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仲良し少女の恋愛相談
仲良し少女の恋愛相談
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私は今。心音とキスをしている。
周りに何もない、平坦とした暖かい場所で。
始まりはハグからだった。
体感的に、十分程ハグをして。
その後に、ずーっとキスをし続けている。
唇を合わせて、彼女の温度を感じている。
口端から漏れ出る息が官能的で。
私の心の内を、すごくすごく熱くさせる。
私の頬を両手で押さえてくる心音に対抗するように、私も彼女の両頬に触れる。
呼吸が苦しくなってきて、口を少し離そうとしても。
心音は私を離してくれなくて。
そんなキスに執心な心音が、とても可愛くて。
自身の舌を彼女の舌に絡めようと──
※※※※※※
……そういう夢だった。
起きて。そして今、心臓がドキドキしている。
ムクリと起き上がり、頭を振って頭を覚醒させる。
…………。
私。なんて夢見てるんだ……。
心音とのキス。そして最後には舌を……。
そんなにキスしたい欲が大きかった?
心音のことがそんなに好きなの?
その事実に驚きつつも、最後までその夢を見たかったと思うあたり、やっぱりキスをしたくて、心音のことがそれほどまでに好きなのかな。
私の心の中は、自分でもよくわかっていないくらいに、不思議なもので満ち溢れている。
好きって感情すら理解できなかった私に、好きな人ができて。
今。こんな夢を見てしまって。
人の心は案外簡単に変わってしまうものなのかもしれない。
……それって、私だけなのかな。
思いながら、起き上がりカーテンを開ける。
朝の七時に窓から差し込む光は爽やかだ。
その光に、目を細めながらも背を向ける。
クローゼットにかけた制服を取り出して。
パジャマを脱いで、それを着衣する。
いつも登校するのは八時だけど。
ちょっと、準備するの早すぎたかな。
憂鬱な月曜日も、今日はなぜだか晴れやかで。
学校に行くのがとても楽しみに感じてしまっている。
こんなこと今まで思ったことないのに。
それも。やっぱり心音がいるからで……。
「……心音」
心の中では何度でも言えるのに、口に出してみると恥ずかしい。
会った時。ちゃんと名前で呼べるかな。
周りに何もない、平坦とした暖かい場所で。
始まりはハグからだった。
体感的に、十分程ハグをして。
その後に、ずーっとキスをし続けている。
唇を合わせて、彼女の温度を感じている。
口端から漏れ出る息が官能的で。
私の心の内を、すごくすごく熱くさせる。
私の頬を両手で押さえてくる心音に対抗するように、私も彼女の両頬に触れる。
呼吸が苦しくなってきて、口を少し離そうとしても。
心音は私を離してくれなくて。
そんなキスに執心な心音が、とても可愛くて。
自身の舌を彼女の舌に絡めようと──
※※※※※※
……そういう夢だった。
起きて。そして今、心臓がドキドキしている。
ムクリと起き上がり、頭を振って頭を覚醒させる。
…………。
私。なんて夢見てるんだ……。
心音とのキス。そして最後には舌を……。
そんなにキスしたい欲が大きかった?
心音のことがそんなに好きなの?
その事実に驚きつつも、最後までその夢を見たかったと思うあたり、やっぱりキスをしたくて、心音のことがそれほどまでに好きなのかな。
私の心の中は、自分でもよくわかっていないくらいに、不思議なもので満ち溢れている。
好きって感情すら理解できなかった私に、好きな人ができて。
今。こんな夢を見てしまって。
人の心は案外簡単に変わってしまうものなのかもしれない。
……それって、私だけなのかな。
思いながら、起き上がりカーテンを開ける。
朝の七時に窓から差し込む光は爽やかだ。
その光に、目を細めながらも背を向ける。
クローゼットにかけた制服を取り出して。
パジャマを脱いで、それを着衣する。
いつも登校するのは八時だけど。
ちょっと、準備するの早すぎたかな。
憂鬱な月曜日も、今日はなぜだか晴れやかで。
学校に行くのがとても楽しみに感じてしまっている。
こんなこと今まで思ったことないのに。
それも。やっぱり心音がいるからで……。
「……心音」
心の中では何度でも言えるのに、口に出してみると恥ずかしい。
会った時。ちゃんと名前で呼べるかな。
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