あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第011部 イレギュラー過ぎる召喚は神々も知らない内に/500年の孤独と独夜と独りと到達に至る導 回顧録

第037話 食料木

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「外神様…お食事美味しかったですね…」
「はい…」
食事が終わり約束通りニーチェの元を訪れた外神、風呂を共に入り冷えた果実水とお茶をニーチェから出される。
カジノタワーに用意されたニーチェの部屋、ソファに向い合せに座る2名……どちらも人形めいた容貌をしている。
「同郷の方と会ってどうです?」
「……良い方たちです」
「そうですか」
「はい…」
ニーチェが冷えた果実水で唇を湿らす、外神は温かい茶を呑み込む。
「私は貴方の物ですから貴方に従いますよ」
「そうですね」
お茶を飲み終わり…夜の静かな帳が降りて来る…。

「おはよー外神さんがくれた木は皇国やラージュさんの国やホテルとかで沢山喜ばれてるよ!俺も畑頑張ろ!それに空の旅も楽しみだなあー」
「そうですね、自分の翼ではなく空飛ぶ船…楽しみです」
朝畑で詠斗、ナイル、千眼、千華がおにぎりや卵焼きを作っている、朝食の差し入れを至る所に最近しているので兎に角量を作る、千眼は味噌汁や出来た物を収納に納め一足先に崇幸の元へ行く、ナイルと千華は皇国にいるイシュターとジラ達様に用意し、料理教室の準備へと向かう、詠斗は店に行き昨日渡した酵母と併せて作ってみた酵母の様子を見に向かった。

「パパ、今日はどこに行くの?」
「お父さん、カーテスパパ、ウォルパパ、メシュパパもお店来て下さい」
「チナスとお茶を出すから」
一方こちらはグローリー宅、朝食が終わり皆でお茶を飲みつつ率達とチャスが寛ぎつつ店のオープンを午後から短時間だけ開店するのでその準備に間も無く向かうそんな朝だった。
「うん、たまごダンジョンに行ったら行くね」
「僕もそうするよ」
「俺はタナトスの手伝いしたら行くからな」
「私も弟と一緒に向かう」
『はーい』
セレネとエクト達は教室に行ってたまごダンジョンに行くのが日課だ、本日は教室が休みなので家で遊んだ後に卵ダンジョンに向かう。
朝などにドロップした卵を1個食べるのが楽しみらしく、家族にも自分たちのドロップした卵を食べて欲しいらしいのとその日の誰が一番ドロップしたかとかで競っているらしい。
「明日は《エットナ》のお祭りが最終日だからみんなで行こうね」
「ゆで卵屋すごい繁盛していて、祭りが終わっても続けるらしい」
「みんな張り切ってるよねー」
カーテスが明日の予定を言いみんな頷く、茹で卵屋の手伝いなどしようという話しにもなり皆張り切っている。
「今…ナイルからクッキー教室を午後やるから良ければって…」
「なら、手伝いをしてから行くか。クッキーはニスム達も参加すようだからな」
「うん」
「クッキー大好きです!うれしい」
「おいしい」
グローリーがスマホのラインを確認すればナイルからお誘いのメッセージが入り皆に伝えれば、全員参加するとの事なのでナイルに返信した。
「そろそろ行こうか」
率達が立ち上がり軽く身支度を整え、商業エリアの店に向かった。

「外神さんありがとうございます、バターの木に油の木に小麦粉の木まで…沢山」
「これはすごいですね、感謝します。外神殿」
「いえ…いくらでも作れます…」
「じゃ、これからパン作りでいい?」
「はい!」
龍皇国の城の庭園の一角に木を幾つも外神が植えていく、バターの実、油の実、小麦の実の成る木がサホンの木と共に幾つも植えられナイルが喜んだ。
ライガルと外神、懐記が風魔法で収穫し収納して本日は今度料理教室で作るパンの試作を厨房でラウラスや皇城の料理番達と行う。
「あ、グローリーさんたちから明日の料理教室来るとの事です」
「ん」
「では始めましょうか」
「すみません、僕はカジノタワーでボーリング場の設置に向かいます…」
「ん、また後で」
「……はい」
外神がカジノタワーに向かう後ろ姿に懐記が声を掛ける、設置が終わったら此方に戻って来いという意味だ、外神は頷き姿を転移で消した…。

「外神ーよろしくー」
「よろしくお願いします…」
「ボーリング場?とか置いてくれんでしょ~ありがと」
「おかね~だぱあ」
「大河殿の書物で見たが面白そうだ」
「おかね~」
「玉を転がして的を倒して点数を競う遊戯ですよね!みんなで1度遊びましょうね」
「おかね~きゃはは~」
「はい…」
カジノタワーで風早が用意してくれたボーリングのレーンが置ける広さのスペースで、ジゼ、トラング、カトゥーシュカ、テンテスト、そして涎だらだらにしてカトゥーシュカに抱っこされテンテストの涎を拭いて貰っている魔人の幼児ナテアが外神を見て興奮していた。
「外神っちがよければそっちいけば~」
「大人げない」
「そうですよ、支配人。こんなに可愛いのに」
「ナテアがトップ独走ー」
「あい~」
「やだ、そいつ俺に貧乏神付けるから」
「金を儲けばかりで進まないからだろう」
「そうですよ、変な土地買うし」
「びんぼ~」
「へんな言葉覚えてグリっちに怒られたら~」
「だってトラングびんぼーじゃん」
「もしかして…桃●ですか?」
「そうです!今5人でハマっているんですよ~」
妙に聞き覚えのある単語に外神が尋ねる、テンテストが答えナテアがはしゃいでジゼがトラングを指してケタケタ笑っている。
「外神っちもやる?」
「そうやって最初から始める気が?借金社長?舵殿から貰ったゲーム機で5人が揃った時に行っている」
「マイナス200億はやばいでしょう」
「ナテアが俺を嵌めるんだよーこいつ金を集めるゲームばっかりだし」
「おかね~」
「そうですか…後で舵さんと話しをします…」
「ふうん、あー丁度いいじゃん、ボーナスにー俺は金ね」
「はい、ボーリング場出します…」
外神の考えにジゼが思い当たる、賭け事大好きジゼは勿論お金を外神に頼み外神は頷いて収納からボーリングのレーン等を設置していく。
【マスターセジェンダさんからこちらにくるなら《オプクトー》での遣いを頼みたいそうです、それと良ければ皆さんと話がしたいと…】
「分かりました…設置が終わったら皆さんに聞いてみます」
【承知しました】
「空飛ぶ船でいくんでしょー俺はこっちでカジノで働いて遊んでる」
「はい…」
10レーンを収納からだして並べていく、魔石と鉱物で造られたレーンにボーリングの玉が並ぶ棚、スコアが表示されるモニターに簡易的な転移でボールが置かれる溝、その周辺には半円形の椅子とモニタが置かれ、倒されたピンは魔石が1本1本に組み込まれ倒れたら自動で起き上がる仕組みになっていた。
「おーこれがボーリングね」
「「設置はこれで完了です、ジゼさん後はお願いします」
「りょーかい!他の面子呼んで賭けて遊ぼー」
「いいねぇ」
「あい!」
「……まずは試しに行いどういった物か確認してカジノの遊戯に有効かどうか確かめてからだ」
「そうですよ!賭けは後です!」
『はーい』
ジゼやトラングがノリの良い面子に早速連絡し人を集める、カトゥーシュカはやれやれと眼をギラギラさせているナテアと椅子に座りナテアにミルクを飲ませながらその光景を眺めた…。
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