871 / 1,104
第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解
第8幕 イリス偏第8話 グローリーの夢 × Stage.8-7 明け方*まじない偏依存case29/《アーケディア》 偏 dress:26
しおりを挟む
第8幕 イリス偏第8話 グローリーの夢
「……大きな扉…」
グローリーはこれは夢だと知っている、早く戻らないと心配しているだろうし皆の顔が見たい。
あの柱に括られた人物は…強すぎる、勝てない。
「神さまって強いんだ…」
扉の前でグローリーは無邪気な子供のように言う、白い空間と目の前の扉、この扉を開けなければ進まない。
「みんな待ってる…」
「だが、その扉は違う」
グローリーの背後で声がする、振り返れば穏やかに笑う何処か兄メシュレラに似た容貌の男が立っていた。
「その扉は魔神皇の扉、入ればお前はお前で無くなってしまうよ、こっちにおいで」
「あ…どこにいるの?会いたかった…」
「…ああ、そうか、そう思ってくれるか…すまない」
男はグローリーに向かって両手を広げる、グローリーはその懐に飛び込みしがみ付いた。
「俺…キリングに…大切な人からグローリーって名前を貰った…」
「ああ、いい名前だ。良い名を貰ったな」
「うん…会いたい、会いたい…キリング…お母さんにもおじいちゃんにもお兄ちゃん達にも…他の子ども達にも…会いたい…でもお父さんには会えた…」
「そうだな、私も会いたい」
「うん…」
「でも、ここにずっとはいられない。さ、私が手を引いていこう。戻ろう、みんなの元へ」
「また、会える?お父さん?」
「私は動けないがずっとお前たちを見守っている…それしか出来ない…すまない…」
「……」
グローリーを抱きしめる男は寂しそうに笑い、グローリーの手を引き扉から遠ざけて反対側を進む、手を引かれグローリーはずっと男の背を視ていた…。
「イザラ様!イデア様!」
「オベリスカ…」
「あーあ、ダメじゃん。今回は魔人つかえねー」
《ツヴァルキア城》庭園で救助された城の者達と共に座り込んでいたイザラとイデアの元へ焦っているオベリスカと呆れているチカが訪れ周囲を見渡す、意識を落としたグローリーやイリスの悪意に染まった冷気の毒に冒され続けたグレスナーとリュバシーはすぐ側で並んで蒐集家から治療を受けていた。
「きもちわりぃ、酒でも飲んでおくか」
「余計具合が悪くなる…」
毒に充てられたカイムは毒づく余裕もあり、少しの間だけ城にいたヤハネさえも頭痛と眩暈で呻く。
「毒に充てられた皆さんの治療にあたって、1人ずつ血液から血清を作ります。魔人の身体は特殊ですから死にはしませんし苦しいだけですから安心してください。では優先すべきは…」
「私はいい、先に魔神皇と子供達を…」
「お前が一番酷い状態なんだぜ、後回しにしたら不味いだろ」
「カイム、最上位。あなたから先に治療を」
「このくらい平気、そっち先で…」
「あんたの方がヤバいのは分かる、俺も後でいい」
蒐集家が血と地下で調べた冷気、毒に冒された魔人達の身体には適した血清が必要だと伝え、最も重症なグレスナーはイザラ達を優先させようとするがカイムが呆れ、ヤハネもイザラもイデアもグレスナーを先にと伝え蒐集家は嗤って血清の精製に取り掛かった…。
Stage.8-7 明け方
「風早、現在の《カテラント帝国》の状況を」
『……グローリー様が暴走し昏睡状態、その場にいた魔人の皆様はイリスの生み出した魔人にのみ有効とする毒により治療中です』
「魔人は使えない、移送船に乗せる戦力として魔人を除く魔王クラスは…」
『いますが、今回は少数精鋭が最適だと思います』
《療養街》《オフィスビル》のタナトスの執務室、《ウワムス国》で救援の采配を行うメンルェトと現在《カテラント帝国》の現状を報告する風早3名で連絡を取りながら現状を確認していた。
「ならば、チカとヴリトゥユ、メンルェトと蒐集家を…」
『蒐集家は治療の為、おそらく移送船には乗れません』
『イリスはそれも含めて魔人を…」
「その可能性はあります、千眼魔王を使い…エージェを乗せます。他の魔王、千華の魔王は現在《牢獄》の監視と万が一にもイリスが《療養街》まで来てしまった場合に備え特殊な封印室を造らせていますから、千華の魔王は乗せませんし」
タナトスが自分とメンルェトは乗らず、移送船に乗る面子を選んでいくがエージェを乗せる事に風早が難色を示した。
『エージェ様は勇者といえど…若過ぎます。経験が浅いですが』
「構いません、移送の途中でどのみちイリスを消すつもりです。エージェには良い機会です悪意を学んで貰いましょう。移送船に自爆魔法と消滅魔法を仕込んで下さい、貴方なら容易いでしょう」
『……』
『風早、イリスは《アタラクシア》で制御出来ません、貴方も見たでしょう。手札は多い方が良いのです』
『分かりました』
タナトスの判断に難色を示すがメンルェトも同意見だとし、タナトスの元へゴーレム姿の風早が現れタナトスの収納空間から札を2枚出しそれを受け取る…気が付けば夜が明けていた…。
まじない偏依存case29
「そうなんだ…商人が…でもありがとうメディエスカちゃん!」
「申し訳ない、取り逃がしてしまった…というわけでその悔しさを歌にした!聞いて欲しい」
早朝、舵と晴海が孤児院へ戻りコーカスやカンビも訪れ昨夜の出来事をメディエスカから聞き、商人を取り逃がしたと告げ歌い始めた。
子ども達も晴海達もその歌に聞き入りつつ、コーカスとカンビが商人が置いていった本を読む。
「なるほど、もう《選択の意思》は作らないつもりですね」
「造り方が……」
本には詳細な《選択の意思》の工程が記され、絵や図が詳細に記され材料はやはりあの毛玉達だった。
あの毛玉達は名前は不明だが異界生物であり、骨とされていたのは核でありその核を使って《選択の意思》は作られていた。
「核に魔力を注ぐとその魔力から所有者の願望を汲み取り、願望を叶える方へと導く物…」
「《選択の意思》…都合の良い名前」
コーカスが笑い、カンビは顔を顰めた。
「だったら結局は良い選択をしてくれるわけじゃなくて、持ち主の願いを表面化して結果が良くても悪くても願望を叶えてくれていたって事…」
「そうですね、本人にだけ最良の選択をしてくれるという物ですね」
舵が呆然としているがコーカスは笑い、都合の良い魔法具程危険だという事だ。
「怖いね…」
「うん、亡くなってしまった人もいるし。まだ回収は終わってないから…」
「舵さん、晴海さん。《選択の意思》を無効化できる魔法具が出来るかもしれませんよ」
『え?』
クスリとコーカスが笑い、舵と晴海は首を傾げた…。
《アーケディア》 偏 dress:26 ウズラとチェカ
ウズラとチェカの部屋、朝起き出し身支度を整えながらチェカは思い切ってウズラに考えていた事を伝えてみる事にした。
「ウズラ…俺、この世界に残ろうと思う」
『……』
「あの結羅が譲ってくれた倉庫…あの場所で魔法具作っていきたい」
『あの倉庫を貰って異世界を旅しながらじゃダメなのか?』
「うん…結羅が気になるし…」
『そうか、俺も結羅の事が気になるな…私達とは来ないと言っていた。これで次いつ会えるのか分からないと思うと…』
「なんだよ、親友。好きになる奴も同じか」
『恋と言われたら疑問だが、結羅とこの世界でお前と魔法具を作れるなら…ここが俺達の第2の世界として生きて行くのも良い』
「うん、だな。結羅と外神や懐記に言いに行こう」
『待て待て、祭りが終わった後にするぞ。皆に気兼ねなく集中して欲しい、私達が残ると今言えば祭りの準備が滞るかもしれない』
「あ、そっか。さすが親友」
『お前はもう少し考えるとよい、さ、行くぞ。今日も忙しい』
「そうだな!いこ」
胸に燻っていた思いを吐き出せてすっきりさせたチェカ、ウズラも同じ気持ちだったのがすごく嬉しかった…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×Angel Syndrome~パンドラプロジェクト~
Syndrome×13 この世界の行き止まり
片付けから解放され、街を歩く。
陰鬱とした昼なのに夜の空、街はまもなく訪れる本当の夜に向けて店等の準備が行われていた。
偲狗は歩く、複雑な路地を抜け無理やり建物を繋ぎ合わせたような建物を横目に着いたのは透明な高く終わりは見えない。
「…正しく世界の行き止まり…」
偲狗のお気に入りの場所、世界は透明な高く聳える巨大な壁までしかない。
「神が死んだ世界は狭い、7日間を繰り返す、時々こうしてそれを実感いないと自分が立っている場所が分からなくなる」
偲狗は壁を暫くみつめる、壁の向こうは白いだけの空間が広がっていた…。
「……大きな扉…」
グローリーはこれは夢だと知っている、早く戻らないと心配しているだろうし皆の顔が見たい。
あの柱に括られた人物は…強すぎる、勝てない。
「神さまって強いんだ…」
扉の前でグローリーは無邪気な子供のように言う、白い空間と目の前の扉、この扉を開けなければ進まない。
「みんな待ってる…」
「だが、その扉は違う」
グローリーの背後で声がする、振り返れば穏やかに笑う何処か兄メシュレラに似た容貌の男が立っていた。
「その扉は魔神皇の扉、入ればお前はお前で無くなってしまうよ、こっちにおいで」
「あ…どこにいるの?会いたかった…」
「…ああ、そうか、そう思ってくれるか…すまない」
男はグローリーに向かって両手を広げる、グローリーはその懐に飛び込みしがみ付いた。
「俺…キリングに…大切な人からグローリーって名前を貰った…」
「ああ、いい名前だ。良い名を貰ったな」
「うん…会いたい、会いたい…キリング…お母さんにもおじいちゃんにもお兄ちゃん達にも…他の子ども達にも…会いたい…でもお父さんには会えた…」
「そうだな、私も会いたい」
「うん…」
「でも、ここにずっとはいられない。さ、私が手を引いていこう。戻ろう、みんなの元へ」
「また、会える?お父さん?」
「私は動けないがずっとお前たちを見守っている…それしか出来ない…すまない…」
「……」
グローリーを抱きしめる男は寂しそうに笑い、グローリーの手を引き扉から遠ざけて反対側を進む、手を引かれグローリーはずっと男の背を視ていた…。
「イザラ様!イデア様!」
「オベリスカ…」
「あーあ、ダメじゃん。今回は魔人つかえねー」
《ツヴァルキア城》庭園で救助された城の者達と共に座り込んでいたイザラとイデアの元へ焦っているオベリスカと呆れているチカが訪れ周囲を見渡す、意識を落としたグローリーやイリスの悪意に染まった冷気の毒に冒され続けたグレスナーとリュバシーはすぐ側で並んで蒐集家から治療を受けていた。
「きもちわりぃ、酒でも飲んでおくか」
「余計具合が悪くなる…」
毒に充てられたカイムは毒づく余裕もあり、少しの間だけ城にいたヤハネさえも頭痛と眩暈で呻く。
「毒に充てられた皆さんの治療にあたって、1人ずつ血液から血清を作ります。魔人の身体は特殊ですから死にはしませんし苦しいだけですから安心してください。では優先すべきは…」
「私はいい、先に魔神皇と子供達を…」
「お前が一番酷い状態なんだぜ、後回しにしたら不味いだろ」
「カイム、最上位。あなたから先に治療を」
「このくらい平気、そっち先で…」
「あんたの方がヤバいのは分かる、俺も後でいい」
蒐集家が血と地下で調べた冷気、毒に冒された魔人達の身体には適した血清が必要だと伝え、最も重症なグレスナーはイザラ達を優先させようとするがカイムが呆れ、ヤハネもイザラもイデアもグレスナーを先にと伝え蒐集家は嗤って血清の精製に取り掛かった…。
Stage.8-7 明け方
「風早、現在の《カテラント帝国》の状況を」
『……グローリー様が暴走し昏睡状態、その場にいた魔人の皆様はイリスの生み出した魔人にのみ有効とする毒により治療中です』
「魔人は使えない、移送船に乗せる戦力として魔人を除く魔王クラスは…」
『いますが、今回は少数精鋭が最適だと思います』
《療養街》《オフィスビル》のタナトスの執務室、《ウワムス国》で救援の采配を行うメンルェトと現在《カテラント帝国》の現状を報告する風早3名で連絡を取りながら現状を確認していた。
「ならば、チカとヴリトゥユ、メンルェトと蒐集家を…」
『蒐集家は治療の為、おそらく移送船には乗れません』
『イリスはそれも含めて魔人を…」
「その可能性はあります、千眼魔王を使い…エージェを乗せます。他の魔王、千華の魔王は現在《牢獄》の監視と万が一にもイリスが《療養街》まで来てしまった場合に備え特殊な封印室を造らせていますから、千華の魔王は乗せませんし」
タナトスが自分とメンルェトは乗らず、移送船に乗る面子を選んでいくがエージェを乗せる事に風早が難色を示した。
『エージェ様は勇者といえど…若過ぎます。経験が浅いですが』
「構いません、移送の途中でどのみちイリスを消すつもりです。エージェには良い機会です悪意を学んで貰いましょう。移送船に自爆魔法と消滅魔法を仕込んで下さい、貴方なら容易いでしょう」
『……』
『風早、イリスは《アタラクシア》で制御出来ません、貴方も見たでしょう。手札は多い方が良いのです』
『分かりました』
タナトスの判断に難色を示すがメンルェトも同意見だとし、タナトスの元へゴーレム姿の風早が現れタナトスの収納空間から札を2枚出しそれを受け取る…気が付けば夜が明けていた…。
まじない偏依存case29
「そうなんだ…商人が…でもありがとうメディエスカちゃん!」
「申し訳ない、取り逃がしてしまった…というわけでその悔しさを歌にした!聞いて欲しい」
早朝、舵と晴海が孤児院へ戻りコーカスやカンビも訪れ昨夜の出来事をメディエスカから聞き、商人を取り逃がしたと告げ歌い始めた。
子ども達も晴海達もその歌に聞き入りつつ、コーカスとカンビが商人が置いていった本を読む。
「なるほど、もう《選択の意思》は作らないつもりですね」
「造り方が……」
本には詳細な《選択の意思》の工程が記され、絵や図が詳細に記され材料はやはりあの毛玉達だった。
あの毛玉達は名前は不明だが異界生物であり、骨とされていたのは核でありその核を使って《選択の意思》は作られていた。
「核に魔力を注ぐとその魔力から所有者の願望を汲み取り、願望を叶える方へと導く物…」
「《選択の意思》…都合の良い名前」
コーカスが笑い、カンビは顔を顰めた。
「だったら結局は良い選択をしてくれるわけじゃなくて、持ち主の願いを表面化して結果が良くても悪くても願望を叶えてくれていたって事…」
「そうですね、本人にだけ最良の選択をしてくれるという物ですね」
舵が呆然としているがコーカスは笑い、都合の良い魔法具程危険だという事だ。
「怖いね…」
「うん、亡くなってしまった人もいるし。まだ回収は終わってないから…」
「舵さん、晴海さん。《選択の意思》を無効化できる魔法具が出来るかもしれませんよ」
『え?』
クスリとコーカスが笑い、舵と晴海は首を傾げた…。
《アーケディア》 偏 dress:26 ウズラとチェカ
ウズラとチェカの部屋、朝起き出し身支度を整えながらチェカは思い切ってウズラに考えていた事を伝えてみる事にした。
「ウズラ…俺、この世界に残ろうと思う」
『……』
「あの結羅が譲ってくれた倉庫…あの場所で魔法具作っていきたい」
『あの倉庫を貰って異世界を旅しながらじゃダメなのか?』
「うん…結羅が気になるし…」
『そうか、俺も結羅の事が気になるな…私達とは来ないと言っていた。これで次いつ会えるのか分からないと思うと…』
「なんだよ、親友。好きになる奴も同じか」
『恋と言われたら疑問だが、結羅とこの世界でお前と魔法具を作れるなら…ここが俺達の第2の世界として生きて行くのも良い』
「うん、だな。結羅と外神や懐記に言いに行こう」
『待て待て、祭りが終わった後にするぞ。皆に気兼ねなく集中して欲しい、私達が残ると今言えば祭りの準備が滞るかもしれない』
「あ、そっか。さすが親友」
『お前はもう少し考えるとよい、さ、行くぞ。今日も忙しい』
「そうだな!いこ」
胸に燻っていた思いを吐き出せてすっきりさせたチェカ、ウズラも同じ気持ちだったのがすごく嬉しかった…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×Angel Syndrome~パンドラプロジェクト~
Syndrome×13 この世界の行き止まり
片付けから解放され、街を歩く。
陰鬱とした昼なのに夜の空、街はまもなく訪れる本当の夜に向けて店等の準備が行われていた。
偲狗は歩く、複雑な路地を抜け無理やり建物を繋ぎ合わせたような建物を横目に着いたのは透明な高く終わりは見えない。
「…正しく世界の行き止まり…」
偲狗のお気に入りの場所、世界は透明な高く聳える巨大な壁までしかない。
「神が死んだ世界は狭い、7日間を繰り返す、時々こうしてそれを実感いないと自分が立っている場所が分からなくなる」
偲狗は壁を暫くみつめる、壁の向こうは白いだけの空間が広がっていた…。
10
あなたにおすすめの小説
私を裏切った夫が、後悔しているようですが知りません
藤原遊
恋愛
政略結婚として、公爵家に嫁いだ私は
愛のない夫婦関係を「仕事」だと思い、正妻の役目を果たしてきた。
夫が愛人を持つことも、
その子を屋敷に迎え入れることも、黙って受け入れてきた。
けれど――
跡取りを、正妻の子ではなく愛人の子にする。
その言葉を、人前で軽く口にした瞬間。
私は悟ったのだ。
この家では、息子を守れないと。
元々、実家との間には
「嫡子以外の子は実家の跡取りにする」という取り決めがあった。
ならば話は簡単だ。
役目を終えた私は、離縁を選ぶ。
息子と共に、この家を去るだけ。
後悔しているようですが――
もう、私の知るところではありません。
召喚とか聖女とか、どうでもいいけど人の都合考えたことある?
浅海 景
恋愛
水谷 瑛莉桂(みずたに えりか)の目標は堅実な人生を送ること。その一歩となる社会人生活を踏み出した途端に異世界に召喚されてしまう。召喚成功に湧く周囲をよそに瑛莉桂は思った。
「聖女とか絶対ブラックだろう!断固拒否させてもらうから!」
ナルシストな王太子や欲深い神官長、腹黒騎士などを相手に主人公が幸せを勝ち取るため奮闘する物語です。
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ
凜
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます!
貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。
前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
婚約者チェンジ? 義理の妹は公爵令嬢の地位もチェンジされました』 ~三日で破談、家ごと褫奪の末路です~
ふわふわ
恋愛
「お姉様の婚約者、私がいただきますわ。だって“公爵令嬢”ですもの」
義理の妹コンキュはそう言って、王太子との婚約を奪いました。
父はそれを容認し、私は静かに受け入れます。
けれど――
公爵令嬢とは“地位”ではなく、“責任”の継承者。
王宮で礼儀も実務も拒み、「未来の王太子妃」を名乗った義妹は、わずか三日で婚約破棄。
さらに王家への不敬と統治能力の欠如が問題視され、父の監督責任が問われます。
そして下されたのは――家ごとの褫奪。
一方で私は、領地を守り、帳簿を整え、静かに家を支え続ける。
欲しがったのは肩書。
継いだのは責任。
正統は叫びません。
ただ、残るだけ。
これは、婚約を奪われた公爵令嬢が
“本当に継がれるべきもの”を証明する物語。
私と子供より、夫は幼馴染とその子供のほうが大切でした。
小野 まい
恋愛
結婚記念日のディナーに夫のオスカーは現れない。
「マリアが熱を出したらしい」
駆けつけた先で、オスカーがマリアと息子カイルと楽しげに食事をする姿を妻のエリザが目撃する。
「また裏切られた……」
いつも幼馴染を優先するオスカーに、エリザの不満は限界に達していた。
「あなたは家族よりも幼馴染のほうが大事なのね」
離婚する気持ちが固まっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる