の神が詠斗の身を案じて話し合いを進める最中、残り8名は何をしているかと言うと…。
「このちょこおいしいなのです」
「やっぱり、地球の食べ物って旨いんだな」
「このびたーの味は中々」
「こっちのほわいとって白いちょこも大変美味です」
「こちらのみるくというのも、こくがあっておいしい」
「中に木の実が入っているのも食間が変わっていて…」
「ぶらっくも苦味が強くてクセになる」
「中に焼き菓子が入っているのも飽きがこない」
各々どこぞのグルメリポートよろしく、詠斗から供されたチョコレートを味わう。
「全く」
「これが神の姿ですか」
「彼に見て貰いたいですね」
「ふむ、我は頂こう」
「オススメはびたー」
「ふむ、中々味わい深い」
さっそく、詠斗を視ていた神の1人がチョコレートを受け取り包装から魔法で中身を出し、布を通り越して口の中に転移させて、コロコロ転がし口の中で溶けていく過程を楽しんだ。
「ふむ、もう中で無くなった」
「我々も頂きます」
他の4人もチョコレートを味わい…そして無くなり、静まり返る。
「お、我々が食べたからこのちょこは1つ食べたら1つ増えるようになったぞ」
その言葉に他の神々の見えない目が、ギラリと輝いたように見える。
空になった袋の中に無くなったチョコレートが元通りに戻り、わぁと場が湧きまた各々チョコレートを口にし感想を…延々と続けた…。
「ここが、《不毛の地》…本当に何もない…寒いかな?」
広大な枯れた大地が広がる、風すらなく寒々しさを覚えるが、スキル異常状態無効が発動しているせいか、寒さは感じない。
「あ、ステータスオープン」
時永 詠斗 : 不老不死 肉体年齢 21歳 担う者
所持魔法
土魔法 水魔法 火魔法 風魔法 浄化魔法 転移魔法
スキル
状態異常無効 無限収納(時間停止) ステータス隠蔽 攻撃無効※
自動マッピング
固有スキル
園芸ショップ
善行ポイント
10,500pt
「まずは、この気になっていたになうもの?これは何だろう、神様達は何も言ってなかったけど」
指で文字部分を押してみる、担う者:神々から与えられし2つ名 貴方が神の助けとなった者である証 と文字が示す。
「なるほど、担うって…どんな意味だっけ?」
すぐには出て来ない、今は生活の基盤を整えるのが先と優先順位を作り、次は自動マッピングを押す。
「あーこれ便利ー」
スマホの地図の様に現在地が赤矢印、その他周辺に何があるか…今は特に何もないが、表示される。
「指でスライドしたら他の範囲も見れたりなんて…出来た!」
スライドしても平面しかない、暫く上にスライドさせるとようやく平面が終わり濃い緑色に染まった場所が出てくる。
どうやら、森の様に見える。
「森…ますば食料や寝る場所の確保行ってみよう、転移魔法なら森の近くまで行けるよね」
地図の場所を見ながら、その場所に一瞬で行くイメージを頭に浮かべ、「転移魔法」と口にする、ゆらり景色が歪み瞬く間に景色が正常に戻る。
「はぁー、本当に魔法使いになった」
感無量目の前には、鬱蒼とした森、背後には何もない大地、正しく転移魔法は、成功していた。
「鑑定してみようかな、善行ポイントを変えよう」
ステータス画面を開き、鑑定:500pt 無限収納(ウィンドウ表示:300pt)を交換し、残るポイントは9900ptと表示される。
頭の中で鑑定とイメージすると、鑑定:《不毛の地》に最も近い森 生物は少ない と表示される。
「ざっくりだなぁ、よしまずは食料と寝床の確保。行ってみよう」
普通に日本で暮らしていたら、森にまず入ろうなんて思わない、食料も寝場所も金を支払えば手に入るがここは違う、全てを自力で入れなければならない、さあと意気込みいざ森へと足を踏み入れた。
「やはり視づらい」
詠斗を見送り《アタラクシア》の内の詠斗を視るため、5名の神が《アタラクシア》を探るが靄がかっていてよく視えずにいた。
「森へと移動してる」
「あの森は生物には棲み辛い環境だ、危険な物はない。その代わり捕食者がいない為植物が独自の生態を成している」
「彼にとっては良い環境とも言えます」
「ふむ、この森の先に村があるな。地図に印を付けておこう」
5名の神が詠斗の身を案じて話し合いを進める最中、残り8名は何をしているかと言うと…。
「このちょこおいしいなのです」
「やっぱり、地球の食べ物って旨いんだな」
「このびたーの味は中々」
「こっちのほわいとって白いちょこも大変美味です」
「こちらのみるくというのも、こくがあっておいしい」
「中に木の実が入っているのも食間が変わっていて…」
「ぶらっくも苦味が強くてクセになる」
「中に焼き菓子が入っているのも飽きがこない」
各々どこぞのグルメリポートよろしく、詠斗から供されたチョコレートを味わう。
「全く」
「これが神の姿ですか」
「彼に見て貰いたいですね」
「ふむ、我は頂こう」
「オススメはびたー」
「ふむ、中々味わい深い」
さっそく、詠斗を視ていた神の1人がチョコレートを受け取り包装から魔法で中身を出し、布を通り越して口の中に転移させて、コロコロ転がし口の中で溶けていく過程を楽しんだ。
「ふむ、もう中で無くなった」
「我々も頂きます」
他の4人もチョコレートを味わい…そして無くなり、静まり返る。
「お、我々が食べたからこのちょこは1つ食べたら1つ増えるようになったぞ」
その言葉に他の神々の見えない目が、ギラリと輝いたように見える。
空になった袋の中に無くなったチョコレートが元通りに戻り、わぁと場が湧きまた各々チョコレートを口にし感想を…延々と続けた…。
225
あなたにおすすめの小説
私を裏切った夫が、後悔しているようですが知りません
藤原遊
恋愛
政略結婚として、公爵家に嫁いだ私は
愛のない夫婦関係を「仕事」だと思い、正妻の役目を果たしてきた。
夫が愛人を持つことも、
その子を屋敷に迎え入れることも、黙って受け入れてきた。
けれど――
跡取りを、正妻の子ではなく愛人の子にする。
その言葉を、人前で軽く口にした瞬間。
私は悟ったのだ。
この家では、息子を守れないと。
元々、実家との間には
「嫡子以外の子は実家の跡取りにする」という取り決めがあった。
ならば話は簡単だ。
役目を終えた私は、離縁を選ぶ。
息子と共に、この家を去るだけ。
後悔しているようですが――
もう、私の知るところではありません。
召喚とか聖女とか、どうでもいいけど人の都合考えたことある?
浅海 景
恋愛
水谷 瑛莉桂(みずたに えりか)の目標は堅実な人生を送ること。その一歩となる社会人生活を踏み出した途端に異世界に召喚されてしまう。召喚成功に湧く周囲をよそに瑛莉桂は思った。
「聖女とか絶対ブラックだろう!断固拒否させてもらうから!」
ナルシストな王太子や欲深い神官長、腹黒騎士などを相手に主人公が幸せを勝ち取るため奮闘する物語です。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
婚約者チェンジ? 義理の妹は公爵令嬢の地位もチェンジされました』 ~三日で破談、家ごと褫奪の末路です~
ふわふわ
恋愛
「お姉様の婚約者、私がいただきますわ。だって“公爵令嬢”ですもの」
義理の妹コンキュはそう言って、王太子との婚約を奪いました。
父はそれを容認し、私は静かに受け入れます。
けれど――
公爵令嬢とは“地位”ではなく、“責任”の継承者。
王宮で礼儀も実務も拒み、「未来の王太子妃」を名乗った義妹は、わずか三日で婚約破棄。
さらに王家への不敬と統治能力の欠如が問題視され、父の監督責任が問われます。
そして下されたのは――家ごとの褫奪。
一方で私は、領地を守り、帳簿を整え、静かに家を支え続ける。
欲しがったのは肩書。
継いだのは責任。
正統は叫びません。
ただ、残るだけ。
これは、婚約を奪われた公爵令嬢が
“本当に継がれるべきもの”を証明する物語。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる