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長篠城再び
第33話
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「『何をしに来たのか?』
と申すか。なぁに心配するに及ばぬ。私はただ孫の顔を見に来ただけの事である。」
武田勝頼が長篠城への使者に任命した人物。それは、徳川方として長篠城を守っている奥平貞昌の祖父奥平貞勝。
少し前。
山県昌景「貞勝を用いるのか?」
高坂昌信「はい。先年の奥平貞能が一族郎党の大半を引き連れ徳川に寝返った際、その誘いには乗らず。我が陣営に留まった貞能の父貞勝であります。」
山県昌景「『絶縁状態にある。』
と聞いているが。」
高坂昌信「本気でそう思っています?」
山県昌景「家名を残すための方便に決まっておろう。」
高坂昌信「はい。奥平一族はかつて今川義元の三河進出に対抗する織田信長の調略により、家中の分裂を経験しています。その時、義元に従ったのが貞勝で信長の誘いに乗ったのが貞能でありました。結果は今川が勝利。その際、貞勝は敗者の側に立たされた息子の貞能を高野山に逃がした上。頃合いを見計らって義元に謝罪。許された貞能は何事も無かったかのように作手への帰還を果たしています。」
山県昌景「今回の仲違いも同様の方式を採ったと考えて。」
高坂昌信「間違いありません。」
山県昌景「それであるならば尚の事許すわけにはいかないのだが。」
高坂昌信「実行役は貞昌の父貞能であります。」
山県昌景「しかも菅沼正貞から託されている長篠の城と民を抱えている……。城外に引きずり出す事が出来れば……。」
高坂昌信「許すのでしょう?」
山県昌景「わかっている。」
高坂昌信「軍議の席で
『我が意を得たり。』
の質問が飛んだ時、乗ってはなりませんよ。」
山県昌景「1つだけ聞いていいか?」
高坂昌信「何でしょうか?」
山県昌景「菅沼正貞が言っていた長篠城の弱点を教えてくれ。」
高坂昌信「意見を翻す気満々でありますね。」
山県昌景「今後の防衛の事を考えての事である。」
高坂昌信「なら城を手に入れてからで宜しいでしょう。」
山県昌景「俺だってあの城を歩き回ったのだぞ。徳川の手に渡ってから、その弱点はあらかた埋められているような気がしてならぬ。唯一残っていたのが兵糧庫ぐらい。」
高坂昌信「聞いて考えを変える事はありませんね?」
山県昌景「約束する。」
高坂昌信「答えは簡単です。堅固過ぎるが故、要所を抑えられたら最後。城から外へ脱出する事が出来ない。それだけであります。ですので解決を図るのでありましたら包囲を解いて、外へ誘き出すしかありません。しかしその可能性も無くなりました。何故なら長篠城を救う援軍は全てここを去ってしまったのでありますから。つまり……。」
山県昌景「兵糧攻めを続けるしかない。」
高坂昌信「ですので貞勝に託しましょう。」
長篠城。
奥平貞勝「私がここに来た理由はわかっておろう。」
奥平貞昌「まだ負けたわけではありませぬ。左様な事を申すでありましたら、例え祖父君とは言えども容赦しませぬぞ。」
奥平貞勝「まぁ待て。早まるで無い。老いぼれの話を聞いてくれ。」
奥平貞昌「……。」
奥平貞勝「(奥平貞勝の息子であり貞昌の父である)貞能には手を焼いて来た。統治に問題があったわけでは無い。家臣とも良好な関係を築いていた。ただあいつは……。」
危ない橋を渡りたがる。
奥平貞勝「織田信長の時もそうであったし、今川から離れる時もそうであった。そして今回も……。援軍を期待する事が出来ない相手ばかりと手を組みたがっておった。家康から大きな見返りを。それもここで暮らしていたら一生手にする事が出来ない何かを見返りとして提示されたのであろう。全く以て愚かな事である。」
奥平貞昌「父を愚弄するのは!」
奥平貞勝「そうでは無い。其方の今後のための教訓を述べているだけである。息子の教育を間違えたのは私の責任。あいつが今川を離れ、徳川に降った時の条件を知っておる。牛久保に大沼。大給に北遠一帯地域であった事を。」
牛久保と大沼は今の豊川市。大給は豊田市。
奥平貞勝「実際はどうであった?何も変わらなかったであろう。その後、武田がやって来た。その時、家康はどうだった?助けに来る事は無かったであろう。それが現実だ。だから私は武田方に転属する事を決めた。あいつは反対したがな。そんなあいつに目を掛けた方が居た。山県様だ。山県様は貞能を先方衆から今の真田様のような位置にまで高めるべく、持っている武田の全てをあいつに授けようと鍛えていただいていた。それにも関わらずあいつは……私の教育が間違っていた。申し訳ない。」
奥平貞昌「山県様は今?」
奥平貞勝「お前。武田とは絶縁したのでは無いのか?徳川の一門になったのでは無いのか?お前の妻とお前の弟を見殺しにする形で?」
奥平貞昌「っんぐ!」
奥平貞勝「そんなお前のために山県様は武田勝頼様始め、武田の家臣が居並ぶ前で謝罪された。
『私が三河を守る事が出来なかった事が全ての原因です。奥平は裏切ったのではありません。私の不甲斐なさを見限っただけであります。』
と。」
奥平貞昌「山県様が……。でありますか?」
奥平貞勝「此度のいくさ。山県様による獅子奮迅の活躍により、このような状況になっている。お前にとっては不本意極まりない事であるとは思うが。山県様は今。何を言っても実現する事の出来る立場にある。その山県様が何と言ったと思う?」
奥平貞昌「お待ち下さい。」
奥平貞勝「何か気になる事でもあるのか?」
奥平貞昌「父は今。どうしています?」
奥平貞勝「山県の提案を聞かなくても良いのか?」
奥平貞昌「まだいくさは終わっていませぬ。」
奥平貞勝「そうか……。お前が望むのであれば話そう。ただ覚悟は出来ているか?」
奥平貞昌「もとより。」
奥平貞勝「私が実際に見た話では無い。ただ伝えられたことのみを話す。それで宜しいか?」
奥平貞昌「構いません。」
奥平貞勝「貞能はこの世にはいない。討ち死にを遂げた。場所は松山の観音堂。そこから松山を越え、鳶ヶ巣を奪い其方と合流する手筈となっていたそうな。」
奥平貞昌「父が単独で。でありますか?」
奥平貞勝「いや違う。貞能の他に酒井忠次と織田の鉄砲隊が行動を共にしていた。その数。数千に及んでいたとか。」
奥平貞昌「何故父は武田に?」
奥平貞勝「敗れた理由が聞きたいか?」
奥平貞昌「父の最期を知るためであります。」
奥平貞勝「理由の1つは武田の中に松山を越える道を知っている人物が居たから。その事を貞能が把握していなかった事が大きな原因である。」
奥平貞昌「あの道は山県も知らぬはず。」
奥平貞勝「あぁ山県様はおろか長篠に参陣している者の中で知っていたのは貞能だけであろう。」
奥平貞昌「では何故?」
奥平貞勝「長篠には居なかったが……武田領内には居た。菅沼正貞だ。」
奥平貞昌「内通を疑われ、小諸に幽閉されたあの……。」
奥平貞勝「前の長篠城主の菅沼だ。彼の情報が今の状況を産み出したと言っても過言では無い。尤もそれだけが原因では無いがな。」
奥平貞昌「と言われますと?」
奥平貞勝「山県様が言っていた。
『もし観音堂に集結した織田徳川の兵が万全の態勢であったら、我らは敗れていた。』
と。」
奥平貞昌「と言われますと?」
奥平貞勝「ほぼ丸腰だったそうな。武田がここに来るはずは無いと高を括っていたのであろう。」
奥平貞昌「何故そのような失態を父が?」
奥平貞勝「あいつに聞かなければわからぬ。ただこれはあいつの失態と言うよりは、効率を優先した織田の用兵が原因かも知れぬな。」
奥平貞昌「と言われますと?」
奥平貞勝「貞能から織田の機動力を聞いておろう。あれを実現させるためには重い武具を背負っては出来ぬ。武具を運ぶのは専門の者が担い、食糧は沿道の者から調達。勿論きちんと購入する形で。兵は着の身着のまま走るだけで良い状況にあるから出来る事。此度も武田が来る事の無い観音堂までの道中。その態勢を敷いたのであろう。それが武田に幸いし、織田徳川の誤算に繋がった。そこで織田徳川の部隊は壊滅。酒井もそこで……。」
と申すか。なぁに心配するに及ばぬ。私はただ孫の顔を見に来ただけの事である。」
武田勝頼が長篠城への使者に任命した人物。それは、徳川方として長篠城を守っている奥平貞昌の祖父奥平貞勝。
少し前。
山県昌景「貞勝を用いるのか?」
高坂昌信「はい。先年の奥平貞能が一族郎党の大半を引き連れ徳川に寝返った際、その誘いには乗らず。我が陣営に留まった貞能の父貞勝であります。」
山県昌景「『絶縁状態にある。』
と聞いているが。」
高坂昌信「本気でそう思っています?」
山県昌景「家名を残すための方便に決まっておろう。」
高坂昌信「はい。奥平一族はかつて今川義元の三河進出に対抗する織田信長の調略により、家中の分裂を経験しています。その時、義元に従ったのが貞勝で信長の誘いに乗ったのが貞能でありました。結果は今川が勝利。その際、貞勝は敗者の側に立たされた息子の貞能を高野山に逃がした上。頃合いを見計らって義元に謝罪。許された貞能は何事も無かったかのように作手への帰還を果たしています。」
山県昌景「今回の仲違いも同様の方式を採ったと考えて。」
高坂昌信「間違いありません。」
山県昌景「それであるならば尚の事許すわけにはいかないのだが。」
高坂昌信「実行役は貞昌の父貞能であります。」
山県昌景「しかも菅沼正貞から託されている長篠の城と民を抱えている……。城外に引きずり出す事が出来れば……。」
高坂昌信「許すのでしょう?」
山県昌景「わかっている。」
高坂昌信「軍議の席で
『我が意を得たり。』
の質問が飛んだ時、乗ってはなりませんよ。」
山県昌景「1つだけ聞いていいか?」
高坂昌信「何でしょうか?」
山県昌景「菅沼正貞が言っていた長篠城の弱点を教えてくれ。」
高坂昌信「意見を翻す気満々でありますね。」
山県昌景「今後の防衛の事を考えての事である。」
高坂昌信「なら城を手に入れてからで宜しいでしょう。」
山県昌景「俺だってあの城を歩き回ったのだぞ。徳川の手に渡ってから、その弱点はあらかた埋められているような気がしてならぬ。唯一残っていたのが兵糧庫ぐらい。」
高坂昌信「聞いて考えを変える事はありませんね?」
山県昌景「約束する。」
高坂昌信「答えは簡単です。堅固過ぎるが故、要所を抑えられたら最後。城から外へ脱出する事が出来ない。それだけであります。ですので解決を図るのでありましたら包囲を解いて、外へ誘き出すしかありません。しかしその可能性も無くなりました。何故なら長篠城を救う援軍は全てここを去ってしまったのでありますから。つまり……。」
山県昌景「兵糧攻めを続けるしかない。」
高坂昌信「ですので貞勝に託しましょう。」
長篠城。
奥平貞勝「私がここに来た理由はわかっておろう。」
奥平貞昌「まだ負けたわけではありませぬ。左様な事を申すでありましたら、例え祖父君とは言えども容赦しませぬぞ。」
奥平貞勝「まぁ待て。早まるで無い。老いぼれの話を聞いてくれ。」
奥平貞昌「……。」
奥平貞勝「(奥平貞勝の息子であり貞昌の父である)貞能には手を焼いて来た。統治に問題があったわけでは無い。家臣とも良好な関係を築いていた。ただあいつは……。」
危ない橋を渡りたがる。
奥平貞勝「織田信長の時もそうであったし、今川から離れる時もそうであった。そして今回も……。援軍を期待する事が出来ない相手ばかりと手を組みたがっておった。家康から大きな見返りを。それもここで暮らしていたら一生手にする事が出来ない何かを見返りとして提示されたのであろう。全く以て愚かな事である。」
奥平貞昌「父を愚弄するのは!」
奥平貞勝「そうでは無い。其方の今後のための教訓を述べているだけである。息子の教育を間違えたのは私の責任。あいつが今川を離れ、徳川に降った時の条件を知っておる。牛久保に大沼。大給に北遠一帯地域であった事を。」
牛久保と大沼は今の豊川市。大給は豊田市。
奥平貞勝「実際はどうであった?何も変わらなかったであろう。その後、武田がやって来た。その時、家康はどうだった?助けに来る事は無かったであろう。それが現実だ。だから私は武田方に転属する事を決めた。あいつは反対したがな。そんなあいつに目を掛けた方が居た。山県様だ。山県様は貞能を先方衆から今の真田様のような位置にまで高めるべく、持っている武田の全てをあいつに授けようと鍛えていただいていた。それにも関わらずあいつは……私の教育が間違っていた。申し訳ない。」
奥平貞昌「山県様は今?」
奥平貞勝「お前。武田とは絶縁したのでは無いのか?徳川の一門になったのでは無いのか?お前の妻とお前の弟を見殺しにする形で?」
奥平貞昌「っんぐ!」
奥平貞勝「そんなお前のために山県様は武田勝頼様始め、武田の家臣が居並ぶ前で謝罪された。
『私が三河を守る事が出来なかった事が全ての原因です。奥平は裏切ったのではありません。私の不甲斐なさを見限っただけであります。』
と。」
奥平貞昌「山県様が……。でありますか?」
奥平貞勝「此度のいくさ。山県様による獅子奮迅の活躍により、このような状況になっている。お前にとっては不本意極まりない事であるとは思うが。山県様は今。何を言っても実現する事の出来る立場にある。その山県様が何と言ったと思う?」
奥平貞昌「お待ち下さい。」
奥平貞勝「何か気になる事でもあるのか?」
奥平貞昌「父は今。どうしています?」
奥平貞勝「山県の提案を聞かなくても良いのか?」
奥平貞昌「まだいくさは終わっていませぬ。」
奥平貞勝「そうか……。お前が望むのであれば話そう。ただ覚悟は出来ているか?」
奥平貞昌「もとより。」
奥平貞勝「私が実際に見た話では無い。ただ伝えられたことのみを話す。それで宜しいか?」
奥平貞昌「構いません。」
奥平貞勝「貞能はこの世にはいない。討ち死にを遂げた。場所は松山の観音堂。そこから松山を越え、鳶ヶ巣を奪い其方と合流する手筈となっていたそうな。」
奥平貞昌「父が単独で。でありますか?」
奥平貞勝「いや違う。貞能の他に酒井忠次と織田の鉄砲隊が行動を共にしていた。その数。数千に及んでいたとか。」
奥平貞昌「何故父は武田に?」
奥平貞勝「敗れた理由が聞きたいか?」
奥平貞昌「父の最期を知るためであります。」
奥平貞勝「理由の1つは武田の中に松山を越える道を知っている人物が居たから。その事を貞能が把握していなかった事が大きな原因である。」
奥平貞昌「あの道は山県も知らぬはず。」
奥平貞勝「あぁ山県様はおろか長篠に参陣している者の中で知っていたのは貞能だけであろう。」
奥平貞昌「では何故?」
奥平貞勝「長篠には居なかったが……武田領内には居た。菅沼正貞だ。」
奥平貞昌「内通を疑われ、小諸に幽閉されたあの……。」
奥平貞勝「前の長篠城主の菅沼だ。彼の情報が今の状況を産み出したと言っても過言では無い。尤もそれだけが原因では無いがな。」
奥平貞昌「と言われますと?」
奥平貞勝「山県様が言っていた。
『もし観音堂に集結した織田徳川の兵が万全の態勢であったら、我らは敗れていた。』
と。」
奥平貞昌「と言われますと?」
奥平貞勝「ほぼ丸腰だったそうな。武田がここに来るはずは無いと高を括っていたのであろう。」
奥平貞昌「何故そのような失態を父が?」
奥平貞勝「あいつに聞かなければわからぬ。ただこれはあいつの失態と言うよりは、効率を優先した織田の用兵が原因かも知れぬな。」
奥平貞昌「と言われますと?」
奥平貞勝「貞能から織田の機動力を聞いておろう。あれを実現させるためには重い武具を背負っては出来ぬ。武具を運ぶのは専門の者が担い、食糧は沿道の者から調達。勿論きちんと購入する形で。兵は着の身着のまま走るだけで良い状況にあるから出来る事。此度も武田が来る事の無い観音堂までの道中。その態勢を敷いたのであろう。それが武田に幸いし、織田徳川の誤算に繋がった。そこで織田徳川の部隊は壊滅。酒井もそこで……。」
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