49 / 64
48.元気になって
しおりを挟む
取り調べという名の調べ物を始めて、一週間がたった。
時々外の扉に立つ見張りの兵が、様子を見に来る。
そのたびに、髭のおじさんがあわてていかつい顔で俺を睨んでくるんだけど。
俺は、さっきまであくびしていたおじさんの変化に笑いそうになる。
声を抑えている分、肩や背中が震える。
「おい」
兵が声をかけてきた。
まずい、笑ってたのバレた!? と思ったら。
「あんまり泣かせるなよ。いつも朝起きるとこいつは泣いてるんだ」
え、バレてたの!?
フィンがいなくて寂しくて、結局泣いてたの、全部見られてた!?
うわーー。恥ずかしい!!
「……そう思うなら、お前が優しくしてやれよ。
俺は仕事で取り調べしてるだけだ。こいつ、何にも喋らんがな」
「そうだな」
なんだよ。今の髭のおじさんと兵の会話。
みんな優しいじゃん。
もう泣く。
こんな感じで、髭のおじさんや兵の人との関係はなかなか良好だったんだけど。
調査の方は全然進まなかった。
でも、あきらめるわけにはいかない。
俺は目をこすり、再び資料に向き合う。
母さんやガルディアを守るために。
そして、フィンと俺が幸せになるために。
絶対に証拠を見つけるんだ。
そう思って資料に目を落とすと、さっきの涙が、資料についちゃっていた。
慌ててハンカチで拭くと——
俺のハンカチが、ふわりと光った。
「……え?」
資料の文字がぼんやりと浮かび上がっている。
まるですかし絵のように、下にまったく別の数字があった。
「これ……二重に書かれてる!?」
心臓が跳ねる。
慌てて他の資料も確認する。
すると、改ざん前の数字が次々と浮かび上がってきた。
改ざん前は使途不明金がたくさんあった。
しかも、その額。
「こんなに……国家予算の何パーセントだよ!」
手が震える。
これは——決定的な証拠だ。
「おじさん! 見て! これ!」
昼寝していた髭のおじさんが飛び起きる。
「なんだなんだ!? お、おぉ……」
資料をのぞき込んだおじさんの顔が、一気に険しくなった。
「坊主……やばいぞ。本当にヤバイ。
こんな額が流れてたなんて」
フィンの魔力が込められたハンカチ。
それが、隠された真実を暴いてくれたんだ。
「フィン……ありがとう」
小さく呟いて、俺は資料を抱きしめた。
今夜フィンに伝えれば、きっと突破口になる。
けれどこのとき、フィンは苦しい立場に追い込まれているなんて、俺は知らなかったんだ。
その夜、いつものようにフィンが現れた。
けれど——様子がおかしい。
「フィン! 改ざんの証拠が——」
俺が説明しても、フィンは視線を合わせてくれなかった。
いつもなら「よくやった」と抱きしめてくれそうなのに。
「……そうか。ありがとう」
その声は、まるで魂が抜けたみたいに力がなかった。
「……フィン?」
おかしい。
フィンの手が、わずかにふるえている。
目の舌にはうっすらと隈ができていて、唇の色も悪い。
これはただの疲れじゃない。
「なあ、何かあったのか?」
問いかけても、フィンはただ首を横に振るだけ。
そして俺を抱きしめてくる。
いつもより、ずっと強く。
「エリゼオ……」
その声が、震えていた。
こういう時のフィンは、頑固者だ。
きっと、話してなんかくれない。
それでも、俺はフィンのために何かしたかったから、フィンを膝枕してあげて頭を撫でた。
そしたらさ、フィンは俺の指先を取ってキスしてくるんだ。
「ありがとう。疲れてただけだ。
大丈夫。
私はエリゼオさえいてくれたら、本当に何もいらないんだ」
「俺もだよ。フィン。俺だけはフィンの味方だからね」
俺は強く、強く頷いた。
「フィンがいれば何もいらない。
だから——」
俺は、フィンの頬に触れる。
「だから、元気になって。
俺、フィンの笑顔が見たいんだ」
フィンの目が、わずかに見開かれた。
それから——
やっと、小さく笑ってくれた。
「……うん。ありがとう。エリゼオ」
その笑顔は、いつもより少しだけ弱々しかった。
でも、確かにそこにあった。
大丈夫。絶対に二人で乗り越えてみせる。
俺は、フィンを抱きしめ返した。
離さない。
絶対に離さないから。
翌朝。
「おい、聞いたか? 殿下が陛下に呼び出されたらしいぞ」
見回りをしている兵の声が聞こえてきた。
「マジか。例の婚約者の件で?」
「らしいな。『王子としての責任を放棄するのか』って詰められたとか」
「うわ……それは」
俺は息をのんだ。
——そういうことか。
フィンは、罪人の俺のせいで王族としての立場を脅かされてるんだ。
「フィン……」
胸が締め付けられる。
俺のせいで、フィンが苦しんでいる。
俺が無罪を証明してやる。
けれど、本当にそれだけで大丈夫なんだろうか?
それ以外に問題が上がっているんじゃないか。
昨夜のフィンの様子を見て、俺は不安がぬぐえなかった。
時々外の扉に立つ見張りの兵が、様子を見に来る。
そのたびに、髭のおじさんがあわてていかつい顔で俺を睨んでくるんだけど。
俺は、さっきまであくびしていたおじさんの変化に笑いそうになる。
声を抑えている分、肩や背中が震える。
「おい」
兵が声をかけてきた。
まずい、笑ってたのバレた!? と思ったら。
「あんまり泣かせるなよ。いつも朝起きるとこいつは泣いてるんだ」
え、バレてたの!?
フィンがいなくて寂しくて、結局泣いてたの、全部見られてた!?
うわーー。恥ずかしい!!
「……そう思うなら、お前が優しくしてやれよ。
俺は仕事で取り調べしてるだけだ。こいつ、何にも喋らんがな」
「そうだな」
なんだよ。今の髭のおじさんと兵の会話。
みんな優しいじゃん。
もう泣く。
こんな感じで、髭のおじさんや兵の人との関係はなかなか良好だったんだけど。
調査の方は全然進まなかった。
でも、あきらめるわけにはいかない。
俺は目をこすり、再び資料に向き合う。
母さんやガルディアを守るために。
そして、フィンと俺が幸せになるために。
絶対に証拠を見つけるんだ。
そう思って資料に目を落とすと、さっきの涙が、資料についちゃっていた。
慌ててハンカチで拭くと——
俺のハンカチが、ふわりと光った。
「……え?」
資料の文字がぼんやりと浮かび上がっている。
まるですかし絵のように、下にまったく別の数字があった。
「これ……二重に書かれてる!?」
心臓が跳ねる。
慌てて他の資料も確認する。
すると、改ざん前の数字が次々と浮かび上がってきた。
改ざん前は使途不明金がたくさんあった。
しかも、その額。
「こんなに……国家予算の何パーセントだよ!」
手が震える。
これは——決定的な証拠だ。
「おじさん! 見て! これ!」
昼寝していた髭のおじさんが飛び起きる。
「なんだなんだ!? お、おぉ……」
資料をのぞき込んだおじさんの顔が、一気に険しくなった。
「坊主……やばいぞ。本当にヤバイ。
こんな額が流れてたなんて」
フィンの魔力が込められたハンカチ。
それが、隠された真実を暴いてくれたんだ。
「フィン……ありがとう」
小さく呟いて、俺は資料を抱きしめた。
今夜フィンに伝えれば、きっと突破口になる。
けれどこのとき、フィンは苦しい立場に追い込まれているなんて、俺は知らなかったんだ。
その夜、いつものようにフィンが現れた。
けれど——様子がおかしい。
「フィン! 改ざんの証拠が——」
俺が説明しても、フィンは視線を合わせてくれなかった。
いつもなら「よくやった」と抱きしめてくれそうなのに。
「……そうか。ありがとう」
その声は、まるで魂が抜けたみたいに力がなかった。
「……フィン?」
おかしい。
フィンの手が、わずかにふるえている。
目の舌にはうっすらと隈ができていて、唇の色も悪い。
これはただの疲れじゃない。
「なあ、何かあったのか?」
問いかけても、フィンはただ首を横に振るだけ。
そして俺を抱きしめてくる。
いつもより、ずっと強く。
「エリゼオ……」
その声が、震えていた。
こういう時のフィンは、頑固者だ。
きっと、話してなんかくれない。
それでも、俺はフィンのために何かしたかったから、フィンを膝枕してあげて頭を撫でた。
そしたらさ、フィンは俺の指先を取ってキスしてくるんだ。
「ありがとう。疲れてただけだ。
大丈夫。
私はエリゼオさえいてくれたら、本当に何もいらないんだ」
「俺もだよ。フィン。俺だけはフィンの味方だからね」
俺は強く、強く頷いた。
「フィンがいれば何もいらない。
だから——」
俺は、フィンの頬に触れる。
「だから、元気になって。
俺、フィンの笑顔が見たいんだ」
フィンの目が、わずかに見開かれた。
それから——
やっと、小さく笑ってくれた。
「……うん。ありがとう。エリゼオ」
その笑顔は、いつもより少しだけ弱々しかった。
でも、確かにそこにあった。
大丈夫。絶対に二人で乗り越えてみせる。
俺は、フィンを抱きしめ返した。
離さない。
絶対に離さないから。
翌朝。
「おい、聞いたか? 殿下が陛下に呼び出されたらしいぞ」
見回りをしている兵の声が聞こえてきた。
「マジか。例の婚約者の件で?」
「らしいな。『王子としての責任を放棄するのか』って詰められたとか」
「うわ……それは」
俺は息をのんだ。
——そういうことか。
フィンは、罪人の俺のせいで王族としての立場を脅かされてるんだ。
「フィン……」
胸が締め付けられる。
俺のせいで、フィンが苦しんでいる。
俺が無罪を証明してやる。
けれど、本当にそれだけで大丈夫なんだろうか?
それ以外に問題が上がっているんじゃないか。
昨夜のフィンの様子を見て、俺は不安がぬぐえなかった。
131
あなたにおすすめの小説
巣ごもりオメガは後宮にひそむ【続編完結】
晦リリ@9/10『死に戻りの神子~』発売
BL
後宮で幼馴染でもあるラナ姫の護衛をしているミシュアルは、つがいがいないのに、すでに契約がすんでいる体であるという判定を受けたオメガ。
発情期はあるものの、つがいが誰なのか、いつつがいの契約がなされたのかは本人もわからない。
そんななか、気になる匂いの落とし物を後宮で拾うようになる。
第9回BL小説大賞にて奨励賞受賞→書籍化しました。ありがとうございます。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
悪役令嬢の兄でしたが、追放後は参謀として騎士たちに囲まれています。- 第1巻 - 婚約破棄と一族追放
大の字だい
BL
王国にその名を轟かせる名門・ブラックウッド公爵家。
嫡男レイモンドは比類なき才知と冷徹な眼差しを持つ若き天才であった。
だが妹リディアナが王太子の許嫁でありながら、王太子が心奪われたのは庶民の少女リーシャ・グレイヴェル。
嫉妬と憎悪が社交界を揺るがす愚行へと繋がり、王宮での婚約破棄、王の御前での一族追放へと至る。
混乱の只中、妹を庇おうとするレイモンドの前に立ちはだかったのは、王国騎士団副団長にしてリーシャの異母兄、ヴィンセント・グレイヴェル。
琥珀の瞳に嗜虐を宿した彼は言う――
「この才を捨てるは惜しい。ゆえに、我が手で飼い馴らそう」
知略と支配欲を秘めた騎士と、没落した宰相家の天才青年。
耽美と背徳の物語が、冷たい鎖と熱い口づけの中で幕を開ける。
欠陥Ωは孤独なα令息に愛を捧ぐ あなたと過ごした五年間
華抹茶
BL
旧題:あなたと過ごした五年間~欠陥オメガと強すぎるアルファが出会ったら~
子供の時の流行り病の高熱でオメガ性を失ったエリオット。だがその時に前世の記憶が蘇り、自分が異性愛者だったことを思い出す。オメガ性を失ったことを喜び、ベータとして生きていくことに。
もうすぐ学園を卒業するという時に、とある公爵家の嫡男の家庭教師を探しているという話を耳にする。その仕事が出来たらいいと面接に行くと、とんでもなく美しいアルファの子供がいた。
だがそのアルファの子供は、質素な別館で一人でひっそりと生活する孤独なアルファだった。その理由がこの子供のアルファ性が強すぎて誰も近寄れないからというのだ。
だがエリオットだけはそのフェロモンの影響を受けなかった。家庭教師の仕事も決まり、アルファの子供と接するうちに心に抱えた傷を知る。
子供はエリオットに心を開き、懐き、甘えてくれるようになった。だが子供が成長するにつれ少しずつ二人の関係に変化が訪れる。
アルファ性が強すぎて愛情を与えられなかった孤独なアルファ×オメガ性を失いベータと偽っていた欠陥オメガ
●オメガバースの話になります。かなり独自の設定を盛り込んでいます。
●最終話まで執筆済み(全47話)。完結保障。毎日更新。
●Rシーンには※つけてます。
冤罪で追放された王子は最果ての地で美貌の公爵に愛し尽くされる 凍てついた薔薇は恋に溶かされる
尾高志咲/しさ
BL
旧題:凍てついた薔薇は恋に溶かされる
🌟2025年11月アンダルシュノベルズより刊行🌟
ロサーナ王国の病弱な第二王子アルベルトは、突然、無実の罪状を突きつけられて北の果ての離宮に追放された。王子を裏切ったのは幼い頃から大切に想う宮中伯筆頭ヴァンテル公爵だった。兄の王太子が亡くなり、世継ぎの身となってからは日々努力を重ねてきたのに。信頼していたものを全て失くし向かった先で待っていたのは……。
――どうしてそんなに優しく名を呼ぶのだろう。
お前に裏切られ廃嫡されて最北の離宮に閉じ込められた。
目に映るものは雪と氷と絶望だけ。もう二度と、誰も信じないと誓ったのに。
ただ一人、お前だけが私の心を凍らせ溶かしていく。
執着攻め×不憫受け
美形公爵×病弱王子
不憫展開からの溺愛ハピエン物語。
◎書籍掲載は、本編と本編後の四季の番外編:春『春の来訪者』です。
四季の番外編:夏以降及び小話は本サイトでお読みいただけます。
なお、※表示のある回はR18描写を含みます。
🌟第10回BL小説大賞にて奨励賞を頂戴しました。応援ありがとうございました。
🌟本作は旧Twitterの「フォロワーをイメージして同人誌のタイトルつける」タグで貴宮あすかさんがくださったタイトル『凍てついた薔薇は恋に溶かされる』から思いついて書いた物語です。ありがとうございました。
異世界転移した元コンビニ店長は、獣人騎士様に嫁入りする夢は……見ない!
めがねあざらし
BL
過労死→異世界転移→体液ヒーラー⁈
社畜すぎて魂が擦り減っていたコンビニ店長・蓮は、女神の凡ミスで異世界送りに。
もらった能力は“全言語理解”と“回復力”!
……ただし、回復スキルの発動条件は「体液経由」です⁈
キスで癒す? 舐めて治す? そんなの変態じゃん!
出会ったのは、狼耳の超絶無骨な騎士・ロナルドと、豹耳騎士・ルース。
最初は“保護対象”だったのに、気づけば戦場の最前線⁈
攻めも受けも騒がしい異世界で、蓮の安眠と尊厳は守れるのか⁉
--------------------
※現在同時掲載中の「捨てられΩ、癒しの異能で獣人将軍に囲われてます!?」の元ネタです。出しちゃった!
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる