481 / 1,104
第011部 イレギュラー過ぎる召喚は神々も知らない内に/500年の孤独と独夜と独りと到達に至る導 回顧録
絡めとるは12脚の蜘蛛なりや 第陸章
しおりを挟む
「では、皆さん行きましょう。結界などの保護は銃がしてくれます、産まれた瞬間に転移でこちらに戻します…」
朝、朝食後に《ガルディア》の炊き出しの広場に集まり外神の主導の元説明がされ、見送りに来た詠斗達には巨大なモニターと小さいモニターがいくつも出され銃経由で《イトセトナ》の状況が伝わる様にと外神が用意してくれた。
「外神さん…」
「晴海さん必ず連れて来ます」
「うん…」
「気をつけてね」
「はい…」
外神が銃で空間を撃ち抜き固定させ、神々の協力とポイントを支払い《イトセトナ》へ超長距離転移で向かった。
「ああ、生きている物はあれしかない…」
「あー見ていて楽しいもんじゃないな」
「気味が悪いものじゃ」
「………」
「おぞましいですね」
「始めます…各自散って下さい、曲が流れたら唄って下さい」
千眼達が城に張り付く繭の不気味さを口にし外神が指を鳴らして転移で全員を飛ばす、毒も舞うこの地手短に済ませたい所だ…。
「始まったな」
「私が産み出した曲だ!無事に産まれる」
「その後だろ、何が起こるか分からん」
「前回は………知識が浅かったのと」
「ほんの少しの憐れみで友を失った」
「外神ちゃん…」
外で椅子に座り状況を見据える、メシュレラ、メディエスカ、シヴァ、ギーギス、スフテス、ヴィヴィ達、前回と同じ蜘蛛…あれから外神は強くなった…多くの事があった。
「外神が負ける訳ないだろ、化け物だしなーあー酒のみてぇ」
「外神ならば問題はない」
「そうだ、酒はこの時位耐えろ」
レト、マユラにシュリも同じ卓に付きモニターを眺めている、酒ではなく茶を呑み失った者を思い出しがら…成り行きを見守った…。
「活性魔法発動」
外神が巨大な繭を正面に捉えた状態で活性魔法を発動させる、それだけでは中で赤ん坊の状態までにはなるが目覚めない、そこで唄を流す各々の場所で流れる曲に合わせ唄が始まった。
子守唄とよく似て非なる唄…寝かしつける訳ではない、揺りかごから起こす為の唄、声が重なり魔力の帯となり繭に向かっていく。
ドクドクと激しく鼓動が脈打つ、街全ての生命を喰い育つ蟲。
「もうじきです」
繭に亀裂が入り唄は終わりに向かう、唄の終わりと共に繭が破れ泣く赤子に巨大な蜘蛛の足12脚を持つ蟲人が産まれ堕ち…千眼達は《ガルディア》に強制的に転移された。
「貴方を待つ人がいます…手短に済ませます」
外神が収納から半透明な三ツ又の矛を出し構え、戦闘が始まった。
「あー外神は剣が苦手か?」
「ああ、500年でこの程度だ」
「剣すら触った事がないとの事だからな」
ジラとイシュターがマユラとシュリがいる卓に座り、ジラが尋ねれば2人がそう返す、画面越しの外神は矛の構え等は教本通りな遣りなれなさが伝わる。
「外神の真骨頂は底無しの魔力と魔法センスだ」
「生かすという依頼があるからこそ、外神の魔法は極む」
「此処からと謂う訳か…」
イシュターの目が細まる、ジラは腕を組み成り行きを見守る、マユラとシュリは何て事は無いと茶を啜り、レトはアルケール達に連れて行かれていた。
「戻った…」
「無事に出現しましたが…あれは…数外個体魔王ですねほぼ」
「怖い怖い…後数日で完全に数外個体に成っていました……ふふ」
「毒と糸に禍々しい気配…街1つ喰い尽くしても満たされない飢餓…充満する異常な程の魔力じゃ」
「誕生した瞬間に命を燃やし尽くし焼け付く生命ね…俺達とは真逆か…」
詠斗達の卓に戻った千眼達、作戦は成功し計画通りに進んではいるが…何処か浮かない表情だ。
「おかえりなさい!」
「ふふ…晴海さん戻りましたよ」
「帰ったぞ、外神なら問題なしじゃ。少し待っていればすぐに連れて帰って来る」
「ああ…依頼は必ず達成されるからな」
晴海が駆け寄れば、ヴァンユモゼナ、ソスォサチ、アムドキアも笑っている。
「おかえり俺の花」
「戻りましたよゼナ…どうでしたか?私の唄は?」
「見事だな、お前はいつも完璧だ」
「ふふ…」
「あーそういうのは2人でやってくれ」
出迎えたゼナがヴァンユモゼナを抱き寄せアムドキアが首を振る、ソスォサチは画面を見ている。
「……」
「信じて待とうね晴海くん」
詠斗が晴海の肩に手を置く、画面の向こうは戦闘が続く。
「………雷皇」
飛行魔法で三つ又の鉾から雷が空を裂いて12本の脚に向かう、泣く赤ん坊の背の脚のみに当たるように威力をを落として発動させ、12丁の銃で付け根部分を同時に撃ち抜く…が空間歪曲で弾丸が空間に溶け込み外神の周辺に転移で牙を向くが全て外神の身体の周辺で消滅する。
「空間特化型…雷より銃のダメージを避けた…雷の回復は早い…危機察知…取捨選択……だがまだ赤ん坊…」
冷静な外神の分析、銃を12丁を出し12通りの魔法を蟲毒蝶の毒を混ぜ込み放つ、空間歪曲を防ぐ為に高速で脚に向かい武器の形状を剣に変え絶え間なく攻撃を仕掛けるが…生かすのが難しい…。
脚を1本斬り落とす事に成功し脚をそのまま、此方も空間歪曲を使い足がまだ斬り落とされていないと誤認させている状態を後11回続ければ脚を全て切り離しチナスと同じように無力化出来ると賭けた。
「2…3…4…」
瞬く間に4本脚を切り離す、蟲毒蝶の毒は強い…放てば根元が腐食し斬り離しやすい。
「5…6…7……?」
7本斬り離した所で異変が生じ一度転移で距離を取り更に上から俯瞰する形で見ている、此方の空間歪曲を呑み込もうとしている。
「……数外個体魔王……残りは全て一気に…」
外神の瞳に何かが蠢く残りの脚の付け根の最も脆い箇所を探り銃で撃ち抜く、赤ん坊の泣き声が一際大きくなり額に4つの丸い赤い瞳が出現した。
「……数外個体魔王へと進化…いや昇華…間に合った…」
無表情だが脚全て斬り落とし空間歪曲で固定させたまま収納空間に全て納め、泣く赤ん坊は支えを無くしゆっくりと落下するのを転移で受け止めた。
「これで良いのかな…」
「じゃ、それ貰ってくわ外神」
「…如月君…」
「よお、久しぶりだなぁ」
泣きじゃくる赤ん坊の4つの目は此方を映し出している、収納から布を出して体に巻いてやり戻ろうと空間に銃を放とうとした所で背後から声をが掛かる、出来ればこのタイミングで決して逢いたくはない少年…以前大河達の前で序列第12位蒐刻魔王その2と名乗った少年が立っていた…。
朝、朝食後に《ガルディア》の炊き出しの広場に集まり外神の主導の元説明がされ、見送りに来た詠斗達には巨大なモニターと小さいモニターがいくつも出され銃経由で《イトセトナ》の状況が伝わる様にと外神が用意してくれた。
「外神さん…」
「晴海さん必ず連れて来ます」
「うん…」
「気をつけてね」
「はい…」
外神が銃で空間を撃ち抜き固定させ、神々の協力とポイントを支払い《イトセトナ》へ超長距離転移で向かった。
「ああ、生きている物はあれしかない…」
「あー見ていて楽しいもんじゃないな」
「気味が悪いものじゃ」
「………」
「おぞましいですね」
「始めます…各自散って下さい、曲が流れたら唄って下さい」
千眼達が城に張り付く繭の不気味さを口にし外神が指を鳴らして転移で全員を飛ばす、毒も舞うこの地手短に済ませたい所だ…。
「始まったな」
「私が産み出した曲だ!無事に産まれる」
「その後だろ、何が起こるか分からん」
「前回は………知識が浅かったのと」
「ほんの少しの憐れみで友を失った」
「外神ちゃん…」
外で椅子に座り状況を見据える、メシュレラ、メディエスカ、シヴァ、ギーギス、スフテス、ヴィヴィ達、前回と同じ蜘蛛…あれから外神は強くなった…多くの事があった。
「外神が負ける訳ないだろ、化け物だしなーあー酒のみてぇ」
「外神ならば問題はない」
「そうだ、酒はこの時位耐えろ」
レト、マユラにシュリも同じ卓に付きモニターを眺めている、酒ではなく茶を呑み失った者を思い出しがら…成り行きを見守った…。
「活性魔法発動」
外神が巨大な繭を正面に捉えた状態で活性魔法を発動させる、それだけでは中で赤ん坊の状態までにはなるが目覚めない、そこで唄を流す各々の場所で流れる曲に合わせ唄が始まった。
子守唄とよく似て非なる唄…寝かしつける訳ではない、揺りかごから起こす為の唄、声が重なり魔力の帯となり繭に向かっていく。
ドクドクと激しく鼓動が脈打つ、街全ての生命を喰い育つ蟲。
「もうじきです」
繭に亀裂が入り唄は終わりに向かう、唄の終わりと共に繭が破れ泣く赤子に巨大な蜘蛛の足12脚を持つ蟲人が産まれ堕ち…千眼達は《ガルディア》に強制的に転移された。
「貴方を待つ人がいます…手短に済ませます」
外神が収納から半透明な三ツ又の矛を出し構え、戦闘が始まった。
「あー外神は剣が苦手か?」
「ああ、500年でこの程度だ」
「剣すら触った事がないとの事だからな」
ジラとイシュターがマユラとシュリがいる卓に座り、ジラが尋ねれば2人がそう返す、画面越しの外神は矛の構え等は教本通りな遣りなれなさが伝わる。
「外神の真骨頂は底無しの魔力と魔法センスだ」
「生かすという依頼があるからこそ、外神の魔法は極む」
「此処からと謂う訳か…」
イシュターの目が細まる、ジラは腕を組み成り行きを見守る、マユラとシュリは何て事は無いと茶を啜り、レトはアルケール達に連れて行かれていた。
「戻った…」
「無事に出現しましたが…あれは…数外個体魔王ですねほぼ」
「怖い怖い…後数日で完全に数外個体に成っていました……ふふ」
「毒と糸に禍々しい気配…街1つ喰い尽くしても満たされない飢餓…充満する異常な程の魔力じゃ」
「誕生した瞬間に命を燃やし尽くし焼け付く生命ね…俺達とは真逆か…」
詠斗達の卓に戻った千眼達、作戦は成功し計画通りに進んではいるが…何処か浮かない表情だ。
「おかえりなさい!」
「ふふ…晴海さん戻りましたよ」
「帰ったぞ、外神なら問題なしじゃ。少し待っていればすぐに連れて帰って来る」
「ああ…依頼は必ず達成されるからな」
晴海が駆け寄れば、ヴァンユモゼナ、ソスォサチ、アムドキアも笑っている。
「おかえり俺の花」
「戻りましたよゼナ…どうでしたか?私の唄は?」
「見事だな、お前はいつも完璧だ」
「ふふ…」
「あーそういうのは2人でやってくれ」
出迎えたゼナがヴァンユモゼナを抱き寄せアムドキアが首を振る、ソスォサチは画面を見ている。
「……」
「信じて待とうね晴海くん」
詠斗が晴海の肩に手を置く、画面の向こうは戦闘が続く。
「………雷皇」
飛行魔法で三つ又の鉾から雷が空を裂いて12本の脚に向かう、泣く赤ん坊の背の脚のみに当たるように威力をを落として発動させ、12丁の銃で付け根部分を同時に撃ち抜く…が空間歪曲で弾丸が空間に溶け込み外神の周辺に転移で牙を向くが全て外神の身体の周辺で消滅する。
「空間特化型…雷より銃のダメージを避けた…雷の回復は早い…危機察知…取捨選択……だがまだ赤ん坊…」
冷静な外神の分析、銃を12丁を出し12通りの魔法を蟲毒蝶の毒を混ぜ込み放つ、空間歪曲を防ぐ為に高速で脚に向かい武器の形状を剣に変え絶え間なく攻撃を仕掛けるが…生かすのが難しい…。
脚を1本斬り落とす事に成功し脚をそのまま、此方も空間歪曲を使い足がまだ斬り落とされていないと誤認させている状態を後11回続ければ脚を全て切り離しチナスと同じように無力化出来ると賭けた。
「2…3…4…」
瞬く間に4本脚を切り離す、蟲毒蝶の毒は強い…放てば根元が腐食し斬り離しやすい。
「5…6…7……?」
7本斬り離した所で異変が生じ一度転移で距離を取り更に上から俯瞰する形で見ている、此方の空間歪曲を呑み込もうとしている。
「……数外個体魔王……残りは全て一気に…」
外神の瞳に何かが蠢く残りの脚の付け根の最も脆い箇所を探り銃で撃ち抜く、赤ん坊の泣き声が一際大きくなり額に4つの丸い赤い瞳が出現した。
「……数外個体魔王へと進化…いや昇華…間に合った…」
無表情だが脚全て斬り落とし空間歪曲で固定させたまま収納空間に全て納め、泣く赤ん坊は支えを無くしゆっくりと落下するのを転移で受け止めた。
「これで良いのかな…」
「じゃ、それ貰ってくわ外神」
「…如月君…」
「よお、久しぶりだなぁ」
泣きじゃくる赤ん坊の4つの目は此方を映し出している、収納から布を出して体に巻いてやり戻ろうと空間に銃を放とうとした所で背後から声をが掛かる、出来ればこのタイミングで決して逢いたくはない少年…以前大河達の前で序列第12位蒐刻魔王その2と名乗った少年が立っていた…。
10
あなたにおすすめの小説
私を裏切った夫が、後悔しているようですが知りません
藤原遊
恋愛
政略結婚として、公爵家に嫁いだ私は
愛のない夫婦関係を「仕事」だと思い、正妻の役目を果たしてきた。
夫が愛人を持つことも、
その子を屋敷に迎え入れることも、黙って受け入れてきた。
けれど――
跡取りを、正妻の子ではなく愛人の子にする。
その言葉を、人前で軽く口にした瞬間。
私は悟ったのだ。
この家では、息子を守れないと。
元々、実家との間には
「嫡子以外の子は実家の跡取りにする」という取り決めがあった。
ならば話は簡単だ。
役目を終えた私は、離縁を選ぶ。
息子と共に、この家を去るだけ。
後悔しているようですが――
もう、私の知るところではありません。
召喚とか聖女とか、どうでもいいけど人の都合考えたことある?
浅海 景
恋愛
水谷 瑛莉桂(みずたに えりか)の目標は堅実な人生を送ること。その一歩となる社会人生活を踏み出した途端に異世界に召喚されてしまう。召喚成功に湧く周囲をよそに瑛莉桂は思った。
「聖女とか絶対ブラックだろう!断固拒否させてもらうから!」
ナルシストな王太子や欲深い神官長、腹黒騎士などを相手に主人公が幸せを勝ち取るため奮闘する物語です。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
婚約者チェンジ? 義理の妹は公爵令嬢の地位もチェンジされました』 ~三日で破談、家ごと褫奪の末路です~
ふわふわ
恋愛
「お姉様の婚約者、私がいただきますわ。だって“公爵令嬢”ですもの」
義理の妹コンキュはそう言って、王太子との婚約を奪いました。
父はそれを容認し、私は静かに受け入れます。
けれど――
公爵令嬢とは“地位”ではなく、“責任”の継承者。
王宮で礼儀も実務も拒み、「未来の王太子妃」を名乗った義妹は、わずか三日で婚約破棄。
さらに王家への不敬と統治能力の欠如が問題視され、父の監督責任が問われます。
そして下されたのは――家ごとの褫奪。
一方で私は、領地を守り、帳簿を整え、静かに家を支え続ける。
欲しがったのは肩書。
継いだのは責任。
正統は叫びません。
ただ、残るだけ。
これは、婚約を奪われた公爵令嬢が
“本当に継がれるべきもの”を証明する物語。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる