あなたは異世界に行ったら何をします?~良いことしてポイント稼いで気ままに生きていこう~

深楽朱夜

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第016部 魔なる神たる人の子よ*尊き血と古き血/自己犠牲の先の解

第8幕 イリス偏第34話 問い×第0160話 静観≠《商業エリア》編14祭 カジノにて /《アーケディア》 偏 dress:53 同盟不成立

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第8幕 イリス偏第34話 問い×第0160話 静観
「貴様それでも死なぬな…だがこれで終いだ、永久に出て来るな…」
「…あーあ、楽しい時間てあっという間だ。楽しかったですよー陛終わっちゃう…でも、よくできました。お友達と仲良く頑張りましたねー」
「最後までそれか」
《トランサーケージ》の自爆魔法でイリスの肉体の大半は消失し、残っていたのは顔半分都合よく口は残り笑っていた。
ヴァルキアが鎖に巻かれた禍々しい匣に魔力を注ぎ鎖がするりと解かれ蓋が開きこちらを覗く深淵が待ち構えている、《トランサーケージ》は大半が消えうイカロスとミノスも欠片と核を残し砕けていた、結界も消え千歳達は事の成り行きを静観した。
「最後に1つ聞きたい事がある」
「どうぞーふふ、聞きたいことは分かってますけどー」
「貴様は私の父か?」
「ふふ、ヴァルキア様は僕が嫌いですからねー違う方がいいでしょー?違いますよーふふ…ふふ…あーそうしていると本当にヴァロニカ様そっくりですね」
「そうか…そうか…では、永遠にさようなら父上」
ヴァルキアの問いに返って来た物、イリスの顔は少しづつ修復されていく。
ヴァルキアは短く何処か子供の様な口調でイリスに別れを告げ、ヴァルキアは匣の中にイリスを吸い込ませ鎖が巻かれて元の形の匣に戻った。
「ま、俺らは親子げんかと復讐の手助けをしたって事か。弟が封印されちまったな」
「……兄弟と言われても何も思いません、封印されても生きてはいるでしょう?《アタラクシア》に存在しているだけで害ならばこの終わりで良いでしょう」
「……犠牲が出たけれど…」
チカが終わったかとヴァルキアを眺めメンルェトを横目で眺めメンルェトは目を伏せる、千歳はこれで決着が着いた…けれど壊れた《トランサーケージ》とイカロスとミノスを見つめた。
「千歳…再生魔法がある…」
「うん、そうだね…そうだけれど…崇幸さんは悲しむと思うよ」
「…そうだな…謝る…」
千眼が燈火の再生魔法を使うと言えば千歳は頷くが納得はしていない、崇幸には後で謝罪すると千眼が言い後味の悪い結末だなと千歳はそんな気持ちを味わった…。

《商業エリア》編14祭 カジノにて 
「祭りの景品のリストの確認を」
「もう少し数欲しい感じ、他の世界での対戦もあるしー」
「収納袋、回復薬を増やしても良いな。それと酒」
《カジノタワー》カジノエリアのスタッフルーム、祭りに向けて会議が行われていた。
支配人のトラングと副支配人のカトゥーシュカを主軸とし、アガニータとツァースと従業員達が意見を出し合う。
カジノでは今回通常のゲームとは別に、異界との対戦も行われ参加賞と景品と賞品の用意やシフトのスケジュール等の確認も行われていた。
「対戦は風早殿達が管理するという事だから開幕式と閉幕式、中間経過等の発表をする程度だ。他は人が増える程度で以前の龍皇国で行った祭りと変わらない」
「うむ、日中の遊戯は若い者達とゴーレム、夜は我々とゴーレムで運営を行うと言う事か」
「そーそー休みはないけど自由時間は多め」
カトゥーシュカの説明にツァースが頷く、トラングは休みが無くてもいいテーブルに片膝をつく。
「では、景品の追加ですが回復薬は風早殿に依頼しましょう」
話しが手短に済みスタッフ達が夜のカジノ迄の休憩にと外出し、残ったカトゥーシュカ達話を纏めた。
「それで婿殿、我々との時間の確保は?」
「父上、問題ありませんよ。確保できています、こちらを」
「そうか…短いな」
「仕方ありません、そうそう、祭りが終わった後に《バーススカ集合国》の温泉宿に行きましょう」
「あそこ人気で泊まれないって、どんな手使ったんだよおっさん」
ツァースがカトゥーシュカの方に熱の籠った視線を向ける、カトゥーシュカは無表情にタブレットで予定を眺め、なさそうだと返答しようとした所でアガニータが空かさず予定を見せその上で祭り終了後の予定も埋めに来るので更にトラングはだるそうにしていた。
「いえ、崇幸殿からあの宿の一等客室は全て《アウトランダーズ商会》に属する従業員達の福利厚生として使われると言うのでお言葉に甘えて1室押さえて貰っているだけですよ」
「それは良い、仕事に身が入るな」
「ええ」
『……』
ツァースが煽情的な笑みを浮かべ、よく似たアガニータも毒花の微笑みで顔を綻ばせトラングとカトゥーシュカはなんとも言えない表情を浮かべて喜ぶ2名を眺めた…。
じいさんとおっさんと宿とかってどうよ、とそう思うトラングなのであった…。

《アーケディア》 偏 dress:53 同盟不成立  
「同盟を結びません、お引き取りを」
「なっ!」
「陛下の決定です」
謁見の間、やっとの事で謁見に漕ぎつけた腹の出た犬の獣人の隣国の使者、不遜な態度で同盟を結んでやると言った結果がこれだ。
顔を真っ赤にしわなわなと身体を震わせながらも、兵士によって同行させた他の使者兼召使い達諸共城の外へと追い出された。
一応同盟を結ばない旨の書状を渡され怒り狂う使者は怒りが冷めないまま、馬車に乗りまた長い帰路へと向かうが先に使者の態度に何処が同盟の申し入れなのかという抗議文を唯羅の転移で届けれら隣国の王が怒り、戻ってきた使者を更迭し再度同盟の申し入れを行うまで後僅か…。
「財産を失い追放ですか、今までさんざん弱者を虐げ甘い蜜を吸っていた罰ですわね」



あなたは異世界に行ったら何をしますAnotherSid×EX~お猿の星の少年王~
EP018 満足
「みずあめ、うま」
『もき』
『うきい』
『きき』
2本の棒で水あめを練って少し濁らせて食べる、猿もドラゴンもみんな真似をして水あめを味わった。
金が無くても食事も、おやつも寝床も風呂も服も草の家もある、唯苳はとても満足していた。
「学校も勉強も、アイツらもいないし」
元から満足に食べさせても貰えていなかった唯苳、食事が日に3食おやつもあるのはとても贅沢に思える。
「家をどうにかしたいけど、いっか」
『うきぃ』
『もきぃ』
他の猿たちは水あめを食べつつ、畑に水をやり採取に行き食事を用意している、猿達もまた唯苳が来たお陰で充実した日々を送っている。
唯苳は満足げに水あめを練り、口に含み猿がお茶を水をくれたのでそれを貰い満足するまでおやつを楽しんだ…。
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