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番外編(web版)
リストと甥っ子達の日常
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ティア達に会いにファルマにやって来た僕だったが、到着すると同時に甥っ子達から「遊ぼう!」攻撃を受けることに。
ライとティアは公務のため外出しているが、侍女や護衛騎士達に見守られている甥っ子達は城にいた。
かわいい甥っ子達に会えるのは嬉しい。だが、長距離移動後なので、少し休ませて欲しいかなって思う。
ついさっきファルマ城にやって来た僕は、ふかふかのソファで体を休めたかなぁ? と思う間もなく、甥っ子達に囲まれていた。
「リストおじさまー、本読んで!」
「えー。ボール蹴りしようよ!」
「少し落ち着きなさい、二人共。おじさんの視界がブレまくって仕方がないよ」
僕の左右の腕をトラスとリラスが強く揺らしているので、船酔いしている気分になる。
兄達を見て覚えたせいか、今度は膝の上に座っている姪っ子のイリアが僕の服を掴んで揺らし出してしまう。
かわいい甥っ子は四歳の双子で、姪っ子は二歳。遊びに関しては無限の体力を持つ時期だ。
「おじちゃま。イリアはヌイグルミであそびたいー」
「みんなバラバラだね。何で遊ぼうかねぇ……」
「「え? 全部遊べばいいじゃん」」
「ぜんぶー」
「ぜ、全部……」
僕はおもいっきりインドアタイプで体力に自信がない。ティア達が戻るまで僕の体力持つかな?
この時、夜に絶対に爆睡するというフラグが立った。
「リストおじさま、はやく蹴ってー」
「おじさま、はやくー」
「はやくー」
燦々と輝く太陽の下。僕とトラス達は城の外でボール蹴りをしていた。
トラスたちの声が僕に届く中、僕は肩で大きく息をしながら「ちょっと待って」と告げ、足元にあるボールを止めている。
ボールを蹴るだけというのに、こんなにも体力を使うものなのだろうか。
もう息が上がってしまっていた。
「まだ遊んだばかりだよ?」
「君達の体力と僕の体力では差があるんだよ……」
「リストおじさまの方が大人なのに?」
「僕は思いっきりインドア派なんだ。仕事も大抵執務室でやっているし……少し休憩しよう。君達、水分補給も必要だよ。さぁ、トラスたちに飲み物を」
僕は傍で控えていたメイドに指示を出す。
彼女達は手にしているタオルや飲み物をトラス達へ渡してくれている。
「えー。まだ遊ぶ」
「休憩」
僕は立っていられなくなり、芝生の上に寝そべった。
きっと以前の僕なら芝生の上に直に寝そべるようなことはしないだろう。
でも、この子達と遊ぶようになり、一気に生活も変わった。
「おじちゃま」
可愛らしい声が頭上から聞こえてきたので、視線を向ければイリアが僕の傍に立っていた。
手には水の入った小さなコップを持っている。
姪っ子お気に入りの白鳥の形をしたものだ。
「おじちゃま、のんで」
「イリアは飲んだのかい?」
彼女は首を左右に振ると、コップを差し出してきた。
「イリアよりおじちゃま。おじちゃまにげんきになってほしいの」
「イリア……!」
もう可愛い。なんてこんなに可愛いんだ。
僕は起きあがると、抱きしめた。
「イリア、だいすきー」
ぎゅっとイリアも抱きしめてくれる。
あー、疲れが飛ぶと思っていると、「あーっ! ずるい!」という二つの声が届く。
こちらに向かってかけてくる足音が聞こえたかと思えば、ガッと背中に衝撃が走る。
この衝撃、みぞおちじゃなくて良かった……
「イリアだけじゃなくて僕達もおじ様の事大好きだよ。だから、遊ぼう!」
どうやらトラス達が焼きもちを焼いて僕に抱き付いたらしい。
「僕も君達の事が大好きだよ。元気を貰ったから遊ぼうか」
と言えば、騎士達から「リスト様、あまり無理をなさらないで下さいね」と声をかけられてしまう。
僕は騎士達に大丈夫だよと答え、立ち上がった。
さぁ、可愛い甥っ子達のために体力の限界まで遊びに付き合うか!
ライとティアは公務のため外出しているが、侍女や護衛騎士達に見守られている甥っ子達は城にいた。
かわいい甥っ子達に会えるのは嬉しい。だが、長距離移動後なので、少し休ませて欲しいかなって思う。
ついさっきファルマ城にやって来た僕は、ふかふかのソファで体を休めたかなぁ? と思う間もなく、甥っ子達に囲まれていた。
「リストおじさまー、本読んで!」
「えー。ボール蹴りしようよ!」
「少し落ち着きなさい、二人共。おじさんの視界がブレまくって仕方がないよ」
僕の左右の腕をトラスとリラスが強く揺らしているので、船酔いしている気分になる。
兄達を見て覚えたせいか、今度は膝の上に座っている姪っ子のイリアが僕の服を掴んで揺らし出してしまう。
かわいい甥っ子は四歳の双子で、姪っ子は二歳。遊びに関しては無限の体力を持つ時期だ。
「おじちゃま。イリアはヌイグルミであそびたいー」
「みんなバラバラだね。何で遊ぼうかねぇ……」
「「え? 全部遊べばいいじゃん」」
「ぜんぶー」
「ぜ、全部……」
僕はおもいっきりインドアタイプで体力に自信がない。ティア達が戻るまで僕の体力持つかな?
この時、夜に絶対に爆睡するというフラグが立った。
「リストおじさま、はやく蹴ってー」
「おじさま、はやくー」
「はやくー」
燦々と輝く太陽の下。僕とトラス達は城の外でボール蹴りをしていた。
トラスたちの声が僕に届く中、僕は肩で大きく息をしながら「ちょっと待って」と告げ、足元にあるボールを止めている。
ボールを蹴るだけというのに、こんなにも体力を使うものなのだろうか。
もう息が上がってしまっていた。
「まだ遊んだばかりだよ?」
「君達の体力と僕の体力では差があるんだよ……」
「リストおじさまの方が大人なのに?」
「僕は思いっきりインドア派なんだ。仕事も大抵執務室でやっているし……少し休憩しよう。君達、水分補給も必要だよ。さぁ、トラスたちに飲み物を」
僕は傍で控えていたメイドに指示を出す。
彼女達は手にしているタオルや飲み物をトラス達へ渡してくれている。
「えー。まだ遊ぶ」
「休憩」
僕は立っていられなくなり、芝生の上に寝そべった。
きっと以前の僕なら芝生の上に直に寝そべるようなことはしないだろう。
でも、この子達と遊ぶようになり、一気に生活も変わった。
「おじちゃま」
可愛らしい声が頭上から聞こえてきたので、視線を向ければイリアが僕の傍に立っていた。
手には水の入った小さなコップを持っている。
姪っ子お気に入りの白鳥の形をしたものだ。
「おじちゃま、のんで」
「イリアは飲んだのかい?」
彼女は首を左右に振ると、コップを差し出してきた。
「イリアよりおじちゃま。おじちゃまにげんきになってほしいの」
「イリア……!」
もう可愛い。なんてこんなに可愛いんだ。
僕は起きあがると、抱きしめた。
「イリア、だいすきー」
ぎゅっとイリアも抱きしめてくれる。
あー、疲れが飛ぶと思っていると、「あーっ! ずるい!」という二つの声が届く。
こちらに向かってかけてくる足音が聞こえたかと思えば、ガッと背中に衝撃が走る。
この衝撃、みぞおちじゃなくて良かった……
「イリアだけじゃなくて僕達もおじ様の事大好きだよ。だから、遊ぼう!」
どうやらトラス達が焼きもちを焼いて僕に抱き付いたらしい。
「僕も君達の事が大好きだよ。元気を貰ったから遊ぼうか」
と言えば、騎士達から「リスト様、あまり無理をなさらないで下さいね」と声をかけられてしまう。
僕は騎士達に大丈夫だよと答え、立ち上がった。
さぁ、可愛い甥っ子達のために体力の限界まで遊びに付き合うか!
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