あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

文字の大きさ
885 / 1,104
第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解

第8幕 イリス偏第22話 動く×第0149話 《バーススカ集合国》編 小休憩からの≠《商業エリア》編02祭 チャリティオークションの募集/

しおりを挟む
 第8幕 イリス偏第22話 動く
『……そろそろ遊ぼう…行くよ…』

『イリスが動き出しました、目的地到達まで後30分です』
「トランサー防壁を強化せよ、少しでも時間を稼ぐ」
「私は外に出る、千眼魔王分かっているな。トランサー合図を、ヴァルキア殿この布を目に巻いておけ」
トランサーからの連絡にすぐさま封印室の壁に魔力が送り込まれ、赤く変色した上で水が下から満たされていく、ヴァルキアは立ち上がりすぐさま封印室に向かい、ヴリトゥユは千眼に短く合図を送りヴァルキアに自自身の服と同じ素材の布を3枚渡しイカロスとミノスにも巻かせて空いた扉から空へ飛び出す。
「千眼さん、俺達は…」
「ごめん…ゆき…」
千眼が崇幸の目の前に手を翳し無数の蝶たちが崇幸をこの場から転移させ、指先に魔力を込めた。

「合図が来ましたね、では後はお願いします」
「おい」
「千眼さん!」
「崇幸さん!?」
「貴方達は留守番です」
《カテラント帝国》テント内、ぴくりと蒐集家が反応し黒い蝶が崇幸を運び蒐集家が嗤って告げ黒い蝶達が蒐集家を何処かへと転移させてしまう。
「千眼さん、ヴァルキアさん達最初からこのつもりで……転移が出来ない」
「風早、トランサー!映像を出せ」
『…無理です、トランサーと連絡が取れません…その上で転移魔法を使用不可の結界が展開されています、このような真似が出来るのは神々…』
「神々!何をしたんだ?」
崇幸がすぐさま転移魔法で戻ろうとするが転移は出来ない何も起こらない、困惑僅かに感情を乗せる風早の説明で大河が空に向かって声を上げた。
『……こうする他ありません、ごめんなさい』
神々の声、そこで大河は気づく…遅すぎた。
「イリスを殺す気か?その為にここまで…ヴリトゥユは端からこのつもりだったのか…」
『大河様、スマートフォンでの連絡も遮断されています、蒐集家が転移したと同時です。我々も現在情報共有が出来ません』
「そうか…」
「やられたな…待つしかないか……」
大河と崇幸が力なく項垂れ、待つ事にした…大河は怒りを孕み崇幸は…少し寂しさを感じた。

第0149話 《バーススカ集合国》編 小休憩からの
「ん?スマートフォンが反応しない、風早?千早?何かあった?」
『…現在大規模な空間干渉があり転移魔法と連絡手段が使用不可です、他の場所の私達との共有ができません。申し訳ありません』
『千歳お父さん、ちょっと待っててすぐに戻るからー』
「……それはないんじゃないかな?神々が…」
「そういう事だろう」
「千歳…この件は…」
スマートフォンで大河と崇幸から現状の確認を行おうとすれば、メールや通話とラインが出来ない。
風早と千早に確認すれば通常は有り得ない筈の返答に、千歳はしばし考え神々が関与しているのかとサニドツノスも頷きラジカもこの件はと口淀む。
「……そうか…そういう事…気づくのが遅かったね」
千歳はこの件の真実に気づく、今頃は蒐集家やタナトス達が動いているのだろう、この世界への認識の甘さを変えなければ。
「タナトスさん、チカ君、メンルェトさんと崇幸さんと一緒にいた千眼さん、トランサーとイカロスとミノス……無事に戻って来ると僕は信じる事にする。彼らに何かあれば…」
千歳の瞳が淡い桜色に染まる、千歳は切り替え仕事を続けた。
サニドツノスはごくりと僅かに唾を呑み込み、ラジカは無事に戻ってくれば良しと仕事を続けた…。

《商業エリア》編02祭 チャリティオークションの募集
「皆さんの持っている物で不必要な物をオークションに掛けていきます、その利益も慈善事業に充てます」
「えと、不必要な物とは値が付くんでしょうか?」
「はい、持っている人には要らない物でも競り落としたした物人にとっては必要な物って意外と多いんです。今回は1回目という事で皆さんにどういった物か知って貰おうかなと思っています。勿論寄付は受け付けますよ。今他の世界からも品の提供と参加もありますから、とても盛り上がると思います」
率の説明に質問する商会の支配人、周囲はざわざわと騒めき立つ。
「売り上げは寄付になりますが、良ければ参加してくれると嬉しいです、詳しい事はメールに……後で送りますね」
同時にタブレットからメールを送信しようとしたが出来ない、その為後でと伝える。
「それとチャリティオークションなので最低価格は1ログから最高額は100万ログ、複数の最高入札があった場合は複数用意出来る物は複数、1点物の場合はコイントスで購入者を決めます。あくまで不必要な物や使っていない物なのでそこはご了承下さい」
それからも次々質問が飛び交い、率は何かあったのかなと思いつつ自分のすべき事をした…。

《アーケディア》 偏 dress:41 チャリティオークションの募集  
「チャリティーオークションの出品物募集ね」
「皆さん興味あると思いますわ、でも大人数で参加というのも管理が大変なので今回は100名程出品してくれる皆さんを先着で受け入れてオークションへ参加して貰おうと思います。品の到着も遅れますから」
ホテル内に貼ったチラシ、最初に名乗りを上げたのは女王陛下で彼女は長く使われていない王家の家具を出すと言うので、周囲も興味津々で出品を希望しているのですぐに100名の枠が埋まった。
「なあ、さっき崇幸にラインしたんだけど既読つかないし、電話もメールも送れないんだ」
「世界違うし、そういう時もあるだろ」
「んーまあ、そうか。新しく出来る《カルテットタワー》こっちにも欲しいって俺も弄ってみたいから外観だけ出来たやつ欲しいって…後で良いか」
「確かに繋がりませんね」
チェカがスマートフォンを眺めぼやけば、フォンが後で良いだろうと言い外神も確認すれば確かに繋がらない。
「おーい、外神君達酒の大口注文来たから対応してくれない」
「チェカさん、ウズラさん、この後良ければ一緒にお祭りの目玉の1つでバスを走らせようと思うんです。ご一緒にいかが?」
「え、もちろん行く」
『行かせて貰おう』
街中を外神から貰った2階建てのバスを走らせる、祭りの開催中は移動手段の1つとしてゴーレムが運転してくれる、チェカとウズラは頷き外神とフォンは佳月に呼ばれた。
「……《アタラクシア》で何かが起きてる」
「ん、大丈夫っしょ」
イフタークが懐記から味見の唐揚げを貰い、懐記は唐揚げを揚げながらいつもの軽い口調で返す、大丈夫と信じていれば大丈夫だと懐記は教えられたから信じている。



あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
EP07 複製魔法
「服!ふく、フク大事!複製ってふやす事!…多分」
猿達は服を着ない、服を作る知識が唯苳にはない、だから増やすよく分からないけれど魔法で増やしてみる事にした。
「……えーと複製魔法で服とか靴とか俺の持ち物全部増やして!」
ノートや鉛筆も幾らあっても良いだろう、服だって親がまともに買わないから粗末な物だ、でも必要な物で傷だらけのランドセルも破かれた教科書も…穴が空いた靴も靴下も…目をぎゅと閉じてもう1度目を開ければ服やランドセルも増えていた。
「や、やった!すげーすげー魔法ってすげー!!」
『まき』
『もき』
『きき』
『うき』
猿達も唯苳が喜んでいるのを見て跳ねたり手を叩いたりしている、猿達が複製されたランドセルや服や文房具等興味津々に弄っていた。
「お前らも興味あんのかよ。じゃもっとふやそ」
猿達は喜んでいる、唯苳も嬉しい、友達に何かをあげたり遊んだりするのってこんな感じなんだと唯苳は猿を友達にする事にした…。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

召喚とか聖女とか、どうでもいいけど人の都合考えたことある?

浅海 景
恋愛
水谷 瑛莉桂(みずたに えりか)の目標は堅実な人生を送ること。その一歩となる社会人生活を踏み出した途端に異世界に召喚されてしまう。召喚成功に湧く周囲をよそに瑛莉桂は思った。 「聖女とか絶対ブラックだろう!断固拒否させてもらうから!」 ナルシストな王太子や欲深い神官長、腹黒騎士などを相手に主人公が幸せを勝ち取るため奮闘する物語です。

ガチャと異世界転生  システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!

よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。 獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。 俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。 単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。 ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。 大抵ガチャがあるんだよな。 幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。 だが俺は運がなかった。 ゲームの話ではないぞ? 現実で、だ。 疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。 そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。 そのまま帰らぬ人となったようだ。 で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。 どうやら異世界だ。 魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。 しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。 10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。 そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。 5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。 残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。 そんなある日、変化がやってきた。 疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。 その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。

婚約者チェンジ? 義理の妹は公爵令嬢の地位もチェンジされました』 ~三日で破談、家ごと褫奪の末路です~

ふわふわ
恋愛
「お姉様の婚約者、私がいただきますわ。だって“公爵令嬢”ですもの」 義理の妹コンキュはそう言って、王太子との婚約を奪いました。 父はそれを容認し、私は静かに受け入れます。 けれど―― 公爵令嬢とは“地位”ではなく、“責任”の継承者。 王宮で礼儀も実務も拒み、「未来の王太子妃」を名乗った義妹は、わずか三日で婚約破棄。 さらに王家への不敬と統治能力の欠如が問題視され、父の監督責任が問われます。 そして下されたのは――家ごとの褫奪。 一方で私は、領地を守り、帳簿を整え、静かに家を支え続ける。 欲しがったのは肩書。 継いだのは責任。 正統は叫びません。 ただ、残るだけ。 これは、婚約を奪われた公爵令嬢が “本当に継がれるべきもの”を証明する物語。

伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい

マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。 最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡) 世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。

【 完 結 】スキル無しで婚約破棄されたけれど、実は特殊スキル持ちですから!

しずもり
ファンタジー
この国オーガスタの国民は6歳になると女神様からスキルを授かる。 けれど、第一王子レオンハルト殿下の婚約者であるマリエッタ・ルーデンブルグ公爵令嬢は『スキル無し』判定を受けたと言われ、第一王子の婚約者という妬みや僻みもあり嘲笑されている。 そしてある理由で第一王子から蔑ろにされている事も令嬢たちから見下される原因にもなっていた。 そして王家主催の夜会で事は起こった。 第一王子が『スキル無し』を理由に婚約破棄を婚約者に言い渡したのだ。 そして彼は8歳の頃に出会い、学園で再会したという初恋の人ルナティアと婚約するのだと宣言した。 しかし『スキル無し』の筈のマリエッタは本当はスキル持ちであり、実は彼女のスキルは、、、、。 全12話 ご都合主義のゆるゆる設定です。 言葉遣いや言葉は現代風の部分もあります。 登場人物へのざまぁはほぼ無いです。 魔法、スキルの内容については独自設定になっています。 誤字脱字、言葉間違いなどあると思います。見つかり次第、修正していますがご容赦下さいませ。

貴族令嬢、転生十秒で家出します。目指せ、おひとり様スローライフ

ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞にて奨励賞を頂きました。ありがとうございます! 貴族令嬢に転生したリルは、前世の記憶に混乱しつつも今世で恵まれていない環境なことに気が付き、突発で家出してしまう。 前世の社畜生活で疲れていたため、山奥で魔法の才能を生かしスローライフを目指すことにした。しかししょっぱなから魔物に襲われ、元王宮魔法士と出会ったり、はては皇子までやってきてと、なんだかスローライフとは違う毎日で……?

攻略. 解析. 分離. 制作. が出来る鑑定って何ですか?

mabu
ファンタジー
平民レベルの鑑定持ちと婚約破棄されたらスキルがチート化しました。 乙ゲー攻略?製産チートの成り上がり?いくらチートでもソレは無理なんじゃないでしょうか? 前世の記憶とかまで分かるって神スキルですか?

田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛

タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】 田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。

処理中です...