88 / 280
第二章 夏季休暇編 よし、仕事さぼるわ。
1
しおりを挟む
別に読まなくてもいい話ですが
断章では双子以外、バッドエンドとなりました。双子はどうしてもそのオチが見つからなかったので現在進行的な感じで出してみました。
一度はバッドエンドを迎えましたが、人生はまだまだ続いていきます。
ですので、ここからハッピーエンドに向かっていけるといいなぁって感じですね。解消した、とは言いませんがその糸口に椿は導いてやりました。
===============================================
新入生歓迎会が終わってから数日。言い換えれば副会長たちが戻って生徒会が正常に機能しはじめて数日。
俺たちは生徒会室で黙々と仕事を捌いていた。あれだけあった書類の山もなくなり、王道クンが招待されることもなくなって騒音にも視界のウザさにも苛まれることはなくなった。
俺はパソコンのエンターキーを押して、コーヒーカップを持ち上げて一口飲んだ。口内にかぐわしい香りと苦みが広がって喉を滑り落ちる。
カップを置いて、パソコンの電源を落とした。
顔を上げてみんなが仕事をする中で頭に浮かんだことを口に出した。
「よし、仕事さぼるわ。」
「「…は?」」
「「いいねー!さぼろー!」」
「さぼる、の?」
ハモる確率最近多いなーともう一度コーヒーを飲む。うまい。
反応が分かれる中で俺は準備を始める。
会長は立ち上がり、俺のところまでやってきて頭を鷲掴みして力を込めた。あー、アイアンクローだーちょっと痛い。
「どういうことだ?」
「かいちょーいたーい」
「茶化すな」
あ、口調はもう素に戻した。生徒会だけ限定で、めんどくさいし、最近素がぴょこぴょこでてくるし。なら、いっかなーって思って。まあ、腐男子ってことはバラさないけど。
手に力を込めたままジトリと見てくる。だって、なぁ
「つかれた」
「……急にどうした」
「椿、目がなんか濁って…」
「ただでさえ徹夜三昧で大変で気絶も当たり前、飯も食う暇がねぇ、睡眠時間もねぇってことで大変だったのにそこからさらに新入生歓迎会があって多忙に多忙を極めてふらふらの体でそれでもでなきゃいけなくて違反者も多いし取り締まらなきゃいけないし、連日の不健康で体力がない不調をきたしている、っていうのに暴れまわるやつらを組み伏せて被害者の気も使ってそこから不審者も来るし狙いは転校生で取り巻きはあぶねぇっていうのに堂々と話し込むし馬鹿だしめっちゃムカつくし対応するのも大変だったし、終われば副会長たちに説教話し合いで、副会長たちがサボった分も付き合ってさらに徹夜、で今日まで仕事仕事仕事、朝起きて生徒会室に来て仕事して昼めし食って仕事して終わったら夜で寝るだけで遊ぶこともできない趣味も満足に出来ない、仕事仕事仕事…だからもう、ひと段落したから後は期限にも余裕があるやつだけだしサボっても良いよな?悪くねぇよな?俺ここまで頑張ったんだし、いいよな?」
「わ、わかったから!」
「本当にすみませんでした…」
「「わ、わぁーっ、もういいから!休も?闇が出てる!闇が出てるからぁ!」」
どうしたんだろうか、ハハハ、なんか急に慌てだして。いいよな?サボっても、ここまで頑張ったんだからさぁ、そろそろ萌えを補給しても
そこでぽんと後ろから頭に手が置かれた。この手の大きさは…!
「よく、頑張った。頑張った」
「わ、ワンコォ~!!!」
俺は感激してワンコに抱き着いた。ワンコは気にせずによしよしと言って頭を撫でてくる。これが包容力…!!ワンコは俺の癒しだぁ。
やべぇ、涙が出てくる。ここまでよく頑張ったよ俺…徹夜で頭が回らない中で、本当に…
断章では双子以外、バッドエンドとなりました。双子はどうしてもそのオチが見つからなかったので現在進行的な感じで出してみました。
一度はバッドエンドを迎えましたが、人生はまだまだ続いていきます。
ですので、ここからハッピーエンドに向かっていけるといいなぁって感じですね。解消した、とは言いませんがその糸口に椿は導いてやりました。
===============================================
新入生歓迎会が終わってから数日。言い換えれば副会長たちが戻って生徒会が正常に機能しはじめて数日。
俺たちは生徒会室で黙々と仕事を捌いていた。あれだけあった書類の山もなくなり、王道クンが招待されることもなくなって騒音にも視界のウザさにも苛まれることはなくなった。
俺はパソコンのエンターキーを押して、コーヒーカップを持ち上げて一口飲んだ。口内にかぐわしい香りと苦みが広がって喉を滑り落ちる。
カップを置いて、パソコンの電源を落とした。
顔を上げてみんなが仕事をする中で頭に浮かんだことを口に出した。
「よし、仕事さぼるわ。」
「「…は?」」
「「いいねー!さぼろー!」」
「さぼる、の?」
ハモる確率最近多いなーともう一度コーヒーを飲む。うまい。
反応が分かれる中で俺は準備を始める。
会長は立ち上がり、俺のところまでやってきて頭を鷲掴みして力を込めた。あー、アイアンクローだーちょっと痛い。
「どういうことだ?」
「かいちょーいたーい」
「茶化すな」
あ、口調はもう素に戻した。生徒会だけ限定で、めんどくさいし、最近素がぴょこぴょこでてくるし。なら、いっかなーって思って。まあ、腐男子ってことはバラさないけど。
手に力を込めたままジトリと見てくる。だって、なぁ
「つかれた」
「……急にどうした」
「椿、目がなんか濁って…」
「ただでさえ徹夜三昧で大変で気絶も当たり前、飯も食う暇がねぇ、睡眠時間もねぇってことで大変だったのにそこからさらに新入生歓迎会があって多忙に多忙を極めてふらふらの体でそれでもでなきゃいけなくて違反者も多いし取り締まらなきゃいけないし、連日の不健康で体力がない不調をきたしている、っていうのに暴れまわるやつらを組み伏せて被害者の気も使ってそこから不審者も来るし狙いは転校生で取り巻きはあぶねぇっていうのに堂々と話し込むし馬鹿だしめっちゃムカつくし対応するのも大変だったし、終われば副会長たちに説教話し合いで、副会長たちがサボった分も付き合ってさらに徹夜、で今日まで仕事仕事仕事、朝起きて生徒会室に来て仕事して昼めし食って仕事して終わったら夜で寝るだけで遊ぶこともできない趣味も満足に出来ない、仕事仕事仕事…だからもう、ひと段落したから後は期限にも余裕があるやつだけだしサボっても良いよな?悪くねぇよな?俺ここまで頑張ったんだし、いいよな?」
「わ、わかったから!」
「本当にすみませんでした…」
「「わ、わぁーっ、もういいから!休も?闇が出てる!闇が出てるからぁ!」」
どうしたんだろうか、ハハハ、なんか急に慌てだして。いいよな?サボっても、ここまで頑張ったんだからさぁ、そろそろ萌えを補給しても
そこでぽんと後ろから頭に手が置かれた。この手の大きさは…!
「よく、頑張った。頑張った」
「わ、ワンコォ~!!!」
俺は感激してワンコに抱き着いた。ワンコは気にせずによしよしと言って頭を撫でてくる。これが包容力…!!ワンコは俺の癒しだぁ。
やべぇ、涙が出てくる。ここまでよく頑張ったよ俺…徹夜で頭が回らない中で、本当に…
20
あなたにおすすめの小説
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
もういいや
ちゃんちゃん
BL
急遽、有名で偏差値がバカ高い高校に編入した時雨 薊。兄である柊樹とともに編入したが……
まぁ……巻き込まれるよね!主人公だもん!
しかも男子校かよ………
ーーーーーーーー
亀更新です☆期待しないでください☆
全寮制男子校でモテモテ。親衛隊がいる俺の話
みき
BL
全寮制男子校でモテモテな男の子の話。 BL 総受け 高校生 親衛隊 王道 学園 ヤンデレ 溺愛 完全自己満小説です。
数年前に書いた作品で、めちゃくちゃ中途半端なところ(第4話)で終わります。実験的公開作品
ひみつのモデルくん
おにぎり
BL
有名モデルであることを隠して、平凡に目立たず学校生活を送りたい男の子のお話。
高校一年生、この春からお金持ち高校、白玖龍学園に奨学生として入学することになった雨貝 翠。そんな彼にはある秘密があった。彼の正体は、今をときめく有名モデルの『シェル』。なんとか秘密がバレないように、黒髪ウィッグとカラコン、マスクで奮闘するが、学園にはくせもの揃いで⁉︎
主人公総受け、総愛され予定です。
思いつきで始めた物語なので展開も一切決まっておりません。感想でお好きなキャラを書いてくれたらそことの絡みが増えるかも…?作者は執筆初心者です。
後から編集することがあるかと思います。ご承知おきください。
【完結】我が兄は生徒会長である!
tomoe97
BL
冷徹•無表情•無愛想だけど眉目秀麗、成績優秀、運動神経まで抜群(噂)の学園一の美男子こと生徒会長・葉山凌。
名門私立、全寮制男子校の生徒会長というだけあって色んな意味で生徒から一目も二目も置かれる存在。
そんな彼には「推し」がいる。
それは風紀委員長の神城修哉。彼は誰にでも人当たりがよく、仕事も早い。喧嘩の現場を抑えることもあるので腕っぷしもつよい。
実は生徒会長・葉山凌はコミュ症でビジュアルと家柄、風格だけでここまで上り詰めた、エセカリスマ。実際はメソメソ泣いてばかりなので、本物のカリスマに憧れている。
終始彼の弟である生徒会補佐の観察記録調で語る、推し活と片思いの間で揺れる青春恋模様。
本編完結。番外編(after story)でその後の話や過去話などを描いてます。
(番外編、after storyで生徒会補佐✖️転校生有。可愛い美少年✖️高身長爽やか男子の話です)
風紀委員長様は王道転校生がお嫌い
八(八月八)
BL
※11/12 10話後半を加筆しました。
11/21 登場人物まとめを追加しました。
【第7回BL小説大賞エントリー中】
山奥にある全寮制の名門男子校鶯実学園。
この学園では、各委員会の委員長副委員長と、生徒会執行部が『役付』と呼ばれる特権を持っていた。
東海林幹春は、そんな鶯実学園の風紀委員長。
風紀委員長の名に恥じぬ様、真面目実直に、髪は七三、黒縁メガネも掛けて職務に当たっていた。
しかしある日、突如として彼の生活を脅かす転入生が現われる。
ボサボサ頭に大きなメガネ、ブカブカの制服に身を包んだ転校生は、元はシングルマザーの田舎育ち。母の再婚により理事長の親戚となり、この学園に編入してきたものの、学園の特殊な環境に慣れず、あくまでも庶民感覚で突き進もうとする。
おまけにその転校生に、生徒会執行部の面々はメロメロに!?
そんな転校生がとにかく気に入らない幹春。
何を隠そう、彼こそが、中学まで、転校生を凌ぐ超極貧ド田舎生活をしてきていたから!
※11/12に10話加筆しています。
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる