あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解

第013話 綺麗な花×第0137話 《バーススカ集合国》編 元夫婦?*まじない偏依存case11/《アーケディア》 偏 dress:8 倉庫

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第013話 旅する商人
「次の街は…」
『崇幸様、村がありますね。小さいですが中継器を置くのに程よい場所ですね』
「そうか、よし、そこに行こう。カイム君とヤハネ君よろしく」
「おー」
「うん!行こうぜ」
朝、《白鷺》で朝食のトーストとオムレツにスープとサラダを食べていると詠斗と燈火は祭りの件で今日は来られないというので代わりにカイムとヤハネが来てくれ風早が勧めてくれた村に千眼も連れ行く事にした。

村は閑散としていて静かだった、オンボロな家屋に粗末な服と年老いた人々、農業を主にしているようで少ない露店には野菜が並んでいた。
「静かじゃん」
「人はいるけど…なんか花が至る所に咲いてる…ってこの花…」
「毒…」
村の至る所には赤い花弁が8枚の花が咲きヤハネが鑑定してみれば千眼も人型に戻り、毒の花を見ている。
「その花触ったらいかんよ」
「こんにちは、沢山咲いてますね」
「……呪いさ、ま、あんたら旅人だろう?貧しい村でなんも無いが茶位だすぞ。儂はこの村の長をやっとる」
腰の曲がった老人が杖を付き崇幸達の後ろで花に触らないように伝える、呪いだと言う花は至る所に咲きカイムはつまらなさそうな顔で眺めている、老人に言われ家に呼ばれる事にした。

第0137話 《バーススカ集合国》編 元夫婦?
「何故貴方が此処に?」
「どなたです?こちらの方は…綺麗な方…」
「ばっ!畏れ多いぞ」
「さ、サニドツノス様!我々は別室にいます」
「お目に掛かれ光栄でございます」
千歳がサニドツノスと他の国の長達を連れてガイッセの居室を訪れれば、目の前に絶対にいないはずの存在がいて目を見開き、連れて来た長達は1名を除きすぐその存在に気づき深く頭を下げて別室へと移動した。
「久しぶりだな、変わらないようだが痩せたか?」
「そちらもお変わりないようで、激務ですから。千早、長達に茶を」
『おっけよん、こっちにも持ってくるー』
ゆっくりとヴァルキアがサニドツノスの方を向き表情を変えずに挨拶を交わす、大河が挨拶を交わしさっそく治療を行う事にした。
「待て、へい…ヴァルキア殿が血を流すという事か?」
「ええ、それが効率よく簡単な治療法です」
「構わん、ガイッセをここまで追い詰めた者に興味がある、これが起きれば解ること」
「だそうだ、早く始めろ。それと千歳さんこれを」
「何かな?可愛い…チワワ?かな」
「千歳、数外個体魔王です」
「ええ、こんなに震えているのに?寒いのかな?」
「状態異常無効がありますから」
サニドツノスがヴァルキアが血を流す事に難色を示す、ヴァルキア構わないと言い蒐集家も大河もさっさと始めろと言い懐に潜り込んでいた数外個体魔王を千歳に渡せば千歳は可愛いと頭を撫でる、ラジカが数外個体魔王だと教え驚くと数外個体魔王は千歳の懐に潜りこんで中で震えている。
「よろしくね、では始めようか」
千歳が笑い蒐集家がヴァルキアにナイフを渡す、サニドツノスは秀麗な顔を歪めて成り行きを見守った…。

まじない偏依存case11
「見た目的に馬車かなー馬はどうしようか?」
「買う?ゴーレムにしようか?」
「あ、千歳ちゃんに造って貰おう。ライン送っておくね」
「はいはーい、派手なのがいい!目立つの一択!」
「馬なら売っている所がありますよ…高いですけど」
孤児院の外で子ども達に囲まれながら舵が粘土や鉱石をルンカ、カンビ、晴海にこねて貰いなんとなくこういうのが良いとイメージを出す、馬は高いから2頭にし残りは千歳に馬(舵がみたいだけ)を造って貰えるようにラインで頼み、後でカンビと晴海で馬を買いに行こうと話を纏める。
「派手なら、日本で走ってた宣伝トラックみたいなやつにしようか。あ、音楽はメディエスカちゃんにお願いしようか」
『いいわね、歌が流れて止ると馬車が開いて買い取りカウンターが出るの!面白いわよ、メディエスカちゃんにお願いしてくるわ』
識が舵の提案に乗り気で《アウトランダーズ商会》に吸収された《ゼロ商会》の吟遊詩人メディエスカ曲の提供を依頼する。
「じゃ、長方形の箱で中にカウンターを造って箱の半分が蓋みたいになっていて開くような感じかな」
「いいじゃん、それならすぐ出来る」
「じゃ、カンビ一緒に馬買いにいこう」
「は、はい。コーカス支配人の所にいきます、顔が広い方なので」
「分かった」
ルンカが頷いて手早く作業を行い後を任せて、晴海とカンビはコーカスの元へ向かった。

《アーケディア》 偏 dress:8 倉庫 
「ユラちゃーん、お友達?これもってって」
「ユラちゃん、今日も可愛いね!これみんなで食べて」
「ユラさん!祭りの焼き菓子試食頼む」
「はぁ、人気者だなー」
『ああ、すごいな。熱気もある』
ユラが街を歩けば至る所から獣人たちが声を掛けてくれる上に、いろいろな物を渡してくれる。
チェカやウズラが関心し、結羅は手を振りニコニコ微笑みながら渡された物を受け取り礼を言う。
「みんな優しい方々で私この世界がとても好きですの、いきなり来た時は驚きましたし大変でしたけどこうして受け入れて貰えて楽しい生活を送っていますわ」
「賑やかだなー」
「のんびりしてんな」
「平和な世界だ」
「あ、酒場発見。俺飲んでく」
「では私も」
「異界の酒興味深い」
「じゃ、俺も」
ナチェとギーギスは周囲を興味深く観察し、佳月は日中でも経営している酒場を見つけ行ってくると言えばシュリとマユラにフォンもクマの商人や結羅に買い取って貰って得た金を持ち分かれる。
「お金が足りなければ私の名を出してくださいな、ツケが効きますから。私たちは倉庫に向かいましょう」
残った面子で結羅を先頭に入り組んだ裏道を行き抜けた先には、長方形の建物が2つ重なった倉庫のような建物の前に出る。
「私が以前の持ち主から貰い受けた工房です、私はあまり使わないんですが…チェカさんやウズラさんが魔法具やアイテムが好きだというのでお連れしましたわ」
「へえ、工房?見てもいい?」
「ええ、今開けますわ」
結羅が首に下げていた鍵を出し大きく取られた扉の鍵穴に鍵を差し込み開けば自動で灯りが点き、ナチェとウズラが目を輝かせた。
「ここに住んでいたのは研究者といえばいいのでしょうか…色々な分野を学ぶのが好きな方でしたわ、いろいろな物を造って売って生計を立ててましたの」
「設計図がたくさん貼られてる!なんだろ?空を飛んだり…」
『これは水中か観察出来る器か…こっちは温かい物をそのまま運べる箱か』
『おもしろい!』
「気入っていただけて良かったですわ、鍵を渡すので滞在中は自由に過ごして下さいな」
声を揃えて言うチェカとウズラにクスクスと笑いカギを渡す、暫くここにいるというので彼らを置いて結羅はステージへと向かった…。


あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×Cry&Trigger~弱虫な僕と強い君~
Cry×Trigger4
客はそこそこ来る、この街で手に入らない物が手に入りやすいし中古品も安いと客が喜ぶから働き甲斐はある、バイトを雇えたらいいのだが美貌の相棒の金遣いの荒さに余計な出費は避けたい為、店の営業時間は短い。
「中古のナイフを探していたんだ、良い物があって良かった」
「それ最近仕入れた物だからね、10万ロベです」
「うむ、値段もよい。この後仲間と地下で狩りだからな、それとこっちの盾もレンタルで」
「1日1,000ロべです、毎度」
常連の1人が仕入れたナイフといつも借りている盾をレンタルし、代金を支払う。
この店を始めた頃は受け入れられなかった仕組み、貸出しも今では割と受け入れられている。
破損させたら購入金額の半額を弁償、武器を気に入ったら購入も可能、気になった武器を試す機会だと喜ばれている。
勿論武器の破損や怪我で文句を言ってくる客もいるが、利用規約も契約も事前にしっかり行っている為それで黙らせている。
契約大事と全は常に自分に言い聞かせている、金を稼ぐのも大事だが損はしたくないし客の希望も聞きたいといった感じで副業をしている。
「あーもいこんな時間、店を閉めて帰ろう。今夜も狩りだ…」
全は壁の時計を眺め重い腰を上げる、この世界の時間は4分割、朝、昼、夜、深夜とざっくりした時間で分けられ時刻は丁度夜と深夜の間で狩りをする対象が活発になる時間へと突入した…。
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