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第015部 繋がる糸たちへ/繋がらない糸たちへ
第0110話 冒険者の少年達×第0110話 《バーススカ集合国》編 賑やかなこども達の夜/第0110話 《アンツクイア》編 第肆拾壱幕 買い
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第0110話 増えた
「ポゥ!良かった!心配したんだ!元気になって良かった!」
「心配掛けたね、トギ…みんな…ケトも」
「助けてくれてありがとな、崇幸さん達が他のみんなの世話もしてくれるって言うから…」
夜、大河に連れられて戻ったポゥにトギと冒険者仲間の少年ケトも鼻を啜り泣いて喜び、集めた親がいなく冒険者になり雑に扱われている同じこのぼろ家出身の少年達もポゥの回復を喜んだ。
「大変だったね!みんなの部屋もあるからさ、中に入って」
「すごいよなーな、漁にも出られるんだ!船もくれて…」
「うん…」
「あ、ごめん…まだ怪我治ったばっかりだもんな」
トギや他の少年達がはしゃぐがポウの顔色は白く元気はない、ケト達も静かになり詠斗達に案内させ中に入った。
「すげー」
「うわー俺この部屋!」
「あ、ずるい!」
「どこも同じような感じだぞ」
部屋を見て回り子ども達は先に部屋を決め、少年たちが残った部屋をわいわいと何処にするかあーでもないと言い崇幸が苦笑いを浮かべる。
部屋の説明もしつつ今夜はもう遅いから出来た船は明日見せるという話しになり、完成した店の説明や子ども達を守ってやって欲しいという旨を伝え皆力強く頷く。
「冒険者は…生きる為にやっていたんだ…」
「安い金で朝から晩までこき使われて…」
「親が死んじまって船も無くなって…」
「あいつらの面倒だって見るさ!」
ケトを始め皆今迄碌な扱いをされなかった事を思い出し、漁師や店に意欲を燃やす。
「条件は皆上手くやる事、何かあったら話し合いで解決して欲しい」
「俺達はここにはあまり来られないから、みんなで協力して欲しいんだ」
「ゴーレム達や風早ちゃんもいるから何かあればすぐ相談してね」
崇幸、詠斗、舵が一通り説明を終えた少年達を食堂に集め、夜食のスープと小さめのパンとお茶を出し、それを食べながら少年達はしっかり頷いた。
第0110話 《バーススカ集合国》編 賑やかなこども達の夜
「わ、これ難しいね」
「こんなもんか?」
「イザラ上手だね」
テントの中、宴は終わり大人たちはまだ話しを続け子ども達は遊びというか寝るまでの暇つぶしの藁を編んでいた。
「背負子や獲物を運ぶのに使うしあると便利だ」
起きているのは晴海とイザラとエーヴォの息子だけ、夜も深い賑やかだが外は静かだ。
「うぇぇぇん」
「うわん」
「えーぅ」
赤ん坊の1人が泣きだせば次々夜泣きが始まり空も目をぱちくりと開け、宙に手を伸ばすので晴海が抱えて他の子ども達もイザラとエーヴォの息子があやしてやる。
「今度はあいつら連れて来るか」
「エクト達?」
「そーそーあいつら最近閉じこもって懐記達のとこ行ったりなんか作ってばっかだしな」
「そうだね、最近会ってないし」
イザラが赤ん坊を抱っこし背中をトントンと優しく叩いてやれば指を咥えてうとうととしている、今度は魔人の子達を連れて来ようとイザラと晴海は笑い、スマートフォンで写真を撮って懐記達にも見て欲しいなと思いながら晴海達も寝ようかと横になる。
第0110話 《アンツクイア》編 第肆拾壱幕 買い物
「日に日に行列が長くなって、売れるのも早い」
「まあね、マユラっち達のおかげで塔のアイテムも売れに売れたわ、高い物買える」
「高級な物なら城に近い店がそうだよ」
屋台は早々に完売御礼、フルーツ飴と切って色々な果物を刺した串が喜ばれ、スープやパンや肉串も早々に売れて1時間程で店じまい、その足で総合ギルドで買い取りを行えばベラボラはほくほくした顔で買い取りを行い全て合わせて2億ロデという値段が付いた。
「まさか10階層の物まで…大変ありがたい事です、またお待ちしております」
色々聞きたそうな顔を浮かべてはいるが堪えて満面の笑みで見送られる、下層の物でも量があれば大した金額になるなと佳月は感心して総合ギルドを後にした。
「靴…」
「防具とアクセサリーショップ」
「靴は質が高くて良いよ、特にこの店の靴は高いけどサイズは所有者の魔力を流すと足に自動でその型になるんだ。特殊な鉱石屑を生地に練りこんでいるし、丈夫で清潔さは魔石屑で保たれる。裕福な子どもは大人になってもここの靴を履き続けるから」
「それはすごいですね」
「みんなの分も買ってこ」
城に近い場所は身形の良い裕福な者達が多い、至る所に兵士がいて危険性も低い、この周辺の治安の維持をしているのが周辺の店から徴収している税でありその分高いが質も良く信頼と信用もある、所謂ブランド店が並んでいるらしい、そんな中一際賑わっているのが大きな木と岩造りの店、靴屋だと佳月は良い早速中に入った。
「ようこそ」
「色々見せて欲しい」
「承知しました、では私が対応致します」
「この店で1番高い靴みたいんだけど」
「ではこちらへ」
店に入れば品の良い壮年の男に出迎えられ、懐記がどうせならと高価な靴がみたいと言えば快く奥の部屋に案内される、不思議と靴屋の独特な匂いもなく棚に並べられた靴は型も様々で色も豊富、女性と男性の靴の区別もすぐに分かる、店員と会話し靴を選ぶ客、じっくり時間を掛けて静かに靴を選ぶ客と様々だった。
「こちらが高価な靴を扱っている部屋です、試しに履きたい場合は声を掛けて下さい」
「ありがと」
「この色良いですね、イシュターさんやジラさんに」
「俺もこれを買おうかな」
奥の部屋の鍵付きのドアを開け、店員は入り口付近に立ち早速棚に並ぶ靴を外神達は眺めた。
値札は無い試しに聞けば200万ロデ、高額だが一生ものだと言うのであれば高くはない買い物なのだろう。
「後で皆を連れてこよう」
「そうね、俺はこの青いの履いてみたいわ」
「ではこちらの椅子に座って下さい、お客様の靴も珍しい物ですね。見せて頂けますか」
「どうぞ」
椅子に座るよう促され懐記が愛用している日本のハイブランドのスニーカーに興味を持った店員が、出した靴と引き換えに懐記の靴をまじまじと眺めた…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×Play With Fate ~砂上の世界にて~
Place:4 夜
「気持ちよかった」
風呂から上がり身体は出た所で風が天井から吹きすぐに乾く、洗面台に向かえば鏡の下の穴からミストが吹き顔の手入れがされ、穴から白い飴玉サイズの透明な玉が出てそれを口に入れて転がせば泡が出て口を隅々まで歯磨きの代わりに洗浄してくれ泡を吐き出し口を漱いだ。
「ほんと便利だよ、近未来だね。魔法もあるし」
奥のベッドルームに行くと動物達が一応1人分のスペースを空けて寝ているので、その隙間に体を入れて収納空間から本を取り出し読み掛けのページから読書を続ける、『太陽と歴史』というタイトルの本。
「難し…」
異世界の文字がどうして読めるのかはスキルに言語理解があるからだが、内容をしっかり理解出来ないのは小難しい内容で自分の知識不足なのだろう、すぐにうとうとと眠くなってくる。
「ふぁ、文明の発展は時々世界に生まれてくる天才、才人のお陰…人は人に依存し凡人は才ある者達に依存し、彼らは知識に依存して……」
本が手から滑り目が閉じてしまう、動物達が本を邪魔にならない場所へ置いて寝息に合わせて彼らも目を閉じた…。
「ポゥ!良かった!心配したんだ!元気になって良かった!」
「心配掛けたね、トギ…みんな…ケトも」
「助けてくれてありがとな、崇幸さん達が他のみんなの世話もしてくれるって言うから…」
夜、大河に連れられて戻ったポゥにトギと冒険者仲間の少年ケトも鼻を啜り泣いて喜び、集めた親がいなく冒険者になり雑に扱われている同じこのぼろ家出身の少年達もポゥの回復を喜んだ。
「大変だったね!みんなの部屋もあるからさ、中に入って」
「すごいよなーな、漁にも出られるんだ!船もくれて…」
「うん…」
「あ、ごめん…まだ怪我治ったばっかりだもんな」
トギや他の少年達がはしゃぐがポウの顔色は白く元気はない、ケト達も静かになり詠斗達に案内させ中に入った。
「すげー」
「うわー俺この部屋!」
「あ、ずるい!」
「どこも同じような感じだぞ」
部屋を見て回り子ども達は先に部屋を決め、少年たちが残った部屋をわいわいと何処にするかあーでもないと言い崇幸が苦笑いを浮かべる。
部屋の説明もしつつ今夜はもう遅いから出来た船は明日見せるという話しになり、完成した店の説明や子ども達を守ってやって欲しいという旨を伝え皆力強く頷く。
「冒険者は…生きる為にやっていたんだ…」
「安い金で朝から晩までこき使われて…」
「親が死んじまって船も無くなって…」
「あいつらの面倒だって見るさ!」
ケトを始め皆今迄碌な扱いをされなかった事を思い出し、漁師や店に意欲を燃やす。
「条件は皆上手くやる事、何かあったら話し合いで解決して欲しい」
「俺達はここにはあまり来られないから、みんなで協力して欲しいんだ」
「ゴーレム達や風早ちゃんもいるから何かあればすぐ相談してね」
崇幸、詠斗、舵が一通り説明を終えた少年達を食堂に集め、夜食のスープと小さめのパンとお茶を出し、それを食べながら少年達はしっかり頷いた。
第0110話 《バーススカ集合国》編 賑やかなこども達の夜
「わ、これ難しいね」
「こんなもんか?」
「イザラ上手だね」
テントの中、宴は終わり大人たちはまだ話しを続け子ども達は遊びというか寝るまでの暇つぶしの藁を編んでいた。
「背負子や獲物を運ぶのに使うしあると便利だ」
起きているのは晴海とイザラとエーヴォの息子だけ、夜も深い賑やかだが外は静かだ。
「うぇぇぇん」
「うわん」
「えーぅ」
赤ん坊の1人が泣きだせば次々夜泣きが始まり空も目をぱちくりと開け、宙に手を伸ばすので晴海が抱えて他の子ども達もイザラとエーヴォの息子があやしてやる。
「今度はあいつら連れて来るか」
「エクト達?」
「そーそーあいつら最近閉じこもって懐記達のとこ行ったりなんか作ってばっかだしな」
「そうだね、最近会ってないし」
イザラが赤ん坊を抱っこし背中をトントンと優しく叩いてやれば指を咥えてうとうととしている、今度は魔人の子達を連れて来ようとイザラと晴海は笑い、スマートフォンで写真を撮って懐記達にも見て欲しいなと思いながら晴海達も寝ようかと横になる。
第0110話 《アンツクイア》編 第肆拾壱幕 買い物
「日に日に行列が長くなって、売れるのも早い」
「まあね、マユラっち達のおかげで塔のアイテムも売れに売れたわ、高い物買える」
「高級な物なら城に近い店がそうだよ」
屋台は早々に完売御礼、フルーツ飴と切って色々な果物を刺した串が喜ばれ、スープやパンや肉串も早々に売れて1時間程で店じまい、その足で総合ギルドで買い取りを行えばベラボラはほくほくした顔で買い取りを行い全て合わせて2億ロデという値段が付いた。
「まさか10階層の物まで…大変ありがたい事です、またお待ちしております」
色々聞きたそうな顔を浮かべてはいるが堪えて満面の笑みで見送られる、下層の物でも量があれば大した金額になるなと佳月は感心して総合ギルドを後にした。
「靴…」
「防具とアクセサリーショップ」
「靴は質が高くて良いよ、特にこの店の靴は高いけどサイズは所有者の魔力を流すと足に自動でその型になるんだ。特殊な鉱石屑を生地に練りこんでいるし、丈夫で清潔さは魔石屑で保たれる。裕福な子どもは大人になってもここの靴を履き続けるから」
「それはすごいですね」
「みんなの分も買ってこ」
城に近い場所は身形の良い裕福な者達が多い、至る所に兵士がいて危険性も低い、この周辺の治安の維持をしているのが周辺の店から徴収している税でありその分高いが質も良く信頼と信用もある、所謂ブランド店が並んでいるらしい、そんな中一際賑わっているのが大きな木と岩造りの店、靴屋だと佳月は良い早速中に入った。
「ようこそ」
「色々見せて欲しい」
「承知しました、では私が対応致します」
「この店で1番高い靴みたいんだけど」
「ではこちらへ」
店に入れば品の良い壮年の男に出迎えられ、懐記がどうせならと高価な靴がみたいと言えば快く奥の部屋に案内される、不思議と靴屋の独特な匂いもなく棚に並べられた靴は型も様々で色も豊富、女性と男性の靴の区別もすぐに分かる、店員と会話し靴を選ぶ客、じっくり時間を掛けて静かに靴を選ぶ客と様々だった。
「こちらが高価な靴を扱っている部屋です、試しに履きたい場合は声を掛けて下さい」
「ありがと」
「この色良いですね、イシュターさんやジラさんに」
「俺もこれを買おうかな」
奥の部屋の鍵付きのドアを開け、店員は入り口付近に立ち早速棚に並ぶ靴を外神達は眺めた。
値札は無い試しに聞けば200万ロデ、高額だが一生ものだと言うのであれば高くはない買い物なのだろう。
「後で皆を連れてこよう」
「そうね、俺はこの青いの履いてみたいわ」
「ではこちらの椅子に座って下さい、お客様の靴も珍しい物ですね。見せて頂けますか」
「どうぞ」
椅子に座るよう促され懐記が愛用している日本のハイブランドのスニーカーに興味を持った店員が、出した靴と引き換えに懐記の靴をまじまじと眺めた…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×Play With Fate ~砂上の世界にて~
Place:4 夜
「気持ちよかった」
風呂から上がり身体は出た所で風が天井から吹きすぐに乾く、洗面台に向かえば鏡の下の穴からミストが吹き顔の手入れがされ、穴から白い飴玉サイズの透明な玉が出てそれを口に入れて転がせば泡が出て口を隅々まで歯磨きの代わりに洗浄してくれ泡を吐き出し口を漱いだ。
「ほんと便利だよ、近未来だね。魔法もあるし」
奥のベッドルームに行くと動物達が一応1人分のスペースを空けて寝ているので、その隙間に体を入れて収納空間から本を取り出し読み掛けのページから読書を続ける、『太陽と歴史』というタイトルの本。
「難し…」
異世界の文字がどうして読めるのかはスキルに言語理解があるからだが、内容をしっかり理解出来ないのは小難しい内容で自分の知識不足なのだろう、すぐにうとうとと眠くなってくる。
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