270 / 318
滝川一益
しおりを挟む
馬場信春「織田の水軍は九鬼だけではありません。」
滝川一益。
馬場信春「滝川一益は近江甲賀の出で最初六角氏に仕えていたとか。しかし一益は博打好き。これが高じて様々な不行跡を働いた結果。一族から排斥され近江での居場所を失う羽目に遭いました。その後彼が身を寄せたのが尾張国津島。そこで信長に見出され、持ち前の鉄砲の腕前により功績を積み重ねた結果。長島を始めとした北伊勢5郡を束ねるに至った人物であります。」
山県昌景「小浜の話によりますと九鬼と織田を繋いだのは滝川であったとの事であります。」
馬場信春「長島の陥落は、滝川と九鬼が持つ水軍による海上封鎖が大きかったと聞いています。」
私(武田勝頼)「滝川と九鬼を取り除く事は?」
山県昌景「小浜の水軍だけでは出来ません。船の数が足りません。」
私(武田勝頼)「伊勢の中で調略可能な者は?」
山県昌景「北伊勢は滝川が。志摩は九鬼が。そして南伊勢は織田信雄の粛清により、北畠勢力は壊滅しています。」
高坂昌信「熊野の方々は?」
山県昌景「我ら同様船の数が足りません。加えて熊野は陸路から攻撃される危険もあります。熊野の土地を守るのに手一杯であります。」
内藤昌豊「そうなりますと我らと徳川で尾張と相対すしかありませんね。」
山県昌景「越前に石山。そして西国と織田の兵が分散されてはいますが、1つ1つの部隊そのものが大きい。時間を掛ければ掛ける程不利になるのは我ら。危険な賭けになってしまいます。」
穴山信君「少し宜しいでしょうか?」
馬場信春「お願いします。」
穴山信君「皆様の希望は織田の内、尾張に居る者だけを相手にしたい。この解釈で間違っていないでしょうか?」
山県昌景「その通りであります。」
穴山信君「その際、長島に通じる海を我ら有利な状況で展開したいと考えている。これに付きましても……。」
馬場信春「間違っていません。」
穴山信君「可能であれば、織田の内。尾張に美濃。そして伊勢の中から協力者を出したい。それも名のある人物を。で宜しいでしょうか?」
高坂昌信「何処か心当たりが?」
穴山信君「今回、徳川と和睦するにあたり様々な方々と話す機会を得ました。徳川信康に今川氏真。石川数正に家成。そして大久保忠世と……。彼らとの会話の中で、織田家中について新たな情報を得る事が出来ました。」
私(武田勝頼)「織田の中で信雄の事を良く思っていない者が居る?」
穴山信君「試す価値がある人物はいます。ここからは皆様にお願いがあります。」
滝川一益。
馬場信春「滝川一益は近江甲賀の出で最初六角氏に仕えていたとか。しかし一益は博打好き。これが高じて様々な不行跡を働いた結果。一族から排斥され近江での居場所を失う羽目に遭いました。その後彼が身を寄せたのが尾張国津島。そこで信長に見出され、持ち前の鉄砲の腕前により功績を積み重ねた結果。長島を始めとした北伊勢5郡を束ねるに至った人物であります。」
山県昌景「小浜の話によりますと九鬼と織田を繋いだのは滝川であったとの事であります。」
馬場信春「長島の陥落は、滝川と九鬼が持つ水軍による海上封鎖が大きかったと聞いています。」
私(武田勝頼)「滝川と九鬼を取り除く事は?」
山県昌景「小浜の水軍だけでは出来ません。船の数が足りません。」
私(武田勝頼)「伊勢の中で調略可能な者は?」
山県昌景「北伊勢は滝川が。志摩は九鬼が。そして南伊勢は織田信雄の粛清により、北畠勢力は壊滅しています。」
高坂昌信「熊野の方々は?」
山県昌景「我ら同様船の数が足りません。加えて熊野は陸路から攻撃される危険もあります。熊野の土地を守るのに手一杯であります。」
内藤昌豊「そうなりますと我らと徳川で尾張と相対すしかありませんね。」
山県昌景「越前に石山。そして西国と織田の兵が分散されてはいますが、1つ1つの部隊そのものが大きい。時間を掛ければ掛ける程不利になるのは我ら。危険な賭けになってしまいます。」
穴山信君「少し宜しいでしょうか?」
馬場信春「お願いします。」
穴山信君「皆様の希望は織田の内、尾張に居る者だけを相手にしたい。この解釈で間違っていないでしょうか?」
山県昌景「その通りであります。」
穴山信君「その際、長島に通じる海を我ら有利な状況で展開したいと考えている。これに付きましても……。」
馬場信春「間違っていません。」
穴山信君「可能であれば、織田の内。尾張に美濃。そして伊勢の中から協力者を出したい。それも名のある人物を。で宜しいでしょうか?」
高坂昌信「何処か心当たりが?」
穴山信君「今回、徳川と和睦するにあたり様々な方々と話す機会を得ました。徳川信康に今川氏真。石川数正に家成。そして大久保忠世と……。彼らとの会話の中で、織田家中について新たな情報を得る事が出来ました。」
私(武田勝頼)「織田の中で信雄の事を良く思っていない者が居る?」
穴山信君「試す価値がある人物はいます。ここからは皆様にお願いがあります。」
0
あなたにおすすめの小説
転生したらスキル転生って・・・!?
ノトア
ファンタジー
世界に危機が訪れて転生することに・・・。
〜あれ?ここは何処?〜
転生した場所は森の中・・・右も左も分からない状態ですが、天然?な女神にサポートされながらも何とか生きて行きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初めて書くので、誤字脱字や違和感はご了承ください。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
16世紀のオデュッセイア
尾方佐羽
歴史・時代
【第13章を夏ごろからスタート予定です】世界の海が人と船で結ばれていく16世紀の遥かな旅の物語です。
12章は16世紀後半のフランスが舞台になっています。
※このお話は史実を参考にしたフィクションです。
扱いの悪い勇者パーティを啖呵切って離脱した俺、辺境で美女たちと国を作ったらいつの間にか国もハーレムも大陸最強になっていた。
みにぶた🐽
ファンタジー
いいねありがとうございます!反応あるも励みになります。
勇者パーティから“手柄横取り”でパーティ離脱した俺に残ったのは、地球の本を召喚し、読み終えた物語を魔法として再現できるチートスキル《幻想書庫》だけ。
辺境の獣人少女を助けた俺は、物語魔法で水を引き、結界を張り、知恵と技術で開拓村を発展させていく。やがてエルフや元貴族も加わり、村は多種族共和国へ――そして、旧王国と勇者が再び迫る。
だが俺には『三国志』も『孫子』も『トロイの木馬』もある。折伏し、仲間に変える――物語で世界をひっくり返す成り上がり建国譚、開幕!
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
社畜の異世界再出発
U65
ファンタジー
社畜、気づけば異世界の赤ちゃんでした――!?
ブラック企業に心身を削られ、人生リタイアした社畜が目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界。
前世では死ぬほど働いた。今度は、笑って生きたい。
けれどこの世界、穏やかに生きるには……ちょっと強くなる必要があるらしい。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる