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第2部 スタートはゴール地点から 本が読みたければ稼がねば編
20 異界人2名 ドラゴン×2 魔王1体で行くダンジョンは…
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「ここが鉱物ダンジョン、普通の洞窟みたい」
人気のない場所から進んだ先に巨大な岩に穴が空いた洞窟のような入口、古い木の看板には『鉱物ダンジョン入口』とある、この世界は殆どが自己責任、冒険者じゃなくてもダンジョンには入れる。
冒険者は事前にギルドでダンジョンに届け出をだし、申請した日数を超えた場合は死亡とみなされ、ギルドから僅かな見舞金と死んだ冒険者の口座に残された金が遺族の元に届けられる。
勝手に入り勝手に死んだ者に誰も手は伸ばさない、この世界は名声よりも糧を重んじる者が多い、それ故未攻略のダンジョンが数多く存在している。
「行こう」
「はい」
「ん…詠斗、肉…」
「ダンジョンか…」
「これ食べて」
千眼に1度畑に戻るか聞くと冒険者だけなら周りを見る余裕はないだろうと、このまま一緒に潜る事になり、蝶々を何羽か先にダンジョンに送り込む、詠斗は収納から肉串をチグリスに渡し中に入る、中は意外に明るい壁が全て岩で出来ておりそれから淡い光が放たれていた。
「一直線かわかりやすい、一応自動マッピングを出しっぱなしにしているが分かりやすくていい」
「そうですね、地面も平らで歩きやすい」
「この先、拓けている所からいる…」
千眼の言葉にチグリスがピクリと反応するが表情は静かだ、チグリスが先頭を歩き正面の更に明るい場所へと出ると冒険者らしき人々がいくつかの塊になって、岩の狼のようなものと戦っていた。
「いく…ここは面倒だ…」
打撃系の武器で岩を砕くような音、魔法で足止めして頭を砕く音が色々な所から聞こえてくるがそれを無視してさっさと進んでいく。
円形の様な階層の先に階段がありそれを下って下に降りていく、次の階層も今度は岩の狼とそれよりも大きい岩の狼と冒険者達が戦っていたがそれも気にせず、円形の奥の階段を下っていく。
「襲ってこないな」
「襲ってこようとはしている…俺の姿を確認して止めて他を襲っている」
「……ダンジョンってそういうのもおかまいなしだと思ったんだが…」
「ボスなら襲ってくる…ダンジョン…初めて来たが弱いつまらない…早く肉。詠斗…」
「はいはい、パン食べてて。あ、次はさっきと雰囲気が違いますね」
3階層目は円形の開けた場所に何処にも繋がっていない扉に出迎えられた、裏側をみても同じ装飾が施された板の様な感じだ、扉の先の壁には下へと続く階段がある。
「3階層までは冒険者がいると言っていたな、今ボス部屋でバトル中か…先へ行ってナイルを呼ぼう」
「そうですね。行きましょう」
3階層の岩お狼や更に一回り大きい狼達いるにはいるが、こちらを伺い襲ってはこなかったので下へとサクサク進む。
「ナイルさん呼んできます」
「ああ」
詠斗が転移魔法を使いこの場から消える、目の前のボス部屋の扉を前に大河が辺りを見渡すが相変わらず魔獣達はこちらを伺うだけで襲ってはこない。
「これじゃ、ボスのドロップ品しか手に入らないな」
「ん…なら」
チグリスが風魔法を使い周辺にいた魔獣達の首をに薙ぎ払い次々ドロップ品に変えていった、流石の大河も目をスキルでドロップ品を自動回収した。
「便利だな」
「弱い」
「戻りましたー」
「ボス部屋へ入るか…」
「これが4階層目のボスですか、やっぱり大きい狼なんですね…」
…と扉を開け感想を言っている間にチグリスが風圧で岩の狼を押しつぶし、ゆっくり近づいて頭を踏みつぶして終了。
「飯」
「お昼にしようか」
「ドロップ品は転移石と魔石と透明な石か鑑定」
ボスドロップ品:魔石は加工してアイテムに使えます 石はガラスです魔力を注げば形は自由自在 高く売れる
「ガラスが出たな、チグリスが倒した魔獣のドロップ品にもガラスがあったな」
「チグリスすごいね」
「準備出来ましたよー」
「お茶も今用意している」
ボス部屋の中でテーブルを準備し、ナイルが準備したサラダやスープにパンと焼いた腸詰めや果物を広げると、またボスが復活したのでチグリスが踏みつけ倒し、すぐさま大河が回収する。
「次、ナイルがやれ…飯食うから。動かない」
「はいはい、分かりましたよ」
『いただきまーす』
「このキノコのスープ美味しい!」
「良かったです、あとこの芋と野菜の炒めた物もどうですか?あ、ボス復活しましたね」
ナイルが立ち上がり土魔法でボスの動きを封じ、風魔法で頭を押し潰し大河がすぐ回収する。
「この炒めたやつ良いな、パンに挟むと美味い」
「確かに…」
というのを食事が終了するまで続け、ドロップ品が溜まり次の階層へと進む。
5階層目…飛ぶ岩の鳥が周辺を飛び交うが襲ってこないのでチグリスが全て風魔法で叩き潰し、ナイルが頭を風圧で潰していく、ボス部屋にはいると表にいた鳥たちよりも大きい岩の鳥を…潰しドロップ品の転移石と魔石と鉄の塊を回収。
ボスドロップ品:魔石加工してアイテムに使えます 鉄は魔力で変形させれ魔力を注げば形は自由自在 火を通すので調理器具が作り放題 神々も万歳 高く売れる
「やった!フライパンとか作れる!」
「良かったですね」
「魔力で自由自在は助かるな」
6階層目岩の塊が転がって襲ってこないので…ナイルが土魔法で動きを止めチグリスが風魔法で押し潰し大河が回収する、ボス部屋は岩を更に大きくしたもので…以下同文、ドロップ品は転移石と鉄よりも色の薄い塊 ボスドロップ品:魔石 売れる 魔鉄:魔力を注げば自由自在 武器などの製造に便利 保管庫や冷蔵庫の資材になります 売れる
「冷蔵庫か、これはいいな。何個か欲しい所だ」
「いいですね!」
「詠斗…お菓子」
「はい、果物食べて」
「来ましたね」
ナイルが岩の動きを止め風魔法で押し潰す、次の階層へ移動。
7階層目狼と岩のコンビ…チグリスが風圧を周辺に飛ばし壁にぶつけ圧し潰し大河が回収、ボス部屋は岩10体狼10体のコンビも同じく…、転移石1つと魔石20個と鉱物が20個ドロップ、その中に宝石あったが興味がないので鑑定もせず回収。
8階層目…岩の蛇が襲ってこないので…ナイルが風魔法で持ち上げ、壁に全て叩きつけ大河が回収。
ボス部屋は巨大な大蛇はナイルが土魔法で動きを固定、風魔法で頭を潰すがまだ動くので尾から風圧で粉々に砕いていった。
ドロップ品は転移石と魔石と金のインゴット1つ蛇の刻印がされた物だった、案外しょぼいし悪趣味な刻印だなと大河は早々にしまう。
「小さくても魔獣から金やら銀やら宝石やらが出てくる方が良いな」
9階層目…岩のトカゲが今度は全員めがけて襲ってくるが…近づく前に頭を潰されていく、それを大河が回収。
ボス部屋は巨大な岩のトカゲ、火魔法を使ってくるが千眼の蝶々達が防いでさっさとチグリスが頭を潰すがすぐに再生したので、ナイルとチグリスで全身を一気に圧し潰した。
「転移石と銀のインゴットか」
「トカゲの刻印入りですね、高く売れるかなー」
10階層目…岩の狼に翼を生やした魔獣が宙から襲ってくるが、風圧で叩き落とし頭を落ち潰した。
「詠斗…肉」
「干し肉食べる?」
「ん…」
ボス部屋に入れると双頭の狼に翼を生やした巨大な魔獣が開けた早々、氷の塊をぶつけてくる。
「うわ、開けた途端にいきなり攻撃は無いとおもうっ!」
驚いた詠斗が少しムっとして試しに風魔法の竜巻を起こしてみる、何となくいけそうな気がして竜巻を魔獣の腹の下に発生させ、そのまま腹からドリルの様に削って貫いた。
「あ、いけた」
「そのまま頭を潰しますね」
魔獣の動きが止まりナイルが留めの頭を風圧で圧し潰し、ドロップ品へと変わる。
「転移石と魔石と大きな透明な岩?金と銀の塊か…価値はありそうだな。鑑定してみるか」
ボスドロップ品:魔石 高く売れる カルナラー石:世界有数の宝石 魔力が膨大に蓄積できる…皆さんにはいらないと思ういます 売れますよー 金銀:魔力で加工できる 高く売れる
「カルナラー石と出た、高く売れるみたいだな」
「カルナラー石ですか?婚礼の祝いにアゲイル様に贈りましょうか、魔力を蓄える石なので使い勝手が良いんです。何個か欲しいですね」
「分かった、小休憩とするか。その間に倒そう。その間俺は本を読む」
「私も、何か貸して…」
「俺は干し肉」
「はいはい、俺も本読んでようと」
「私はハリーポッターの続きを…」
それぞれテーブルで読書を始める、その間出現した魔獣は詠斗の竜巻で粉砕した…。
「ここが最後の階層…外に魔獣はいないんですね。ラスボスはなんだっけ強そうな感じの魔獣だった気がする…」
「面倒な倒し方だった気がするが…潰せばいいんじゃないのか」
「そうですね!それはあけまーす!」
勢いよく扉を開けた先には…様々鉱物で合成された狼が一頭こちらを見据えていた、その姿は孤高そして最終階層のボスに相応しい佇まいだった。
「わぁ綺麗な狼だなー写真撮ろう」
スマホを取り出し写真を撮っている間狼…ラガングランの頭上の黒い球が徐々に膨らんでいく。
「あれはなんだ?」
「魔力の塊だな、あれをぶつけるつもりか…消す」
千眼が蝶を飛ばし頭上の黒い球を霧散させた、ラガングランは驚愕の表情(判り辛い)を浮かべ特攻覚悟で突っ込んで来た。
「必殺技を潰されたからやけくそか」
大河に鉱物の爪で襲い掛かってくるが、チグリスに蹴り飛ばされ吹っ飛ぶ、すぐに体制を整え今度は黒い球を小さくしたも物を飛ばしてくるが、千眼の蝶達が全て霧散させていった。
「それでは、動きを止めるので詠斗さんの魔法で粉々に磨り潰して下さい」
「分かった、こんな感じかな…1つじゃ難しいから3つで磨り潰そう」
竜巻を3個生み出し身体を挟んで磨り潰していく、素早さも動きを固定されてしまえば一溜りも無かった。
『ギャウゥゥウ!!!!』
断末魔の悲鳴を上げて消えた代わりに転移石と魔石、クリスタルのような塊がドロップした。
「なんだ、透明なクリスタルみたいなやつですね」
「最終ボス弱かったからなこんなもんだろう、肉ダンジョンに向かうか」
『はい』「ん…」「そうだな」
鉱物ダンジョン11階層のボスラガングランのドロップ品、大河が言っていたクリスタルのような物…それは歴史上名のある聖剣、魔剣の材料になる聖鉄とされ値段など付けられる代物ではなかった…
人気のない場所から進んだ先に巨大な岩に穴が空いた洞窟のような入口、古い木の看板には『鉱物ダンジョン入口』とある、この世界は殆どが自己責任、冒険者じゃなくてもダンジョンには入れる。
冒険者は事前にギルドでダンジョンに届け出をだし、申請した日数を超えた場合は死亡とみなされ、ギルドから僅かな見舞金と死んだ冒険者の口座に残された金が遺族の元に届けられる。
勝手に入り勝手に死んだ者に誰も手は伸ばさない、この世界は名声よりも糧を重んじる者が多い、それ故未攻略のダンジョンが数多く存在している。
「行こう」
「はい」
「ん…詠斗、肉…」
「ダンジョンか…」
「これ食べて」
千眼に1度畑に戻るか聞くと冒険者だけなら周りを見る余裕はないだろうと、このまま一緒に潜る事になり、蝶々を何羽か先にダンジョンに送り込む、詠斗は収納から肉串をチグリスに渡し中に入る、中は意外に明るい壁が全て岩で出来ておりそれから淡い光が放たれていた。
「一直線かわかりやすい、一応自動マッピングを出しっぱなしにしているが分かりやすくていい」
「そうですね、地面も平らで歩きやすい」
「この先、拓けている所からいる…」
千眼の言葉にチグリスがピクリと反応するが表情は静かだ、チグリスが先頭を歩き正面の更に明るい場所へと出ると冒険者らしき人々がいくつかの塊になって、岩の狼のようなものと戦っていた。
「いく…ここは面倒だ…」
打撃系の武器で岩を砕くような音、魔法で足止めして頭を砕く音が色々な所から聞こえてくるがそれを無視してさっさと進んでいく。
円形の様な階層の先に階段がありそれを下って下に降りていく、次の階層も今度は岩の狼とそれよりも大きい岩の狼と冒険者達が戦っていたがそれも気にせず、円形の奥の階段を下っていく。
「襲ってこないな」
「襲ってこようとはしている…俺の姿を確認して止めて他を襲っている」
「……ダンジョンってそういうのもおかまいなしだと思ったんだが…」
「ボスなら襲ってくる…ダンジョン…初めて来たが弱いつまらない…早く肉。詠斗…」
「はいはい、パン食べてて。あ、次はさっきと雰囲気が違いますね」
3階層目は円形の開けた場所に何処にも繋がっていない扉に出迎えられた、裏側をみても同じ装飾が施された板の様な感じだ、扉の先の壁には下へと続く階段がある。
「3階層までは冒険者がいると言っていたな、今ボス部屋でバトル中か…先へ行ってナイルを呼ぼう」
「そうですね。行きましょう」
3階層の岩お狼や更に一回り大きい狼達いるにはいるが、こちらを伺い襲ってはこなかったので下へとサクサク進む。
「ナイルさん呼んできます」
「ああ」
詠斗が転移魔法を使いこの場から消える、目の前のボス部屋の扉を前に大河が辺りを見渡すが相変わらず魔獣達はこちらを伺うだけで襲ってはこない。
「これじゃ、ボスのドロップ品しか手に入らないな」
「ん…なら」
チグリスが風魔法を使い周辺にいた魔獣達の首をに薙ぎ払い次々ドロップ品に変えていった、流石の大河も目をスキルでドロップ品を自動回収した。
「便利だな」
「弱い」
「戻りましたー」
「ボス部屋へ入るか…」
「これが4階層目のボスですか、やっぱり大きい狼なんですね…」
…と扉を開け感想を言っている間にチグリスが風圧で岩の狼を押しつぶし、ゆっくり近づいて頭を踏みつぶして終了。
「飯」
「お昼にしようか」
「ドロップ品は転移石と魔石と透明な石か鑑定」
ボスドロップ品:魔石は加工してアイテムに使えます 石はガラスです魔力を注げば形は自由自在 高く売れる
「ガラスが出たな、チグリスが倒した魔獣のドロップ品にもガラスがあったな」
「チグリスすごいね」
「準備出来ましたよー」
「お茶も今用意している」
ボス部屋の中でテーブルを準備し、ナイルが準備したサラダやスープにパンと焼いた腸詰めや果物を広げると、またボスが復活したのでチグリスが踏みつけ倒し、すぐさま大河が回収する。
「次、ナイルがやれ…飯食うから。動かない」
「はいはい、分かりましたよ」
『いただきまーす』
「このキノコのスープ美味しい!」
「良かったです、あとこの芋と野菜の炒めた物もどうですか?あ、ボス復活しましたね」
ナイルが立ち上がり土魔法でボスの動きを封じ、風魔法で頭を押し潰し大河がすぐ回収する。
「この炒めたやつ良いな、パンに挟むと美味い」
「確かに…」
というのを食事が終了するまで続け、ドロップ品が溜まり次の階層へと進む。
5階層目…飛ぶ岩の鳥が周辺を飛び交うが襲ってこないのでチグリスが全て風魔法で叩き潰し、ナイルが頭を風圧で潰していく、ボス部屋にはいると表にいた鳥たちよりも大きい岩の鳥を…潰しドロップ品の転移石と魔石と鉄の塊を回収。
ボスドロップ品:魔石加工してアイテムに使えます 鉄は魔力で変形させれ魔力を注げば形は自由自在 火を通すので調理器具が作り放題 神々も万歳 高く売れる
「やった!フライパンとか作れる!」
「良かったですね」
「魔力で自由自在は助かるな」
6階層目岩の塊が転がって襲ってこないので…ナイルが土魔法で動きを止めチグリスが風魔法で押し潰し大河が回収する、ボス部屋は岩を更に大きくしたもので…以下同文、ドロップ品は転移石と鉄よりも色の薄い塊 ボスドロップ品:魔石 売れる 魔鉄:魔力を注げば自由自在 武器などの製造に便利 保管庫や冷蔵庫の資材になります 売れる
「冷蔵庫か、これはいいな。何個か欲しい所だ」
「いいですね!」
「詠斗…お菓子」
「はい、果物食べて」
「来ましたね」
ナイルが岩の動きを止め風魔法で押し潰す、次の階層へ移動。
7階層目狼と岩のコンビ…チグリスが風圧を周辺に飛ばし壁にぶつけ圧し潰し大河が回収、ボス部屋は岩10体狼10体のコンビも同じく…、転移石1つと魔石20個と鉱物が20個ドロップ、その中に宝石あったが興味がないので鑑定もせず回収。
8階層目…岩の蛇が襲ってこないので…ナイルが風魔法で持ち上げ、壁に全て叩きつけ大河が回収。
ボス部屋は巨大な大蛇はナイルが土魔法で動きを固定、風魔法で頭を潰すがまだ動くので尾から風圧で粉々に砕いていった。
ドロップ品は転移石と魔石と金のインゴット1つ蛇の刻印がされた物だった、案外しょぼいし悪趣味な刻印だなと大河は早々にしまう。
「小さくても魔獣から金やら銀やら宝石やらが出てくる方が良いな」
9階層目…岩のトカゲが今度は全員めがけて襲ってくるが…近づく前に頭を潰されていく、それを大河が回収。
ボス部屋は巨大な岩のトカゲ、火魔法を使ってくるが千眼の蝶々達が防いでさっさとチグリスが頭を潰すがすぐに再生したので、ナイルとチグリスで全身を一気に圧し潰した。
「転移石と銀のインゴットか」
「トカゲの刻印入りですね、高く売れるかなー」
10階層目…岩の狼に翼を生やした魔獣が宙から襲ってくるが、風圧で叩き落とし頭を落ち潰した。
「詠斗…肉」
「干し肉食べる?」
「ん…」
ボス部屋に入れると双頭の狼に翼を生やした巨大な魔獣が開けた早々、氷の塊をぶつけてくる。
「うわ、開けた途端にいきなり攻撃は無いとおもうっ!」
驚いた詠斗が少しムっとして試しに風魔法の竜巻を起こしてみる、何となくいけそうな気がして竜巻を魔獣の腹の下に発生させ、そのまま腹からドリルの様に削って貫いた。
「あ、いけた」
「そのまま頭を潰しますね」
魔獣の動きが止まりナイルが留めの頭を風圧で圧し潰し、ドロップ品へと変わる。
「転移石と魔石と大きな透明な岩?金と銀の塊か…価値はありそうだな。鑑定してみるか」
ボスドロップ品:魔石 高く売れる カルナラー石:世界有数の宝石 魔力が膨大に蓄積できる…皆さんにはいらないと思ういます 売れますよー 金銀:魔力で加工できる 高く売れる
「カルナラー石と出た、高く売れるみたいだな」
「カルナラー石ですか?婚礼の祝いにアゲイル様に贈りましょうか、魔力を蓄える石なので使い勝手が良いんです。何個か欲しいですね」
「分かった、小休憩とするか。その間に倒そう。その間俺は本を読む」
「私も、何か貸して…」
「俺は干し肉」
「はいはい、俺も本読んでようと」
「私はハリーポッターの続きを…」
それぞれテーブルで読書を始める、その間出現した魔獣は詠斗の竜巻で粉砕した…。
「ここが最後の階層…外に魔獣はいないんですね。ラスボスはなんだっけ強そうな感じの魔獣だった気がする…」
「面倒な倒し方だった気がするが…潰せばいいんじゃないのか」
「そうですね!それはあけまーす!」
勢いよく扉を開けた先には…様々鉱物で合成された狼が一頭こちらを見据えていた、その姿は孤高そして最終階層のボスに相応しい佇まいだった。
「わぁ綺麗な狼だなー写真撮ろう」
スマホを取り出し写真を撮っている間狼…ラガングランの頭上の黒い球が徐々に膨らんでいく。
「あれはなんだ?」
「魔力の塊だな、あれをぶつけるつもりか…消す」
千眼が蝶を飛ばし頭上の黒い球を霧散させた、ラガングランは驚愕の表情(判り辛い)を浮かべ特攻覚悟で突っ込んで来た。
「必殺技を潰されたからやけくそか」
大河に鉱物の爪で襲い掛かってくるが、チグリスに蹴り飛ばされ吹っ飛ぶ、すぐに体制を整え今度は黒い球を小さくしたも物を飛ばしてくるが、千眼の蝶達が全て霧散させていった。
「それでは、動きを止めるので詠斗さんの魔法で粉々に磨り潰して下さい」
「分かった、こんな感じかな…1つじゃ難しいから3つで磨り潰そう」
竜巻を3個生み出し身体を挟んで磨り潰していく、素早さも動きを固定されてしまえば一溜りも無かった。
『ギャウゥゥウ!!!!』
断末魔の悲鳴を上げて消えた代わりに転移石と魔石、クリスタルのような塊がドロップした。
「なんだ、透明なクリスタルみたいなやつですね」
「最終ボス弱かったからなこんなもんだろう、肉ダンジョンに向かうか」
『はい』「ん…」「そうだな」
鉱物ダンジョン11階層のボスラガングランのドロップ品、大河が言っていたクリスタルのような物…それは歴史上名のある聖剣、魔剣の材料になる聖鉄とされ値段など付けられる代物ではなかった…
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