175 / 183
169 楽なお手伝い
しおりを挟む
「本当かい?! 今、手伝うって言ったね?!」
「ちょっとパパ、こんな小さな子に何させようっていうのよ」
セイリアがぺしぺしと、私の肩を掴む手を振り払ってくれた。
でも、手伝うこと自体はやぶさかではないのだけど。そういう経験はたくさんある方が役に立つ。
「セイリアも手伝ってくれればいいんだけどなあ?」
「もう! 今はリュウ君と遊んでて忙しいの!」
「でも見なさい、リュウ君は手伝ってくれそうだよ」
不服そうなセイリアを横目に、セイリアの父がにこにこ私を眺めて揉み手をする。
「座っているだけでいいんだけど……どうかな? セイリアが隣でおしゃべりしてくれれば、退屈もしないだろう? セイリアも、そのくらい手伝いなさい」
「えー。お小遣い出るなら」
セイリア、ちゃっかりしている。そこはさすがの商人魂なんだろうか。
私にもお小遣いを、と言ってくれたのだけど、お手伝いはそもそもお礼なのだから。
「じゃあ、こっちにおいで。セイリアも」
嬉しそうなセイリア父に促され、何をするのだろうとついていったのだけど。
「――うん、いいね。最高だよ!」
「りゅー、じっとしてるだけ?」
「そう、そこに座って本を読んだり、おしゃべりするだけでいいよ」
本?! 本があるのか。
目を輝かせた私に、商人の目がキラリと光った。
「おや、本が好きかね。色々あるよ、商品は渡せないが、ここにあるものなら、持って行くといい」
「パパ……そんな小難しいのいらないわよ」
「いや、探せば外国の絵本も、お前が読んでた本も確か……多分、ここらに」
宝の、山だ。
素晴らしい。普通の書店にはないだろう様々な種類の本が、雑多に置かれている。異国の言葉や本もあるし、商売について書かれた本も多い。
「りゅー、全部読む!」
「はは、またいつでもおいで。そんなに本が好きとは、素晴らしいね」
とりあえず、端から攻略だ。一気に取り込もうとして、そう言えば人前でやってはいけないのだったと思い出す。
仕方ない、『普通に』読みながらインプットしていくしかない。
持てるだけ本を抱え、セイリアにも抱えてもらい、いそいそ店頭までやってきた。
「リュウ君が本読んでたら、私が暇なんだけど……そうだ、お猿さん、この編み方教えてよ」
「ククイッ!」
さっそく本に視線を落とすと、セイリアも読めばいいのにそんなことを言ってキンタロとマクラメ編みをしている。師弟が逆転してしまったけれど、セイリアは柔軟だな。きっと、良い商人になるだろう。
ガルーは肩でまん丸になり、パンが忙しそうにあちこち行ったり来たりしている。
「まああ、本当に凄いわ! なんて綺麗なの?!」
読み始めて間もなく、セイリア父に連れられて母がやってきた。
私を見て、目を輝かせている。確かに、今私はとてもキラキラして綺麗だと思う。
「凄いだろう、最高の魅せ方だと思わないか? セイリアも、こうやって――」
「嫌よ、やったことあるじゃない。すっごく肩が凝るもの」
そんなに重くないのに、肩が凝るんだろうか。
本から視線を上げ、まばゆい輝きに目をやった。
私は今、なんだかシンプルな服を着て、頭から肩から腕まで、キラキラに覆われている。
ヘッドチェーンというのだろうか、額から髪にかけて、繊細な鎖と宝石類が連なって揺れている。
さらには首から肩にかけてはショルダージュエリー。ブレスレットやイヤリングもある。指輪はサイズがなかったけれど、代わりに手の甲を彩るアクセサリーがある。
どうせ見えないから、と胸元から下は大人しいけれど、上半身は圧倒的に過剰装飾だ。
身動きのたびに、チカチカ眩しく輝く。
本のページにも、虹色のきらめきが揺れていた。
これが、私のお手伝いらしい。
私の色が薄いから、きっと繊細なアクセサリーが映えるのだろう。
マネキン代わりとして、ここに居るだけ。なんと簡単なお手伝いか。しかも、その間私は存分に知識を取り込める。まさにWin-winだ。
「美しいわ……ずっと眺めていたいくらい。しかも大人しく座っていられるなんて最高ね……」
「本を読んでいるのがなおいいね。伏せたまつ毛が、繊細さに輪をかけてはかなげじゃないか。装飾品が、実際の価値よりずっと高く見えるな!」
「ホント、リュウ君綺麗だわ。精霊か神様みたい。でもそれ、邪魔じゃない? しかもさあ、じっと座ってるとか拷問よ」
セイリアは、あんまり装飾が好きじゃないらしい。確かに彼女はじっとしていないから、こうして座っているのは苦痛なのかもしれない。
なぜか鼻高々なセイリア父が、さっそく足を止めたお客さんの対応をしている。
さすがの見立てなのか、通りを歩く人が漏れなく私へ視線をやるようになった。
ほう、と溜息を吐いて見つめ、私がページを捲ると一様に驚く。そんなに私は人形に見えるのか。
口々に褒めているようだから、せっかくならリトに見せたかったと思う。
「ねえ見てリュウ君、私も飾ってみたよ! かわいくない?!」
ややあって、セイリアがウキウキそう言うから、てっきりセイリアもマネキンになったと思ったのだけど。
満面の笑みを向けるセイリアの方へ顔を上げて、そして、下げた。
「……キンタロ、かわいい」
「でしょ?! 毛に埋もれちゃわず、映えるものを厳選したんだから!」
そこには、神猿と言わんばかりの煌びやかな猿がいた。
せっせと作品を作っているキンタロは、時々邪魔そうな顔をするものの、そう気にはしていないよう。多分、私がやっているからそのお供のつもりなんだろう。
かわいい、と言えば照れて私の膝へ飛び乗ってお腹に顔を埋めてしまう。
すごいな、もしかして私より小さい服があれば、着られるかもしれない。
「きゃうわうっ!」
「待って待って、じっとして?! 君はよく動くから、頑丈なアクセがいいよね……かつシンプルに!」
パンも装飾するのか。嬉し気なパンが跳ねるので、装着は中々大変そう。
「我を見よ、この神々しさ、さすがルミナスプとも言うべき高貴なる――」
ファエルもいたのか。お世辞にもカエルに装飾は似合わないと思うけれど、頭に乗せた王冠が随分マッチしていた。もしかしてそれは、本来指輪では。
「ほう……やるな。やはりお前には商才が――」
「そういうのじゃなくない?! 商才関係ないよ、絶対!」
父に言われて、セイリアが抵抗している。商才はあって困ることはないだろうに。
そうこうする間に、店舗の前が黒山の人だかりになってきた。セイリア家は忙しそうだけれど、私は何も忙しくない。何とも気楽な身分だ。
温かい日差しの中、ぱらり、ページをめくってひたすら文字列を追っていたのだった。
「ちょっとパパ、こんな小さな子に何させようっていうのよ」
セイリアがぺしぺしと、私の肩を掴む手を振り払ってくれた。
でも、手伝うこと自体はやぶさかではないのだけど。そういう経験はたくさんある方が役に立つ。
「セイリアも手伝ってくれればいいんだけどなあ?」
「もう! 今はリュウ君と遊んでて忙しいの!」
「でも見なさい、リュウ君は手伝ってくれそうだよ」
不服そうなセイリアを横目に、セイリアの父がにこにこ私を眺めて揉み手をする。
「座っているだけでいいんだけど……どうかな? セイリアが隣でおしゃべりしてくれれば、退屈もしないだろう? セイリアも、そのくらい手伝いなさい」
「えー。お小遣い出るなら」
セイリア、ちゃっかりしている。そこはさすがの商人魂なんだろうか。
私にもお小遣いを、と言ってくれたのだけど、お手伝いはそもそもお礼なのだから。
「じゃあ、こっちにおいで。セイリアも」
嬉しそうなセイリア父に促され、何をするのだろうとついていったのだけど。
「――うん、いいね。最高だよ!」
「りゅー、じっとしてるだけ?」
「そう、そこに座って本を読んだり、おしゃべりするだけでいいよ」
本?! 本があるのか。
目を輝かせた私に、商人の目がキラリと光った。
「おや、本が好きかね。色々あるよ、商品は渡せないが、ここにあるものなら、持って行くといい」
「パパ……そんな小難しいのいらないわよ」
「いや、探せば外国の絵本も、お前が読んでた本も確か……多分、ここらに」
宝の、山だ。
素晴らしい。普通の書店にはないだろう様々な種類の本が、雑多に置かれている。異国の言葉や本もあるし、商売について書かれた本も多い。
「りゅー、全部読む!」
「はは、またいつでもおいで。そんなに本が好きとは、素晴らしいね」
とりあえず、端から攻略だ。一気に取り込もうとして、そう言えば人前でやってはいけないのだったと思い出す。
仕方ない、『普通に』読みながらインプットしていくしかない。
持てるだけ本を抱え、セイリアにも抱えてもらい、いそいそ店頭までやってきた。
「リュウ君が本読んでたら、私が暇なんだけど……そうだ、お猿さん、この編み方教えてよ」
「ククイッ!」
さっそく本に視線を落とすと、セイリアも読めばいいのにそんなことを言ってキンタロとマクラメ編みをしている。師弟が逆転してしまったけれど、セイリアは柔軟だな。きっと、良い商人になるだろう。
ガルーは肩でまん丸になり、パンが忙しそうにあちこち行ったり来たりしている。
「まああ、本当に凄いわ! なんて綺麗なの?!」
読み始めて間もなく、セイリア父に連れられて母がやってきた。
私を見て、目を輝かせている。確かに、今私はとてもキラキラして綺麗だと思う。
「凄いだろう、最高の魅せ方だと思わないか? セイリアも、こうやって――」
「嫌よ、やったことあるじゃない。すっごく肩が凝るもの」
そんなに重くないのに、肩が凝るんだろうか。
本から視線を上げ、まばゆい輝きに目をやった。
私は今、なんだかシンプルな服を着て、頭から肩から腕まで、キラキラに覆われている。
ヘッドチェーンというのだろうか、額から髪にかけて、繊細な鎖と宝石類が連なって揺れている。
さらには首から肩にかけてはショルダージュエリー。ブレスレットやイヤリングもある。指輪はサイズがなかったけれど、代わりに手の甲を彩るアクセサリーがある。
どうせ見えないから、と胸元から下は大人しいけれど、上半身は圧倒的に過剰装飾だ。
身動きのたびに、チカチカ眩しく輝く。
本のページにも、虹色のきらめきが揺れていた。
これが、私のお手伝いらしい。
私の色が薄いから、きっと繊細なアクセサリーが映えるのだろう。
マネキン代わりとして、ここに居るだけ。なんと簡単なお手伝いか。しかも、その間私は存分に知識を取り込める。まさにWin-winだ。
「美しいわ……ずっと眺めていたいくらい。しかも大人しく座っていられるなんて最高ね……」
「本を読んでいるのがなおいいね。伏せたまつ毛が、繊細さに輪をかけてはかなげじゃないか。装飾品が、実際の価値よりずっと高く見えるな!」
「ホント、リュウ君綺麗だわ。精霊か神様みたい。でもそれ、邪魔じゃない? しかもさあ、じっと座ってるとか拷問よ」
セイリアは、あんまり装飾が好きじゃないらしい。確かに彼女はじっとしていないから、こうして座っているのは苦痛なのかもしれない。
なぜか鼻高々なセイリア父が、さっそく足を止めたお客さんの対応をしている。
さすがの見立てなのか、通りを歩く人が漏れなく私へ視線をやるようになった。
ほう、と溜息を吐いて見つめ、私がページを捲ると一様に驚く。そんなに私は人形に見えるのか。
口々に褒めているようだから、せっかくならリトに見せたかったと思う。
「ねえ見てリュウ君、私も飾ってみたよ! かわいくない?!」
ややあって、セイリアがウキウキそう言うから、てっきりセイリアもマネキンになったと思ったのだけど。
満面の笑みを向けるセイリアの方へ顔を上げて、そして、下げた。
「……キンタロ、かわいい」
「でしょ?! 毛に埋もれちゃわず、映えるものを厳選したんだから!」
そこには、神猿と言わんばかりの煌びやかな猿がいた。
せっせと作品を作っているキンタロは、時々邪魔そうな顔をするものの、そう気にはしていないよう。多分、私がやっているからそのお供のつもりなんだろう。
かわいい、と言えば照れて私の膝へ飛び乗ってお腹に顔を埋めてしまう。
すごいな、もしかして私より小さい服があれば、着られるかもしれない。
「きゃうわうっ!」
「待って待って、じっとして?! 君はよく動くから、頑丈なアクセがいいよね……かつシンプルに!」
パンも装飾するのか。嬉し気なパンが跳ねるので、装着は中々大変そう。
「我を見よ、この神々しさ、さすがルミナスプとも言うべき高貴なる――」
ファエルもいたのか。お世辞にもカエルに装飾は似合わないと思うけれど、頭に乗せた王冠が随分マッチしていた。もしかしてそれは、本来指輪では。
「ほう……やるな。やはりお前には商才が――」
「そういうのじゃなくない?! 商才関係ないよ、絶対!」
父に言われて、セイリアが抵抗している。商才はあって困ることはないだろうに。
そうこうする間に、店舗の前が黒山の人だかりになってきた。セイリア家は忙しそうだけれど、私は何も忙しくない。何とも気楽な身分だ。
温かい日差しの中、ぱらり、ページをめくってひたすら文字列を追っていたのだった。
543
あなたにおすすめの小説
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
3点スキルと食事転生。食いしん坊の幸福無双。〜メシ作るために、貰ったスキル、完全に戦闘狂向き〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
伯爵家の当主と側室の子であるリアムは転生者である。
転生した時に、目立たないから大丈夫と貰ったスキルが、転生して直後、ひょんなことから1番知られてはいけない人にバレてしまう。
- 週間最高ランキング:総合297位
- ゲス要素があります。
- この話はフィクションです。
ヴァイオリン辺境伯の優雅で怠惰なスローライフ〜転生した追放悪役令息が魔境でヴァイオリン練習していたら、精霊界隈でバズってました〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
「お前を追放する——!」
乙女のゲーム世界に転生したオーウェン。成績優秀で伯爵貴族だった彼は、ヒロインの行動を咎めまったせいで、悪者にされ、辺境へ追放されてしまう。
隣は魔物の森と恐れられ、冒険者が多い土地——リオンシュタットに飛ばされてしまった彼だが、戦いを労うために、冒険者や、騎士などを森に集め、ヴァイオリンのコンサートをする事にした。
「もうその発想がぶっ飛んでるんですが——!というか、いつの間に、コンサート会場なんて作ったのですか!?」
規格外な彼に戸惑ったのは彼らだけではなく、森に住む住民達も同じようで……。
「なんだ、この音色!透き通ってて美味え!」「ほんとほんと!」
◯カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました。
◯この話はフィクションです。
◯未成年飲酒する場面がありますが、未成年飲酒を容認・推奨するものでは、ありません。
魔境へ追放された公爵令息のチート領地開拓 〜動く屋敷でもふもふ達とスローライフ!〜
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
公爵家に生まれたエリクは転生者である。
4歳の頃、前世の記憶が戻って以降、知識無双していた彼は気づいたら不自由極まりない生活を送るようになっていた。
そんな彼はある日、追放される。
「よっし。やっと追放だ。」
自由を手に入れたぶっ飛んび少年エリクが、ドラゴンやフェンリルたちと気ままに旅先を決めるという物語。
- この話はフィクションです。
- カクヨム様でも連載しています。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
救世の結界師マールちゃん~無能だと廃棄されましたが、敵国で傭兵のおっさん達に餌付けされてるので、今さら必要と言われても戻りません~
ぽんぽこ@3/28新作発売!!
ファンタジー
「ウチの子、可愛いうえに最強すぎるんだが――!?」
魔の森の隣、辺境伯家。 そこで八歳のメイド・マールは、食事も与えられず“要らない人間”として扱われていた。
――そしてある日ついに、毒と魔獣の禁忌領域《魔の森》へ捨てられてしまう。
「ここ……どこ?」
現れた魔獣に襲われかけたその瞬間。
救いに現れたのは――敵国の”イケオジ”傭兵隊だった。
「ほら、食え」
「……いいの?」
焚き火のそばで差し出された“温かいお粥”は、マールに初めての「安心」と「ごはん」を教えてくれた。
行き場を失った幼女は、強面のおじさん傭兵たちに餌付けされ、守られ、少しずつ笑えるようになる―― そんなシナリオだったはずなのに。
旅の途中、マールは無意識に結界を張り、猛毒の果実を「安全な食べ物」に変えてしまう。
「これもおいしいよ、おじさん!食べて食べて!」
「ウチの子は天才か!?」
ただ食べたいだけ。 だけどその力は、国境も常識もくつがえす。
これは、捨てられた欠食幼女が、敵国でお腹いっぱい幸せになりながら、秘められた力で世界を巻き込んでいく物語。
※若干の百合風味を含みます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる