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第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解
第8幕 イリス偏第32話 遊びと狂気の境×第0158話 葛藤≠《商業エリア》編12祭 子ども達 /《アーケディア》 偏 dress:51 子
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第8幕 イリス偏第32話 遊びと狂気の境
「せっかくだし、剣であそぼうか」
「来るぞ」
「あん、腕片手でやる気かよ」
《トランサーケージ》に括られたままイリスが不敵に笑い、ヴァルキアが身構えチカが片眉を歪ませる。
バキィンと激しくもないが周囲に響く鎖が砕ける音、蒐集家が服の裾から植物の蔦を出してイリスを牽制するがすべて空いた片腕の爪で細切れにされてしまう。
「ま、武器なんてどこでも何を使ってもいいよね」
『させるか!』
タナトス、チカ、ヴリトゥユの声が重なり一斉に斬りかかり、ヴァルキアと千眼と蒐集家が後方で魔法で生みだした矢を放つ。
イリスはそれを躱し、捌き切れずに身体に受けるがそれも気にせずヴリトゥユの左腕を掴み握り握り潰す隙を利用し残っていたイリスの腕をチカのゲーターライフラステスの剣で腕を切り落とした。
「▼生成せよ牙穿つ剣▼」
ヴリトゥユの腕を収納空間にしまい、切り落とされた腕に魔法を使い黒い瘴気放つ目玉がギョロギョロと無尽蔵に蠢く剣へと変わった。
「悪趣味なやつだな、なにもかも気持ちわりぃ」
「あははーどうもー褒められて嬉しいなー剣も手に入れたし皇帝の腕も手に入れたし次は……君の瞳を…」
チカの瞳にイリスの剣が向く…その瞬間、イリスの左胸に赤い鮮血の花が咲いた…。
千歳は…イリスの異常性を目の当たりにしていた、怖い得体のしれない人物、千歳は日本にいた時から然程恐怖心を抱かないタイプだった。
怖い物知らずという訳でもないどちらかと言えば慎重派で他者との関りも踏み込まず、付かず離れずといった人間だった。
千歳は《アタラクシア》が好きだ、故郷だし大切な人達がいる守るべき慈しむ世界、それを脅かす存在に千歳の…魔王としての防衛反応が働き収納から外神が以前空と対峙した際毒に汚染されて使えなくなった銃の内の1つ、エクトとセレネが面白半分で修理し手を加えた1丁の引き金を引いた。
「あ……」
「よくやった、魔王…」
「後は任せろ」
「……」
「やるじゃねぇか」
イリスの行動が宙で止まり口から赤い血がこぽりと溢れる、ダメージは間違いなく彼に届いている、イリスを撃った事に対して千歳は放心し、ヴァルキアとヴリトゥユはそのまま剣を振るいイリスの首を斬り落とす。
タナトスは無言でちらりと千歳を一瞥し、チカと共に灼熱魔法で身体を焼いていく。
「お見事、千歳さん。これで封印が楽になりますよ」
「千歳……」
「………」
蒐集家が褒めて嗤い、千眼は千歳の身体を支え銃を固く握る指を引き剥がす、メンルェトは切り落とされた物の宙に浮かぶ首から目線を逸らさない。
『きゅ!!』『ぱしゃ!』
「▽血よ暴れ狂え▽」
下からのきゅうとふーからの警告、ヴァルキアが首に剣を突き立てようとするよりも早くイリスが短い呪文を唱えた…。
《商業エリア》編12祭 子ども達
「エクちゃんとセレちゃんはこっちとゴーレムを使って《アーケディア》と《アストマーズ》でお店をやるんだよね」
「やるーがんばるー」
「すごいのーやるよー」
グローリー宅のエクトとセレネの部屋、置かれたゴーレムは《アーケディア》と《アストマーズ》の2名が操作しているゴーレムの元になっている、それを使って彼らは異界を満喫していた。
カーテスがおやつの果実水と焼き立てのパンケーキを運べば嬉しそうにカーテスに駆け寄りおやつを食べ始める、操作しているゴーレム達もおやつを貰ったり食事を貰ったりとすっかり馴染んでいた。
「楽しみにしているよ、でもちゃんとご飯と寝る時間は守らないとね」
カーテスがニコニコと2名の頭を撫でる、目覚まし時計やタイマーに絶対に狂わない方位磁石等を造るのにハマり熱心に造っている、ダンジョンや護衛任務や見張り当番で重宝されかなり売れていた。
他の魔人の子ども達も様々な物を祭りに向けて準備している、ニスムの所は革製品にラージュの国にいる魔人の子ども達もまた様々な物を生み出していた。
「2人ともほどほどにね、また見に来るからね」
『はーい』
食べ終わった皿を持つカーテスに愛想を振りまく、カーテスは苦笑いを浮かべて部屋を出る、彼らは夕食の時間まで作業に没頭し呆れたウォルゾガに運ばれるまで続いた…。
《アーケディア》 偏 dress:51 子ども達
「獣人の子ども達にも仕事をあげたいんですの、女王陛下から同盟を受け入れた国からの要望があって」
「なら、《アウトランダーズ商会》の商品を売る?店任せてもいいけど」
「ダンジョンのドロップ品がありますからそれを」
「あとは出店の店番がいんじゃねぇか?輪投げとかやろうぜ」
「ダーツとかは?景品はー異世界の品とか」
結羅が外神と懐記に女王からの頼まれごとの相談を持ち込む、同盟を受け入れた国で仕事にあぶれた子ども達でも稼げる手段はないだろうかという内容に、懐記が店番はどうだろうと提案し子どもなら遊びの出店の店番が良いのではとフォンとフェシェスタが提案する。
「いんじゃない、子どもってどんくらいいるわけ?」
「そうですわね、300人程ですわ」
「多いな、他の国は貧しいのか?」
「ここ100年程で一気に人口が増えた国があるんですの、婚姻自由化男女両方とも複数の伴侶を持てる上に近親婚も許可をだしたんですの。それで人口増加を加速させ税の徴収増加を狙ったみたいですけれど…」
「増えすぎたという事ですね」
「ええ」
仕事を求めている子ども達だけで300名程、その数にギーギスが目をぱちくりさせ理由を聞いて納得する。
「《クインテットタワー》が完成すれば雇用は更に促進しますし、仕事はいくらでもあります」
「では、陛下にそう伝えて働きたい子ども達とその家族をマンションに受け入れますわ」
「はい」
「結羅…手伝う」
「私も行こう」
「助かりますわ」
ノイズとイフタークの申し入れに結羅が顔を綻ばせ、フォンとフェシェスタとギーギスが子ども達に任せる出店や店について話し合い、外神は人数をどう割くか考えた…。
あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
EP016 とろみ
「あれ、煮たの消えた…なんだろとろとろしてる…砂糖…みずあめ?あま……」
切って煮た蕪のような物が消え水が少し白く濁った水が残りお玉で掬ってみるととろみがあり唯苳は少し冷ましてその液体を口にいれてみると甘い…シロップのような甘みがあり、この世界で初めて口にする甘味だった。
「おまえらも舐めてみろよ」
『うっき!!』
『きき!!』
『もっき』
唯苳に言われた猿達が椀によそって貰った物をスプーンで掬って舐めて興奮している、大半の猿達は森の奥へと我先にと言ってしまった。
「でも甘いのだけあってもこれ飲めばいいのかな?パンとかないし、でもありがと!」
ドラゴンに礼を言い猿達と分け合った蕪を煮たシロップは綺麗に無くなったので、唯苳はドラゴンと残った猿達と一緒にお風呂に入り背中の洗いっ子をした…。
「せっかくだし、剣であそぼうか」
「来るぞ」
「あん、腕片手でやる気かよ」
《トランサーケージ》に括られたままイリスが不敵に笑い、ヴァルキアが身構えチカが片眉を歪ませる。
バキィンと激しくもないが周囲に響く鎖が砕ける音、蒐集家が服の裾から植物の蔦を出してイリスを牽制するがすべて空いた片腕の爪で細切れにされてしまう。
「ま、武器なんてどこでも何を使ってもいいよね」
『させるか!』
タナトス、チカ、ヴリトゥユの声が重なり一斉に斬りかかり、ヴァルキアと千眼と蒐集家が後方で魔法で生みだした矢を放つ。
イリスはそれを躱し、捌き切れずに身体に受けるがそれも気にせずヴリトゥユの左腕を掴み握り握り潰す隙を利用し残っていたイリスの腕をチカのゲーターライフラステスの剣で腕を切り落とした。
「▼生成せよ牙穿つ剣▼」
ヴリトゥユの腕を収納空間にしまい、切り落とされた腕に魔法を使い黒い瘴気放つ目玉がギョロギョロと無尽蔵に蠢く剣へと変わった。
「悪趣味なやつだな、なにもかも気持ちわりぃ」
「あははーどうもー褒められて嬉しいなー剣も手に入れたし皇帝の腕も手に入れたし次は……君の瞳を…」
チカの瞳にイリスの剣が向く…その瞬間、イリスの左胸に赤い鮮血の花が咲いた…。
千歳は…イリスの異常性を目の当たりにしていた、怖い得体のしれない人物、千歳は日本にいた時から然程恐怖心を抱かないタイプだった。
怖い物知らずという訳でもないどちらかと言えば慎重派で他者との関りも踏み込まず、付かず離れずといった人間だった。
千歳は《アタラクシア》が好きだ、故郷だし大切な人達がいる守るべき慈しむ世界、それを脅かす存在に千歳の…魔王としての防衛反応が働き収納から外神が以前空と対峙した際毒に汚染されて使えなくなった銃の内の1つ、エクトとセレネが面白半分で修理し手を加えた1丁の引き金を引いた。
「あ……」
「よくやった、魔王…」
「後は任せろ」
「……」
「やるじゃねぇか」
イリスの行動が宙で止まり口から赤い血がこぽりと溢れる、ダメージは間違いなく彼に届いている、イリスを撃った事に対して千歳は放心し、ヴァルキアとヴリトゥユはそのまま剣を振るいイリスの首を斬り落とす。
タナトスは無言でちらりと千歳を一瞥し、チカと共に灼熱魔法で身体を焼いていく。
「お見事、千歳さん。これで封印が楽になりますよ」
「千歳……」
「………」
蒐集家が褒めて嗤い、千眼は千歳の身体を支え銃を固く握る指を引き剥がす、メンルェトは切り落とされた物の宙に浮かぶ首から目線を逸らさない。
『きゅ!!』『ぱしゃ!』
「▽血よ暴れ狂え▽」
下からのきゅうとふーからの警告、ヴァルキアが首に剣を突き立てようとするよりも早くイリスが短い呪文を唱えた…。
《商業エリア》編12祭 子ども達
「エクちゃんとセレちゃんはこっちとゴーレムを使って《アーケディア》と《アストマーズ》でお店をやるんだよね」
「やるーがんばるー」
「すごいのーやるよー」
グローリー宅のエクトとセレネの部屋、置かれたゴーレムは《アーケディア》と《アストマーズ》の2名が操作しているゴーレムの元になっている、それを使って彼らは異界を満喫していた。
カーテスがおやつの果実水と焼き立てのパンケーキを運べば嬉しそうにカーテスに駆け寄りおやつを食べ始める、操作しているゴーレム達もおやつを貰ったり食事を貰ったりとすっかり馴染んでいた。
「楽しみにしているよ、でもちゃんとご飯と寝る時間は守らないとね」
カーテスがニコニコと2名の頭を撫でる、目覚まし時計やタイマーに絶対に狂わない方位磁石等を造るのにハマり熱心に造っている、ダンジョンや護衛任務や見張り当番で重宝されかなり売れていた。
他の魔人の子ども達も様々な物を祭りに向けて準備している、ニスムの所は革製品にラージュの国にいる魔人の子ども達もまた様々な物を生み出していた。
「2人ともほどほどにね、また見に来るからね」
『はーい』
食べ終わった皿を持つカーテスに愛想を振りまく、カーテスは苦笑いを浮かべて部屋を出る、彼らは夕食の時間まで作業に没頭し呆れたウォルゾガに運ばれるまで続いた…。
《アーケディア》 偏 dress:51 子ども達
「獣人の子ども達にも仕事をあげたいんですの、女王陛下から同盟を受け入れた国からの要望があって」
「なら、《アウトランダーズ商会》の商品を売る?店任せてもいいけど」
「ダンジョンのドロップ品がありますからそれを」
「あとは出店の店番がいんじゃねぇか?輪投げとかやろうぜ」
「ダーツとかは?景品はー異世界の品とか」
結羅が外神と懐記に女王からの頼まれごとの相談を持ち込む、同盟を受け入れた国で仕事にあぶれた子ども達でも稼げる手段はないだろうかという内容に、懐記が店番はどうだろうと提案し子どもなら遊びの出店の店番が良いのではとフォンとフェシェスタが提案する。
「いんじゃない、子どもってどんくらいいるわけ?」
「そうですわね、300人程ですわ」
「多いな、他の国は貧しいのか?」
「ここ100年程で一気に人口が増えた国があるんですの、婚姻自由化男女両方とも複数の伴侶を持てる上に近親婚も許可をだしたんですの。それで人口増加を加速させ税の徴収増加を狙ったみたいですけれど…」
「増えすぎたという事ですね」
「ええ」
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「《クインテットタワー》が完成すれば雇用は更に促進しますし、仕事はいくらでもあります」
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「はい」
「結羅…手伝う」
「私も行こう」
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ノイズとイフタークの申し入れに結羅が顔を綻ばせ、フォンとフェシェスタとギーギスが子ども達に任せる出店や店について話し合い、外神は人数をどう割くか考えた…。
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唯苳に言われた猿達が椀によそって貰った物をスプーンで掬って舐めて興奮している、大半の猿達は森の奥へと我先にと言ってしまった。
「でも甘いのだけあってもこれ飲めばいいのかな?パンとかないし、でもありがと!」
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