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番外編(web版)
メディの恋~いつも見守ってくれていた私の騎士様~10(終)
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(コルタ視点)
とある休日の昼下がり。
俺とメディはエタセルの下町にある商店街にやって来ていた。
今日はティアの兄であるリストの誕生日なので、そのお祝いをティア達の家でやることになっている。
リストへ料理やケーキを振る舞ってお祝いするための食材を買い物中。
ティアも途中までいたのだが、急な仕事の呼び出しがあって商会に……
そのため、俺とメディの二人きりだ。
下町には俺の実家の食堂があるため、生まれた頃から馴染みの町並みだ。
立ち並んでいる店もちびっ子の頃に一緒に遊んでいた連中達が店を継いで店主になっている箇所もある。
今いる場所・果物屋もそうで、俺の幼馴染み・グラノーツが店主。
グラノーツは紺色のエプロンを着けて俺の前に立ち、話しかけていた。
「コルタ、最近メディ様とよく一緒だよなぁ」
「そうだな」
「もしかしてつき合っているのかー?」
からかう調子で言って来たので、俺はため息を吐き出す。
言い方が「誰々ちゃんのことが好きなんじゃないのかー?」というトーンと一緒だったから。
昔からグラノーツはこんな感じだったのを思いだした。
もうすぐ一児の父親になるのに、性格はちびっ子の頃のままらしい。
「つき合っている」
「え」
予想外の台詞だったらしく、グラノーツは今までに見たこともないくらいの驚愕の表情を浮かべた。
俺から視線を店の奥でフルーツを選んでいるメディへと向けると、もう一度俺へと戻す。
「嘘でしょ!? リアル美女と野獣じゃん」
「俺は野獣か。王子は望まないがせめて騎士にしてくれ。職業・騎士だし」
「いや、だってコルタはガチムチじゃん! メディ様って美女だよ! しかも、お姫様! コルタとメディ様が手を繋いだらメディ様の手が折れそう……コルタ、片手でリンゴ潰せそうだし。試しに俺と手を繋いでみて。確認するから」
「なんでおまえと手を繋がなきゃならないんだ。いくつだ、いくつ」
「昔よく繋いだじゃんか」
「おまえがよく迷子になっていたからな。毎回俺が探しに行ったのを忘れたのか? 迷子になるから動くなって言ったのに動くし」
「黒歴史の封印解かないで! もうすぐ父親になるのに!」
グラノーツは耳を塞ぐと左右に首を振る。
「絶対に子供にはその黒歴史を言わないでくれよ。でも、おめでとう。九割まだ信じられないけど」
「安心しろ、俺もだ」
未だに信じられない。
メディに対しては、ずっと片思いでも構わないと思っていたからだ。
彼女の側にいて守れればそれでいいと。
それなのに、ついこの間両思いになったため、現実としてまだ認識されていない。
夢なんじゃないか? とさえ思う。
夢なら覚めないで欲しい。
「コルタ」
グラノーツとしゃべっていたら、メディの声が届く。
顔を向ければ、彼女が小さく手招きをしていた。
どうしよう。
手招きなんて些細な仕草さえ愛しい。
「野獣、顔がすごく緩んでいるよ。あと、めっちゃ顔が赤い。純情野獣なの?」
「野獣言うな。緩むのはしょうがないだろ。当然だ」
「わかる。確かにめっちゃかわいい。おめでとう。お祝いに商店街全店でコルタがメディ様と付き合ったぞセールやって良い?」
「黒歴史をすべて言うぞ?」
「やめて。冗談です。仕方ない。お祝いにフルーツの盛り合わせのプレゼントに変更するか。実家に届けるからメディ様と一緒に食べて」
「気を遣うな。そんな間柄じゃないだろ」
俺はグラノーツにそう言うとメディの方へと向かった。
+
+
+
グラノーツの店で買い物を終えた俺達は、次の店に向かうために通りを歩いていた。
「さっきの果物屋さん、グラノーツさんだったっけ……? コルタと幼馴染みだって言っていたよ」
「あぁ。ちびっ子の頃、よく遊んでた」
「そっか。だから仲良さそうに話していたんだね。コルタの表情も砕けていたし」
「砕けていたか……? 結構失礼なこと言われていたんだが。俺とメディが手を繋いだらメディの手が砕けるとか」
「え、砕ける……!?」
隣を歩いているメディが自分の手をじっと見ている。
俺の手と違って小さい。
メディは手も可愛いとついのろけてしまいたくなった。
「く、砕かないぞ!」
「わかっているよ。コルタが私の事を大切にしてくれているのを十分感じているから」
メディはそう言うとクスクスと笑う。
あまりにも手を凝視していたため、本気で考えていたと思ってしまった。
まったく、グラノーツがあんな冗談言うから。
――そういえば、付き合ってから手を繋いだことないな。
ふと、そんな事が頭に過ぎった。
手を繋ぎたいか繋ぎたくないかと問われれば、繋ぎたいに決まっている。
ただ、なかなかタイミングが難しくて。
大切にすればするほど、タイミングを逃してしまう。
今日はどうだろうか? この流れに乗って……
「あのさ、試してみるか? 手を繋いでさ」
俺はメディに言うと、彼女に向かって手を差し出す。
するとメディが目を大きく見開いた。
かと思えば、急速に頬を真っ赤にさせる。
俺も彼女と一緒で顔が赤くなってしまっているかもしれない。
頬が熱いから。
メディは俺の言葉にコクンと小さく頷くと、手を伸ばして俺の手に触れた。
ほんのり冷たい手は、かなり小さかった。
俺の手が大きすぎるだけなのかもしれないが。
「悪いな。剣ダコとか出来ていて綺麗な手じゃない」
きっとメディが夜会で踊るような王子様のような手じゃない。
「ううん、コルタがお仕事頑張っている証拠だもの。王都の安全を守ってくれているわ。私、好きだよ。コルタの手」
メディがはにかみながら言った台詞を聞き、俺は嬉しすぎて叫びたい衝動に駆られてしまう。
叫んだらそれこそ「やっぱ野獣じゃん」ってグラノーツに言われそうだからしないが。
とある休日の昼下がり。
俺とメディはエタセルの下町にある商店街にやって来ていた。
今日はティアの兄であるリストの誕生日なので、そのお祝いをティア達の家でやることになっている。
リストへ料理やケーキを振る舞ってお祝いするための食材を買い物中。
ティアも途中までいたのだが、急な仕事の呼び出しがあって商会に……
そのため、俺とメディの二人きりだ。
下町には俺の実家の食堂があるため、生まれた頃から馴染みの町並みだ。
立ち並んでいる店もちびっ子の頃に一緒に遊んでいた連中達が店を継いで店主になっている箇所もある。
今いる場所・果物屋もそうで、俺の幼馴染み・グラノーツが店主。
グラノーツは紺色のエプロンを着けて俺の前に立ち、話しかけていた。
「コルタ、最近メディ様とよく一緒だよなぁ」
「そうだな」
「もしかしてつき合っているのかー?」
からかう調子で言って来たので、俺はため息を吐き出す。
言い方が「誰々ちゃんのことが好きなんじゃないのかー?」というトーンと一緒だったから。
昔からグラノーツはこんな感じだったのを思いだした。
もうすぐ一児の父親になるのに、性格はちびっ子の頃のままらしい。
「つき合っている」
「え」
予想外の台詞だったらしく、グラノーツは今までに見たこともないくらいの驚愕の表情を浮かべた。
俺から視線を店の奥でフルーツを選んでいるメディへと向けると、もう一度俺へと戻す。
「嘘でしょ!? リアル美女と野獣じゃん」
「俺は野獣か。王子は望まないがせめて騎士にしてくれ。職業・騎士だし」
「いや、だってコルタはガチムチじゃん! メディ様って美女だよ! しかも、お姫様! コルタとメディ様が手を繋いだらメディ様の手が折れそう……コルタ、片手でリンゴ潰せそうだし。試しに俺と手を繋いでみて。確認するから」
「なんでおまえと手を繋がなきゃならないんだ。いくつだ、いくつ」
「昔よく繋いだじゃんか」
「おまえがよく迷子になっていたからな。毎回俺が探しに行ったのを忘れたのか? 迷子になるから動くなって言ったのに動くし」
「黒歴史の封印解かないで! もうすぐ父親になるのに!」
グラノーツは耳を塞ぐと左右に首を振る。
「絶対に子供にはその黒歴史を言わないでくれよ。でも、おめでとう。九割まだ信じられないけど」
「安心しろ、俺もだ」
未だに信じられない。
メディに対しては、ずっと片思いでも構わないと思っていたからだ。
彼女の側にいて守れればそれでいいと。
それなのに、ついこの間両思いになったため、現実としてまだ認識されていない。
夢なんじゃないか? とさえ思う。
夢なら覚めないで欲しい。
「コルタ」
グラノーツとしゃべっていたら、メディの声が届く。
顔を向ければ、彼女が小さく手招きをしていた。
どうしよう。
手招きなんて些細な仕草さえ愛しい。
「野獣、顔がすごく緩んでいるよ。あと、めっちゃ顔が赤い。純情野獣なの?」
「野獣言うな。緩むのはしょうがないだろ。当然だ」
「わかる。確かにめっちゃかわいい。おめでとう。お祝いに商店街全店でコルタがメディ様と付き合ったぞセールやって良い?」
「黒歴史をすべて言うぞ?」
「やめて。冗談です。仕方ない。お祝いにフルーツの盛り合わせのプレゼントに変更するか。実家に届けるからメディ様と一緒に食べて」
「気を遣うな。そんな間柄じゃないだろ」
俺はグラノーツにそう言うとメディの方へと向かった。
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グラノーツの店で買い物を終えた俺達は、次の店に向かうために通りを歩いていた。
「さっきの果物屋さん、グラノーツさんだったっけ……? コルタと幼馴染みだって言っていたよ」
「あぁ。ちびっ子の頃、よく遊んでた」
「そっか。だから仲良さそうに話していたんだね。コルタの表情も砕けていたし」
「砕けていたか……? 結構失礼なこと言われていたんだが。俺とメディが手を繋いだらメディの手が砕けるとか」
「え、砕ける……!?」
隣を歩いているメディが自分の手をじっと見ている。
俺の手と違って小さい。
メディは手も可愛いとついのろけてしまいたくなった。
「く、砕かないぞ!」
「わかっているよ。コルタが私の事を大切にしてくれているのを十分感じているから」
メディはそう言うとクスクスと笑う。
あまりにも手を凝視していたため、本気で考えていたと思ってしまった。
まったく、グラノーツがあんな冗談言うから。
――そういえば、付き合ってから手を繋いだことないな。
ふと、そんな事が頭に過ぎった。
手を繋ぎたいか繋ぎたくないかと問われれば、繋ぎたいに決まっている。
ただ、なかなかタイミングが難しくて。
大切にすればするほど、タイミングを逃してしまう。
今日はどうだろうか? この流れに乗って……
「あのさ、試してみるか? 手を繋いでさ」
俺はメディに言うと、彼女に向かって手を差し出す。
するとメディが目を大きく見開いた。
かと思えば、急速に頬を真っ赤にさせる。
俺も彼女と一緒で顔が赤くなってしまっているかもしれない。
頬が熱いから。
メディは俺の言葉にコクンと小さく頷くと、手を伸ばして俺の手に触れた。
ほんのり冷たい手は、かなり小さかった。
俺の手が大きすぎるだけなのかもしれないが。
「悪いな。剣ダコとか出来ていて綺麗な手じゃない」
きっとメディが夜会で踊るような王子様のような手じゃない。
「ううん、コルタがお仕事頑張っている証拠だもの。王都の安全を守ってくれているわ。私、好きだよ。コルタの手」
メディがはにかみながら言った台詞を聞き、俺は嬉しすぎて叫びたい衝動に駆られてしまう。
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