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第014部 君分かれる事なかれ/君離れる事なかれ
第077話 先ずはお付き合いから/第77話 外神とファーツコクス
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第077話 先ずはお付き合いから
「カトゥーシュカさんがトラングさんとおじいさんとアガニータさんをお嫁さんにするって本当ですか?」
「結婚か?結婚式場作ろうか、ラピ●タみたいなのにするか?」
「この世界って家族を纏めて伴侶に出来るんですか?お家とかどうします?新しいのを用意した方がいいかもしれませんね」
「わーカトゥーシュカさんおめでとう!トラングさん達もー」
「トラング君とカトゥーシュカさんがそういう関係だったとは…でもおめでとう?………皆さんを大事に」
「……色々な形があるからな大変だと思うが………おめでとう」
舵からの連絡で駆け付けた驚く燈火、はしゃぐ崇幸に法律や倫理観を気に掛ける綴、純粋に喜ぶ晴海と少々驚きつつ祝う千歳、これから大変な事がおこりそうだと気の毒に見る大河、引き攣っているカトゥーシュカの表情はより暗くなる中率が声を上げる。
「ちょーっと待って下さい!いきなり結婚はよくありません!ツァースさんもアガニータさんもカトゥーシュカさんを良く知らないと思います!」
「特に支障はありません、我々は本能で伴侶を選びます。政略的な面もありますが」
「本能で私もガーランバラーダの王子を選んだだけだ、その日会った者同士で伴侶になる事もある」
アガニータがにこやかに笑いツァースも頷く、ライガルとニジェルガは明後日の方向を見つつどうするか思案していた。
「駄目です!そういう考え方は結婚した後に破綻してしまいます!そこで先ずはお付き合いからしていきましょう」
『お付き合い?』
「ま、待ってくれ!私はトラングが…」
「でもカトゥーシュカさん、このお2人をお嫁さん?にしないとトラングさんと結婚できないんですよね?この際お嫁さんが3人?になってもいいじゃないですか?」
「う」
「も~俺やだぁー」
「率君の言う通りです、先ずはお付き合いをしお互いを知ってから次のステップに進んだ方が結果は良い方に運ぶと思いますよ」
トラングは嘆きカトゥーシュカが口を開くが率が、ま、3人嫁がいるのは当然として事を進めていくのがカトゥーシュカ的に辛い、綴もそこは否定せず3人と先ずはお付き合いから始めればいいと言う。
「ツァース殿、アガニータ殿…先ずは綴…救世主殿達の言葉に沿い付き合いから始めてみてはどうです」
「では、第2夫になってから付き合います」
「私もそれで良い」
「…お前達何をしている、話しは舵と燈火から聞いた」
ニジェルガからの意見にアガニータとツァースは先ずは婚姻してから付き合うというのを譲らない、そうこうしていると低い声の舵に呼ばれたデュスノアが現れ、場の空気が一変する。
「甥と孫の相手に何をしている、ツァース。特にお前は何をしているのだ?」
「本能だ、私もこの男が良い」
「良い訳あるか、愚か者。自分の権力と地位を使って自分を第3夫にさせようとするなど、冷静かつ決して自分の地位に酔ったりはしないお前らしくもない」
「欲しいから使える物は使う、私は生まれながらにそれが与えられている」
「お前…」
デュスノアとツァースの視線が交わる、随分昔からの知己、決して友などと言う間ではないがデュスノアはツァースを良く知っている、そんな彼の瞳の花が美しく咲く、これは厄介だなとデュスノアは内心溜息を吐いた。
「ではアガ二ータ、ツァース先ずは救世主達の話し通り互いをしる事から始めろ、異論は認めん。お前達とて救世主からの提案は無碍には出来ん。この件はイシュター様に報告する以上だ。カトゥーシュカ殿、後で話しがある、私の元へ来るように、お前達は私が許可を出すまでカトゥーシュカ殿に接触しないように。彼の身は現在皇国預かりとなっている、無茶を通すと言うのであれば皇国に牙を剥いたと判断する」
「…承知した」
ツァースとアガニータを黙らせ無理に呑み込ませこの場を収束させる、デュスノアがカトゥーシュカにそう言いこの場を去った。
「なんだかとんでもない事になったわねー」
「んーまあ、こちらに害は無さそうだからね、デュスノア様が来てくれて助かった」
カトゥーシュカも家に戻る事になり帝国に行くまでは自宅とカジノのみの出入りとし、ツァース達一族とアガニータは《アタラクシア号》を拠点に観光を楽しむ事になった。
そんな中のほほんとした声で言うのはニジェルガとライガルの父のドラゴンとライガルの母のバウンドランドトーカーだった、ニジェルガは苦笑いを浮かべライガルは頭を悩ませティスはカトゥーシュカを気の毒に思った…。
第77話 外神と異界渡り
「へえ、そんな事があったわけねー」
「うわ、すげーな」
「ひゃーカトゥーシュカ殿すごいねー良い男なのは間違いないけどー」
朝懐記が舵から受けた修羅場?報告を受けてフォンとフェシェスタも驚いている、ついでに両親と他の兄弟達が合流したと聞いて複雑そうな顔を浮べているがトラングよりかはマシか異世界に来ているしと朝食のおにぎりを食べていた。
各自の今日の予定は決まっているので皆早めに外に出ている、残っているのはこの後厨房に向かう懐記と祭の店の手伝いに向かうフォントとフェシェスタのみだった。
「まあ、なんとなくうまく纏まっていくでしょ」
「お前がそういうならそうなんだろ、おにぎりお代わり。おかかで」
「もう、懐記ちゃんをこき使わなの、俺が握るよ」
「じゃ俺は行くわ」
「行ってらっしゃい」
そう、懐記は向こうに詠斗達がいるのだからなんの心配もない、他にも力になってくれる者は大勢いる、勿論こっちにもと懐記は思いつつ転移で向かった。
「……」
「外神?」
「おーいダンジョンで物思いに更けるのよくないぞーボスが片付いたからって」
「すみません…もう一周しますか?」
「……外神ここはいい、少し休憩をしてはどうだ?」
「…分かりました」
森の洞窟の中の肉ダンジョン、ラスボスのドラゴンを屠った外神とジラとイシュター、外神が何処か遠くを視ていたのでジラがそう言いイシュターの休憩をという言葉に素直に従い1人転移で外に出る。
灰色の空はかつての《アタラクシア》の空を思わせる、今の不自然な程の蒼い空よりもこれ位の空が外神には丁度良い、そして外神は収納空間から銃を出し空間を固定させ超長距離転移を行なった。
「……どう次の世界へ、1度では《アタラクシア》は戻れない」
「では、いくつも世界を経由する方法を勧める」
宇宙空間幾つのも星が瞬き輝き外神は《アストマーズ》見降ろしていれば背後でいつもと同じ表情のファーツコクスが笑みを浮かべていた。
「それしかないですね…」
「君は私に何故ここまで来れるのか聞かないのか?」
「聞きません、貴方は悪魔ですから」
「そうか、では君達がどう《アタラクシア》へ戻るか提案しよう」
「お願いします」
「いくつかの世界を経由する、だがこの周辺の世界は《アタラクシア》と同等それ以上に狂っている世界が多い、だが君達と私にとって利益になる世界もある」
「はい」
「これを船に組み込むと良い、我々も異界に行く事が出来るようになる。だが《アタラクシア》に戻る為の異界渡りは代償を伴う可能性がある」
「はい、ありがとうございます」
「ファーツコクス、何をしている」
「こんにちは」
ファーツコクスが杖を翳し外神の眼前に暗黒の色…グローリーやニアの魔石よりも深い色の大きな魔石を生み出した所で背後からファーツコクスの対の天使アナスタリタスが現れ外神はいつも通りの挨拶をしファーツコクスも特に気にしない。
「見れば分る」
「私の光石も使え、お前達の船にファーツコクスの魔石だけあるのは認めん」
「心が狭い、離れてくれ」
アナスタリタスが3名しかいない宇宙空間にいるのを良い事に背後からファーツコクスを抱き締め首元に唇を這わせた。
「断る」
「ありがとうございます、使わせて貰います。祭が終わり落ち着けば出ようと思います」
「縁は出来たしこの退屈な世界が変わるのも面白い、君達が行く次の世界を私も見たい」
「はい……では先に僕は戻ります」
「私も戻りたい」
「まだいいだろう」
外神は淡々と言い超長距離転移で《アストマーズ》に戻る、残されたファーツコクスは戻りたがるがアナスタリタスが暫く…離さなかった…。
「カトゥーシュカさんがトラングさんとおじいさんとアガニータさんをお嫁さんにするって本当ですか?」
「結婚か?結婚式場作ろうか、ラピ●タみたいなのにするか?」
「この世界って家族を纏めて伴侶に出来るんですか?お家とかどうします?新しいのを用意した方がいいかもしれませんね」
「わーカトゥーシュカさんおめでとう!トラングさん達もー」
「トラング君とカトゥーシュカさんがそういう関係だったとは…でもおめでとう?………皆さんを大事に」
「……色々な形があるからな大変だと思うが………おめでとう」
舵からの連絡で駆け付けた驚く燈火、はしゃぐ崇幸に法律や倫理観を気に掛ける綴、純粋に喜ぶ晴海と少々驚きつつ祝う千歳、これから大変な事がおこりそうだと気の毒に見る大河、引き攣っているカトゥーシュカの表情はより暗くなる中率が声を上げる。
「ちょーっと待って下さい!いきなり結婚はよくありません!ツァースさんもアガニータさんもカトゥーシュカさんを良く知らないと思います!」
「特に支障はありません、我々は本能で伴侶を選びます。政略的な面もありますが」
「本能で私もガーランバラーダの王子を選んだだけだ、その日会った者同士で伴侶になる事もある」
アガニータがにこやかに笑いツァースも頷く、ライガルとニジェルガは明後日の方向を見つつどうするか思案していた。
「駄目です!そういう考え方は結婚した後に破綻してしまいます!そこで先ずはお付き合いからしていきましょう」
『お付き合い?』
「ま、待ってくれ!私はトラングが…」
「でもカトゥーシュカさん、このお2人をお嫁さん?にしないとトラングさんと結婚できないんですよね?この際お嫁さんが3人?になってもいいじゃないですか?」
「う」
「も~俺やだぁー」
「率君の言う通りです、先ずはお付き合いをしお互いを知ってから次のステップに進んだ方が結果は良い方に運ぶと思いますよ」
トラングは嘆きカトゥーシュカが口を開くが率が、ま、3人嫁がいるのは当然として事を進めていくのがカトゥーシュカ的に辛い、綴もそこは否定せず3人と先ずはお付き合いから始めればいいと言う。
「ツァース殿、アガニータ殿…先ずは綴…救世主殿達の言葉に沿い付き合いから始めてみてはどうです」
「では、第2夫になってから付き合います」
「私もそれで良い」
「…お前達何をしている、話しは舵と燈火から聞いた」
ニジェルガからの意見にアガニータとツァースは先ずは婚姻してから付き合うというのを譲らない、そうこうしていると低い声の舵に呼ばれたデュスノアが現れ、場の空気が一変する。
「甥と孫の相手に何をしている、ツァース。特にお前は何をしているのだ?」
「本能だ、私もこの男が良い」
「良い訳あるか、愚か者。自分の権力と地位を使って自分を第3夫にさせようとするなど、冷静かつ決して自分の地位に酔ったりはしないお前らしくもない」
「欲しいから使える物は使う、私は生まれながらにそれが与えられている」
「お前…」
デュスノアとツァースの視線が交わる、随分昔からの知己、決して友などと言う間ではないがデュスノアはツァースを良く知っている、そんな彼の瞳の花が美しく咲く、これは厄介だなとデュスノアは内心溜息を吐いた。
「ではアガ二ータ、ツァース先ずは救世主達の話し通り互いをしる事から始めろ、異論は認めん。お前達とて救世主からの提案は無碍には出来ん。この件はイシュター様に報告する以上だ。カトゥーシュカ殿、後で話しがある、私の元へ来るように、お前達は私が許可を出すまでカトゥーシュカ殿に接触しないように。彼の身は現在皇国預かりとなっている、無茶を通すと言うのであれば皇国に牙を剥いたと判断する」
「…承知した」
ツァースとアガニータを黙らせ無理に呑み込ませこの場を収束させる、デュスノアがカトゥーシュカにそう言いこの場を去った。
「なんだかとんでもない事になったわねー」
「んーまあ、こちらに害は無さそうだからね、デュスノア様が来てくれて助かった」
カトゥーシュカも家に戻る事になり帝国に行くまでは自宅とカジノのみの出入りとし、ツァース達一族とアガニータは《アタラクシア号》を拠点に観光を楽しむ事になった。
そんな中のほほんとした声で言うのはニジェルガとライガルの父のドラゴンとライガルの母のバウンドランドトーカーだった、ニジェルガは苦笑いを浮かべライガルは頭を悩ませティスはカトゥーシュカを気の毒に思った…。
第77話 外神と異界渡り
「へえ、そんな事があったわけねー」
「うわ、すげーな」
「ひゃーカトゥーシュカ殿すごいねー良い男なのは間違いないけどー」
朝懐記が舵から受けた修羅場?報告を受けてフォンとフェシェスタも驚いている、ついでに両親と他の兄弟達が合流したと聞いて複雑そうな顔を浮べているがトラングよりかはマシか異世界に来ているしと朝食のおにぎりを食べていた。
各自の今日の予定は決まっているので皆早めに外に出ている、残っているのはこの後厨房に向かう懐記と祭の店の手伝いに向かうフォントとフェシェスタのみだった。
「まあ、なんとなくうまく纏まっていくでしょ」
「お前がそういうならそうなんだろ、おにぎりお代わり。おかかで」
「もう、懐記ちゃんをこき使わなの、俺が握るよ」
「じゃ俺は行くわ」
「行ってらっしゃい」
そう、懐記は向こうに詠斗達がいるのだからなんの心配もない、他にも力になってくれる者は大勢いる、勿論こっちにもと懐記は思いつつ転移で向かった。
「……」
「外神?」
「おーいダンジョンで物思いに更けるのよくないぞーボスが片付いたからって」
「すみません…もう一周しますか?」
「……外神ここはいい、少し休憩をしてはどうだ?」
「…分かりました」
森の洞窟の中の肉ダンジョン、ラスボスのドラゴンを屠った外神とジラとイシュター、外神が何処か遠くを視ていたのでジラがそう言いイシュターの休憩をという言葉に素直に従い1人転移で外に出る。
灰色の空はかつての《アタラクシア》の空を思わせる、今の不自然な程の蒼い空よりもこれ位の空が外神には丁度良い、そして外神は収納空間から銃を出し空間を固定させ超長距離転移を行なった。
「……どう次の世界へ、1度では《アタラクシア》は戻れない」
「では、いくつも世界を経由する方法を勧める」
宇宙空間幾つのも星が瞬き輝き外神は《アストマーズ》見降ろしていれば背後でいつもと同じ表情のファーツコクスが笑みを浮かべていた。
「それしかないですね…」
「君は私に何故ここまで来れるのか聞かないのか?」
「聞きません、貴方は悪魔ですから」
「そうか、では君達がどう《アタラクシア》へ戻るか提案しよう」
「お願いします」
「いくつかの世界を経由する、だがこの周辺の世界は《アタラクシア》と同等それ以上に狂っている世界が多い、だが君達と私にとって利益になる世界もある」
「はい」
「これを船に組み込むと良い、我々も異界に行く事が出来るようになる。だが《アタラクシア》に戻る為の異界渡りは代償を伴う可能性がある」
「はい、ありがとうございます」
「ファーツコクス、何をしている」
「こんにちは」
ファーツコクスが杖を翳し外神の眼前に暗黒の色…グローリーやニアの魔石よりも深い色の大きな魔石を生み出した所で背後からファーツコクスの対の天使アナスタリタスが現れ外神はいつも通りの挨拶をしファーツコクスも特に気にしない。
「見れば分る」
「私の光石も使え、お前達の船にファーツコクスの魔石だけあるのは認めん」
「心が狭い、離れてくれ」
アナスタリタスが3名しかいない宇宙空間にいるのを良い事に背後からファーツコクスを抱き締め首元に唇を這わせた。
「断る」
「ありがとうございます、使わせて貰います。祭が終わり落ち着けば出ようと思います」
「縁は出来たしこの退屈な世界が変わるのも面白い、君達が行く次の世界を私も見たい」
「はい……では先に僕は戻ります」
「私も戻りたい」
「まだいいだろう」
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